京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-10-18 09:21:12 | 日記

今日の季節七二候では「コウロギ」が泣きだす日。
貧乏時計師も鳴いています。ピ~ピ~!
「時計師が泣きだす時間」

また水曜日台風がやってきそうです。来週火曜日の「時代祭」「鞍馬の火祭り」開催が心配になってきました。
特に「鞍馬の火祭り」では火を使うお祭だけに火災が心配ですにゃ~!

最近の台風被害でお出かけ修理の中止が続いています。来週も無理か?
経営は火の車!
ちなみにとなりは自転車屋さんだけど時計屋さんの「自転車操業」ほうが有名になってきました!
なかなか倒れないのが洛北の7不思議。

そんなときには「神頼み」
写真はバセロン・コンスタンチン。クオーツ、18金。高~い時計。

近年カルチェの「リシュモングループ」傘下入り後、「バセロン・コンスタンタン」とフランス語読みになってしまいました。
この時計はまだ傘下入り前のモデルなので馴染みのある「コンスタンチン」と呼んで良いでしょうか?
尾錠まで「マルタ十字」こだわりのデザイン。こんな時計に出会えて「うれし泣き時間」です。


掛時計のクオーツ機械交換。
市販品の針が気に入らないので「おたまじゃくし針」を造りました。
デザインから起こして1時間ほどかかる。機械交換料金が3000円。
「このクソ忙しい時に何をしているんじゃ~!」
心の声がとがめるが、気に入らない針をお客様に渡すのはもっと嫌だ。

40年ほど前のデザインなので文字盤全体が小さく置き時計も面積しかない。
掛時計に要求されるのは分針と時針が瞬時に区別できることだ。
そこで時針を「おたまじゃくし針」、分針を「ペンシル針」にします。

秒針は動いていることを確認するだけの役割なので限りなく細く造りました。
その後、針にかまけていたので「しごと」が山のように残って泣きました。

夕方、18度に下がってきた気温の中で寒さに震えながらチェロを弾いていると「共産党」がやってきた!
私のチェロ「ノコギリ号」のキ~キ~音でそんな人たちまで呼び込む!
なんと季節外れの「消費税増税反対」の署名活動の依頼でした。
「まだ続けていてはるにゃね~!」感心する時計師オヤジです。

10%までの増税は一直線に進むことが設定済みでしょう。
福島浜通りの地下水汚染のようなもので増加は織り込み済みと思って心の準備をしています。

まだしつこく抵抗している人がいるのには驚いた。
「小泉新党」が出来そうです。人気急降下の「維新の会」のかわりに自民党バッファー党が出来そうだ。
「原発ゼロ」「消費税増税反対」をテーマに「小泉新党」が主張してくるでしょう。
人気の共産党とかぶることで票を集める戦略。
選挙前に台風のようにやってきそうだ。
共産党の皆さんは足元を飛ばされないようにご注意!

彼の構造改革・経済政策のおかげで私がいた会社は貸しはがしで潰れた。
台風と同じ、進路や末路が予測できたのでいち早く逃げられた。
災害を最小限に抑えられましたが辛い思い出です。

タケナカ・金融庁が「UFJ銀行」いじめを繰り返しやったことが拍車をかけた。
「財務省官僚」のいじめと賀茂川の水はなくならない。


「高野聖」泉鏡花、角川文庫438円。
懐かしい怖さが楽しめます!
「小泉・タケナカ」コンビの怖さを経験した後では少々のことでは怖くない。
お勧め!

今後、東京以外の地方はこの物語ような閑散とした風景が戻ってくるでしょう。
さらに怖さが進化した地方都市。
竹の子のように出てきた大型スーパー。ゲームコーナーでは絶望した暗い目をした少年達が付帯設備のようにフワフワと湧いてくる。
定期的に同じ目をした若者が通学児童の列に飛び込む。
これからこんな「地方文化」が定着していくでしょう。

「共産党」の人たちもいつの日にか消え懐かしい思い出の一こまに閉じ込められるのでしょうね~。しみじみ~と「社会党のようになるのは時間の問題?」
時計師は泣きたくなります。

チェロの練習は6時頃から始めています。
消費税増税反対の署名は一応、書いておきました!皆様もご協力お願いします。


























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