挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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「10月期の期待したいドラマ」

2008-09-19 02:02:40 | ドラマ・映画
「10月期の期待したいドラマ」

(1)イノセント・ラヴ

10月20日スタートと正式公表された。最も番宣効果がある13日をずらしたのは痛い。理由は分からないが制作期間が長すぎるのはあまりいいことでもない。

「ラスト・フレンズ」で失速した挽回を期すため、シナリオライターに対して従来にない余裕を持たせて制作に入った印象は持っている。

しかし、初回開始が撮影開始から一ヶ月半もあるのは演出プランか、シナリオの直しに苦労しているのではないかと疑いたくなる。

問題があるとすれば、主演堀北真希、準主役北川悠仁。堀北真希は恋愛感情表現が唯一未だ不十分。北川君は演技が未知数。

この二点を演出でカバーするのに苦労しているのかもしれない。

あるいは、アテガキが裏目に出て実際に演技してもらったところ本人も演技しにくくドラマのキャラクターと違って見えてしまって、急遽直しをしているのかもしれない。

キャスティングで問題があるとすれば、回こどの豪華出演陣のスケジュールが抑えられなかったのかもしれない。

また、シナリオも直しで揺れている可能性がある。ベテランライターは3日で1話を書くと聞くので、この長期間の制作は大きな不安材料になった。

なお、大抵3話までくらいの視聴率と視聴者の反応でその後のシナリオが書き換えられていくので、開始が遅れた分、時間切れで「ラスト・フレンズ」のような評判の悪いラストになる可能性も否定できなくなってきた。

ここのところの月9の制作は異例な作りをしているので、ここまで制作期間が伸びると取れるシーンは数話以上取り溜めするかもしれない。

その後に視聴者の反応でシナリオの直しと撮影のし直し、編集という後半はかなりきついスケジュールが予想される。

とにかく発表が早かっただけに、初回の開始日がずれ込んだのは意外だった。これで全9話が基本で、年末番組を一つ潰して全10話までのドラマになるのだろう。

「鉄板少女アカネ」までおかしくはならないだろうが、ドラマの出来がどうなるかは初回の印象で大体想像できるような気がする。

(2)流星の絆

何が不安かと言えば、クドカン脚本という点。これが舞台なら楽しみと一言かけるがドラマとなるとクドカンは遊びすぎる。

既に林ジョージなる原作にない原作に引っ掛けたネーミングの配役がある。

「コード・ブルー」で演技力を増した戸田恵里香が楽しみだが、ストーリーとしては現在判明しているものでは11回やるためには足りない。

笑いあり…という点で伸ばすとするとやはり不安は拭えない。

(3)チーム・バチスタの栄光

これは主演の伊藤淳史次第のドラマ。

相手役に主演ができる仲村トオルが配されているのが気がかりなドラマ。

そして、原作と違って麻酔医が犯人ではないとしている点でどうミステリーとして組み立ててくるか。

(4)風のガーデン

これはじんわりと面白いドラマと思う。展開の早さより人の心の動きに重点が置かれたドラマになると思っている。

(5)小児救命

現在起こっている問題をどうストーリーに落とすか、それ次第のドラマ。



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