挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

NHK木曜時代劇「陽炎の辻」とNHK教育「ウィキッド」劇団四季

2007-08-30 21:58:22 | ドラマ・映画
NHK木曜時代劇「陽炎の辻」
山本耕史主演でドラマを作ったら前2作と比較するのは酷だろう。このドラマも若手シナリオライターを途中起用して話しを作った分、粗が前2作と同様見える。

しかし、他の出演者が前2作より演技がいい分その粗が埋まってしまう。主人公である山本君も「レ・ミゼラブル」マリウス役での出演など舞台経験が豊富になり以前よりかなり演技に重みがでるようになった。いい俳優になったものである。

そして、野村佑香さんが2カット出ていた。と書いても分からない人もいるだろうが、その昔「チャイドル」と呼ばれた彼女も大きくなったなというのが感想だ。

2カットで演技の善し悪しは言えないが、前田愛さんとともに女優として活躍して欲しい一人だ。

もっとも、一足早く前田愛さんは「女帝」で復活の兆しが見えている。
後は、野村佑香さんと考えている。

「ウィキッド」劇団四季
本日NHK教育テレビの再放送で沼尾みゆきさんが出て、「ウィキッド」の舞台裏が
紹介されていました。今の舞台とかなり違って見えて新鮮ですが、現在の舞台の方がバランスがいい舞台です。

「ツインピークス」

2007-08-29 23:10:08 | ドラマ・映画
「ツインピークス」
とあるところで、思い出したドラマ。当時は凄い人気でビデオを借りるのもできないほど。そして、昨年dvdになったものを買って見たが途中から?となった。時代で面白いドラマだったんだなぁというのが今の感想だ。

堀北真希「花ざかりの君たちへ ~イケメン♂パラダイス~」

2007-08-28 22:15:12 | ドラマ・映画
堀北真希「花ざかりの君たちへ ~イケメン♂パラダイス~」
今回の話しは残念ながらうまく転がせなかった。簡単に改心する嫌な教師という話しは設定からするともう少し転がし方があったのではないだろうか。

例えば、ライヴハウスなど今時の高校生は行っていておかしくないのだから、話しの初めに持ってきて稲垣悟郎に踏み込ませ中津あたりを停学。そこから、次の展開とか、あるいはテストで赤点で留年をちらつかせる話しからの展開。

いずれにしても、話しの流れはありきたりのシーンか思い切ったシーンかいずれかだろう。カンニングという濡れ衣はどうとでもとれるのでちょっと中途半端だ。

とはいえ、ラストに中津に瑞希が女だと気づかせた終わりでドラマのラストの繋ぎとしては良かった。


「ファーストキス」

2007-08-27 22:39:27 | ドラマ・映画
「ファーストキス」
うーん、計算し過ぎだなあ…というのが感想で。なぜここまで難しく作る必要があるんだろうか。

素直に井上真央の恋と兄貴の物語で書いても十分面白い設定だと感じるが、懲りすぎて肩が凝るストーリーになっているのと逆にラストシーンでひっくり返すのが途中で分かりやすくなってしまっている。

特に兄貴があまり成長しないストーリーなのも勿体無い。妹と兄がお互いにぶつかり合いながら成長するストーリーならかなり泣けるドラマになったのではないだろうか。

なんとなく話しを延ばすためのストーリーになってしまっている。

「ウィキッド」劇団四季



北乃きい「ライフ」と9回目劇団四季「ウィキッド」

2007-08-25 23:12:50 | ドラマ・映画
「ライフ」
相変わらず気持ちが悪いドラマだ。主人公が啖呵を切ってもいじめ相手が何のダメージも受けなくてはカタルシスがない。しかも、次々ストーリーが読めるようになっているのも飽きれる。

よくこれだけマイナスなストーリーだらけのシナリオがかけるなと感じる。コミックでもこんなストーリーなのかもしれないが、漫画で読むのと実写で見るのでは印象がかなり違うことは考慮すべきだろう。

また、子供の支持がこのストーリーで高いのも気になるし、こんな時間までドラマを見せてる家庭も気になるが。
ここまで、実際に起こっているかのような描写を見なければ、いじめが悪いと気づけないものだろうか。このドラマはまったくいじめの何かを訴えかけるドラマには見えない。

それから、一人空回りする教師と一人利用される教師。保身に走るばかりの教師たちと一体この学校はどんな学校だろう。マイナスイオンだらけの生徒に教師でマイナスイオンが体中にたまるドラマだ。

そして、飛び降り。救いは助かったことだろうが、そこまでシーンは必要だったろうか。
いじめに立ち向かうストーリーなら、少しづついじめる側の人間からいじめをたしなめる側の人間が増えるストーリーにすれば毎回カタルシスがあるドラマになっただろう。

「ウイキッド」
9回目に行ってきました。開幕2ヶ月半でもかわらないスタンディング。



前田愛「女帝」と「山田太郎ものがたり」と劇団四季「ウィキッド」

2007-08-24 23:04:02 | ドラマ・映画
前田愛「女帝」
脇で誰よりも光った演技をし、完全に主役の加藤ローサの演技を喰っている。これで次のドラマを使いたくならないプロデューサーがいたらドラマ制作者としては失格だろう。

さて、ほんの4年くらい前に「ラヴ・レターズ」という朗読劇で観たときは感情表現が不安定だったが、あの朗読がいい経験になったのかもしれない。素敵な女性になったとともに素敵な女優さんとしても帰ってきたようだ。

「山田太郎ものがたり」
二宮君の評価が高いのが個人的には…。まあ、好き嫌いの範疇かもしれないしそれは置いておくが、なんだかなぁこのドラマ。

シナリオが面白さをどこかに飛ばしてるように見える。一話完結なのか、ストーリーで毎回続けるのか中途半端なドラマだ。

父親の絵の才能と山田太郎の才能という二つの要素があるなら、この二つを軸に話しを展開した方が視聴者は見やすかったと感じる。その中で恋愛があっても良いがあくまでも軽い脇の話しに私ならしたと思う。

「ウイキッド」
さて、こちらは明日9回目に行きます。開幕2ヶ月半でこれだけ行っている人間は少ないだろう。



劇団四季「ウィキッド」

2007-08-23 23:08:29 | ドラマ・映画
「ウィキッド」
このところ、ここで話題にしているミュージカル。何せ既に8回も観て飽きないミュージカルだ。

このミュージカルの良いところは不幸を背負って生きてきた女の子が、曲がったことが嫌いで真っ直ぐに生きていこうするところ。

そのために、悪い魔女のレッテルまで貼られながら、自分の汚名より人々のために偶像としての良い魔女を引き立てる道を選ぶストーリーは何度観てもなけてくる。

ということで、この調子で通うのは今のキャストでいる間だけと思っている。他にメインキャストを出来るのは限られているからだが。さて、後何回行くか。

まったく四季の回し者になってしまっている。



堀北真希「花ざかりの君たちへ ~イケメン♂パラダイス~」

2007-08-22 21:25:05 | ドラマ・映画
堀北真希「花ざかりの君たちへ ~イケメン♂パラダイス~」
堀北真希はいいドラマに出たものだ。今シーズン一番のドラマくじを引き当て、来期はともかく近いシーズンのドラマもほぼ確定だろう(NHKは除いて)。「鉄板少女…」はシナリオの問題、今シーズンの男役は堀北真希自身しっかり演じきれていないながら、シナリオがドラマの骨を外していないことで良い視聴率を弾き出している。

それでも、このドラマは女優としての勉強という点では役に立っているだろう。将来楽しみな大物天才女優である。

残るは未完の大器「長澤まさみ」。本人の演技力、シナリオともに…といいたくなるが、今度の「ガンジス川…」はどうだろう。舞台シナリオならもってこいのクドカンだが、ドラマは外すのが得意ときている。

個人的にはやはり「未完の大器」なのは確かと思っているだけに、せめてセリフに感情を乗せることとはどういうことか考え出して欲しいと願っている。次のドラマがそのキッカケになればいいが。

「ウィキッド」劇団四季お勧め



「ファーストキス」

2007-08-20 21:15:57 | ドラマ・映画
「ファーストキス」
どうなんだろうなあ。急な展開に無理がある。面白い確執が隠れていたのにこんなに遅く展開に出してきたのはどうしてだろう。

多分、思いつくのが遅れたのだろう。
それは置いておくとしても色々ともったいないドラマだ。
いい話の種をこれだけちりばめると10話なり11話では納まりきれないドラマになる。背骨が無い魚のような感じがするドラマになってきている。

個人的にはちらちら最初に出していた松雪泰子の話しを膨らませたいが、井上真央を主人公として使うならあの確執をだすべきではなかったろう。
このドラマの背骨としては最初から平岡くんとの恋愛を中心に展開すべきだったろう。

それから、井上真央の演技の気になる点がようやく分かった。「目配り」が一番考えるところだ。
平岡君と仲直りのシーンで近くから携帯で会話をするシーン。普通に違和感を感じた。とりあえず、自分でやってみたがやはり目の動きが違う。平岡君の目配りを井上真央がVで確認して勉強すると表情にバリエーションが出るだろう。

それだけで、ドラマの雰囲気がかなり違ってくる。

「ウィキッド」劇団四季お勧め



「パパとムスメの7日間 」

2007-08-19 21:31:29 | ドラマ・映画
「パパとムスメの7日間 」
これは何がテーマのドラマだったのかなという感想。最終話だけで物事を全部片付けるには無理があるだろう。どうやら最初から七話で終わる予定だったらしいがそれなら、もう少し社長や父親の変化を丁寧に書くべきだったと思う。

シナリオの問題抜きでこのドラマを面白く見せていたのは一重に舘ひろしの見た事のない演技だろう。
その意味で新垣結衣にとってこのドラマはプラスでもマイナスでもないドラマになってしまった。
折角の連ドラのメインだというのに個人的には残念なキャラクターだった。
「ドラゴン桜」と「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」の変化は本人の可能性を見せていた。
それがあったので、このドラマには相当期待していただけに残念なドラマだった。


さて、「ウィキッド」。お勧めミュージカルといことで当分は四季の回し者ということでブログパーツで使用します。