挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「デトロイト・メタル・シティ」と「ハムナプトラ3」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-08-31 08:16:00 | ドラマ・映画
「デトロイト・メタル・シティ」

原作ファンならそれなりに楽しめる映画かもしれない。コメディらしいが、前振りがわかりやすいので笑いのネタがほとんど先読みできるのが痛い映画だ。

個別のキャラクターで楽しむなら、松雪泰子が一番面白い。テレビでは絶対に言えない言葉を気持ちよく連発する。

残念なのが加藤ローサ。ヒロインとしては地味なため素顔のときの松山ケンイチとのつりあいが取れてしまい、あこがれの人としてはインパクトがなかった。

その辺のバランスがうまくいけばもう少し面白い映画に思えた。



「ハムナプトラ3」

一作目が一番わくわくさせてくれた映画だ。二作目以降は少しずつ面白さが消えこの作品では最後に呆然とする。

古代をテーマにした作品なのだから、それから離れた話にしなかった方が面白い映画に感じた。

昔のとある国をイメージさせる軍隊の衣装も興ざめの原因になっている。途中までは、古代の話しをイメージさせていたのだから敵方があの衣装はなかっただろう。

期待が先行したために、唐突に部族が出てきて大した出来事がなくラストに突入したのは失望を大きくした。

時間とお金に余裕がある方は見に行ってもいいだろう。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

フジテレビ「イノセント・ラヴ(仮)」宣伝ブログと化しているのを承知で書いている(笑)

今日はドラマがなかったので無理やりネタとして初回のシナリオを想像してみる。

フジテレビで公開されているストーリーから考えると以下のように思える。

1.事件
 両親が殺され、その場にたちつくす兄秋山耀司。その姿を見ている秋山佳音。

 このシーンは回想で表現される可能性もあるが、効果から考えるとシーンの最初にもってくると考えられる。

2.7年後の秋山佳音
 周囲からの冷たい目。上京する決意。瀬川昴もここで佳音を支える役で登場する。当然、愛する人とは秋山佳音であり、告白できない理由を抱えているシーンを作ると考えられる。

3.教会の長崎殉也
 これは人物紹介で、桜井美月も登場する。聖花も何らかのシーンで登場すると考えられる。

判明している登場人物だけだと人物紹介は開始50分以内で終わると思われる。ただ、ミステリー的要素を入れるならこの登場人物ではメインが二人足りないと感じる。

というのも、この配役だと秋山佳音の両親殺しの犯人がほぼ一人に理由はともかく絞れてしまうからだ。

初回はミステリー的要素が入るなら90分で今回は始まると予想している。人物紹介とミステリー的要素を入れるとラストは謎が一つ次に続く展開にする必要があるからだ。

後は初回を見てみないと展開は分からないが、最初と最後にインパクトのあるシーンは必ず入れてくると考えている。

理由は、わたしがこの設定でシナリオを書くとすると視聴者をひきつけるために最初と最後には必ず仕掛けを考えると思うからだが。

さて、今回フジテレビのホームページを見ると目力が強い堀北真希の写真が載っている。

いじめ役が香椎由宇であの顔を維持するとすると堀北真希のキャラクターは相当強い役を作ると思われる。人前では泣かない。時に笑顔も無理に作る…そんなキャラクターと思われる。

ということで、初回は謎が一つか二つ提示され怪しげな人物が複数人出たところで次回につながると考える。

始まる前に好き勝手にシナリオを考えるのは面白い。
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「魔王」と「ロト6で3億2千万円当てた男」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-08-30 02:04:34 | ドラマ・映画
「魔王」

今週だけ見ると少し面白くなってきたが、韓国版や小説のように芹沢と成瀬の間に恋するしおりをやはり挟んで欲しかった。

ラストシーンをよく見せるためには必要条件だったはずだが、芹沢はタロットに頼るときだけしおりに近づく展開がずっと続いている。

一応、成瀬としおりの恋愛感情は出しているが、片手落ちのシナリオだ。

今さら芹沢のしおりに対する好意を強調するのは無理があるのでもはやどうしようもない話ではあるが。

ラストシーンの効果を知っていると残念に思う。但し、ラストを変えるとなると別だが、個人的には変えて欲しくはない。

さて、大野君の演技はこのシナリオなら違和感のないものになっている。いくつか別の表現をして欲しいシーンがあるが、シナリオが書いているので仕方ない。

生田君の演技はどうもパターン化してしまった点がまずいと思っている。人は環境や状況で多様な表現をするということに気付いていない。

このままの演技だと新垣結衣が陥っている演技の壁に必ずぶつかってしまう。

小林涼子は面白い演技をしている。ただ、出番が少ないためこれ以上の評価は不能と感じる。次のドラマで主役で使われるとどんな女優か分かると感じる。




「ロト6で3億2千万円当てた男」

書こうと思ってタイトルは入れたが、書く事がない。

強引な話はいいが、なぜ会社を興した人間の出資比率が低いのか、金がないならともかく普通ではありえない唐突な設定。

ととにかく突っ込みたくなるところだらけなので逆に書く気がなくなる。このドラマも調べてシナリオを書いたのか、調べたものを全て捨てたのかどちらか聞きたくなるドラマだ。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

ほとんどフジテレビ「イノセント・ラヴ(仮)」宣伝ブログのようだが、フジテレビのホームページで小出しに情報が開示されるため書きたくなる。

兄が中盤まで刑務所におり、それを佳音が力づけるシナリオの方が面白い。

当然、真犯人探しも佳音が行う方が面白いが、一人で調べるのか二人で調べるのかでシナリオの展開が大きく変わる。

初回に真犯人が何食わぬ顔で出ていなければいけないこととシンデレラストーリーを重ねると初回は登場人物の紹介だけでは終わらない。

一方、今出ている名前だけで犯人役を決めると一人しかいなくなるが、その辺はどうするかは今後の情報開示で想像するしかない。

この辺のシナリオをどう作ろうとしているかは、毎日フジテレビのホームページを見ていなければ分からない。

ということで、明日もこのネタを多分書いているだろう。
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山下智久「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命」と堀北真希主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-08-29 18:30:08 | ドラマ・映画
山下智久・新垣結衣「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命」

一話との整合性を無視して話しを作ったなと…最初に感じた作りだった。

それは、片や切断、今回は接合。どんな違いがあったのか、それは見る側からすると興味があるだろう。

列車事故による切断でも接合できるケースがあるからで、メスで意図的に切った場合は切断面がきれいなため接合の可能性は高く感じる。

とすると初回はなぜと振り返ってしまう。

切断された場合、可能性を考えて今回のようなビニール袋にいれ、かつできれば低温保存できれば接合の可能性が高まるということを医学書で読んだことがある。


それはともかく、テーマは家族かもしれないが黒田が外科医としての能力を喪失するのと子供の怪我と病気は両方必要だったのだろうか。

そして、新垣結衣。残念ながら話しの流れに沿った感情の起伏の表情ができていない。

セリフ回しもほとんど抑揚がつけられていない。

総合的に見て、先週書いたように新垣結衣の演技は、黒田に対する罪悪感とヘリに対する恐怖感を表現するのに無理があった。

ここにきて新垣結衣を中心にすえたシーンを作ったが、やはり主役としての意識が制作側にあるような気がする。

ただ、残念ながらそれに応えられる演技力は今の新垣結衣にはない。

「ドラゴン桜」の不良役は、面白い演技をしていたが、その後の主役が今作っている主役と変わらないキャラクターなのが新垣結衣の不幸かもしれない。

どのドラマもここのところのキャラクターはその区別がつけられない。もう一度、いじめ役か冷たい役とか…そんな真逆の役で役作りの仕方を思い出して欲しい。

このまま、同じキャラクターを演じ続けると数年後のドラマでは主役ではいられないだろう。

現状では、長澤まさみの演技力よりかなり見劣りがする。

そして、準主役でありながら比嘉愛未の演技は、メインの出演者の中で抜けている。

そのため、本来メインキャストに視点がいくべきシーンで比嘉愛未の演技に目がいくケースがあるのはドラマとしては困った問題でもある。

もっとも、その点を考慮して意図的に後半から比嘉愛未のシーンを増やしている気がする。

今週は、何故か「最終回間近スペシャル」なるものが放送された。最終回までの視聴率のテコいれと思うが、「CHANGE」を思い出す。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

テーマが足りないので、再び話題に。

大分、細かい内容がフジテレビのホームページに出ていた。各登場人物のキャラクターの説明が出ている。

初回で多分、主人公の秋山佳音の両親殺害の犯人の見当がつく作りになりそうだ。カギを握るのは瀬川昴と個人的には推測している。

大きな秘密と書かれれば、それしか思いつかないからだが。

各キャラクターの説明がここまで書かれていると初稿はもしかしたら半分以上できているような気がする。

ただ、逆に作りこみすぎてシナリオが難しくならなければよいが。


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「ゴンゾウ~伝説の刑事」と「正義の味方」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-08-28 00:58:54 | ドラマ・映画
「ゴンゾウ~伝説の刑事」

主人公が受身で事件に向かうドラマはどうもつまらない。

ここまで回が進んで初めてラストで主体性を出してくるとは連続ドラマに向かないストーリーだ。

佐久間が真犯人のような見せ方をしつつ、ラストシーンで内通者の指示シーンを出したことで別に真犯人がいることが分かった。

そして、警察内部というのも同時に分かることである。

ここから面白くなりそうだが、残り回数が少ない。どうストーリーを展開するか難しいドラマになってきた。


「正義の味方」

もはや志田未来しか見ていない。この面白いキャラクターに夢中でもある。

そのキャラクターを見事に演じる志田未来も将来が楽しみになってきた。

2年後にどんなドラマの主役か、それを見てみないと将来性は予想できない。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

このネタは意外に反響が大きい。

ということで書いている。

さて、フジの番宣ホームページに掲載されている堀北真希の写真は既に役に入っている写真に見える。

力強い目つきから、心配したような暗いキャラクターからのスタートではないように見える。

どちらかというと日テレ「なまいきな女」のキャラクターの顔つきのようだ。

こんな顔ができるということはシナリオの数話は既に読んでいる可能性がある。もちろん、決定稿ではないだろうが。

さて、出演者に香椎由宇、内田有紀がいるがどんな役か興味がある。反面、北川悠仁、成宮寛貴に不安を持っている。

前者は俳優経験の浅さと演技力に、後者はその演技の幅に。「エコエコ~」のかすかな記憶からはあまり良い印象を持っていない北川悠仁。

準主役のポジションからシナリオライターはアテガキをする可能性はある。その場合は、破綻は少ないかもしれない。

成宮寛貴はパターンにはまると良く見えるが、少しでも外れると違和感が出る俳優に感じている。

その他、名前が分かっている俳優では少し女優陣より演技力に不安を感じる。
その辺をシナリオと演出でどうカバーするかでドラマの面白さに影響してくると思っている。

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「シバトラ」と「モンスターペアレント」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-08-27 00:10:58 | ドラマ・映画
「シバトラ」

呆れてものも言えないストーリー…とこれ以上今週のストーリーを書き出すと辛らつなだけに終わるのでやめておく。

ただ、覚せい剤使用者の症状、親娘の和解、シナリオの組み立てについて深く調べて考えたのか…というところが上のような書き方の原因になっている。

とにかく、下調べが重要だとプロのシナリオライターの方々はあちこちで言われているが、実際のドラマでは最近全部捨ててるようなドラマが多い。

制約要件を想像しながら見ているが、それを考慮してもこのドラマは疑問がある。

ということで、出演陣でとても気になる演技をしている大後寿々花について。

コミックの設定ではシバトラに好意を持っていることになっているが、そのような雰囲気がドラマ上出てきていない。

これはシナリオ・演出の問題ではなく、大後寿々花のキャラクターの捉え方が少し甘いためと感じる。

好意の出し方をこのドラマで工夫できれば、次のドラマで生かせるはずだが最終回までに気付くだろうか。



「モンスターペアレント」

このドラマは最初の2,3回はゴツゴツしたシナリオだったが、ここのところ毎回いいテーマをうまく提示している。

それでいてこの視聴率なのは、ドラマの華がつくれないためだがもったいないと感じている。

米倉涼子と佐々木蔵之助で華を作っていれば、後2%以上は上乗せできたと感じるが佐々木蔵之助さんのスケジュールが押さえられなかっただろう。

一般的に2年先まで売れっ子になるとスケジュールが押さえられるので。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

記憶にある演技をした「エコエコアザラク」の北川君なら…なぜ歌手を起用するのか理解できない。

シナリオライターとしては、かなりシーンの作り方に気を使わなければならないことになってきたと感じる。

基本はピアノか何か楽器を弾いてるシーンで堀北真希と会話するシーンにする可能性がある。視聴者にセリフの違和感を感じさせないために。

あるいは、堀北真希のセリフを多くしてワンアクションで北川君にセリフを言わせる手法か。

後はリアクションがうまい堀北真希にまかせるか。

いずれにしても、シナリオが難しくなったと感じる。
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織田裕二「太陽と海の教室」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-08-26 00:00:52 | ドラマ・映画
織田裕二「太陽と海の教室」

ロングストーリーと独立したテーマで毎回ドラマを組み立てるのは厳しい。せめて各回のテーマは少しずつリンクしていれば見ていて面白いが。

今週の話しも突然バックグラウンドを描かれて、感情移入を視聴者に求めても難しいと感じる。

この話題を作るならバックグラウンドを2、3回、前回までに振っておくべきだろう。随分、乱暴な作りを最近このシナリオライターはする。

北乃きいを筆頭に学園ドラマの主役ができそうな生徒はたくさん出ているが、持ち味を生かされていない。

今日のテーマで言うと、派手な電飾を使うより船木の古着か、幼少時に使ったものを写真か何かとともに両親が保存していて、それを使ったシーンを作った方が感情移入できたと感じる。

そして、危険なテーマに手を出したラスト。どんな理由付けで次週で展開するか心配だ。

また、チラチラしただけで進歩なく未履修問題をいじっただけなのも気になる。

どうもストレスが溜まるドラマになっている。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

堀北真希がどんなキャラクターでこのドラマに出てくるか楽しみにしている。

個人的な希望としては、日テレの「なまいきな女」のキャラクターをベースにかわい気のあるキャラクターを期待している。

理由は兄の無実を晴らす行動的な女性像、シンデレラストーリーということから考えている。

これほど楽しみな女優はしばらく振りに登場した。いずれにしてもキャラクターは今までと少し変えてくると考えている。
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「篤姫」と「Tomorrow」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-08-25 00:04:54 | ドラマ・映画
宮崎あおい「篤姫」

「公家と武家」というタイトルのように周囲の付き人が争う展開。

「篤姫」と「和宮」が争うのは来週のようだ。

そのため、今週は「和宮」のセリフが少なかったが、堀北真希は目配りで多彩な表現をしていた。

この若さで「目力」と「目配り」を使い分けて感情表現をする女優はあまり見ない。そして、貫禄も予想よりつけている。ますます楽しみな女優だ。

そして、宮崎あおい。「目」の演技はできないものの今週のセリフ回しの変化は素晴らしかった。

大河はやはり女優を成長させる。



「Tomorrow」

病院の再建に師長の病気、子供の喘息。どうも話しの流れがつかめないドラマだ。ドラマのロングストーリーが想像できない。

まず、話しを単に延ばすために病気を使っているようで感心できない。

その割に病院の再建の目処などまったく立っていないのでは、本末転倒のシナリオに見える。

このドラマはサブタイトルから病院の再建を主軸に、医療ミスから立ち直る医師の姿を通して現在の医療問題に視点を当てる予定だったのではないか…それが、まったく出ていないドラマだ。

個人的に少し調べたが連続ドラマにする内容は、破綻した病院、医師だけに絞ってもかなり作れる内容がある。

素人が調べてもたくさんあるテーマを使わず、無闇に病気を引き合いに出すシナリオには個人的には反発を感じる。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

フジテレビのホームページに早くもロングストーリーが載っていた。今までに比べて異例の速さだ。

浅野さんに「ラスト・フレンズ」直後に月9の依頼があったのではないかと想像させる。

ロングストーリーがこの段階で出ているということは中ハコくらいでざっくりとしたラストシーンまで作られているような気がする。

当然、視聴者動向によって途中のシナリオの変更ができるように粗いラストのままだろうが。

そして、何より堀北真希にあて書きしてシナリオが書かれたのは大きいだろう。キャラクターのぶれによる途中の直しが少ない。

そのため、ストーリーの変更にシナリオライターが集中できる効果がある。

現段階でのロングストーリーは「両親殺しで逮捕された兄の無実を信じ励まし、真犯人を探しながら強く生きるヒロインのシンデレラストーリー」ととりあえず個人的には解釈した。

多分、真犯人探しが入ってくるので、ミステリー的要素も出てくると思う。そして、真犯人は愛した人の側にいた…という展開を予想する。
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「ヤスコとケンジ」とwowow「恋空」とDVD化「トゥーランドット」

2008-08-24 00:00:17 | ドラマ・映画
「ヤスコとケンジ」

今週は正体がばれるネタだったが、青田が飛び道具のようにしばらく振りに登場してエリカに結婚を迫るのには驚いた。

このネタは丁寧に書けば2週間分のネタに使えたが、こうも突然だすとなんとなく面白く無い。

コミックが大人気であれば、作者が男だろうが誰であろうがバレて休刊になったら、再開の声が普通に高まると思う。

とすると今後の展開としては、紆余曲折があってもそこに落ち着くと予想できる。

今週は最終回までの助走として、少し展開を焦ったような気がする。


wowow「恋空」

ケータイ小説の人気と新垣結衣の人気だけで驚異的なヒットをした映画。

試しに映画館で見て、レイプ、ガンと刺激的な言葉は出て来るものの新垣結衣扮する主人公が淡々と生きていく姿に違和感を覚えた。

二度目にはもう何を見ていいか分からない映画でもある。

この映画は、ストーリーを楽しむことも出演者の演技を楽しむこともできない。

現在、テレビ「恋空」の視聴率が凄いことになっているが、放映前から予想はできた出来事だ。プロデューサーはこのケータイ小説を読んでいないで企画したと思われる。

最初の10ページを読んだ段階で、わたしなら企画は諦める内容だ。

このブログもそうだが、ブログは読む人を意識して読み易い工夫をしている。

ケータイ小説「恋空」のヒットもそういった工夫とケータイ小説の特性を著者が知っていたことがヒットした理由であると考える。

一般の小説のような結末から考えて途中のストーリーを心理学的に起伏が起こるような作りをしていない。

そのため、テレビドラマ化やDVDに対する相当厳しい評価が起こっている。

「コードブルー」でも書いているが、あまりに新垣結衣の演技が物足りない。実話という言葉に引かれて一度は見ても二度目は出演者の演技と実話のギャップで目が覚めてしまう。

そんな不思議な映画でもある。



DVD化「トゥーランドット」

個人的に残念なのはWOWOWで放映されたものがDVD化されそうなこと。4/23の舞台ということだから間違いないだろう。

この時期の安倍なつみさんは下降期で初日10日後くらいから見せだしたお腹から出た張りのある安定した声になっていない。

別に喉を痛めたわけではなく、恐らく使っていないお腹付近の筋肉の疲れが出てきた時期と覚えている。

それから、ワンのセリフが揺れ出した時期でもある。

どのセリフも最後にふさわしいセリフとは感じなかったが、特別映像か何かでこれらのシーンだけ見せて欲しい気がする。
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「デスノート~リライト2・Lを次ぐ者」と「魔王」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」予想

2008-08-23 01:42:43 | ドラマ・映画
「デスノート~リライト2・Lを次ぐ者」

コミックらしいストーリーだが、実写版の方が個人的には面白かった。

天才二人を出しながらニアだけを活躍するストーリーにしたのが面白さを半減した原因に見えた。

結局、アニメ版が好きなタイプと実写版が好きなタイプと分かれるアニメに見える。




「魔王」

演出の問題なのか、大野君の感情を表に出させるのがここ2、3回多すぎる。

滅多に感情を出さないからこそ、出したときの効果は大きいというのを意識していないように見える。

今週で言えばしおりとの花火のシーンで感情を出す程度が効果があったと考える。

この段階で不用意に感情が出てくるのはラストを考えると疑問がある。

日本版オリジナルなストーリーだが、領の正体を今週のラストシーンでしおりと直人の二人に気付かせたことは視聴率から10回で終わらせるということだろう。

このドラマ、初回はテンポよく物語を進ませたが途中つなぎが多くなって面白さを半減させてしまったのが痛い。

個人的には直人、しおり、領の三角関係をもう少し出すつなぎの方が結末を考えると面白かったと思っている。

特にしおりと領が恋に落ち仲むつまじいシーンはもう少し早く回数も多い方が、領から別れを切り出し結末のシーンを引き立てる効果があったと思える。

これは内容を知っていてかいているからだが。

その方が悲劇性が強く出てラストが引き立つシーンになっただろう。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」予想

出ているストーリーが微妙な書き方をしているので、兄が両親殺しで逮捕というストーリーの純愛だとすると純愛路線とサスペンス純愛路線の二つが追加される。

後者の方が複線の書き方がいくらでもできるので真犯人探しと絡めての純愛が個人的には希望となる。

いずれにしても、人前では笑顔を絶やさない主人公というキャラクターにして欲しい。

その方が視聴者は感情移入しやすいだろう。

このところ、はっきりした強気のキャラクターばかり演じている堀北真希が明るく我慢強い女性をどう演じるか期待している。
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山下智久・新垣結衣「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命」と「正義の味方」

2008-08-22 00:11:13 | ドラマ・映画
山下智久・新垣結衣「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命」

突拍子もない家族を登場させて、それぞれのキャラクターを生かすシナリオに今週はし立ててきた。

そして、子役がいい演技をしている。笑いを起こす演技といい、泣きの演技といい高校生くらいになったときにどんな演技をしているか楽しみだ。

そして、三井の件もうまく落としこんだ。また、黒田の事故は最後ビニールに包まれた手が見えたので来週何か今までのケースと変えてくるだろう。

ただし、外科医としての腕は失くしたということは確かだろう。

さて、各キャラクターの成長具合が白石と藤川だけ失敗しているのが気になる。初回からエピソードがあっても次回何故かこの二人だけはリセットされている。

他は人間的な成長が見えるが、この二人はあまり変わり映えがしない。シナリオ的な描写の問題とこの二人の演技力に起因すると思っている。

少しスポットを当てる人間が多すぎるのかもしれない。

ここまで新垣結衣の演技力が見劣りするとダブル主演にしたかった初回の扱いが逆にシナリオ的に邪魔になりだしている。

今回の黒田の事故の件も、戸田恵里香を使った方が緊迫感と悲壮感はもっと出ただろう。

表向きは山下君主演でも新垣結衣も同列にする意図が毎回見えるが、演技力がここまで落ち込んだ新垣結衣には荷が思い展開だった。

ただ、このパターンで作ってしまうと最後までこのままの作りでいくしかない。後は、ラストをどう締めくくるかでドラマの評価が決まる。




「正義の味方」

シナリオ的には毎回大したエピソードで作ってはいないが、志田未来のオーバーな演技と表情で笑わせてもらっている…個人的には。

このドラマはわたしのように、志田未来の演技を楽しめる視聴者だけが面白いドラマだろう。

ただ、志田未来の女優としての才能は今のところ未知数に感じている。

この年齢で凄いと思わせられた成海璃子に対しては将来性に早熟の心配な面を持っているが、そこまでで無い分志田未来は面白いかもしれない。


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