挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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織田裕二「太陽と海の教室」と映画「20世紀少年」

2008-09-02 01:26:25 | ドラマ・映画
織田裕二「太陽と海の教室」

本来の企画意図から櫻井が担任を外れる展開にしたようだが、その本来の企画意図を十分に描写していないため気付いている視聴者がどれくらいいるか疑問だった。

今週ではっきり視覚的に描写したので分かるだろうが。

その上、単発で別の話をもってくるので視点が難しい。もう少し整理してシナリオを作れなかったか疑問だ。

ミステリーならちりばめても複線になるが、企画意図とリンクしない個別の話しがこうも多いと何が主体か混乱する。

特に今週から来週にかけてのシナリオは安易に人の生き死にをドラマ化したようで感心できない。

自殺者が多い現状に対してアンチテーゼを投げかける内容ならいいが、予告編から嫌な感じがしている。



映画「20世紀少年」

原作を読まずに見ると何がなんだか分からないうちに話しが進む映画だ。「ともだち」の「ともだち」は、声から分かるが「ともだち」はこの映画では分からない。

今回は映画用のラストを作るのかもしれないが、一作目で推測するのは難しそうだ。

そして、成長して出てきたカンナ役の平愛梨だが8年前から女優として活動しているようだが、残念ながら演技になっていない。

大画面で映し出されるだけにそれまでのシーンと明らかに違和感のある演技で入ってきてしまっている。

次回作から主役のポジションで出るようだが、様々な舞台、映画を見て演技をして欲しい。今のままでは次の映画の大きな不安材料に見えた。



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