「魔王」
韓国ドラマのラストに合わせたが、それなら小林涼子の役に主役二人が恋していないと悲しさは伝わらない。
そして、主役以外で物語を動かしてしまったのも最後の締めを悪くした。
この韓国ドラマの企画意図は復讐による悲しさ、むなしさが一つのテーマだったかと感じたが、日本版の企画意図はよく分からない。
ラストシーンに生田君も大野君も出てこなかったのは、主役なだけに違和感を感じた。
わたしなら教会の墓石を二人分並べて置いたシーンに小林涼子がタロットカードを置いて祈っているシーンで終わらせる。
そのとき背後には三宅裕司がいて「そのカードは? 」、小林涼子「平和のカードです」
墓石の後ろに二人。小林涼子に笑顔見せつつ消えていく二人。
そんな終わりがタロットと見えないものを見る女性をキーワードにした物語なら、最後もタロットと小林涼子で締めた方が見終わり感は良かったと感じる。
上野樹里「虹の女神」
蒼井優、佐々木蔵之助と凄いメンバーが出ているが、映画的には記憶に残らない映画だった。
作りが劇中の学生映画のようだったのが痛い映画かもしれない。
ハコ割りをもう少し細かくきれいにすれば泣けた映画になったように感じる。
展開が雑なためにあれっと違和感のあるシーンのつながりが多数でてくるのが映画館で見た当時かなり気になった。
そして、この当時の上野樹里の演技は相当雑だったのも記憶している。
といっても、今も偏った演技の仕方をしていると思っているので当時とさほど進歩はしていないとも思っている。
先日の「ラスト・フレンズ」はたまたま本人がもっとも得意とする役にはまったためによく見えただけ…と補足する。
堀北真希主演「イノセント・ラヴ(仮)」
困ったなぁ、聖花のキャラクターは自分勝手でわがまま。ついでにストーリーのカギを途中で拾うようだ。
こんな役を内田さんにやられると先読みがしにくくなる。
こうなると聖花も気付かず佳音をいじめる側に回ると推測できるので、堀北真希演じる秋山佳音は単に前向きな女性というだけでなく日テレ「なまいきな女」に近いキャラクターになるような気がする。
いじめに立ち向かう強い女性でなければ「ライフ」のように暗いドラマになるので。
そして、ヒューマンラブストーリーということは佳音の家族の殺害事件はサブストーリーであまり深く追求しないのかもしれない。
また、殉也が元作曲家で…という設定は元ゴーストライターか自分の書いた曲を誰かに先に発表された心の傷というサブストーリーを想像させる。
ややこしいのが瀬川昴。殉也と聖花の友人で悩みを抱えているというのは、聖花との絡みでその存在はいくらでも変化しそうなところ。
少しずつキャラクターのバックグランドが明確になってきているが、これだけ何かあるとサスペンス的要素が強くなると思うが初回をみないとわからなくなってきた。
「流星の絆」
原作と設定を少し?変えて林ジョージはお笑い担当になる気がしてきた。原作を読んでる人間だけがニヤリとできる役名だ。
笑いとミステリーというテーマでやるようだが、クドカンなだけに怖い組合せのテーマになってしまった。
戸田恵里香と要潤の動かし方がどうなるかで、面白いかどうか変わるドラマの気がする。
演技力ではこの二人が主役、準主役で期待できる組合せだが、どう主役を動かすか原作があってもわからないのがクドカンだ。
と書いたが、正確には二宮君が主役だがドラマを作っていくうちに戸田恵里香主役のような展開になると思うがどうだろう。
その辺の軸足をどこにクドカンが置くかで、違ったドラマになってくる。
ちなみに、二宮君の演技はわたしの中で評価は高くない。ある一定の幅のある役柄でしか生きた演技ができないと思っているためだ。
優等生役をベースに少し崩した役までが現状の演技力と感じている。
雫石令のホームページ[魔法のiランド]
韓国ドラマのラストに合わせたが、それなら小林涼子の役に主役二人が恋していないと悲しさは伝わらない。
そして、主役以外で物語を動かしてしまったのも最後の締めを悪くした。
この韓国ドラマの企画意図は復讐による悲しさ、むなしさが一つのテーマだったかと感じたが、日本版の企画意図はよく分からない。
ラストシーンに生田君も大野君も出てこなかったのは、主役なだけに違和感を感じた。
わたしなら教会の墓石を二人分並べて置いたシーンに小林涼子がタロットカードを置いて祈っているシーンで終わらせる。
そのとき背後には三宅裕司がいて「そのカードは? 」、小林涼子「平和のカードです」
墓石の後ろに二人。小林涼子に笑顔見せつつ消えていく二人。
そんな終わりがタロットと見えないものを見る女性をキーワードにした物語なら、最後もタロットと小林涼子で締めた方が見終わり感は良かったと感じる。
上野樹里「虹の女神」
蒼井優、佐々木蔵之助と凄いメンバーが出ているが、映画的には記憶に残らない映画だった。
作りが劇中の学生映画のようだったのが痛い映画かもしれない。
ハコ割りをもう少し細かくきれいにすれば泣けた映画になったように感じる。
展開が雑なためにあれっと違和感のあるシーンのつながりが多数でてくるのが映画館で見た当時かなり気になった。
そして、この当時の上野樹里の演技は相当雑だったのも記憶している。
といっても、今も偏った演技の仕方をしていると思っているので当時とさほど進歩はしていないとも思っている。
先日の「ラスト・フレンズ」はたまたま本人がもっとも得意とする役にはまったためによく見えただけ…と補足する。
堀北真希主演「イノセント・ラヴ(仮)」
困ったなぁ、聖花のキャラクターは自分勝手でわがまま。ついでにストーリーのカギを途中で拾うようだ。
こんな役を内田さんにやられると先読みがしにくくなる。
こうなると聖花も気付かず佳音をいじめる側に回ると推測できるので、堀北真希演じる秋山佳音は単に前向きな女性というだけでなく日テレ「なまいきな女」に近いキャラクターになるような気がする。
いじめに立ち向かう強い女性でなければ「ライフ」のように暗いドラマになるので。
そして、ヒューマンラブストーリーということは佳音の家族の殺害事件はサブストーリーであまり深く追求しないのかもしれない。
また、殉也が元作曲家で…という設定は元ゴーストライターか自分の書いた曲を誰かに先に発表された心の傷というサブストーリーを想像させる。
ややこしいのが瀬川昴。殉也と聖花の友人で悩みを抱えているというのは、聖花との絡みでその存在はいくらでも変化しそうなところ。
少しずつキャラクターのバックグランドが明確になってきているが、これだけ何かあるとサスペンス的要素が強くなると思うが初回をみないとわからなくなってきた。
「流星の絆」
原作と設定を少し?変えて林ジョージはお笑い担当になる気がしてきた。原作を読んでる人間だけがニヤリとできる役名だ。
笑いとミステリーというテーマでやるようだが、クドカンなだけに怖い組合せのテーマになってしまった。
戸田恵里香と要潤の動かし方がどうなるかで、面白いかどうか変わるドラマの気がする。
演技力ではこの二人が主役、準主役で期待できる組合せだが、どう主役を動かすか原作があってもわからないのがクドカンだ。
と書いたが、正確には二宮君が主役だがドラマを作っていくうちに戸田恵里香主役のような展開になると思うがどうだろう。
その辺の軸足をどこにクドカンが置くかで、違ったドラマになってくる。
ちなみに、二宮君の演技はわたしの中で評価は高くない。ある一定の幅のある役柄でしか生きた演技ができないと思っているためだ。
優等生役をベースに少し崩した役までが現状の演技力と感じている。
雫石令のホームページ[魔法のiランド]