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「篤姫」と「Tomorrow」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-09-01 00:13:58 | ドラマ・映画
宮崎あおい「篤姫」

「疑惑の懐剣」は意表をついたが、ある意味面白い話だった。これまでの堀北真希の演技はなかなかの好演になっている。

特に和宮がこれほど口数が少ない役所とは予想していなかったので、演技の難易度は特A級だろう。

しかし、「目」と動作でしかほとんど表現できない役は、堀北真希の演技力でもまだ難しい面がある。

ただ、「イノセント・ラヴ」前にこの役がやれたのは堀北真希としては幸運かもしれない。

今週の「ほのかな好意と信頼」という感情は、まだ違和感のある演技になっている。

来週以降はそれを急速に「愛情」というところまで持ち上げていくのは少し難しいかもしれない。この辺は現状の堀北真希の弱点だ。

個人的には時間的な余裕のあるときラヴストーリーものの舞台を見て勉強することを進めたい。

今なら主役三人がいい劇団四季「ウィキッド」を勧めたい。

その一方、セリフ回しは今回相当難しいが多少怪しげなところを見せつつうまく話している。

そして、最も得意な目配りは素晴らしいの一言につきる。セリフが少ない分、感情を目で表現しなければいけないが、目の力の強弱と目線の動きで微妙な感情表現をしている。

若手でこれができる女優はみたことがない。

さて、今月で大河の撮影が終わる堀北真希だが、これほど難しい役をやった後の「イノセント・ラヴ(仮)」は期待したい。



「Tomorrow」

このドラマは企画意図が果たしてあったかどうか疑問に思っている。

医療ミスをした医師の再生というテーマだったら立ち直りが早すぎたし、地方医療の再生というテーマなら全く主人公が関わっていない。

逆に地方医療の現状を視聴者に訴えかけるというなら、毎回のように病人が出て手術シーンを出す必然性もわからない。

そして、今週だが結局専門病院計画もあっさりつぶれる展開では一体何をやりたいドラマか想像がつかない。




堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

非公認宣伝ブログ、フジテレビ「イノセント・ラヴ(仮)」と化しているが、ストーリー的には始まるまで多様に考えられるので書いている。

ベースラインのシナリオは佳音の両親の犯人探しになると思っている…というのもミステリーの要素が出せるため視聴者に魅力的なドラマに見せられるからだ。

内田有紀演じる聖花がカギを握り、北川悠仁演じる殉也の婚約者という設定は面白い。

ただ、殉也の婚約者という設定から堀北真希演じる佳音の悲恋の可能性が強いのかもしれない。

とはいえ、やはり複雑な人物設定から登場人物がメインで二人足りないと感じる。

聖花を犯人役にするとは思えず、犯人役にしやすいのは瀬川昴役の成宮寛貴と思うからだが、ダイレクトにこの二人をつなげるとは思えない。

演技力に対する不安から北川悠仁が演じる殉也の犯人役も考え難いが少しある。

そして、このドラマは「孤独」をテーマに力強く前向きに生きる女性を通して、前向きに生きることの素晴らしさを訴えかけるものになると想像している。

そこからも殉也の犯人役も考え難い。

最低もう一人、犯人役候補が欲しい。今の配役だと引き算で瀬川昴しか適役が残らない気がしている。

ただし、兄がやはり真犯人とするラストにするなら別だが、これは企画意図からはずれると感じる。

さて、このままの配役で始まるか増えるかでわたしが期待しているミステリー色を薄くするか、純愛色を強くするかがわかる。

現在の配役でミステリー色を強くするのは難しい。

このままの配役なら純愛色の強いストーリーで犯人が分かるカギを瀬川昴と聖花で分け合ってストーリーが進むのかもしれない。

と今日も楽しく適当なストーリー予想を書いてみた。
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