挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「ゴンゾウ~伝説の刑事」と「正義の味方」と堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

2008-09-04 00:45:04 | ドラマ・映画
「ゴンゾウ~伝説の刑事」

ラストシーンを見てずっこけた。まさか犯人をばらすとは思わなかったので。

今週はストーリーの始まりは良かったが、このラストシーンで全てぶち壊しになった。

ミステリーにするつもりはなかったようだ。



「正義の味方」

相変わらず志田未来の演技でもたせているドラマだ。タイトルの「正義の味方」に見合った企画と違った面白さでもたせている。

ただ、今週は姉の結婚で少し違った色合いが出てきたのはいい。

とはいえ、ラストに向けて急すぎる展開だ。もっとも、個人的にはこの際展開より志田未来の笑える演技がどう出て来るかしか興味はない。

「14才の母」の際は、演技というには物足りなかったが「正義の味方」ではのびのびとしたいい演技と表情をしている。

年齢が若すぎて、この先は予想しにくいが堀北真希と同じような成長の仕方をしそうな雰囲気を出している。

そういう意味で楽しみな女優だ。



堀北真希月9初主演「イノセント・ラヴ(仮)」

(笑)非公認宣伝ブログ、フジテレビ「イノセント・ラヴ(仮)」

少し質問があったので「シンデレラストーリー」について。これは単純に書くと不幸のどん底から幸せを掴むヒロインの物語という意味です。

そして、このドラマのテーマにしている「孤独」とは、見せ掛けの友達はいるが本心は隠して付き合っている…そんな意味にとればいいと思います。

悩んだり、苦しんだりしたとき何でも親友に相談していた時代と今は違う…そんな捉え方でしょう。たくさんの知り合いはいるが、悩みを相談できる人はいない「孤独」。

誰とも付き合わない「孤独」の方が苦しくない…そんな意味をこめたドラマになりその象徴が佳音であり、殉也で、その二人が惹かれあってお互いの支えになるというのがドラマの本筋になると思っています。

さて、そのような本筋に持っていくためのストーリーは前回までに以下のような予想をしています。

1.ミステリー
 佳音の両親殺しは誰か…こちらの場合は毎回怪しげな人間を増やしていくシナリオになると思います。後半から犯人候補を次々減らしていくという展開。
サブストーリーとして佳音のラヴストーリーが進む。

2.ラヴストーリー
 佳音の両親殺しはサブストーリーとして二転三転させながら、佳音がハウス・クリーニングの仕事で教会を訪れた際に殉也と知り合い、いつしか秘かに殉也を愛してしまう。

ここで難しいのが内田有紀さん演じる殉也の婚約者聖花の存在。ドラマのカギを握るとのことで、そのカギのために殉也と別れるものと思われる。

それほどのカギとすると佳音の両親殺ししかなく、何かをどこかのタイミングで知るか、最初から知っているかでシナリオの振れ具合が違ってくる。

内田さんはこの手の演技が得意なので複数話見ないと多分分からない可能性がある。露骨に顔を出す演出にでもしなければ。

内田さんの微妙な表情に振り回される可能性は大と感じている。

分からないのは殉也の哀しみ。天真爛漫な振りをして悲しさを抱えるという演技は舞台俳優並の演技が要求される。

そして、その哀しみの中味。普通、深い哀しみとは身近な人間で例えば助けられたのに助けられなかった…とか、佳音と似たような過去を持つとかそんな設定が必要になる。

ただ、その場合天真爛漫な振りができるまで立ち直った背景を視聴者に見せないと深い哀しみは伝わらない。

これは結構、交錯したシナリオを考えているように感じる。

そして、瀬川昴。今の予想では佳音を愛しているが告白できない。その理由は、犯人だから…という想像をついしてしまうが、普通誰でもそう考える設定なだけに犯人にはしないと感じつつある。

桜井美月は基本的に恋のために佳音をいじめ、佳音の両親殺しの重要な証拠を隠すとか…とにかく負の存在として強烈なキャラクターとして出てくると予想する。

理由は、いい人ばかりや中途半端なポジションの登場人物では殉也の存在が生きてこないからだ。

そして、婚約者聖花は殉也の愛する人であることから表向き良い人に見えるよう描写されるはずで、その点では「ライフ」のような印象とは違ったものになると感じる。

ただ、ここでも例のカギの件で裏があるかもしれない。そんな表現が平気でできる女優さんなので、下手をすると桜井美月より怖く感じるかもしれない。

いずれにしても、最後は佳音はハッピーエンドで終わるものの「ラスト・フレンズ」のように最後までいた人間が全てハッピーになるかは予断を許さない。

ということで、今日は予定していた書くネタと違ってしまった。
雫石令のホームページ[魔法のiランド]