挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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社内メールの監視

2006-04-30 18:47:03 | ドラマ・映画
ドラマのような本当の話。
社内メールを会社側から暴露されて配置転換の正当性を立証
された判決があったそうだ。

暴露された社員は言葉を失ったというが、監視されているこ
とは公開されていたはずであまり同情する気にもなれない。

ただ、社員を信用できない経営は結局社員からも信用されな
い経営となり、将来的に企業の成長力を削ぐことになること
にいい加減気づかないかと個人的には思う。

理由は簡単だ。疑心暗鬼にかられた人間が、企業に役立つ提案
などできはしないだろう。

最近の企業の情報セキュリティはシステムに頼りすぎだ。
システムは補完するものに過ぎない。それを動かすのは人間で
ある以上、内部統制という人を有効に使った情報セキュリティ
を考えなければ企業の成長は望めないだろう。

あまりにも情報セキュリティに対して無能する。

人を介在しないソフトは結局は必要な情報までをも遮る盾に
なることに気づく企業と気づかない企業で活力の差は歴然と
してくるだろう。

また、社員も会社は「必ずしも正義」では無いことを知るべきだ。
コンプライアンスとどの企業も声高に叫ぶが、それはあくま
で企業側の都合の良いコンプライアンスに過ぎない。

これくらいなら社内でやっても許されるという考えは甘い。
よほど力のある役員に気に入られた社員なら別だが。
企業とはそんなものだと肝に命じていないと思わぬ所で退職に追
い込まれることがある。

ある意味、企業ほど恐ろしいものはないかもしれない。

今日のクロサギ

2006-04-29 00:03:26 | ドラマ・映画
面白くなってきた、クロサギ。
見ていない人のために書くと昔サギにあった父親に殺されかけた
少年が成人して復讐のために詐欺師となって詐欺師だけをサギる
物語。
世の中いい人だけじゃないとか、検察や弁護士は法を使った表向
きの正論しか語らないとか言わせた今夜は特別に面白かった。

それに堀北真希の演技力が光ってきたのもいいドラマだ。
今はパッとしない顔立ちにもかかわらず人気があるのは、年齢に
似合わない演技力のせいだろう。
将来の竹内結子と個人的には思っている。

才能では長澤まさみも負けていないが、こちらの方は演技力にかなり
差をつけられてきている。このまま才能を埋もれさせるかどうかは周
囲の育て方だろう。1%の才能に99%の努力が結局は人を天才に見せる
のだから。

努力しない天才は、その才能を埋もれさせる。

さて、多くの人は実感を持たずに見ているだろうが、このドラマ以上
の信じられない出来事は実は意外に多いことも知るべきだろう。
そして、「法」を知らなければ「法」は自分を守るどころか敵に回る事も。

最も「法」を知っていても必ずしも「法」は自分を守ってはくれない。
「法」と「正義感」の狭間でどこで自分の気持ちを落とすか選択
を迫られる場合もある。「法」の恐ろしさはそこにある。

そうそう、ホリエモンの釈放と今後の裁判。それが「法」がどんなも
のか周囲の参考になるだろう。

最も違法とは知らなかったという主張で免罪されるかどうかは疑問だ。
それは最近、税金を納めるのが少なくなると税理士に教られた人間に
結局は脱税として課徴金の判決が下された例があるからだ。

やはり身近な事についての「法」は知っていたほうがいいということ
だろう。

そうそう、このドラマを題材にした年齢は知らないが苦労しらずの人間
が書いたであろうコラムを見かけた。

「ちゃちな正義感を振りかざす人ほど手におえない」などと犯罪を助長
しかねない事を書いていたが、この主人公のような悪事に合いながら
この主人公の逆の考えに立ち、その「ちゃちな正義感」を貫いて行き難い
生き方をしている人間が社会に貢献している事を理解していない。

ささいな事を自分には関係無いと考え、「ちゃちな事」などと考えている
といつかそれが「大きな出来事」となって自分の身に降りかかってくる。
そんな事も理解できない平和ぼけした人間にコラムなど書いてもらいたく
もない。
数十年前の戦争がなぜ起きたか歴史をちゃんと勉強していれば、そんなコ
ラムなど書けはしないだろう。
小さな不正義が重なって、大きな不幸が生まれたあの戦争の歴史を。

医龍

2006-04-27 20:57:23 | ドラマ・映画
このドラマもなんとなく面白いので見ているドラマ。
ただ、内容は無いに等しいかも。

何かを忘れるには、こういうドラマもありか。

さて、これを書いているところで堀江被告が保釈との
決定。
犯意の無い人間が裁かれる。どこまで裁かれるか興味
が尽きない。

そうそう、「クロサギ」で堀北真希が「法律は人を守
れないんですか」というセリフがある。
これを聞いて「使い方次第」とふと画面に向っていって
しまった。

法律は悪意をもって使えば、人を傷つけるし悪意を予想
して法律を調べて守れば人を守るものにもにる。

「法」はそういう意味では中立なものかもしれない。

プリマダム

2006-04-26 22:57:48 | ドラマ・映画
黒木瞳さんが昔バレエをやってて、再開してあれだけ下手なバレエ
というのも少し可笑しいが、古田新太さんとの対比でキャラ的には
面白いドラマになっている。
ついつい何気に見ている。

トップキャスター

2006-04-25 20:55:03 | ドラマ・映画
時事問題みたいなブログになってるのでたまにはドラマを。

ただ、今まで書いてきたことはシナリオのネタにできるものでも
ある。

さて、さすが月9なだけに視聴率は取る。天海祐希さんと矢田亜希
子さんの組合せだからだが。
ただ、やはり視聴者のツボは抑えていることも確か。最初の10分
くらいはテンポはよいし終わりの10分くらいも次に続かせるテンポ
になっている。

ドラマおたくのブログを見ると結構厳しい評価になっているが、
その評価と視聴率の差はこんなところにあるとブログを見てると
参考になるのでなかなか勉強になって面白い。

労働審判制度

2006-04-24 22:04:41 | ドラマ・映画
会社と労働者個人の間の紛争を迅速に解決する労働審判制度が4月から始ま
った。
従来の民事訴訟と違って原則3回の審理で終えるため、泣き寝入りすることの
多い労働者の権利を守る手法として期待されているがどうかなというのが感
想。
大体、法律を知らない労働者が多すぎる。ひどい目にあってから法を知ろう
としても最初から弁護士を抱えている企業側に有利に事が運ぶのが目に見え
ている。

なぜなら、人事を長期間担当して労働基準法その他を知っている人間ですら企
業側に立ち向かうのに四苦八苦する現実があるからだ。

この制度を生かすためには、公的な機関で労働者に労働基準法その他の法律
をわかりやすく講習してもらいたいものだ。

但し、法は知らなければ正義として使えないし、知っていても必ずしも正義
として使えない事があることも教えるべきだ。

また、企業側と闘うときは、引き際が肝心だ。間違っても、在職している企
業に勝ったと思わない方が良い。企業はそんなに甘くはない。

だが、最近は転職が30代までなら容易だ。争わなければならない企業には
見切りをつけて新しい道を探すことも選択肢の一つだ。
万が一、争うときはそういった道を考えながら争う方が自分のためでもある。

企業側も優秀な人材が次々とそんな風に抜けていけば、自らの制度を点検し
だすだろうし、省みない企業は小子化の今日人材確保が困難になることで
淘汰されていくだろう。

法だけが何かを裁く道ではないということだ。

そういば、こんなドラマも書けるなぁとふと思った。こちらも大幅な脚色を
しないと書けないドラマになる。

まったくドラマが多い人生ではある。

クロサギ

2006-04-23 18:30:42 | ドラマ・映画
今、注目して見ているドラマ。
一話は、やりすぎて失敗したが二話はなかなか面白かった。

このドラマで扱っている詐欺。現実の事件でも一番立件が難しい
犯罪だ。
先日も書いたが、法が「正義」ではなく「力」だという証拠みたいな
犯罪でもある。法律に詳しくなればなるほど、この手の犯罪者の成功
率は高まるし、被害者も法を知らなければ知らないほどこの手の犯罪
に引っかかる可能性が高まる。

法は常に後手に回る。なぜなら、抜け道を探す輩が後を絶たないから
だ。また、厳密にすればするほど経済活動に支障をきたすため詐欺を
防ぐことになるような法案が経済界から反対される場合もあるからだ。

経営に近いところを見ると法律とは何だろうという場面にいくらでも
でくわす。

違法と合法の狭間で経済活動は成り立つ部分がある。ライヴドアの堀江
氏の事件も違法に振り子が触れたために司直の手に落ちた。

堀江氏の考え方や手口は正しいとは思わないが、上に書いた事実を考え
るとドラマが作れそうな気がする。
最もストレートには書けないので大幅な脚色が必要になるが。

PTSD

2006-04-22 02:42:46 | ドラマ・映画
阪神大震災で有名になったPTSD(心的外傷後ストレス症候群)。当時は
ドラマでもしきりに取り上げられた記憶がある。

今でも新聞記事に取り上げられるが、これがどれほど恐ろしい
ものか体験したものにしかわからないだろう。

なかでも、何かのきっかけで起るフラッシュバック。これは記憶の再現
で、特に最も自分にとって恐怖した出来事を思い出すとパニックを起こ
す。
現実ではないと分かっていながら、目の前で今体験しているかのように
思い出される出来事は単なるホラー映画を凌駕する。

ここから抜け出す日数は体験した日数に比例すると言われている。
数日なら数日、数年なら・・・そして10年以上なら。

方法は千差万別だ。心理分析によるもの、これは効果と反動を天秤に
かけて行う必要がある。

それから、過ぎ去った過去は取り戻せないとある種開き直って何かの
目的に向って生きること。

そのどれを選ぶかは患者と医師、カウンセラーの相談で決めるのが
一番だろう。

人の心は脆さと強さを合わせ鏡のように持っている。
ちょっと、そんな風に人を見るとその人に対する新たな発見があるかも
しれない。

あしなが奨学金

2006-04-21 22:58:12 | ドラマ・映画
何年かに一度しか募金しない募金だが、ふと思い出すと募金する「あし
なが学生募金」。

病気、災害、自殺などで親を無くした子供たちを対象にした「あしなが
育英会」への申請が所得格差を背景に過去最多になっているという新聞
記事が目に付いた。

所得格差だけでなく、2,3年前から日本が世界一の自殺大国になっている
のが原因だと思っている。

どこかの首相には誇るだけでなく、所得格差、自殺大国という現実を作り
出した政策を心の痛みとして知って欲しいが、そんな痛みなど持ちそうに
無いのが残念だ。

さて、「あしなが育英会」http://www.ashinaga.org/index.php
に、これを読んだ方もたまには募金などしてみては如何だろう。
たとえそれが偽善でも、募金されれば生きたお金になる。

街角の募金活動の半数以上は使い道がわからないものが多いそうだが、こ
の募金は使い道はハッキリしていて安心だ。

二十歳前の心の傷はお金や学歴で癒されるものではないが、その傷を癒す
ためにはある程度の学歴でお金を稼がなければいけないのも事実なのだか
ら。


堀江裁判

2006-04-20 21:26:26 | ドラマ・映画
専門家にすべて任せていたいたから適法と思った
というのが果たして裁判で通用するかが焦点の裁
判。

世間では意外にいい大人がこんな事を言うことが
多い。だが、被害にあったものはたまったもので
はない。

判決によっては法律の根幹を揺るがすだけに注目
している。

そして、ただ言えることは「法」は知っていなけ
れば「損」をするということだ。
そういう意味では法は「正義」ではなく身を守る
「力」になる。

特に近年は企業も個人、法を知らなければ何かに
巻き込まれたときに失うものは大きいものになる。

もっとも、知っていても返り討ちに合う場合もあ
るが、個人と企業の紛争では。

それだけ抜け道があるということでもあり、資金力
のある企業に対抗できる弁護士を雇うことは困難で
もあるということだが。