挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」千秋楽と安倍なつみさん「トゥーランドット」

2008-03-31 01:09:26 | ドラマ・映画
宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」千秋楽

感想はホームページに書くのでここでは、千秋楽特有の面白さを。

ジョン・ケアードが舞台上に出て挨拶。舞台好きには良く知られた演出家というより蜷川氏より世界的に有名な演出家と書けば凄い演出家と分かるだろう。

さて、面白い作品を手がけお茶目な一面を持つ人だが、今日は真面目な面がかなり出たようだ。10分ほど「ベガーズ・オペラ」の解説をされた。

その他メインキャスト一人一人が挨拶。内野さんのうまい司会があってこれはこれで楽しい。

残念ながら、宮菜穂子さんの挨拶はなかったが、2幕休憩時に二階席からわたしが結構大げさに手を振ったところ今日だけは手を小さく振り替えしてくれた。それから、隣の友人に教えられたが舞台挨拶でも手を振ってくれたらしい。こちらは目があったようなあわなかったようなで自信がないが。

一応、顔は知られているのでそう思おう(笑)
それにしても、数年でいつの間にか遠い存在になった。それだけ大舞台に出るようになってきた証拠でもある。

基本的に今回のベガーは観客と距離を置くのがテーマだったらしくどのベガーも反応は初演より悪かったが、千秋楽はその縛りも少し緩められたようだ。

とその他いろいろある千秋楽だが、初日、千秋楽はやはり突発事項があって面白い。

安倍なつみさん「トゥーランドット」

何気にネット検索をしていたら、「SONY STYLE」で安倍なつみさんの「トゥーランドット」宣伝MOVIEがあった。

意外なところで意外な宣伝をしていた。

さて、前回は相当批判的なことを書いたので少し面白い点を。

北村さんの役所はストーリーテラーとしてポジション的には面白い。ただ、その謎の物売りとしての説明がないのでややその存在に違和感も沸くところがある。

小林勝也さんはわかりやすいキャラクターだ。岸谷悟郎さんと安倍なつみさんの間に入って二人のバランスをうまくとっている。

早乙女君は重要な出番はあるものの演劇とは少し違う演技をする。これはいいか悪いかはわからない。

今週も見るので、頭の中を整理してみてみたい。

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宮崎あおい・堀北真希「篤姫」と安倍なつみさん「トゥーランドット」と堀北真希「イケメン~」

2008-03-30 10:10:21 | ドラマ・映画
宮崎あおい・堀北真希「篤姫」

江戸に来て見れば斉彬の奥方が…とい展開はやややりすぎた手配で気付いてしまいあまり驚く展開ではなかった。
やはりこのドラマ牛の歩みで個人的には見ていて苦しい。

ただ、大河とはこういう展開なのだとはよくわかってきた。
さて、このテンポで堀北真希が宮崎あおいに絡むと少しダブル主役に見えるような気がしてきた。

安倍なつみさん「トゥーランドット」

ホームページでは触れなかったがアンサンブルの歌う曲の方がメインキャストの歌う曲数より多いのはかなり気になっている。チケットを10枚も買い込んでいるので確認するつもりでいるが。

そして、そのアンサンブルの歌も東宝のアンサンブルを聞きなれた人間からすると物足りなさが倍加する。ホームページにも書いたがオーデションで集めたのだろうか? 

しかも音楽劇というのに結局日本語で歌えているのが岸谷悟郎さんと安倍なつみさんだけなのも開幕したのに話題になりにくい原因になっている気がする。

二人だけで芝居を支えるには舞台セットが華やかすぎるのがやっかいな舞台だ。

岸谷悟郎さんの歌はやや癖があるので好き嫌いはあるかもしれないが、普通にミュージカルを観ている人間には違和感はない。

そして、驚きは安倍なつみさんだろう。細い声であれほど喉を痛める歌い方をしていたのが、一変している。声量もあり、それだけでなくミュージカルで必要とされる感情表現まで出来るようになっている。

元劇団四季の北川さんの指導があったにせよ、ここまで変わるとは想像できなかった。宮本亜門さんが、一幕を岸谷さんと安倍なつみさんに任せる気になったのもうなづける変貌だった。

とここまで書くとべた褒めだがまだ安定感があるわけではないので、この公演が終わった後が楽しみというところだ。願わくば普段の歌にも応用して欲しいものだ。

さて、アーメイも詞の内容を理解し、自分の言葉で歌えるからこそアジアの歌姫であるはずだが、無理に日本語で歌わせなかった方が明らかに良かった。

そして、予想外だったのが中村獅童。セリフはさすがだが、歌は別人のようになる。

音楽劇とした時点でキャスティングする際にネームバリューより歌を考えるのが筋だろう。どうも最近のTBSは客を軽んじているような気がする。その結果、他局よりドラマ、映画などで客離れが激しくなっているのに気付いていないのだろうか? 
東宝より高いS席チケットを販売していながら、肝心の内容が整わなければ私のようにかなりの不満をいう人間は出るだろう。

と同時に内容を吟味するために今後の赤坂ACTの演目は1枚チケットを買ってよければ追加という買い方をするようになる。

今回の舞台は、宮本亜門さんで千秋楽まで手直しが続くと思うのでその手直しに期待したい。一ヶ月で別の舞台のように演出を変えたのを見たことがあるので。

堀北真希「イケメン~」

堀北真希の男装が戻ってくる。「ナマイキな女」を演じたことで少し瑞希の演技
が変わっている可能性がある。

もっとも、それはそれで個人的には面白いと考えているが、旬な女優は成長力があってみていて楽しいものだ。しかも、普段は平凡な女の子にしか見えないのがいい。

演技力で多彩な表情が作れる女優はいつ以来だろうか。堀北真希という女優を見るときそんな感慨が浮かぶ。


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堀北真希「東京少年」と安倍なつみさん「トゥーランドット」

2008-03-29 11:58:03 | ドラマ・映画
堀北真希「東京少年」

さて、いよいよ書くことがなくなったので、つい書きやすい堀北真希。この東京少年はほぼ原作に忠実に作られた映画だっただけに面白さは今一つだった。

原作には構成が個人的には問題があると読んでいただけに、原作ままの映画は少し残念だった。

個人的に制作するなら、途中から「みなと」と「ナイト」の共通性に気付き疑いつつ揺れる「みなと」という部分をストーリーに入れる。その方が映画館で見ている人間も感情移入がしやすかった。

始まった時点で観客は同一人物だと知っているわけで、誰が「ナイト」かという点に興味がないためだが。

安倍なつみさん「トゥーランドット」

本格的な感想はホームページに書いているので、ここでは安倍なつみさんだけを取り上げた感想を。

まず予想外だったのは岸谷悟郎さん主演に安倍なつみさんが一幕ほとんどに絡んでくるだけでなく物語の進行に大きく影響を与える役になっていること。理由はホームページに書くがアーメイが「トゥーランドット」に変更になった影響だろう。

そのため、セリフ,歌ともに予想より多い。

さて、かねてから不安視していたセリフはどうだっただろう。これは始まりこそ不安的中だったが、途中から持ち直してある程度複式呼吸を意識した発声になっていた。(多分安倍さんのマイクだけ音量を上げていた聞こえ方がしたが)

そして、歌も同様に複式呼吸を意識した歌い方になっているだけでなく感情の起伏まで実現していた。「白蛇伝」を見て今回を見たらかなり驚きの進歩だろう。

さすが元四季の北川さんの指導だ。

そして、登場すると大抵舞台を相当なスピード(に見えるような)で駆け抜ける。本来、苦手な走りをうまい走り方で早く走っているように見せていたのは本人の工夫と宮本亜門さんの演出といえる。

とにかく今回の舞台、主役は岸谷悟郎さんだが、その次に目立ったのは安倍なつみさんだろう。この二ヶ月間の舞台で身に付けるものと観客から受け取る評価は大きなものに感じる。

最後に胡蝶蘭だが劇場入り口に固められていた。舞台を見慣れた観客の一人が言っていたが、これほどたくさんの胡蝶蘭や飾り花がある舞台は珍しい。

安倍なつみさん宛てにファン一同という名前で3つほど胡蝶蘭他が贈られ、後私も含めて胡蝶蘭が2、3贈られなんとかメインキャストのバランスとしては取られていた。

女優さんのステータスとなるので意外に花の有る無しは馬鹿にできない。

本来は企業の取締役名かテレビ制作関係者の局長名でくるのがいいのだが、今回は出発点としてこれだけのファンの後押しがあるということで十分だろう。

ちなみに胡蝶蘭は一ヶ月以上持つので何回も贈る必要はない。東京公演の終わりまで十分花は咲いている。

ちなみに、あくまで私は女優安倍なつみさんファンなので立て札には実名は出さなかった。というのも、劇場では舞台好きに名前を知られているので誤解をさける意味もある。


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堀北真希『東京大空襲』と安倍なつみさん「トゥーランドット」と上野樹里・長澤まさみ「ラストフレンズ」

2008-03-28 21:26:10 | ドラマ・映画
堀北真希『東京大空襲』

ドラマがないので再び見ている。CG処理が恐ろしく雑なため画が浮いて見えるのが残念なドラマだが、堀北真希主演で締まったドラマになっている。

岸谷悟郎も出ているのが楽しい。もっとも、ドラマで見ると個性派俳優っぽく見えないところがこの俳優の面白いところだが。

さて、堀北真希主演といっても前編は主演がいない展開で話しが進むため見所がわからない作りになっている。無理に前後編にしないで三時間ドラマにした方が面白さでは上だったような気がする。

さて前編では堀北真希が生きた演技をする機会がなくバラバラのシーンで出てくるのであまり演技の善し悪しを言うところが無い。
ただガラス細工を藤原君の前で作るシーンでの目配りとセリフ回しは相当うまい。一人で見ていると目に涙が浮かんでくるセリフだ。

それにしても、堀北真希の演技の源泉は何か、最近それが気になっている。体験していないことを想像する創造力は他を圧倒しているような気がする。

後編では、堀北真希が中心に話しが多く展開するので見やすい。そのため、大空襲の悲劇がより深く分かる。

藤原君と再会するシーンは涙ものだ。再開の前半部分は際立ってうまい演技といえる。

どのくらい恋愛経験があるかわらないが、少し表現を変えるだけでもっと泣けたシーンにできる歩き去るシーンが作れた部分はあるが。

ただ、泣き方は相当うまくなっている。タイミングといい表情といい。何かドラマに出るたびに忘れ物を終わってからでも吸収しているようだ。
わたしが堀北真希を高く評価する理由だ。

そして、最後の銃撃で死ぬシーンは迫真の演技でかなり泣けた。

5月以降は大河で他のドラマで見ることができないのは残念だ。

安倍なつみさん「トゥーランドット」

初日の感想を見るかぎり概ね他の役者陣に負けない演技をしたようだ。いよいよ明日観る上でも期待が高まる。

上野樹里・長澤まさみ「ラストフレンズ」

第一話のストーリーが出ていた。難しい始まり方をしている。
わたしならどんな始まりでどんな二話のつなげ方にするだろう。

多分、上野樹里との再開は最初にもってくるがラストは錦戸君のおかしな行動をクローズアップしたところで次回に持ち越すだろう。

ドメスティック・バイオレンス……言葉だけはよく知られているが、これが男女かまわず起こっていることはあまり知られていない。
このドラマは被害に会う女性を描くようだが、男性側でも起こっていることもできれば書いて欲しかった。

あきらかな夫婦で男性側がドメスティック・バイオレンスを受けているのを見たことがあるからだが、男性が起こす比ではない嫌悪感が起こる。なにしろ道端で延々一時間以上吐き気がするような言葉で夫を罵倒し続けるなどありえないだろう。

しかも、男性が起こす場合は他人の目を意識して他人の前では隠すところが、知っている限りでは女性が男性に対してドメスティック・バイオレンスをする場合、他人を気にしないで起こしているケースが多い。

上に書いた例などはとある薬局で品物を探して30分、一端帰宅して忘れものを買いに戻って30分。中で残って一時間前から買い物していたような客がひそひそと話していることから一時間以上は口汚い言葉を垂れ流していたと想像できる。

普通、それだけ注目されれば罵倒が止まるだろうがそれが止まらないところに問題があると感じる。

ということで、ドラマとしても社会現象としても気になるドラマだ。


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上野樹里・長澤まさみ「ラストフレンズ」と安倍なつみさん「トゥーランドット」と「堀北真希ドラマ」

2008-03-27 20:39:06 | ドラマ・映画
上野樹里・長澤まさみ「ラストフレンズ」と安倍なつみさん「トゥーランドット」

上野樹里・長澤まさみ「ラストフレンズ」

ドラマの公式ページから推察するとまだ二話分の撮影が終わっただけのようだ。かなり押している撮影になっている。

これは企画があらあらで中味を詰めるのに二転三転しているケースでよく見られる撮影スピードだ。しかも悪いことにロングストーリーがまだ公式ページに載っていない。最後に変わってもいいから載せていないケースでドラマがうまく回ったケースは見たことがない。

ということで、また心配なドラマになってきた。今回は「薔薇~」のようなSMAP人気や竹内結子の演技力が期待できる要素がない。さて、どうなるだろう。

上野樹里はそれなりに演技力はあるが、その演技の幅は狭い。今回の役所は複雑な性格を演じるらしいがどこまで掘り下げられるか不安がある。

ただ、髪をばっさり切った雰囲気があっていることから一番得意なキャラクターなのかもしれない。気になるのはダブル主演か長澤まさみ主演かでこの予想されるキャラクターはドラマを薄くも厚くもする。

長澤まさみを食う演技をしてしまうとドラマとしてはいずれにしても面白くなくなる。堀北真希が得意とする自分も相手も生かした演技が上野樹里にできるかがカギ
を握る。

そして、長澤まさみ。役はともかくどんな表現で視聴者に見せるか。また、どこまでシナリオがキャラクターを作り易く作っているか……それにかかっている。
今書かれているキャラクターは面白い要素を含んでいるが、経験の無い人間がどこまで想像できるかという問題もある。

いずれにしても、いい経験にして欲しい。従来と違う役柄なので。

なお、補足すると演技力では現状上野樹里より見劣りしているのは確かだ。それだけに、上野樹里がそれを理解した上で長澤まさみとの共演シーンでどう演じているかも長澤まさみの演技に影響を与える。

また、一言DVといっても、暴力を振るう振るわれるだけがDVではない。受けている側の感情がどう変化するか相当難しいが、シナリオライターやプロデューサーはどんな取材をしたか気になる。

あまりリアルにやりすぎるとDV体験者のフラッシュバックを引き起こすからだ。そこまではゴールデンでやる内容ではないと思う。

ということで、4月開始ドラマで一番気になるドラマではある。


安倍なつみさん「トゥーランドット」

いよいよ私が期待している女優安倍なつみさんの出演舞台「トゥーランドット」が始まった……といっても初日の今日は見に行っていないが。

とりあえず応援している女優さんに必ず贈る特大の「胡蝶蘭」は贈っておいたが花屋からの画像ではどうやら楽屋裏に置かれている。

土曜夜に観に行くのでそこで確認するが、楽屋裏なら少し残念だ。

深夜にイメージ画像が流れているが、土曜を楽しみにしている。
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「堀北真希と長澤まさみの才能」と宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

2008-03-26 18:54:35 | ドラマ・映画
「堀北真希と長澤まさみの才能」

今週ドラマが無いので書くことがない……ということで無理やりネタとして二人を引き合いに出した。というのも、これほど面白い対象がないからだが。

堀北真希はバラエティで見ると番組の内容でキャラクターが違う時がある。大人しいときとはっきりしているときとかなりバラバラのキャラクターになっているときがある。

多分バラエティでも演技していることが多いのだろう、番組内容に合わせて。それ自体は別に悪くはないが、このことからバラエティ番組の司会などもできることが伺える。活躍の場に困ることがないというのは本人にとっては大きな強みでもある。

さて、バラエティで使っているキャラクターは置いておくとして普段は顔立ちはごく普通に見える。

そこからは、ドラマや映画で見せるような際立った美しく見える表情やおどおどした暗い顔は伺えない。

堀北真希の凄さは、目配りとささいな表情で喜怒哀楽と自分の演じているキャラクターを強調できる演技力にある。そのため、美しい女性も暗く大人しい対極の女性も違和感なく演じることができつつあると感じる。

これは頭の良さと感性の鋭さの二つを持っているからかなと個人的には思っている。そのため、今のところ破綻なく成長している。

今後も失敗ドラマに出演することがあるだろうが、立ち直りは早いだろう。将来性に不安のない女優になっている。

さて、もう一方の堀北真希と同様に期待している長澤まさみ。こちらは成長が止まったままだ。女優を育てるツールをいくつも持っている事務所に所属しているだけにこの足踏みは歯がゆい。

唯一期待していたのは「隠し砦の3悪人」での予告編でのセリフ。これは今までの映画にない素晴らしいセリフ回しをしていた。

だが、「プロポーズ大作戦スペシャル」番宣での話し方で悪い癖が治っていない
ことに気付かされかなり残念に思っている。

出来上がった「隠し砦の3悪人」の自分のセリフを長澤まさみは見ていないのだろうか。それとも予告編部分だけがいいセリフ回しなのか……映画を見てみないと判然としなくなってきた。

いずれにしても、長澤まさみの当面の大きな課題は舌足らずな話し方だ。これを何とか直さないと表情の善し悪しを殺してしまう。

舞台を勧める理由は、舌足らずの発声では観客が聞き取りずらいという反応が舞台上で自分で気づけることにある。どうすれば自分が言っているセリフを分かってもらえるか考えて話すようになるために舞台には出てもらいたい。

長澤まさみの才能は堀北真希と遜色ないだけに、この二人のデットヒートを見てみたい。


宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

残すところ千秋楽まで後4日。今のところ宮菜穂子さんの演技の変化にコメントは知らせていない。舞台途中で個人的な良い悪いを知らせて演技に少しでも影響が出るのは避けたいと考えているためだが。

とはいえ、本人の性格からそれはありえないので別に差し入れついでにメッセージをつけても問題ないのも分かっている。ようはこちらの気分に過ぎない。

大抵は、千秋楽の花の差し入れにコメントをつけている。
そうそう、知人の女性から大量の花は贈るなとクギをさされているので最近は片手で楽に持てる量にしている。

以前は30本の青いバラを贈っていた(笑)

今回はどんなコメントをつけようか。宮菜穂子さんらしいキレのあるダンスに素晴らしい側転。前方席に入れば他の女優陣より高い声のためマイクを通さない良く聞こえる歌声。

人を惹きつけてやまない演技で相変わらず素晴らしい演技だった。

ただ、今回演出が変わったために最後まで迷いがあったのかなと見ていて感じている。特に乞食の仮面を被った際の幕間での演技は観客との距離を置きかねていたように見えた。

幕間なので大きな影響は無いが、その延長線上でメインキャストのバックでの動作に少しどんなイメージでメインキャストの演技を彩っているか判然としない感じがした。

今回は、こんな感想を贈る予定でいる。もっとも、大阪公演の際はこれ以上に戸惑っている演技に見えたので東京公演では自分の中であるいは何かをイメージしていたかもしれないが、それでもはっきり自分が前面に出る演技以外のシーンではいつもの宮菜穂子さんらしさが少し足りない気がした。

それにしても、これでしばらく宮菜穂子さんの舞台がまた見れなくなるのは残念だ。



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宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」と山下智久・長澤まさみ 「プロポーズ大作戦スペシャル」

2008-03-25 21:38:29 | ドラマ・映画
宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

この舞台は今回既に6回見ている。大阪公演含めて。面白いから……といいたい所だが、こと私に関しては宮菜穂子さんの演技が見たいため。

今回の公演に関しては好き嫌いが大きく判れる舞台に感じる。客入りも初演よりやや落ちているだろう。観客を巻き込んだ初演の勢いが今回の舞台にはないように感じる。

演出の変更意図は分かる。初演では主演内野さんたちがあまり活きていなかった。どちらかといえばアンサンブルが活き活きとした舞台だ。その点が本来の舞台のありようから外れた舞台だった。

ということで、二年後くらいの再演では主役が活き活きとし、観客も舞台の出演者の一人となる演出になると予想してこの舞台の最後の感想とする。

ただ、この舞台をまだ見ていない方。ぜひ宮菜穂子さんを見に日生劇場に足を運んで欲しい……と書くと片手落ちなので次回の再演と比較するためにも日生劇場へということで。

そうそう、この舞台の内容は乞食たちに一夜限りに舞台を貸し出し、その舞台でオペラを演じる乞食たちの話しということ。そして、その上演されるオペラが観客を巻き込む面白いオペラ。

初演を観ていなければ、現在の舞台でも面白い……はず。

ということで日生劇場へ。

山下智久・長澤まさみ 「プロポーズ大作戦スペシャル」

ちょっと長くするために肝心の主役二人のストーリーがかすんでしまうサイドストーリーで時間を使ってしまった。大振りの金子茂樹らしいシナリオだ。

そして、主役二人の話が正味30分程度になったのは長澤まさみが次のドラマの撮影と被った可能性も考えられる。

いずれにしても何らかの制約がなければ始めと終わりがこれほどバタバタしないで締めることはできただけにもったいないスペシャルだった。

さて、期待の山下君。こちらもどうすれば以前のような輝きを身に付けるか課題は残したままだった。期待しているが、やはり舞台経験が必要な気がする。

不思議な雰囲気を持った貴重な俳優と感じるだけにこの伸び悩みは痛い。

また同じように長澤まさみ。長いドラマだったため、時折ハッとする表情を見せてくれた。やはりこちらも貴重な才能を秘めているように感じる。そして、やはり見とれるほど美しい。持って生まれた顔立ちにハッとする表情を作れる演技力がつけば堀北真希と並ぶだろう。

山下君で書いた事と同じように舞台経験を積んで発声の矯正をするだけでも、格段に輝いて見えると感じる。こちらは所属事務所が舞台と近いのだから年に二度くらい舞台を入れて育てて欲しい。

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竹内結子「薔薇のない花屋」と「4月~6月期のドラマ」

2008-03-24 08:20:43 | ドラマ・映画
竹内結子「薔薇のない花屋」

竹内結子の迫真の演技が際立った最終回だ。名前の知られていないシナリオライターなら恐らく視聴者が途中で離れていく予定調和のドラマともいえる。途中で登場した悪玉が善玉になって帰っていくのは違和感がある。

これなら最後まで表向き悪玉で裏で善玉にすればよかったと感じる。そこまで描ききれなかったために主人公がかすんでしまったドラマだった。

結局、キャラクターが深く描けていたのは「しずく」ただ一人だけなのも物足りない。そして、結局「薔薇のない花屋」の意味が薄いドラマで終わったのは残念だった。

それにしても、最後30分も残してどうするかと思ったらまた松田翔太が便利使いされての展開。結局このドラマは何を視聴者にメッセージとして伝えたかったのか分からないまま終わってしまった。


「4月~6月期のドラマ」

竹内結子「薔薇のない花屋」

竹内結子だけが印象に残ったドラマ。それだけにタイトルとストーリーがリンクしなかったのが痛いドラマだった。

「ハチミツとクローバー」

このドラマも成海璃子だけが光ってしまったドラマ。やはりドラマの主人公は多くても二人にしないと視点がブレ過ぎることを改めて感じさせたドラマだった。各要素に面白いものがありながら、その要素が点在したために低視聴率で終わったのは残念だ。

そして、成海璃子。不思議さんと個人的には呼んでいる。次のドラマでどんな演技をするかで堀北真希のような成長をするか、長澤まさみのように足踏みするか分かれる。

「ボンビーメン」

これは小栗旬でなければ確実に視聴率は一桁に落ち込んだドラマに見えた。それだけに初主演としては厳しいドラマだ。舞台などでは、いいものに出ているので次はいいドラマに出て欲しい。

「斉藤さん」

これは好き嫌いが分かれたドラマのようだ。個人的には途中で見なくなったが面白いという人もいたので難しいドラマだったかもしれない。

「交渉人」
これは演出の問題が大きかったドラマに見えた。ゴールデンタイムに暗い画像はありえないだろう。そして、ハコ割りしないでシナリオを進めたとしか思えない展開が致命的だったように見えた。

「鹿男あをによし」

これも好き嫌いというか視聴率の割りに好きな人が結構いたのに驚いた。個人的には二話で飽きたが好きな人には通じた濃いドラマだったようだ。

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宮崎あおい・堀北真希「篤姫」と金城武・小西真奈美「Sweet Rain 死神の精度」

2008-03-23 12:06:08 | ドラマ・映画
宮崎あおい・堀北真希「篤姫」

目配り……宮崎あおいに足りないものはこれだと思っている。そして、目配りを得意とする堀北真希との組合せがどうこのドラマで出るか少し心配となっている。

さて、いよいよ大きく動き出す今回。本来の父の容態に気付かず出立するシーンは違和感があった。脚本として気付かせる選択もあったのではないだろうか。

心病みながら出立すると同時に自分の役目を果たす展開にすれば、後に恐らく知ることになる本来の父親の不慮を受け止めるときの演技が面白くできたと感じる。

金城武・小西真奈美「Sweet Rain 死神の精度」

さすがに金城武うまい演技だ。この構成に失敗した映画で光る演技をしている。そして、予想外だったのは小西真奈美だ。心地よい歌声で発声の訓練をすればミュージカルなどでも活躍できそうだ。

この映画の歌ではブレス音がかなり入って折角の魅力的な声を邪魔していたが、十分それでもいい声だった。

さて、映画。この作りにするなら工夫が必要だっただろう。映画自体としては、個人的にはお勧めはしない。
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堀北真希「野ブタ。をプロデュース」と宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

2008-03-22 22:23:51 | ドラマ・映画
堀北真希「野ブタ。をプロデュース」

いい加減気付かれていると思うが、堀北真希の演技は好きなタイプの演技だ。そのため、頻繁にこのブログでも取り上げている。

そして、今ドラマが無いため昔のDVDを見返している。2年半前の演技で今見るとキャラクターが揺れているが当時は堀北真希のキャラクターの成長のさせ方に感心したものだ。

この女優はどうやってキャラクターを作っているか不思議だ。自分で考えて作っているだろうが、それだけに将来性の大きさが想像できる。

もはやここまでくると勝手に役がついてくるだけに後はどこまで面白いドラマ、映画に出会えるかだ。

宮菜穂子さん「ベガーズ・オペラ」

嶋政宏さんが別の舞台に出ている関係で小さな役だが重要なフィルチ役が若手にきた。いい経験だろう。

だが、今日で2度目だが工夫が足りないと感じる。せっかくの貴重な役。橋本さんの真似ではなく自分のフィルチ役のセリフで言う事を毎回意識しないと今後の舞台に生かせない。

具体的にはセリフが平板に感じることだ。割りと整った顔をしていて後数年もすればいい役者になりそうだが、セリフを意識しないではいつまでもアンサンブルで埋もれる可能性がある。

そして、宮菜穂子さん。この女優さんの機転の利いた役作りは毎回楽しんでみている。もうそろそろ大きな役だけをやる女優さんになって欲しいと願っている。

どこで見ていてもつい見てしまう魅力的な女優さんなのは、アンサンブルでいても帰り際で必ず誰かの話題になることから明らかだ。

ということで、後一週間なので宮菜穂子さんという女優さんを見てみたい方は日生劇場に足を運んでください。

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