ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

5月1日デモ

2005-05-01 22:50:19 | ニューヨークからの報告
5月1日国連北側のファースト・アベニューと50thStの角に11時に集合して12時に出発。セントラル・パークに行進です。出発場所には退役軍人が多数いたということでした。私たちは平和のリボン、アオギリの願いを広める会、ガールスカウト、ボイス・オブ・ヒロシマ(大庭里美さんの手製のバナー)を繋ぎ、8メートルはあったと思います。素晴らしい、平和の願いのアピールになりました。ビルとビルの谷間のはるか上をヘリコプターが飛んでいました。ビルにぶつからないように飛ぶのは技術がいるのかもと話しながら…
 


ブレイクタイム

2005-05-01 14:25:47 | ニューヨークからの報告
このブログの作成風景をUPしてみました。

増田さんも、アオギリの会の人も、ピースリボンのメンバーもみんな元気です。
NY時間4月30日は一日中雨。日本で予想していたより寒いです。8時間ほど前に同じホテルにチェックインする秋葉市長を見かけ、徐々にホテルが日本人で埋まっていきます。現在私たちが滞在している「Crowne Plaza at the UN」は、その名のとおり国連ビルから歩いて約10分ほどにあります。遅刻しそうになっても大丈夫ですね(笑)。
今日はそれぞれがフリーで行動していましたが、明日(もう今日です)のセントラルパークでの5・1デモに向けてあわただしくなってきています。
アオギリの若手メンバー(という表現でいいのでしょうか?)は、NY時間5・1の7時にセントラルパークへ向かい、平和文化センターもやっていた「国際法の壁」プロジェクトの組立作業に入ります。明日のデモではいろんなものを配って良いので、それぞれで鶴やアンケートなど、渡したいものを準備しています。
デモのスタートは国連ビル前。11時に集合開始で、12時スタート。指定されたルートを歩いた後でセントラルパークに向かいます。いろんな団体がスピーチをするステージが組まれ、ドイツのユースメンバーや長崎の若者たちが何らかのパフォーマンスを行うそうです。

2月に亡くなられた大庭里美さんは、このデモを「イベント」と呼んで、とても楽しみにされていました。動画をUPしてお伝えできないのが残念ですが、写真あわせて5・1イベントの詳細をお伝えできればと思います。

@NY Time 05/05/01 AM:1:22 (塩出)

公開シンポジウム

2005-05-01 13:43:37 | ニューヨークからの報告
日本原水協(日本から800人ほどNY入り)主催の公開シンポジウムに参加しました。このシンポジウムは、午後1時半から3時まで、セント・ジョン・ディバイン大聖堂で行われました。大聖堂はマンハッタンの北部のモーニングサイド・ハイツにあり、天井まで20~30メートルほどもある古い大きな教会でした。
このシンポジウムは、特別ゲストの国際平和ビューロ会長のコーラ・ワイス氏とエジプトの大使マゲト・アブデラジズ氏、アボリション2000のジャクリーン・カバソ氏(だけが女性です)とアメリカフレンズ奉仕委員会のジョセフ・ガーソン氏を招いて行われました。参加者は主に日本人でしたが中にはNY市民もいて、およそ700~800人の参加者がありました。簡単ですが、心に残ったことをお知らせします。

非核地帯を多くすることが重要であることや、アメリカからのパネラーがアメリカは多くの核兵器を使える状況にあり、核兵器の役割を高める今の危機に対して一般市民が核兵器も戦争も要らないと確信を持って対処する必要が求められていると発言しました。アメリカの平和活動は今までどおりやっていかなければならないのはもちろんですが、もっと深く下等な政治が進んでいることを知らなければならない。今の時代は必ず夜明けが来ることをみなさんに伝え、正義と平和の時代を求めて協力して行きましょう。

@NY現地時間:05/05/01 AM0:45 (増田)