ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

平和市長会議主催行事とNPT再検討会議

2005-05-04 13:24:31 | ニューヨークからの報告
 今日は平和市長会主催の行事が多くありました。行事への参加者から聞いた内容を報告します。ランチセッションでアナン事務総長がスピーチをしたということは平和市長会議に敬意を表したと考えます。
「ピースロード TO ニューヨーク」が平和市長会議に出来る事でを協力したことは縁の下の力となりました。

 NPT再検討会議を3時から傍聴ができました。各国からの参加者が少なく中央で発言している声も元気なく聞こえてきます。これで核兵器の話し合いが行われるのだろうかと不安になりました。
昨日(5月2日)傍聴した人たちからの報告です。アメリカは2012年までに70パーセントを削減し、3000年には90パーセントまで軍縮する。『3000年!』に若い子が怒っていました。北朝鮮とは交渉を続け、IAEAをサポート。各国からリビアは支持され、イランは非難の声があがる。EUは米とロシアの軍縮が重要。核軍縮がテロ対策になる。これらが印象に残っているとのことでした。今日の午前中はイラン、カザフスタン、ポーランドが2000年の明確な約束がうまくいってないので今回はうまくいくようにと発言があったということです。
今日の午後3時からは、日本語訳がついてなく、確認ができませんでした。
 アンケートを数人から回答がありました。高校生の女性は被爆者の話を聞いた用でした。中国の若者、「Sure!」と言って快く応じた女性達や男性。アンケートの答え方に日々の過ごし方が垣間見えました。


これでニューヨークからのレポートをいったん終わります。
明日は朝ロビー集合で日本へ帰ります。(増田)
  
(写真はIAEAのパネル。これが4~5枚あったかと思います)

  5月4日  0時20分