ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

「ストップ核再処理キャンペーン・広島」からお知らせです

2007-09-18 22:16:03 | お知らせ
 9月30日は、東海村JCO臨界事故から8周年となります。原発・核燃の持つ問題をあらためて俯瞰し、人間が生き続けられる環境を次世代にどう手渡すのかを考えることをテーマとして、次のような学習会を開催します。ふるってご参加ください。

東海村JCO臨界事故8周年学習会
日時   9月30日(日) 午後2:30~4:30
場所   広島国際会議場(平和公園内・資料館西側)3階研修室3
話題提供 木原省治さん「エネルギー政策転換の必要性」

  都合が付く方と5時半まで話合いを行います。自由に参加ください。


また、次の署名にご協力お願いします。
「海に、空に、放射能を流さないことを求める署名」(三陸の海を放射能から守る岩手の会)
http://homepage3.nifty.com/gatayann/syomei07.pdf

六ヶ所村再処理工場のアクティブ試験は、今月初めに第4ステップに入り、使用済み核燃料の燃料棒の切断が始まりました。

9月9日朝には、高レベル核廃棄物ガラス固化体貯蔵施設内にとりつけられたモニタが異常に大きな山を示しました。このモニタはクリプトン85をキャッチするものですが、燃料棒の切断にともない排気塔から放出された放射能が一旦海側に流れ、風によって陸側に吹き戻されたことを示しています。周辺の住民はこのような放射能の雲が漂う中にいることになります。(美浜の会小山さんのメールより要約)
日本原燃の次のページから燃料棒の切断の状況を見ることができます。
http://www.jnfl.co.jp/monitoring/shaft.html

再処理工場の本格稼働は11月に予定されていましたが、2008年2月に延期になっています。

「ストップ核再処理キャンペーン・広島」
◆原発はごめんだヒロシマ市民の会
 ホームページ:http://www2.ocn.ne.jp/~gomenda/
◆ボイス・オブ・ヒロシマ
 ホームページ:http://blog.goo.ne.jp/p-h-21
◆プルトニウム・アクション・ヒロシマ


参院選とこれからの学習会を終えて

2007-09-18 22:05:25 | 行事報告
 
                             
岩国、大阪から参加があり、多方面からの話もあった。問題提起した佐藤周一さんの資料を基に報告をまとめた。
 参議院選挙は安部自民党が1人区で6勝23敗と惨敗した。自民党は37名、民主党は60名が当選した。当選者は公明党が9名、共産党3名、国民新党2名、社民党2名、日本新党1だった。広島県では比例の自公票は約53万票だったが、溝手さんは約39万票だった。比例の自民党獲得票は2000年が約44万票でしたが、2007年は約34万票に減っている。大企業やお金持ち優遇などによる地方や弱者の置き去り、交付税カットによる負担増や医療格差等々の不満が増大したことが自民党の敗因になったと考えられる。大都市の小泉ブームの終焉の影響も自民票を減らしたといえる。20世紀末に大都市には、地方が優遇されているとか、男性正社員中心のセーフティネットに女性や若者の不満があった。その不満を小泉さんが何とかしてくれると期待し、地方の保守層も与党指示になったために「自民圧勝」につながった。しかし、大都市でも格差拡大が問題になるようになったが、阿部さんはひき続きお金持ち優遇と復古調で、小泉ブームの終焉を迎えてしまった。
憲法問題で、安部政権は今までより踏み込んだ集団的自衛権解釈で、保守層にやりすぎという違和感を与え、弱者問題を放置したままで憲法改正を強行する等は、自民党支持者を削りとったようだ。
自民党は国民政党から一部の人たちの党に変質とも思われるが、「与党」というだけで一定の支持がある。公明党は、自民党追随の付けで求心力が大幅に低下してしまった。民主党は参議院で過半数ではないので、共産党、社民党、国民新党等とともに、共闘して政策を実現していけるかどうかだろう。もし自民党が野党になれば、将来的には民主党対、各地ローカル政党の可能性もでてくる。
社会構造が変化していく中で、市民運動は柔軟な新しいやり方が必要になってくる。電話1本、ファックス、メール1枚で政治家に物申すことが簡単にできるようになるかもしれない。


 今年の選挙中、日本の各地(山口、福井、青森等)に行き、その土地を見て、そこで人に会い、その地域の議員の話を聞いた佐藤さんのお話は、実感に基づいていたからと思いますが、分かりやすく、貴重な資料が作成されてました。
岩国、大阪の方たちのお話も、興味深く、話し合いが、多方面からになりました。
テロ特措法は、民主党の考えが正しく、国連決議が出ていない、米国主導でのイラク派兵に追従することはないとの考えは全員一致でした。
考えが明確になったり、疑問が残ったり、いろいろある学習会だったかと思います。課題を次回に繋げるようにと思います。
                      


「小さな学習会 参院選とこれから」

2007-09-09 11:19:45 | お知らせ
おそいお知らせで申し訳ありません。
今日の午後、学習会を行います。大阪、岩国から参加の返事が来ています。
参議院選挙の結果がどのように生かされていくのがいいのかを、みんなで
話し会います。下記のように行います。
お誘いあわせてご参加ください。


       参議院選挙とこれから  小さな学習会
     
     日時 9月9日(日) 14時半~17時半
     場所 国際会議場3階研修室③
     話し合い  佐藤周一さん 30分ほど
            社会市民連合 事務局長
    http://www.shakaishimin.com/
    参加者での話し合い
     カンパ 300円 
     主催  ボイス・オブ・ヒロシマ
         http://blog.goo.ne.jp/p-h-21/
  

             問い合わせ先     増田 082-892-3386
                    日浦 082-928-4338