12月17日は寒くなるということで、心配しながらその日を迎えました。
雪の降る中、30名ほどの参加がありました。
まず、「六ヶ所村通信1」の上映を行い、田窪さんのお話「六ヶ所再処理工場と市民」をお聞きして、質疑応答を行いました。その後、希望者で懇親会を行いました。
「六ヶ所村通信1」は2004年の春から8月までの六ヶ所村の様子を鎌仲ひとみ監督が撮った映像です。12月から始まるウラン試験を止めようとする市民が、熱っぽく誠実に行動している様子が映し出されていました。しかし活動する市民はごく少数でした。気になりながらも、何が問題なのか、どう行動すべきかわからないでいる市民が多いのが現状のような気がします。政府やマスコミは、どうしてみんなの了解を得るように努力しないのでしょうか。透明性がなく、市民に情報が明らかにされないことが納得がいかないことだと思います。誠実に訴えている六ヶ所村の市民の熱意に心打たれました。使用済み核燃料が運び込まれている様子は恐ろしく、不気味でした。
田窪さんはお話のなかで、「六ヶ所再処理工場からプルトニウムを取り出すことは、長崎の核兵器の材料を日本が大量に保持することになり、このことは核保有国を増やすことに繋がる懸念になる。被爆国の日本が核拡散を誘発してはいけない!」と強く言われました。2006年3月に延期されたアクティブ試験(使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す試験)が2月議会で通れば、稼動する可能性もあるそうです。市民で議会に「六ヶ所再処理工場の無期限延期」の請願や陳情をすることによって、稼動は延期できるかもしれないということでした。何としても稼動させてはならないと胸に響いてきました。六ヶ所再処理工場を稼動させると、取り返しのつかない事になることが伝わってきました。
議会へ働きかけることを、私たち市民が行う必要があります。
ヒロシマから「六ヶ所再処理工場の無期限延期」の声を出すことが望まれています。
19日にプルトニウム・アクション・ヒロシマから、広島市議会の総務委員会で「六ヶ所再処理工場の無期限延期」を政府に要請する請願の趣旨説明をしました。広島市議会議員や広島市職員、約100名が居るなかで5分間ほど趣旨を言いました。六ヶ所再処理工場について認識が深まることを願っています。
悪天候の中、学習会に参加してくださり、ありがとうございました。
これからも六ヶ所再処理工場に関する、学習や行動を続けます。
一緒に理解を深め、行動していきましょう。
ボイス・オブ・ヒロシマ 増田
雪の降る中、30名ほどの参加がありました。
まず、「六ヶ所村通信1」の上映を行い、田窪さんのお話「六ヶ所再処理工場と市民」をお聞きして、質疑応答を行いました。その後、希望者で懇親会を行いました。
「六ヶ所村通信1」は2004年の春から8月までの六ヶ所村の様子を鎌仲ひとみ監督が撮った映像です。12月から始まるウラン試験を止めようとする市民が、熱っぽく誠実に行動している様子が映し出されていました。しかし活動する市民はごく少数でした。気になりながらも、何が問題なのか、どう行動すべきかわからないでいる市民が多いのが現状のような気がします。政府やマスコミは、どうしてみんなの了解を得るように努力しないのでしょうか。透明性がなく、市民に情報が明らかにされないことが納得がいかないことだと思います。誠実に訴えている六ヶ所村の市民の熱意に心打たれました。使用済み核燃料が運び込まれている様子は恐ろしく、不気味でした。
田窪さんはお話のなかで、「六ヶ所再処理工場からプルトニウムを取り出すことは、長崎の核兵器の材料を日本が大量に保持することになり、このことは核保有国を増やすことに繋がる懸念になる。被爆国の日本が核拡散を誘発してはいけない!」と強く言われました。2006年3月に延期されたアクティブ試験(使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す試験)が2月議会で通れば、稼動する可能性もあるそうです。市民で議会に「六ヶ所再処理工場の無期限延期」の請願や陳情をすることによって、稼動は延期できるかもしれないということでした。何としても稼動させてはならないと胸に響いてきました。六ヶ所再処理工場を稼動させると、取り返しのつかない事になることが伝わってきました。
議会へ働きかけることを、私たち市民が行う必要があります。
ヒロシマから「六ヶ所再処理工場の無期限延期」の声を出すことが望まれています。
19日にプルトニウム・アクション・ヒロシマから、広島市議会の総務委員会で「六ヶ所再処理工場の無期限延期」を政府に要請する請願の趣旨説明をしました。広島市議会議員や広島市職員、約100名が居るなかで5分間ほど趣旨を言いました。六ヶ所再処理工場について認識が深まることを願っています。
悪天候の中、学習会に参加してくださり、ありがとうございました。
これからも六ヶ所再処理工場に関する、学習や行動を続けます。
一緒に理解を深め、行動していきましょう。
ボイス・オブ・ヒロシマ 増田