ニューヨークへ行く日が近づいてきました。あわただしい日々を過ごしていますが、なぜ行くのか、を整理しようと思います。気負っても英語を話せないのでどうなるかわかりませんが…
これからにつながるといいと思っています。広島の皆さんに、ニューヨークで行われるNPT再検討会議で核廃絶が前進するように行動している人々の様子をホームページでみてもらって、世界の人々の思い等を感じてもらえるといいと思います。
核廃絶は政府が決定することと思っている人は多いかと思いますが、市民の意識が世界を動かすということを、また、難しさをニューヨークでレポートしたいと思います。
ニューヨークから送信するのは,一緒に行く若い女性の協力があって可能になりました。この出会いを作ってくれたのは二月に亡くなった大庭里美さんです。世界の核状況とそれに真摯に取り組むNGOの情報を知らせていた大庭さんが、私たちの行動を後押ししています。大庭里美さんに感謝を捧げます。
NPT再検討会議は核保有国だけが核兵器を持ってよい不平等な条約ですが、核保有国に核軍縮の義務を明記している唯一の条約です。2000年のNPT再検討会議では核保有国も同意した「核軍縮に向けた明確な約束」を最終文書に盛り込んでいます。これは画期的なことでした。その約束がどうなるのかを世界中の市民が関心を持つことは、核廃絶、明るい未来につながると考えています。
核兵器は、私たちの日々の生活にどのように影響を与えているのかを具体的に見つけれるといいと思います。そうすれば対策も考え出せるかもしれません。皆さんと考えて、非暴力でできることから行動していきましょう。