ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

NPT再検討会議の行なわれるニューヨークへ!

2005-04-25 00:02:22 | お知らせ
 ニューヨークへ行く日が近づいてきました。あわただしい日々を過ごしていますが、なぜ行くのか、を整理しようと思います。気負っても英語を話せないのでどうなるかわかりませんが…

これからにつながるといいと思っています。広島の皆さんに、ニューヨークで行われるNPT再検討会議で核廃絶が前進するように行動している人々の様子をホームページでみてもらって、世界の人々の思い等を感じてもらえるといいと思います。

核廃絶は政府が決定することと思っている人は多いかと思いますが、市民の意識が世界を動かすということを、また、難しさをニューヨークでレポートしたいと思います。


 ニューヨークから送信するのは,一緒に行く若い女性の協力があって可能になりました。この出会いを作ってくれたのは二月に亡くなった大庭里美さんです。世界の核状況とそれに真摯に取り組むNGOの情報を知らせていた大庭さんが、私たちの行動を後押ししています。大庭里美さんに感謝を捧げます。

NPT再検討会議は核保有国だけが核兵器を持ってよい不平等な条約ですが、核保有国に核軍縮の義務を明記している唯一の条約です。2000年のNPT再検討会議では核保有国も同意した「核軍縮に向けた明確な約束」を最終文書に盛り込んでいます。これは画期的なことでした。その約束がどうなるのかを世界中の市民が関心を持つことは、核廃絶、明るい未来につながると考えています。

核兵器は、私たちの日々の生活にどのように影響を与えているのかを具体的に見つけれるといいと思います。そうすれば対策も考え出せるかもしれません。皆さんと考えて、非暴力でできることから行動していきましょう。


NPT小冊子を作りました

2005-04-20 13:32:29 | お知らせ
NPT(核拡散防止条約)の再検討会議が5月にニューヨークで行なわれますが、NPTとは何か、核廃絶を願う私たち一般の市民はこのことにどうかかわればいいのか、大きな団体に入らなくても一市民でできることはあるのか、などについてまとめた小冊子を作りました。一冊200円でお分けしています。
平和資料館東館の3階に置いてありますのでそちらにお越しいただくか、ご希望の方にはお送りしますので、メールで希望冊数と送り先を書いてこちらまでお申し込みください。
chiko620@do2.enjoy.ne.jp(増田)