ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

日本のプルトニウム・プログラム

2005-05-10 12:01:33 | ニューヨークからの報告
5月6日のグリンピースジャパンのホームページに次のようなことが載っていました。


「日本のプルトニウム・プログラム は、核拡散防止体制を脅かすとノー ベル賞受賞者らが警告」

「憂慮する科学者同盟」という、安全保障問題を専門に扱う科学者団体のセミナーに参加。六ヶ所再処理工場を問題として提起する、というので、日本のマスコミも何社も来ている。

元アメリカの原子力規制委員会の委員や、旧ソ連との軍縮交渉の首席代表、ノーベル物理学賞を受賞したワインバーグ博士など、アメリカの学識者や科学者など軍縮政策に係わってきた著名人が、「六ヶ所使用済み燃料再処理工場の運転を無期限に延期することによってNPTを強化するようにとの日本への要請」を求める署名を発表。
その記者会見を兼ねたセミナーが、国連ビル地下の会議室Eで開かれる。
このセミナーをきっかけに、国連内でも六ヶ所の問題についての議論の場が提供されることになる。
核不拡散体制を強化したいならば、六ヶ所再処理工場について活発な議論が必要であり、日本国内にいる様々な場所で議論が行われるよう働きかけを続けなければならない。これは「Universal matter」世界的な課題だという強い発言が続いている。

詳しくはこちらを