ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

若者の回答とNPT再検討会議

2005-05-25 23:02:18 | ニューヨークからの報告
 すっきりした感じの良い青年の回答の日本語訳を知ったのは日本に帰って2週間が過ぎていました。台湾のその青年の回答の視点に触発されます。下記は回答です。

  青年は国名、年齢、性別は記入していませんでした。最初に台湾、書き終えてチャイナと言いました。年齢は10代か20代のように思います。
1.ヒロシマを知ってますか? YES
2.ヒロシマのイメージは   記入なし
3.核兵器がなくなるにはどうしたらいいですか?   積極的に。  
4.核兵器や戦争がなくなるために何をしていますか? 何もしていない。
5.世界がどのようになるといいと思いますか?    戦争がない世界。金持ちと貧乏人のギャッ                          プがない世界。
6.アメリカについてどう思いますか?        イラク戦争のように不正なことを行う。
                           常に自分たちの利益が第一。
7.日本についてどう思いますか?          あまりに保守的。もっと自由に。
8.平和運動についてどう思いますか?        口だけで要領を得ない。
9.世界に平和に関して発信したいことは        平和は率直さを信じることから始まる。

この青年は何もしていないと書いていますが、国連にいました。

NPT再検討会議で何も決定できなくて終了するかもしれません。
この青年の回答はこれからの参考にするといいのかもしれません…