オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

行き場を失うか? ベイトフィネス専用機・シマノ・アルデバランBFS-HG。

2013年04月19日 05時31分59秒 | オズマのバスタックル

 余計なお世話は承知している

 しかしシマノのHPを見ていると,写真の機種をいまだに「シマノベイトリール最速のギア比」といっている(じぇじぇじぇじぇ)。しかし,13メタニウムが発売された以上それは修正しないと。13メタは8.5まであるのだから。

 それにしても,シマノって,最初に上位機種を作って,その技術を廉価版に押し下げるパワーがスゴイ。つまりは,標準化技術が並じゃあない,と思う。古くは,クルマでは「ハイメカツインカム」によるトヨタの「ガソリンエンジン・オールツインカム」計画があったが,あれとソックリだ

 赤メタで採用されたSVSは進化して発展しているし,とくにメインギアの性能向上はおそらく世界No.1 実際,潮来の村田さんから聞いた話では,シマノはクルマなどのギアも作っているという。まさに「ギアのシマノ」

 そしてまた,価格設定が絶妙だ。要するに悩ませる設定なのが憎い演出。「13メタXG+BFSスプール」と「アルデバランBFS-XG」では,価格差はとりあえずおいておくとして,総合性能ではどちらが優るのか見当もつかない。

 シマノに比べると,ダイワとアブはこの価格設定などがもう少し単純だ。単純なので選びやすいともいえるだろう。

 僕は,大昔のスーパースピードマスター2000ULS時代からシマノだった。なぜかというと,当時のシマノはチームダイワに負けていたから,いや,元自転車小僧としてはシマノがやはり気になったのだ。スピニングも,初代ツインパワーを使っていた。皆が皆,ダイワ・ウイスカートーナメントSS-750だったときに,僕はツインパワー。当時は変人あつかいされたものだ

 そんなひねくれ者だった僕が普通になったのは,赤メタよりも銀メタの登場が大きな影響になっている。当時,レフトハンドルのよさが見直されたときで,僕は当時すでにレフトハンドだったのだけど,友人に貸すとことごとく「俺も買ってみたよ」だった。銀メタは,そのぐらいショッキングな性能だったのだろう。僕も12年同じ銀メタを,なんと1回しかOHせずに使い続けた記録がある。あれだけの剛性や価格,性能,いまでも究極だと思う。

 話がだいぶそれてしまったが,アルデバランBFS-XGは,販売面では今後厳しいかもしれない。自らの13メタニウムによって勢力分布が変わるかもね。

 でも,所詮釣具なんて好みの問題。アブが好きならアブ,ダイワが好きならダイワでいいのだ。実際,僕もシマノのSVSに慣れているから,余計なDCとかが不要なだけであるからして。

 だが,高級機種でも日本製であるのはシマノだけ。ここは他社との決定的違い。三国人にお金を落とすかどうかという話...なんて大げさかな