秋が静かに深まり、ナーバスになる気持ちを抱えながら
友人に誘われて、今年で19回目になる『定禅寺ストリートジャズフェステバル』
通称『ジャズフェス』に行ってきました。 詳細
毎年ジャズフェスが行なわれているのは知ってましたが、
お恥ずかしながら私は始めて観に行いきました。
友人はほぼ毎年行ってて、慣れているのでいろいろお膳立てしくれました。
折り畳み椅子や雨具、食料など準備したり、
送り迎えに友人の家族まで協力してくれました。
また、効率よく歩けるようにいろいろ提案してくれたり、
そして、私が見たいものを優先してくれて、その行為に感謝しますね。
アジュール仙台前にて
打楽器の『ぽれぽれ』 ぽれぽれとはスワヒリ語でゆっくりの意味。
カンパの時に貰ったスタッフ手作りの『ミニカンザ』をふりながら、
リズミカルな太鼓の音に私も乗りのりでした。
マークワン1階にて
アカペラの『Haappy Soul』アカペラのシンフォニーにウットリしました。
そして定禅寺通りに
ケヤキ並木の下では遊歩道になったところに、ひしめく聴衆と、
バンドが一体となったところに私と友人も心地よく溶け込んでしまいました。
ビルの合間に夕闇迫る頃、熱覚めやらぬ町並みに、
おのおの、好きな場所に腰を下ろし自分なりの楽しみ方をしておりました。
ビックバンド『Accomplish☆stuyle』女性だけのバンド!!
ペットを演奏してる姿を見て、末娘を見てるようでうるうるしてしまいました。
そして、フィニッシュは勾当台公園滝前にて
映画『ディア・ドクター』の音楽を担当した『モアリズム』で、
フィニッシュにふさわしいのりのりの演奏をしてくれて、聴衆をわかせてくれました。
途中雨がおりてきて、楽器をぬらし、聴衆をぬらし、
そんな中、ドラムの方が太鼓を抱えて、聴衆に溶け込みながら、
滝の中に飛び込んで白熱の演奏をしてくれました。
私も、秋の気配にナーバス気味な心もすっかり飛んでしまいました。
最後はアンコールの声がどこからとも無く聞こえて、
もしかして、異例なんでしょうか大会関係者からOkがでて、
もう私も友人も皆・皆・皆大喜びで、ジャズフェスの終わりを惜しむように、
『モアリズム』の放つ不思議な魅力に魅せられてしまいました。
そして、聴いている私の心は20歳の私になっていました。
その魅力にいつしか雨は遠慮したのか、空には星がやさしく光はなっていました。
この星の空の下で、今宵多くの人が燃えたことでしょうね・・・・・
自分のスタンスで歩けて観る聴く、そしてそれぞれが一生懸命に演奏する
そんなジャズフェスに私もすっかり魅了されてしまいました。
また来年もいけたらいいな~