正式名称は忘れた。確かこんな風な名前だった。一昨日食ったのだから、もっと正確に覚えていてもよさそうなものである。「エオンタ」という松本のジャズ喫茶で、幾分酩酊したあとにJohn Handyを大音量で聴きながら食った。John Handyという強烈なサックス奏者の存在は一昨日初めて知った。
そうそう、スパゲッティーである。娼婦風という名前に惹かれて注文したわけだが、どこがどう娼婦風なのかすこぶる興味があった。プチトマトとブラックオリーブのぶつ切りがペパロンチーノに混ぜ込んである体裁で、酸味のあるトマトと濃厚なブラックオリーブの油が互いを程よく刺激し合っていて旨かった。うん、旨い旨いと思いながら、ジャズの低音に震えるスピーカー前の席で食った。何が娼婦風なのかという一番大事なポイントは、わかったようなわからないような気分になった。真っ赤なトマトと黒いオリーブのぶつ切りのあたりが、娼婦風なのかも知れない、と勝手に合点してしまった。
「エオンタ」は十年前の学生の頃、貧乏旅行をした際に立ち寄った店である。その際、隣に座った男に、「これが酒というものだ」と言って、ジャックダニエルのストレートを二杯飲まされた。あの人は今どうしているのかと思う。
※John Handyについては、ブックマークよりNelsonさんのHPを参照のほどを。
Thanks to Nelson
そうそう、スパゲッティーである。娼婦風という名前に惹かれて注文したわけだが、どこがどう娼婦風なのかすこぶる興味があった。プチトマトとブラックオリーブのぶつ切りがペパロンチーノに混ぜ込んである体裁で、酸味のあるトマトと濃厚なブラックオリーブの油が互いを程よく刺激し合っていて旨かった。うん、旨い旨いと思いながら、ジャズの低音に震えるスピーカー前の席で食った。何が娼婦風なのかという一番大事なポイントは、わかったようなわからないような気分になった。真っ赤なトマトと黒いオリーブのぶつ切りのあたりが、娼婦風なのかも知れない、と勝手に合点してしまった。
「エオンタ」は十年前の学生の頃、貧乏旅行をした際に立ち寄った店である。その際、隣に座った男に、「これが酒というものだ」と言って、ジャックダニエルのストレートを二杯飲まされた。あの人は今どうしているのかと思う。
※John Handyについては、ブックマークよりNelsonさんのHPを参照のほどを。
Thanks to Nelson