んー。
俺はゲームを発売時期で考える場合、大まかに10年を区切りに世代を分けている。
2000年代、90年代、そして80年代。一応70年代もありかな?
2000年代の作品は、もう今の感覚で普通に遊べる。古さがゲームの評価にあんま関係ない。
90年代のものは、やはりグラフィック・サウンド面で、今プレーするとしんどい部分がある。
そして80年代は?
実質ファミコンを皮切りに始まったゲーム業界、この時期のタイトルに多いのが「理不尽さ」だ。
ゲーム黎明期には、今のように、ゲーム開発に先人もノウハウも経験も知識も技術も何もない。
そんな状況で製作するんだから、当然ながら様々な面で不慣れであり、気配りができない。
グラフィックや音楽などは、そういう意味では古さの影響をあまり受けない。
それらは当時の状況でも、才能と努力で良くなるからだ。
しかし「ゲームバランス」「インターフェース」などは、経験を積んで研いでいかねばどうにもならないだろう。
結果として、この時期の多くのゲームには「こんなん分かるか」「こんなん倒せるか」と言った理不尽さが当たり前のように見受けられる。
スペランカーの虚弱体質などはその典型例だろう。
……が、それが必ずしも欠点にならないのも、この時期のゲームの特徴だ。
この時期、ゲームに不慣れだったのはユーザー側も同じ。
つまりユーザーにとって、テレビゲームは新鮮な娯楽だったのだ。
「新鮮さ」は娯楽の強みとしては最高と言っていい。それは理不尽さなど軽く凌駕するのだ。
当時はゲームの数が少なく、一本のソフトに長い時間を割けるという事情も大きかった。
わけの分からんフラグも人海戦術で解き明かした。或いは解けなくても、それはそれで笑い話になった。
80年代のゲームは、当時のユーザーにとって、ほぼ確実に「良い思い出」である。
比類なき昭和。二度と帰らないあの頃。嗚呼。
でも、そんな80年代ゲームを今プレーすれば? それも再プレーではなく新規で。
……ま、予想はしてたけど、理不尽だった。理不尽さに耐えかねた。
さすがにこの時期のゲームで製作者を叩く気にはならないが、「こんなん分かるか糞」と呟かずにはいられなかった。
本筋のゲーム部分も、当たり前だが古い。雑だ。ハードの能力が全然足りていない。
今言ったて詮無いこたわかってるが、プレーしたのが今なんだから、今言うのもしゃーないだろう。
むぅう。
「メタルギア」。現在も続く人気シリーズ「メタルギアソリッド」の元祖だ。
このシリーズは一度「メタルギア2」で完結したが、PS版「MGS」で復活したという経緯があるらしい。
ハード性能の向上により表現力が飛躍的に増し、かつて出来なかったことをやりたくなったのだろう。
実際、MGSはPSを使用することで劇的にグレードアップした。ここでファンが一気に増えたのも当然だ。
が、じゃあ元祖シリーズの存在意義が無かったのかと言えば、決してそうではない。
「潜入が任務」「敵に見付からないように進む」「無線通信」「主人公」「世界設定」「ダンボール」「煙草」などなど、
MGSシリーズでも核になっている要素は元祖にもちゃんとある。
いやこの言い方はおかしいな。MGSシリーズは、元祖メタルギア無くして絶対に誕生しなかった。断言できる。
メタルギア、シリーズの礎を築いた、偉大なゲームである。
それにしても、斬新な発想だ。
「銃で撃って敵を倒す」が当たり前のゲーム業界で、敢えて逆の方向にデザインするとは。
まぁ実際は、ハードの性能が低くて撃ちゲーを上手く作れなかったが故の苦肉の策だったらしいが。
その苦肉の策が斬新なアイデアに繋がり、今もコナミの大黒柱タイトルになってるんだから、世の中分からんもんだ。
なんちゅーか、作り手にもファンにも愛されている、幸せなシリーズである。
……とまぁ、メタルギアの存在意義は賞賛するが、「今プレーするゲーム」としては?
最初はそこそこ楽しめたが、徐々に理不尽さに押し潰され、最後はなんだか投げやりにクリアーしてしまった。
はぁ。
まずこのゲーム、バランスがかなり甘い。
敵に見付かると一気にピンチになるのはMGSと同じだが、今作では敵の視界が
「向いてる方向の1マス分」しかない。つまり敵と軸がずれていれば、絶対に発見されないのだ。
確かに「視界」の概念は3D化したMGSでないと表現できないだろうが、これは不自然極まりない。
よって、見付からずにプレーすることなど、ハッキリ言って余裕である。その意味では緊張感など皆無だ。
更に、敵に見付かったらお仕舞いなのかと言えば、そうでもない。
敵はいきり立って攻撃してくるが、動きが出鱈目なので、さほど恐くない。被ダメージも低い。
画面を切り替えれば追撃が止むこともあるし、止まない場合も、
エレベータ等で大きく場面を切り替えれば確実に安全圏に逃げられる。
当時のハードでは、このゲームのコンセプトを表現するのに性能が全然足りていないことがよく分かる。
ちなみに敵を殺すのもMGSより遥かに楽。今作のパンチは非常に強力で、判定が広い。
敵の視界がアホなこともあり、近寄って殴り殺すのは実に簡単。もちろん銃器でやってもいいが。
あと、敵を倒しても、画面を切り替えるだけで復活するのは大笑いだ。
うーん、80年代。
もう一つバランスを崩壊させているのが、物資無限増殖。
回復アイテムのレーションや武器の弾薬が、部屋を出入りするだけで何度も復活し、何度も取得可能なのだ。
これにより物資は常に満タンの安心状態でいることが出来る。ハッキリ言って楽すぎる。
こうなるともう敵を避けるのも面倒になり、見付かって攻撃を受けながら突き進む方が効率が良かったりする。
ゲームのコンセプトが崩壊している。製作者自らそうしたとしか思えない。
バランス調整のノウハウが無かったのか、それともその概念すら無かったのか。
今じゃ考えられないいい加減さで、メタルギアの根幹は台無しになっていた。
んで理不尽さ筆頭の謎解きフラグ。
具体的には「ユニホーム」のありかがあり得ない。「あんなん分かるか!」。
終盤の無線相手や特定の敵の倒し方も、知っていなけりゃ分かりそうにない。
ユニホームの時点で自力を諦め、以後は詰まったらネットに頼った。
しかしそれを自分の負けとは感じなかった。何故なら、理不尽だからだ。
はぁ。せめて自力で解ける内容になっていれば、自尊心を満たすことができたのに。
もちろんこのゲームを自力で解いた人間は幾らでもいるんだろうが、俺は俺の感覚を信じる。
このゲームは、自力でやれる範疇にない。理不尽だ。
多くの扉に鍵が掛かっており、対応した番号のカードでないと開かないのはMGSと同じ。
しかし扉に番号が書かれておらず、カードを装備して体当たりしないと正否が分からないのが非常に面倒臭かった。
これも古さ故か。扉に数字さえ書かれていれば、ゲームの進行が無茶苦茶快適になったのに。はぁ。
だがアイテム選択のインターフェースは、MGSより良かった。と言うよりMGSが悪すぎる。あれマジ何とかして下さい。
物語は、MGSの説明書にも書かれているように、MGSシリーズに繋がる史実になっている。
主人公はもちろんソリッド・スネーク。今作では新兵らしい。まだ10台か? 若々しい。
無線での話し方などからはとても「あのスネーク」とは思えないが、まぁこの時期にあのキャラを立てろというのも無理がある。
スネークにも若い頃があったんだと好意的に見よう。
寧ろ見所は、スネークよりも「ビッグボス」だ。
MGSでは伝説の存在、何よりクローンであるスネーク達のオリジナルという超重要人物である。
そのビッグボスが、無線でグダグダ指示をくれるのである。なんちゅーか、笑える。
ビッグボスさんは少々アホなのか、同じ場所に行くと何度も同じ無線を入れてくれる。お茶目である。
そして実は黒幕、んでラスボス。けど弱い。あっさり倒せる。時代はソリッドスネークに移ったのだった。多分。
クローン云々は、MGSでの後付け設定であろう。当時はそんな言葉すらなかったはずだし。
MGS前の歴史としてはありがたい存在だが、もっと精密に描写しておくべきだったと小島サンはちょっとだけ後悔してるかもな。
タイトルにもなってるメタルギアについては、「核攻撃可能な二足歩行戦車」という、MGSにも使われている設定が既に登場している。
だがメタルギアとの戦闘は、ただ爆弾を仕掛けて破壊するだけで、全然盛り上がりがない。
敵の攻撃は監視カメラのレーザーだけだし。
これもまた、メタルギアとの戦闘を描写するにはハードの性能が足りなかったということだろう。
まぁそもそもメタルギアと人間が戦うって時点であり得ないのかもしれないが。
黒幕のビッグボスを倒し、武装国家から脱出して、物語は終わる。
クリア後はMGSと同じく、プレー内容に応じた称号が表示される。これは恐らくPS2移植で導入された新要素だろう。
後半は殆ど正面突破でゲームを進めたので、目も当てられないほど酷い成績だった。
が、まぁこんなもんだろう。2周目やる気力はないのでここまで。
理不尽分以外は自力でやったからまぁいいや。ボスは全部キッチリ倒せたし。
これだけ古いゲームでも、開始当初はそれなりに好感触だった。
理不尽ささえなければ、意外と楽しいプレーになったと思われる。残念である。
けどまぁ、メタルギアの始まりを見たいというプレー動機はきちんと満たせた。それで良しとしよう。
で、このディスクには「メタルギア2」も同時収録されている。
ここは勢いに乗り、すぐに開始だ。
説明書を見る限り、初代から大幅にパワーアップしているようだ。もう雰囲気はMGSに近い。
これはなかなか楽しめそうな予感。発売は90年ということで、世代が一個上がってるもんな。やってやるぜ。
古ゲーの感想を今グダグダ垂れるのは、大袈裟に言えば反則かもしれない。
だがここは、俺は新旧どんなゲームも同列に見ているんだ、だからこれでいいのだと釈明しておこう。
実際なるべくそうありたいと思っているし。
どんなゲームにも等しく誠実に。
そうしてれば、古いゲームもピカピカさ。かも。
なんてな。
やれやれ。
拍手を送る
俺はゲームを発売時期で考える場合、大まかに10年を区切りに世代を分けている。
2000年代、90年代、そして80年代。一応70年代もありかな?
2000年代の作品は、もう今の感覚で普通に遊べる。古さがゲームの評価にあんま関係ない。
90年代のものは、やはりグラフィック・サウンド面で、今プレーするとしんどい部分がある。
そして80年代は?
実質ファミコンを皮切りに始まったゲーム業界、この時期のタイトルに多いのが「理不尽さ」だ。
ゲーム黎明期には、今のように、ゲーム開発に先人もノウハウも経験も知識も技術も何もない。
そんな状況で製作するんだから、当然ながら様々な面で不慣れであり、気配りができない。
グラフィックや音楽などは、そういう意味では古さの影響をあまり受けない。
それらは当時の状況でも、才能と努力で良くなるからだ。
しかし「ゲームバランス」「インターフェース」などは、経験を積んで研いでいかねばどうにもならないだろう。
結果として、この時期の多くのゲームには「こんなん分かるか」「こんなん倒せるか」と言った理不尽さが当たり前のように見受けられる。
スペランカーの虚弱体質などはその典型例だろう。
……が、それが必ずしも欠点にならないのも、この時期のゲームの特徴だ。
この時期、ゲームに不慣れだったのはユーザー側も同じ。
つまりユーザーにとって、テレビゲームは新鮮な娯楽だったのだ。
「新鮮さ」は娯楽の強みとしては最高と言っていい。それは理不尽さなど軽く凌駕するのだ。
当時はゲームの数が少なく、一本のソフトに長い時間を割けるという事情も大きかった。
わけの分からんフラグも人海戦術で解き明かした。或いは解けなくても、それはそれで笑い話になった。
80年代のゲームは、当時のユーザーにとって、ほぼ確実に「良い思い出」である。
比類なき昭和。二度と帰らないあの頃。嗚呼。
でも、そんな80年代ゲームを今プレーすれば? それも再プレーではなく新規で。
……ま、予想はしてたけど、理不尽だった。理不尽さに耐えかねた。
さすがにこの時期のゲームで製作者を叩く気にはならないが、「こんなん分かるか糞」と呟かずにはいられなかった。
本筋のゲーム部分も、当たり前だが古い。雑だ。ハードの能力が全然足りていない。
今言ったて詮無いこたわかってるが、プレーしたのが今なんだから、今言うのもしゃーないだろう。
むぅう。
「メタルギア」。現在も続く人気シリーズ「メタルギアソリッド」の元祖だ。
このシリーズは一度「メタルギア2」で完結したが、PS版「MGS」で復活したという経緯があるらしい。
ハード性能の向上により表現力が飛躍的に増し、かつて出来なかったことをやりたくなったのだろう。
実際、MGSはPSを使用することで劇的にグレードアップした。ここでファンが一気に増えたのも当然だ。
が、じゃあ元祖シリーズの存在意義が無かったのかと言えば、決してそうではない。
「潜入が任務」「敵に見付からないように進む」「無線通信」「主人公」「世界設定」「ダンボール」「煙草」などなど、
MGSシリーズでも核になっている要素は元祖にもちゃんとある。
いやこの言い方はおかしいな。MGSシリーズは、元祖メタルギア無くして絶対に誕生しなかった。断言できる。
メタルギア、シリーズの礎を築いた、偉大なゲームである。
それにしても、斬新な発想だ。
「銃で撃って敵を倒す」が当たり前のゲーム業界で、敢えて逆の方向にデザインするとは。
まぁ実際は、ハードの性能が低くて撃ちゲーを上手く作れなかったが故の苦肉の策だったらしいが。
その苦肉の策が斬新なアイデアに繋がり、今もコナミの大黒柱タイトルになってるんだから、世の中分からんもんだ。
なんちゅーか、作り手にもファンにも愛されている、幸せなシリーズである。
……とまぁ、メタルギアの存在意義は賞賛するが、「今プレーするゲーム」としては?
最初はそこそこ楽しめたが、徐々に理不尽さに押し潰され、最後はなんだか投げやりにクリアーしてしまった。
はぁ。
まずこのゲーム、バランスがかなり甘い。
敵に見付かると一気にピンチになるのはMGSと同じだが、今作では敵の視界が
「向いてる方向の1マス分」しかない。つまり敵と軸がずれていれば、絶対に発見されないのだ。
確かに「視界」の概念は3D化したMGSでないと表現できないだろうが、これは不自然極まりない。
よって、見付からずにプレーすることなど、ハッキリ言って余裕である。その意味では緊張感など皆無だ。
更に、敵に見付かったらお仕舞いなのかと言えば、そうでもない。
敵はいきり立って攻撃してくるが、動きが出鱈目なので、さほど恐くない。被ダメージも低い。
画面を切り替えれば追撃が止むこともあるし、止まない場合も、
エレベータ等で大きく場面を切り替えれば確実に安全圏に逃げられる。
当時のハードでは、このゲームのコンセプトを表現するのに性能が全然足りていないことがよく分かる。
ちなみに敵を殺すのもMGSより遥かに楽。今作のパンチは非常に強力で、判定が広い。
敵の視界がアホなこともあり、近寄って殴り殺すのは実に簡単。もちろん銃器でやってもいいが。
あと、敵を倒しても、画面を切り替えるだけで復活するのは大笑いだ。
うーん、80年代。
もう一つバランスを崩壊させているのが、物資無限増殖。
回復アイテムのレーションや武器の弾薬が、部屋を出入りするだけで何度も復活し、何度も取得可能なのだ。
これにより物資は常に満タンの安心状態でいることが出来る。ハッキリ言って楽すぎる。
こうなるともう敵を避けるのも面倒になり、見付かって攻撃を受けながら突き進む方が効率が良かったりする。
ゲームのコンセプトが崩壊している。製作者自らそうしたとしか思えない。
バランス調整のノウハウが無かったのか、それともその概念すら無かったのか。
今じゃ考えられないいい加減さで、メタルギアの根幹は台無しになっていた。
んで理不尽さ筆頭の謎解きフラグ。
具体的には「ユニホーム」のありかがあり得ない。「あんなん分かるか!」。
終盤の無線相手や特定の敵の倒し方も、知っていなけりゃ分かりそうにない。
ユニホームの時点で自力を諦め、以後は詰まったらネットに頼った。
しかしそれを自分の負けとは感じなかった。何故なら、理不尽だからだ。
はぁ。せめて自力で解ける内容になっていれば、自尊心を満たすことができたのに。
もちろんこのゲームを自力で解いた人間は幾らでもいるんだろうが、俺は俺の感覚を信じる。
このゲームは、自力でやれる範疇にない。理不尽だ。
多くの扉に鍵が掛かっており、対応した番号のカードでないと開かないのはMGSと同じ。
しかし扉に番号が書かれておらず、カードを装備して体当たりしないと正否が分からないのが非常に面倒臭かった。
これも古さ故か。扉に数字さえ書かれていれば、ゲームの進行が無茶苦茶快適になったのに。はぁ。
だがアイテム選択のインターフェースは、MGSより良かった。と言うよりMGSが悪すぎる。あれマジ何とかして下さい。
物語は、MGSの説明書にも書かれているように、MGSシリーズに繋がる史実になっている。
主人公はもちろんソリッド・スネーク。今作では新兵らしい。まだ10台か? 若々しい。
無線での話し方などからはとても「あのスネーク」とは思えないが、まぁこの時期にあのキャラを立てろというのも無理がある。
スネークにも若い頃があったんだと好意的に見よう。
寧ろ見所は、スネークよりも「ビッグボス」だ。
MGSでは伝説の存在、何よりクローンであるスネーク達のオリジナルという超重要人物である。
そのビッグボスが、無線でグダグダ指示をくれるのである。なんちゅーか、笑える。
ビッグボスさんは少々アホなのか、同じ場所に行くと何度も同じ無線を入れてくれる。お茶目である。
そして実は黒幕、んでラスボス。けど弱い。あっさり倒せる。時代はソリッドスネークに移ったのだった。多分。
クローン云々は、MGSでの後付け設定であろう。当時はそんな言葉すらなかったはずだし。
MGS前の歴史としてはありがたい存在だが、もっと精密に描写しておくべきだったと小島サンはちょっとだけ後悔してるかもな。
タイトルにもなってるメタルギアについては、「核攻撃可能な二足歩行戦車」という、MGSにも使われている設定が既に登場している。
だがメタルギアとの戦闘は、ただ爆弾を仕掛けて破壊するだけで、全然盛り上がりがない。
敵の攻撃は監視カメラのレーザーだけだし。
これもまた、メタルギアとの戦闘を描写するにはハードの性能が足りなかったということだろう。
まぁそもそもメタルギアと人間が戦うって時点であり得ないのかもしれないが。
黒幕のビッグボスを倒し、武装国家から脱出して、物語は終わる。
クリア後はMGSと同じく、プレー内容に応じた称号が表示される。これは恐らくPS2移植で導入された新要素だろう。
後半は殆ど正面突破でゲームを進めたので、目も当てられないほど酷い成績だった。
が、まぁこんなもんだろう。2周目やる気力はないのでここまで。
理不尽分以外は自力でやったからまぁいいや。ボスは全部キッチリ倒せたし。
これだけ古いゲームでも、開始当初はそれなりに好感触だった。
理不尽ささえなければ、意外と楽しいプレーになったと思われる。残念である。
けどまぁ、メタルギアの始まりを見たいというプレー動機はきちんと満たせた。それで良しとしよう。
で、このディスクには「メタルギア2」も同時収録されている。
ここは勢いに乗り、すぐに開始だ。
説明書を見る限り、初代から大幅にパワーアップしているようだ。もう雰囲気はMGSに近い。
これはなかなか楽しめそうな予感。発売は90年ということで、世代が一個上がってるもんな。やってやるぜ。
古ゲーの感想を今グダグダ垂れるのは、大袈裟に言えば反則かもしれない。
だがここは、俺は新旧どんなゲームも同列に見ているんだ、だからこれでいいのだと釈明しておこう。
実際なるべくそうありたいと思っているし。
どんなゲームにも等しく誠実に。
そうしてれば、古いゲームもピカピカさ。かも。
なんてな。
やれやれ。
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