むぅう。
1年ちょい前、丁度世間で最新作「メタルギアソリッド4」が盛り上がっていた頃、俺は「1」をプレーした。
10年遅れである。いいだろ別に。いいよ別に。だから殊更強調すんな。褒められたがってるみたいだぞ。チッ。
してその初代「メタルギアソリッド」は、古さをまるで感じさせない良作だった。
寧ろ技術の高さに「PSでここまでやったか」と感心した程だ。
ゲーム性、物語、キャラクター、グラフィック、音楽、世界設定、どれもが高レベルだった。
これならクロレビで40点……は無いにしても、誰かが10点付けることに不自然さを感じない。
「バイオハザード4」に近い完成度を感じた。一言にすれば、面白かった。
更に1は、エンディングでハッキリと続編への伏線を見せていた。それも非常に気になる引きで。
こうなればもう、客は待つし、製作者は作るに決まってる。
舞台を高性能なPS2に移し、開発期間は3年、「FF10」効果でハードの雰囲気も絶好調。
2001年11月、待望の続編「メタルギアソリッド2 ~サンズ オブ リバティ~」発売。
……むぅう。
結論から言うと、前作ほどは楽しめなかった。
相変わらず高レベルな部分は多い。当時のPS2では、FF10と同じく抜きん出た存在だったと思う。
グラフィックは今も別に見劣りしないし、きちんと前作の引きを生かした続編にもなっている。
……けど、前作と違って「完成度の高さ」は感じられなかった。うーん。
前作より後に発売されてるんだから、「古さ」は理由にならんよなぁ。うーん。
後はネガテブーに書き殴る。残念ながら、正直な感想だ
何から行こうか。操作性からにしよう。
ハッキリ言ってこのシリーズは操作がかなり難しいと思う。まぁこれは前作もそうだったんだが。
「△がアクションボタン」「○がパンチボタン(あまり使わない)」、この時点で俺の感覚から大きく逸脱している。合わない。
最悪なのが「×ボタンでしゃがむ」だ。出したくないのに、焦った時に間違って押してしまうことが多かった。
一度「しゃがむ」と、移動が「ホフク」になるので、移動速度はがた落ち。
あっさり敵に発見され、ゲームオーバーとなってばかり。非常にイライラする。
まぁ間違う方が悪いんだが、このゲームは基本的に見下ろし視点なので、間違ってしゃがんでしまっても、
絵的にそれを把握し難いのである。それがこの事態を発生しやすくしている。
更に「移動しながら×ボタン」で側転ジャンプを出せるのだが、この動作はしゃがみと違って多用するのだ。
よって側転ジャンプをミスってアホな場所でしゃがみ→ホフク になることも多かった。間抜け過ぎて泣ける。
「しゃがみ→ホフク」は特殊な動作であり、普段の移動では使わない。
なのに何故、貴重な1ボタン動作を割り当てたのか、そこが理解できない。
しゃがみを「×+αボタン」にしてくれれば、こんなミスは無かったのに。はぁ。
ゲームの性質上、「壁に張り付く」が重要な動作であることは分かるが、あまりにも張り付き易いので非常にうざったかった。
ちょっと壁に触れるだけで、すぐ張り付く。俺は移動がしたいんだよ!
これもしゃがみと同様、何か+αの操作を用意しても良かったと思う。気配りが感じられない。
バイオみたいに、操作のもどかしさを狙ってるわけでもないだろうし。
これも前作と同じ欠点だが、アイテム選択のインターフェースが酷い。
武器も消費アイテムも、目的のものを選択するのが毎回毎回やたらと面倒臭い。
もっとスッキリ選べる仕様なんて、やろうと思えば幾らでもやれると思うのだが。はぁ。
全体的に「作り込み」は感じるゲームなんだが、操作性に関してはそれがまるで見られない。不思議である。
キーコンフィグさえ用意していないんだから、もしかしたらこの操作性に絶対の自信があるのか?
小島さん、この方向の才能は全くないんかな。凄く重要だと思うんだがな。
はぁ。
ゲームシステムは前作と殆ど変わらない。構成・調整に不満はあるが、普通に楽しめる。
今作に導入された「ホールドアップ」システムは、潜入と対極にあるようで実は密接に関わりがあり、面白い。
敵を脅してやり込みアイテムを入手するというのも良いアイデアだと思った。
全部集めはしなかったが、余裕がある時はなるべく分捕るようにした。
麻酔銃を導入することにより、人殺しをせずプレーできるようにしたのも好印象。
不殺(ころさず)はやり込みプレーになってしまうが、やろうと思えばやれるようにしているのは嬉しい配慮だ。
一方、ホールドアップさせて怯えてる敵兵の頭を容赦なくブチ抜くという、超残酷プレーも可能。
それがまた楽しかったりするんだから困る。「NINJA GAIDENⅡ」に通じる残酷の面白さだ。
良識上等、それが面白いなら俺は肯定する。現実と虚構のどーたらは全然別の問題だ。
このシリーズ、根本的なネタはやっぱ秀逸だ。現時点でも面白いし、まだまだ発展させる余地もある。
続編ではどうなってるのか、気になる所だ。
難度。
ノーマルを基準にすると、前作より明らかに難しくなっていた。
だがそれは、素直に楽しめる、受け入れられる難しさではなかった。
ちなみに1周目ノーマル、2周目ベリーハードをプレーした。
もちろん2周目の方が遥かに難しかったが、前作と同じく勝手知ったる2周目の方がずっと楽しめた。
もう少しゲームへの好感度が高ければ、もう1周くらいやっておきたかったが……な。
色んな場面で、敵に発見されやすかった。しかしそれがどうにも唐突と言うか、
こちらが不用意な行動を取ってしまったのではなく、「こんなんで見つかるのか?」と不満に思うことが多かった。
敵の配置や、マップの作りが、しっくり来ないのである。
まぁ具体的にどうとは言えないんだが、前作では楽しめた「かくれんぼ」の姿は今作に無かった。
ここがこのゲームの、いやこのシリーズの肝なんだから、最も残念だった点である。
そもそも敵の性能に不満がある。
敵に見つからないよう行動することを是とするこのゲームでは、敵の、その包囲網の作り込みが非常に重要だ。
一見、それは徹底して行われているように見える。
敵は周囲を警戒しながら移動し、時々無線で定時連絡を取ったりしている。
敵に発見されれば増援を呼ばれ、圧倒的不利な状況になる。
中には不真面目な奴や居眠りする奴もいるなど、人間臭さまで表現してある。
実にリアルである。このリアリティがあってこそ、潜入の緊張巻が演出されるのである。
が。
実際ゲームをやってると、リアリティより不自然さが目立った。もちろん「ゲームだから」を差っ引いて言っている。
例えば、視界。敵の視界はレーダー上の扇形で示されている。逆に言えば、その扇形以上は「見えていない」ようなのだ。
敵の視界が前方10メートルくらいとすると、15メートル前にいるだけでは発見されない。
こんな事現実にはあり得ない。20メートル30メートル離れていたって、人間がいるかいないかくらいは認識できる。
まして警戒態勢で、注意深く見ているのである。一体この不自然さは何なのか。
じゃあ敵の神経が極めて鈍いのかと言えばそうではなく、発見された後の行動は凄まじいほど迅速だ。
例えば曲がり角で出会い頭に発見されると、0.2秒でヤクザキックを食らわして来たりする。
出会い頭に誰かとぶつかれば、誰だって驚き、次の行動までに時間がかかるはずだ。
なのにホント一瞬で力の入った攻撃を仕掛けてくる。さすが敵も超一級の兵士達である。
……20メートル先の人間すら認識できないくせに。
ある部分ではアホほど鈍感だが、別の部分では狂ったように正確かつ迅速。
これは「人間臭さ」とは正反対の「機械」「コンピュータ」の特徴そのものだと思う。
そう、メタルギアソリッド2の敵(一般雑魚)は、どうにも機械的なのである。
演出は非常に人間臭く作ってあるが、中身がそうとは感じられなかった。
それがまた、ゲームへの違和感・不快感を増幅してしまっていたのである。
視界以外に一切興味がない敵兵は、スネークがすぐ横(背後ではない)を通っても気付かない。
俺を含めた並の人間なら誰だって気付くレベルの接近なのに、だ。
銃を使うと音で敵に気付かれる場面があるが、その部屋を一歩外に出て、部屋の中に向かって撃つと、何故か気付かれない。
敵さんは「部屋の中の銃撃」にだけは超敏感だが、部屋外には一切興味がないようである。
実際には、同じ位の銃撃音が響いているのに、だ。
ゲームを攻略する上でも、こういった「敵兵のクセ」を突く方向性で考えてしまう。
機械のクセ、隙を考えているのだ。敵を人間とは捉えていない。「潜入の緊張感」「リアリティ」からは程遠い。
今作が全体的に楽しめなかったのは、全体の大半を占める潜入部分に納得がいかなかったからだ。
前作でも敵の性能は似通ったものだったのかもしれないが、マップの構成が上手かったのか、こんな事は感じなかった。
うーん。はぁ。これが正直な感想なんだよなぁ……。
随所にあるボス戦もまた、前作ほど楽しめなかった。
今作のボスはどいつもこいつも倒すのが面倒だった。
敵が大幅有利なんだからこそボス戦なのかもしれないが、これもまた「しっくり来なかった」。
高難度も理不尽さも、プレーヤーに納得させれば「面白さ」である。納得できなければそのままの意味である。
このゲームは、後者の部分が多かった。
特に不満なのが、中盤のボス「ヴァンプ」かなぁ。そもそも頭をブチ抜かれても死なない不死身キャラなのに
その説明が一切ない時点で納得がいかん。わけの分からん戦闘行動も納得いかん。なんでいちいち水に潜るんだよ。
わけ分からん。
メタルギアとの戦闘は数ばかり多くて冗長だったし、ラスボス戦はなんかアッサリしてて盛り上がらなかった。
う~~~ん……。
物語。これもまた……。
まず、主役がスネークではない事。おいおいおいおい、どういうこったよ。。
このゲームは「タンカー編」「プラント編」の2部に分けられており、それぞれ「スネーク」「雷電」を操作することになる。
つまり今作では新たに雷電というプレーヤーキャラクターが追加されたのだ。これは別に構わないと思う。
問題はその使用比率だ。タンカー編とプラント編のゲームボリュームを比較すると、3:7、いや2:8かもしれない。
圧倒的にプラント編が長い。そしてプラント編ではスネークはサブキャラであり、主役は雷電なのだ。
これではスネークのタンカー編が前座でしかない。この比率に納得したファンはいるのか?
俺は全く受け入れられなかった。誰だよ雷電って。このシリーズのヒーローはスネークだろ。なんでこんな構成なんだよ。
プラント編では雷電が主役でも、最後には再びスネークにバトンが渡るものだと期待していたが、それも無かった。
それどころかスネーク、敵の女兵士とタイマン張って負けてしまい、錠前で縛られて連行されてくるという醜態を晒す。
相変わらずカッコいいキャラだったが、今作での扱いには製作者の悪意すら感じられ……いやそれは言いすぎか。うーん。
構成は置いておいて、物語自体を見ても、これまたしっくり来ない。「なんか、違うんじゃないか?」。
「どんでん返し」は物語を面白くするのに有効だが、このゲームのシナリオはそれに頼りすぎである。
何度も「実は背後にもっと大きな思惑があった」「君たちは踊らされていたのだよ」という展開が繰り返される。
もうそればかりと言うか、いともあっさり「実は〇〇だった」を告げられるので、目の前の問題に真面目に取り組むのがアホらしくなる。
シリーズの完結では「スネークこそが黒幕だった」て展開になるんじゃないか? マジやりかねないよ。
どんでん返しという有効な手段を安易に使い、白けるシナリオになってしまっている。一言にすれば、チンケだ。
終盤の異様に説教臭い展開もどうかと思う。このゲームで語るべき内容とは思えない。
あーいうのは言ったらキリがないし。誰が「自分は自分の意思で動いてる」と断定できるってんだ?
誰だって誰かの影響受けてるし、その意味では誰かに操られてるだろう。「愛国者達」だってそれは同じだ。まぁもう死んでるらしいが。
言わんとしてることは分からんでもないが、やっぱこのゲームで、しかも終盤唐突にくどくど語るべき内容とは思えない。
けどまぁあの終盤の内容、ゲームに相応しいとは思えないが、個人的には同意できる部分もあった。
現代人はとにかく情報を与えられすぎだと思う。インターネットがそれを更に爆発的に促進させた。
そのせいで、俺ら塵のような一般人が、知らんでもいい事を知り、結果やらんでもいい苦悩をしている……そんな現状があると思う。
もちろん知って良かったと思う事実もいっぱいあるし、今更元の状態に戻りたいとも思わない。
だが、「何も知らなかった方がマシだ」と思う事も多いのも事実である。知らぬが仏、至言である。
まぁ今更、知らない状態に戻ることは不可能だけどね。
本来俺らみたいな一般人は、例えば「生きるとは何か」とか、ンなこと考えるべき生物じゃないのではないか。
ただ日々の生活にのみ従事し、テキトーに子供を作り、酒飲んで寝て、老いて死ぬ。
かつてはそうだったし、それが自然な姿ではなかろうか。
大層な問題は大層な連中が考えればいい。俺らはそんな器じゃない。
……暴論だが、時々そんなことを考えるのも事実である。
そういう部分で、情報選民思想を持つ今作の黒幕「愛国者達」の企みにちょっと同意してしまったのであった。
ダメかな? うーん、難しいなぁ。
結果的にはスネークも雷電も愛国者達側に立ってるしなぁ。
終盤はどんでん返しコンボのせいで、主役達がどっち向いてるのかがさっぱり分からなかった。
スネークはソリダス側に行くべきだったんじゃないのか? うーん分からん。
今作にも女性キャラが登場するが、その扱いが一律チンケだった。
ローズの女らしさも、オルガの母性も、エマの思慕も。
エマの死などは、製作者が「はいここで泣いてね」と言ってるのがハッキリ聞こえた。気がする。どっちやねん。
なんなんだあのシーンは。あれで泣いた奴いるんか。シラケが半端でなかった。
しっくり来ない。しっくり来ないよ。
シリーズの根幹である「メタルギア」にも実は違和感がある。
基本的にリアルな世界設定を目指していると思われるこのシリーズにおいて、メタルギアは問答無用でその雰囲気をブッ千切っている。
風貌は兵器と言うより巨大ロボ、いやゾイドか。その割にあまりカッコ良くもない。
もっと兵器らしい兵器の方が雰囲気に合ってると思う。メタルギアが暴れるムービーは半分ギャグになってる。
あと、あんなもんを作る施設を、環境保護施設で偽装しつつ、海上に、たった2年で建てられるわけがないだろう。
前作から2年後にタンカー編、その2年後にプラント編という時間経過は無理があり過ぎる。どちらも短すぎだ。
うーん。実はかなりテキトー? 分からない、分からないよ。
はぁ。正直話の内容に文句を書くと終わらないんでこの辺にしとく。
そういや非常に魅力のあった前作での引き、3人目のスネークことソリダスがアメリカ大統領だったという設定も……
いやもういい、止めとこう。今作にも続編への伏線は張ってあるが、まぁ期待しない方がいいな。
はぁ。
キャラは……うーん。
スネーク。
主人公の座を不当に奪われたが、サブキャラとしても存在感は抜群。
大塚明夫ボイスが合い過ぎていて恐いくらいだ。
フォーチュン戦後の醜態さえなけりゃなぁと思う。ありゃ心底情けない。
子供を作れないこと、クローンであるせいで老化が早まっていることが明らかになったが、大丈夫なのか?
そういや前作で一緒に脱出したメリルはどうなったんだ。全然出てこないから忘れてた。
意外やプライベートでは結婚していたり? だといいんだが。
オタコン。
スネークの相棒として頑張っていた。エマ登場後は一応の見せ場もある。
だがエマとの確執の真相「義母と関係を持っていた」にはたまげた。正に爆弾発言。
人死にの感動シーンでいきなり何を言いだすんだアンタは。
スネークも雷電も、内心ツッコミ入れまくってただろうなぁ……。
にしてもオタコン、義母と関係持った上に義妹に惚れられていただと!?
何という2次元的リア充だ。お前にオタやる資格ねーだろ。もうジャパニメーション見んな畜生。
はぁ。
雷電。
有能だがマニュアル人間のきらいがあり、あんま潜入任務に向いていないと思う。
スネークと違って親しみのある語りがあるわけでもないし、好感度は低い。
悲惨な過去も取って付けた感じで、同情する気になれなかった。
大体戦場で彼女とキャフるとは何事だ。ふざけんな滅べ。
ムカつく無線の後はわざと海に落ちて死んでやったりもした。ザマミロ。畜生。
話題のXBOX360版で再登場するという事だが、今度は青臭さが抜けた渋いキャラになっていて欲しい。
ローズ。
雷電の恋人。雷電の士気高揚の為にセーブ役担当を許されたらしい。すげーなおい。
大佐から「雷電をコードネームで呼べ」と命令されて「はい」と答えるくせに、言った側から「ジャック」と本名を呼ぶ。
自分と恋人以外の世界はどうでもいいらしい。なかなか痛い女だと思う。
正直全く魅力を感じないのでどうでもいい。こんな魅力のない井上喜久子キャラは初めてだ。
エマ。
義妹キャラ。2001年と言えば比類なき「シスタープリンセス」が流行っていた時期である。まさか影響を受けているのだろうか?
しかし萌えるのは設定だけで、容姿もスタイルも全然イケてない。もうちょい何とかならなかったのか。
更に設定上、薬を飲まされたせいでうまく歩けないので、挙動まで不自然。
手を繋いで誘導するという萌えシチュが用意されているのに、全然嬉しくなかった。
おまけに安っぽさ全開の死に方であっさり退場。何を描きたかったのかさっぱり分からないキャラだ。
オルガ。
ゲーム冒頭のテロで、一般人たる海兵隊を何人も殺してるような奴が、我が子がどうとか言ってもなぁ。
多少有能ではあってもただの女兵士のはずなのに、忍者になって銃弾を刀で弾くなよ。どういうチートだ。
エマとは別の意味で死に方の安っぽさも衝撃的だった。もう少し生かして活かせよ。
腋毛くらいしか見所がない。声は可愛かったが。
大佐。
実は機械でしたとさ。終盤のバグッた会話は笑えた。ラスボスに負けたら嘲笑されるし。
スネークのキャラは相変わらずで良かったが、他は前作ほど輝いていなかった。
何より女性キャラの魅力不足が明らかである。成長したメイリン出せばいいのに。
物語への違和感がキャラにも繋がっていたなぁ。はぁ。
この辺にしとこう。グラフィック・音楽は良好だったが、要求レベルが高いから逆に褒め難い。
うーん、やっぱダラダラ不満が圧倒的に多くなってしまったな。
何だかんだで2周目はかなりハマってプレー出来たんだが……気持ち良く終えることは出来なかった。
まだ未プレー作が残っているし、今作でプレーを終えるつもりはない。
実は「3」を先行で既に購入している。PS3を入手すれば、4も必ずプレーするだろう。
一応伏線も気になるし、あーいう説教臭いシナリオが続編でどこへ向かうのかも興味はある。
今作は不満な出来だったが、失望するほどでもなかったのだ。
なら、2は2で3は3、キッパリ続編に目を向けるべきだろう。
この不満を解消してくれるのか、それとも更に蓄積して失望レベルにまでしてくれるのか。
期待してますぜカントク。「わしが作った」顔をしている以上、批判を正面から受ける覚悟もしてもらわねーとな。
へへへ。偉そうに。アホか。はぁ。
でもまずは、3に同梱されてる元祖「メタルギア」及び「メタルギア2」のプレーが先だな。
3を先行購入したのも、半分はこれが理由だったりする。
……11月5日に、1000円値下がりした再廉価版が出るようだがな。畜生。畜生!!!! はぁ。
俺はMSXに触れたことがないので、その意味でもやっておきたい。
シリーズの、スネークの始まりを見届け、準備が整ったら3に挑もう。
ゲームは潜入だが、プレーは正面から堂々と。なんてな。つまんね。
世界が平和でありますように。安いな。はぁ。
拍手を送る
1年ちょい前、丁度世間で最新作「メタルギアソリッド4」が盛り上がっていた頃、俺は「1」をプレーした。
10年遅れである。いいだろ別に。いいよ別に。だから殊更強調すんな。褒められたがってるみたいだぞ。チッ。
してその初代「メタルギアソリッド」は、古さをまるで感じさせない良作だった。
寧ろ技術の高さに「PSでここまでやったか」と感心した程だ。
ゲーム性、物語、キャラクター、グラフィック、音楽、世界設定、どれもが高レベルだった。
これならクロレビで40点……は無いにしても、誰かが10点付けることに不自然さを感じない。
「バイオハザード4」に近い完成度を感じた。一言にすれば、面白かった。
更に1は、エンディングでハッキリと続編への伏線を見せていた。それも非常に気になる引きで。
こうなればもう、客は待つし、製作者は作るに決まってる。
舞台を高性能なPS2に移し、開発期間は3年、「FF10」効果でハードの雰囲気も絶好調。
2001年11月、待望の続編「メタルギアソリッド2 ~サンズ オブ リバティ~」発売。
……むぅう。
結論から言うと、前作ほどは楽しめなかった。
相変わらず高レベルな部分は多い。当時のPS2では、FF10と同じく抜きん出た存在だったと思う。
グラフィックは今も別に見劣りしないし、きちんと前作の引きを生かした続編にもなっている。
……けど、前作と違って「完成度の高さ」は感じられなかった。うーん。
前作より後に発売されてるんだから、「古さ」は理由にならんよなぁ。うーん。
後はネガテブーに書き殴る。残念ながら、正直な感想だ
何から行こうか。操作性からにしよう。
ハッキリ言ってこのシリーズは操作がかなり難しいと思う。まぁこれは前作もそうだったんだが。
「△がアクションボタン」「○がパンチボタン(あまり使わない)」、この時点で俺の感覚から大きく逸脱している。合わない。
最悪なのが「×ボタンでしゃがむ」だ。出したくないのに、焦った時に間違って押してしまうことが多かった。
一度「しゃがむ」と、移動が「ホフク」になるので、移動速度はがた落ち。
あっさり敵に発見され、ゲームオーバーとなってばかり。非常にイライラする。
まぁ間違う方が悪いんだが、このゲームは基本的に見下ろし視点なので、間違ってしゃがんでしまっても、
絵的にそれを把握し難いのである。それがこの事態を発生しやすくしている。
更に「移動しながら×ボタン」で側転ジャンプを出せるのだが、この動作はしゃがみと違って多用するのだ。
よって側転ジャンプをミスってアホな場所でしゃがみ→ホフク になることも多かった。間抜け過ぎて泣ける。
「しゃがみ→ホフク」は特殊な動作であり、普段の移動では使わない。
なのに何故、貴重な1ボタン動作を割り当てたのか、そこが理解できない。
しゃがみを「×+αボタン」にしてくれれば、こんなミスは無かったのに。はぁ。
ゲームの性質上、「壁に張り付く」が重要な動作であることは分かるが、あまりにも張り付き易いので非常にうざったかった。
ちょっと壁に触れるだけで、すぐ張り付く。俺は移動がしたいんだよ!
これもしゃがみと同様、何か+αの操作を用意しても良かったと思う。気配りが感じられない。
バイオみたいに、操作のもどかしさを狙ってるわけでもないだろうし。
これも前作と同じ欠点だが、アイテム選択のインターフェースが酷い。
武器も消費アイテムも、目的のものを選択するのが毎回毎回やたらと面倒臭い。
もっとスッキリ選べる仕様なんて、やろうと思えば幾らでもやれると思うのだが。はぁ。
全体的に「作り込み」は感じるゲームなんだが、操作性に関してはそれがまるで見られない。不思議である。
キーコンフィグさえ用意していないんだから、もしかしたらこの操作性に絶対の自信があるのか?
小島さん、この方向の才能は全くないんかな。凄く重要だと思うんだがな。
はぁ。
ゲームシステムは前作と殆ど変わらない。構成・調整に不満はあるが、普通に楽しめる。
今作に導入された「ホールドアップ」システムは、潜入と対極にあるようで実は密接に関わりがあり、面白い。
敵を脅してやり込みアイテムを入手するというのも良いアイデアだと思った。
全部集めはしなかったが、余裕がある時はなるべく分捕るようにした。
麻酔銃を導入することにより、人殺しをせずプレーできるようにしたのも好印象。
不殺(ころさず)はやり込みプレーになってしまうが、やろうと思えばやれるようにしているのは嬉しい配慮だ。
一方、ホールドアップさせて怯えてる敵兵の頭を容赦なくブチ抜くという、超残酷プレーも可能。
それがまた楽しかったりするんだから困る。「NINJA GAIDENⅡ」に通じる残酷の面白さだ。
良識上等、それが面白いなら俺は肯定する。現実と虚構のどーたらは全然別の問題だ。
このシリーズ、根本的なネタはやっぱ秀逸だ。現時点でも面白いし、まだまだ発展させる余地もある。
続編ではどうなってるのか、気になる所だ。
難度。
ノーマルを基準にすると、前作より明らかに難しくなっていた。
だがそれは、素直に楽しめる、受け入れられる難しさではなかった。
ちなみに1周目ノーマル、2周目ベリーハードをプレーした。
もちろん2周目の方が遥かに難しかったが、前作と同じく勝手知ったる2周目の方がずっと楽しめた。
もう少しゲームへの好感度が高ければ、もう1周くらいやっておきたかったが……な。
色んな場面で、敵に発見されやすかった。しかしそれがどうにも唐突と言うか、
こちらが不用意な行動を取ってしまったのではなく、「こんなんで見つかるのか?」と不満に思うことが多かった。
敵の配置や、マップの作りが、しっくり来ないのである。
まぁ具体的にどうとは言えないんだが、前作では楽しめた「かくれんぼ」の姿は今作に無かった。
ここがこのゲームの、いやこのシリーズの肝なんだから、最も残念だった点である。
そもそも敵の性能に不満がある。
敵に見つからないよう行動することを是とするこのゲームでは、敵の、その包囲網の作り込みが非常に重要だ。
一見、それは徹底して行われているように見える。
敵は周囲を警戒しながら移動し、時々無線で定時連絡を取ったりしている。
敵に発見されれば増援を呼ばれ、圧倒的不利な状況になる。
中には不真面目な奴や居眠りする奴もいるなど、人間臭さまで表現してある。
実にリアルである。このリアリティがあってこそ、潜入の緊張巻が演出されるのである。
が。
実際ゲームをやってると、リアリティより不自然さが目立った。もちろん「ゲームだから」を差っ引いて言っている。
例えば、視界。敵の視界はレーダー上の扇形で示されている。逆に言えば、その扇形以上は「見えていない」ようなのだ。
敵の視界が前方10メートルくらいとすると、15メートル前にいるだけでは発見されない。
こんな事現実にはあり得ない。20メートル30メートル離れていたって、人間がいるかいないかくらいは認識できる。
まして警戒態勢で、注意深く見ているのである。一体この不自然さは何なのか。
じゃあ敵の神経が極めて鈍いのかと言えばそうではなく、発見された後の行動は凄まじいほど迅速だ。
例えば曲がり角で出会い頭に発見されると、0.2秒でヤクザキックを食らわして来たりする。
出会い頭に誰かとぶつかれば、誰だって驚き、次の行動までに時間がかかるはずだ。
なのにホント一瞬で力の入った攻撃を仕掛けてくる。さすが敵も超一級の兵士達である。
……20メートル先の人間すら認識できないくせに。
ある部分ではアホほど鈍感だが、別の部分では狂ったように正確かつ迅速。
これは「人間臭さ」とは正反対の「機械」「コンピュータ」の特徴そのものだと思う。
そう、メタルギアソリッド2の敵(一般雑魚)は、どうにも機械的なのである。
演出は非常に人間臭く作ってあるが、中身がそうとは感じられなかった。
それがまた、ゲームへの違和感・不快感を増幅してしまっていたのである。
視界以外に一切興味がない敵兵は、スネークがすぐ横(背後ではない)を通っても気付かない。
俺を含めた並の人間なら誰だって気付くレベルの接近なのに、だ。
銃を使うと音で敵に気付かれる場面があるが、その部屋を一歩外に出て、部屋の中に向かって撃つと、何故か気付かれない。
敵さんは「部屋の中の銃撃」にだけは超敏感だが、部屋外には一切興味がないようである。
実際には、同じ位の銃撃音が響いているのに、だ。
ゲームを攻略する上でも、こういった「敵兵のクセ」を突く方向性で考えてしまう。
機械のクセ、隙を考えているのだ。敵を人間とは捉えていない。「潜入の緊張感」「リアリティ」からは程遠い。
今作が全体的に楽しめなかったのは、全体の大半を占める潜入部分に納得がいかなかったからだ。
前作でも敵の性能は似通ったものだったのかもしれないが、マップの構成が上手かったのか、こんな事は感じなかった。
うーん。はぁ。これが正直な感想なんだよなぁ……。
随所にあるボス戦もまた、前作ほど楽しめなかった。
今作のボスはどいつもこいつも倒すのが面倒だった。
敵が大幅有利なんだからこそボス戦なのかもしれないが、これもまた「しっくり来なかった」。
高難度も理不尽さも、プレーヤーに納得させれば「面白さ」である。納得できなければそのままの意味である。
このゲームは、後者の部分が多かった。
特に不満なのが、中盤のボス「ヴァンプ」かなぁ。そもそも頭をブチ抜かれても死なない不死身キャラなのに
その説明が一切ない時点で納得がいかん。わけの分からん戦闘行動も納得いかん。なんでいちいち水に潜るんだよ。
わけ分からん。
メタルギアとの戦闘は数ばかり多くて冗長だったし、ラスボス戦はなんかアッサリしてて盛り上がらなかった。
う~~~ん……。
物語。これもまた……。
まず、主役がスネークではない事。おいおいおいおい、どういうこったよ。。
このゲームは「タンカー編」「プラント編」の2部に分けられており、それぞれ「スネーク」「雷電」を操作することになる。
つまり今作では新たに雷電というプレーヤーキャラクターが追加されたのだ。これは別に構わないと思う。
問題はその使用比率だ。タンカー編とプラント編のゲームボリュームを比較すると、3:7、いや2:8かもしれない。
圧倒的にプラント編が長い。そしてプラント編ではスネークはサブキャラであり、主役は雷電なのだ。
これではスネークのタンカー編が前座でしかない。この比率に納得したファンはいるのか?
俺は全く受け入れられなかった。誰だよ雷電って。このシリーズのヒーローはスネークだろ。なんでこんな構成なんだよ。
プラント編では雷電が主役でも、最後には再びスネークにバトンが渡るものだと期待していたが、それも無かった。
それどころかスネーク、敵の女兵士とタイマン張って負けてしまい、錠前で縛られて連行されてくるという醜態を晒す。
相変わらずカッコいいキャラだったが、今作での扱いには製作者の悪意すら感じられ……いやそれは言いすぎか。うーん。
構成は置いておいて、物語自体を見ても、これまたしっくり来ない。「なんか、違うんじゃないか?」。
「どんでん返し」は物語を面白くするのに有効だが、このゲームのシナリオはそれに頼りすぎである。
何度も「実は背後にもっと大きな思惑があった」「君たちは踊らされていたのだよ」という展開が繰り返される。
もうそればかりと言うか、いともあっさり「実は〇〇だった」を告げられるので、目の前の問題に真面目に取り組むのがアホらしくなる。
シリーズの完結では「スネークこそが黒幕だった」て展開になるんじゃないか? マジやりかねないよ。
どんでん返しという有効な手段を安易に使い、白けるシナリオになってしまっている。一言にすれば、チンケだ。
終盤の異様に説教臭い展開もどうかと思う。このゲームで語るべき内容とは思えない。
あーいうのは言ったらキリがないし。誰が「自分は自分の意思で動いてる」と断定できるってんだ?
誰だって誰かの影響受けてるし、その意味では誰かに操られてるだろう。「愛国者達」だってそれは同じだ。まぁもう死んでるらしいが。
言わんとしてることは分からんでもないが、やっぱこのゲームで、しかも終盤唐突にくどくど語るべき内容とは思えない。
けどまぁあの終盤の内容、ゲームに相応しいとは思えないが、個人的には同意できる部分もあった。
現代人はとにかく情報を与えられすぎだと思う。インターネットがそれを更に爆発的に促進させた。
そのせいで、俺ら塵のような一般人が、知らんでもいい事を知り、結果やらんでもいい苦悩をしている……そんな現状があると思う。
もちろん知って良かったと思う事実もいっぱいあるし、今更元の状態に戻りたいとも思わない。
だが、「何も知らなかった方がマシだ」と思う事も多いのも事実である。知らぬが仏、至言である。
まぁ今更、知らない状態に戻ることは不可能だけどね。
本来俺らみたいな一般人は、例えば「生きるとは何か」とか、ンなこと考えるべき生物じゃないのではないか。
ただ日々の生活にのみ従事し、テキトーに子供を作り、酒飲んで寝て、老いて死ぬ。
かつてはそうだったし、それが自然な姿ではなかろうか。
大層な問題は大層な連中が考えればいい。俺らはそんな器じゃない。
……暴論だが、時々そんなことを考えるのも事実である。
そういう部分で、情報選民思想を持つ今作の黒幕「愛国者達」の企みにちょっと同意してしまったのであった。
ダメかな? うーん、難しいなぁ。
結果的にはスネークも雷電も愛国者達側に立ってるしなぁ。
終盤はどんでん返しコンボのせいで、主役達がどっち向いてるのかがさっぱり分からなかった。
スネークはソリダス側に行くべきだったんじゃないのか? うーん分からん。
今作にも女性キャラが登場するが、その扱いが一律チンケだった。
ローズの女らしさも、オルガの母性も、エマの思慕も。
エマの死などは、製作者が「はいここで泣いてね」と言ってるのがハッキリ聞こえた。気がする。どっちやねん。
なんなんだあのシーンは。あれで泣いた奴いるんか。シラケが半端でなかった。
しっくり来ない。しっくり来ないよ。
シリーズの根幹である「メタルギア」にも実は違和感がある。
基本的にリアルな世界設定を目指していると思われるこのシリーズにおいて、メタルギアは問答無用でその雰囲気をブッ千切っている。
風貌は兵器と言うより巨大ロボ、いやゾイドか。その割にあまりカッコ良くもない。
もっと兵器らしい兵器の方が雰囲気に合ってると思う。メタルギアが暴れるムービーは半分ギャグになってる。
あと、あんなもんを作る施設を、環境保護施設で偽装しつつ、海上に、たった2年で建てられるわけがないだろう。
前作から2年後にタンカー編、その2年後にプラント編という時間経過は無理があり過ぎる。どちらも短すぎだ。
うーん。実はかなりテキトー? 分からない、分からないよ。
はぁ。正直話の内容に文句を書くと終わらないんでこの辺にしとく。
そういや非常に魅力のあった前作での引き、3人目のスネークことソリダスがアメリカ大統領だったという設定も……
いやもういい、止めとこう。今作にも続編への伏線は張ってあるが、まぁ期待しない方がいいな。
はぁ。
キャラは……うーん。
スネーク。
主人公の座を不当に奪われたが、サブキャラとしても存在感は抜群。
大塚明夫ボイスが合い過ぎていて恐いくらいだ。
フォーチュン戦後の醜態さえなけりゃなぁと思う。ありゃ心底情けない。
子供を作れないこと、クローンであるせいで老化が早まっていることが明らかになったが、大丈夫なのか?
そういや前作で一緒に脱出したメリルはどうなったんだ。全然出てこないから忘れてた。
意外やプライベートでは結婚していたり? だといいんだが。
オタコン。
スネークの相棒として頑張っていた。エマ登場後は一応の見せ場もある。
だがエマとの確執の真相「義母と関係を持っていた」にはたまげた。正に爆弾発言。
人死にの感動シーンでいきなり何を言いだすんだアンタは。
スネークも雷電も、内心ツッコミ入れまくってただろうなぁ……。
にしてもオタコン、義母と関係持った上に義妹に惚れられていただと!?
何という2次元的リア充だ。お前にオタやる資格ねーだろ。もうジャパニメーション見んな畜生。
はぁ。
雷電。
有能だがマニュアル人間のきらいがあり、あんま潜入任務に向いていないと思う。
スネークと違って親しみのある語りがあるわけでもないし、好感度は低い。
悲惨な過去も取って付けた感じで、同情する気になれなかった。
大体戦場で彼女とキャフるとは何事だ。ふざけんな滅べ。
ムカつく無線の後はわざと海に落ちて死んでやったりもした。ザマミロ。畜生。
話題のXBOX360版で再登場するという事だが、今度は青臭さが抜けた渋いキャラになっていて欲しい。
ローズ。
雷電の恋人。雷電の士気高揚の為にセーブ役担当を許されたらしい。すげーなおい。
大佐から「雷電をコードネームで呼べ」と命令されて「はい」と答えるくせに、言った側から「ジャック」と本名を呼ぶ。
自分と恋人以外の世界はどうでもいいらしい。なかなか痛い女だと思う。
正直全く魅力を感じないのでどうでもいい。こんな魅力のない井上喜久子キャラは初めてだ。
エマ。
義妹キャラ。2001年と言えば比類なき「シスタープリンセス」が流行っていた時期である。まさか影響を受けているのだろうか?
しかし萌えるのは設定だけで、容姿もスタイルも全然イケてない。もうちょい何とかならなかったのか。
更に設定上、薬を飲まされたせいでうまく歩けないので、挙動まで不自然。
手を繋いで誘導するという萌えシチュが用意されているのに、全然嬉しくなかった。
おまけに安っぽさ全開の死に方であっさり退場。何を描きたかったのかさっぱり分からないキャラだ。
オルガ。
ゲーム冒頭のテロで、一般人たる海兵隊を何人も殺してるような奴が、我が子がどうとか言ってもなぁ。
多少有能ではあってもただの女兵士のはずなのに、忍者になって銃弾を刀で弾くなよ。どういうチートだ。
エマとは別の意味で死に方の安っぽさも衝撃的だった。もう少し生かして活かせよ。
腋毛くらいしか見所がない。声は可愛かったが。
大佐。
実は機械でしたとさ。終盤のバグッた会話は笑えた。ラスボスに負けたら嘲笑されるし。
スネークのキャラは相変わらずで良かったが、他は前作ほど輝いていなかった。
何より女性キャラの魅力不足が明らかである。成長したメイリン出せばいいのに。
物語への違和感がキャラにも繋がっていたなぁ。はぁ。
この辺にしとこう。グラフィック・音楽は良好だったが、要求レベルが高いから逆に褒め難い。
うーん、やっぱダラダラ不満が圧倒的に多くなってしまったな。
何だかんだで2周目はかなりハマってプレー出来たんだが……気持ち良く終えることは出来なかった。
まだ未プレー作が残っているし、今作でプレーを終えるつもりはない。
実は「3」を先行で既に購入している。PS3を入手すれば、4も必ずプレーするだろう。
一応伏線も気になるし、あーいう説教臭いシナリオが続編でどこへ向かうのかも興味はある。
今作は不満な出来だったが、失望するほどでもなかったのだ。
なら、2は2で3は3、キッパリ続編に目を向けるべきだろう。
この不満を解消してくれるのか、それとも更に蓄積して失望レベルにまでしてくれるのか。
期待してますぜカントク。「わしが作った」顔をしている以上、批判を正面から受ける覚悟もしてもらわねーとな。
へへへ。偉そうに。アホか。はぁ。
でもまずは、3に同梱されてる元祖「メタルギア」及び「メタルギア2」のプレーが先だな。
3を先行購入したのも、半分はこれが理由だったりする。
……11月5日に、1000円値下がりした再廉価版が出るようだがな。畜生。畜生!!!! はぁ。
俺はMSXに触れたことがないので、その意味でもやっておきたい。
シリーズの、スネークの始まりを見届け、準備が整ったら3に挑もう。
ゲームは潜入だが、プレーは正面から堂々と。なんてな。つまんね。
世界が平和でありますように。安いな。はぁ。
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