バイオハザー道からちょっと寄り道。
これ、個人的に実に久々の、借り物ゲームなのだ。
よって、別に所有者に急かされてたわけではないが、
早くクリアーして返しておきたかったのである。ふぅ。
「ミステリートPORTABLE 八十神かおるの挑戦!」。
比類なき「EVE」「YU-NO」の菅野ひろゆき作品……と呼ぶのももう潮時かな。
俺が敬愛するこのに2作は明らかに過去のものになってしまっている。
ハッキリ言って、「エクソダスギルティー」以降の菅野作品は、大したものだとは思えない。
これはあの2作が偉大すぎるが故の反動もあるのかもしれないが。
しかしそれでも菅野作品、いずれやりたいとは思っていた。
DC版「探偵紳士DASH!」はプレイ済みであり、その続編としてもチェックしていた。
そして今回、思わぬ所からチャンスが到来した。
さて……?
駄作ではないが、非常に不満が多い作品だった。
残念ながら、ますます菅野氏への疑念が膨らんでしまったと言わざるを得ない。
いや、最早確信だな。もうかつての菅野氏はいない。
俺は旧・菅野作品のファンと名乗ろう。誰も聞いてねーよ。
はぁ……。
まずもって、売り方が気に入らない。
最初はDCで、探偵紳士DASH!の後に出すはずだったのに、
そこから延びに延び、結局PC18禁での発売となった。
これだけなら、DCが突如ハード撤退を決めたことや
開発が難航したことを考慮すれば分からないでもない。
でもその後更にPS2版→PSP版と来て、つい先日に「PSP版のPC移植版」が発売された。
曲芸商法ってやつなのか、一体同じゲームを何回出せば気が済むんだ。
一応それぞれに追加要素はあるが、シナリオは何も変わっていない。
この手の商法は大手ゲーム屋でもやってることだから全否定する気はないが、
アーベルのそれはちょっとやり過ぎだと思う。
会社の要である菅野氏がこの売り方を肯定してることは間違いないわけで、
この不誠実さは失望ものである。それでいいんかよ。
蛇足だが、リメイクを熱望されているYU-NOは、ミステリートとは逆にその存在すら
抹消されつつあることを考えると、世の中うまくいかんもんだなぁと思う。
はぁ。
俺がプレーしたのはPSP版。
基本的にPS2版の移植だが、ミニシナリオモードが追加されている。
プレー開始後、すぐに強く不満に思ったのが、読み込みの多さ。
キャラの顔絵と音声が流れるとほぼ例外なく読み込みが入り、非常に鬱陶しい。
多数のキャラが代わる代わる喋るシーンなどは最悪で、プレー意欲が失せることこの上ない。
2008年のこの時期にこれはないだろう。なんともレベルの低いプログラムだと思う。
一応音声をカットすれば問題は解決するが、ボイスも魅力の一つなんだから、
それは本末転倒というものであろう。なんでこんな出来で出すんだよ菅野さん。
ただPSPで出すことが目的だったことが強く伝わってくる。
はぁ。
内容にも不満は多い。
何から書いたらいいかなぁ。まぁテキトーに。
主人公・八十神かおるに好感が持てない。
嫌な奴ではないんだが、あまりにも有能過ぎるのだ。
18歳にして世界トップクラスの探偵・女装姿も超似合う美少年・豊富な知識と経験・
もちろん女にも糞もてる・金持ち・その他。
全てにおいて完璧超人過ぎて、とても凡人が感情移入できるキャラではない。
EVEの小次郎様のように「一見するとヘボ探偵」というわけでもないし、
年齢が低すぎて憧れの目線で見る気にもなれない。
作中ではよく格下の探偵の推理をかおるが論破するシーンがあるが、
そういう場合、俺らプレーヤーは殆どが格下探偵の側に立たされる。
かおるに馬鹿にされているようにすら感じてしまうのだ。はぁ。
おバカコマンド選択時のコメントなどを読むと、間違いなく菅野主人公であることは分かる。
でも歴代主人公と違って全く感情移入できなかった。
単純に、女装も気持ち悪いし。
別路線は結構だが、何でもいいわけじゃない。はぁ。
そもそもの世界設定がしっくり来ない。
国際探偵組織アイドラー? 警察と連携? 報酬はアイドラーを通じて?
ちょっと考えただけで、非常に無理がある設定である。
二次元だからと看過できるレベルではない。
他にも、殺し屋や盗賊が厳然と存在するなど、あまりにもリアリティがない。
「うそっこの世界に受け手を如何に入り込ませるか」は作り手の腕の見せ所であろう。
この部分は0点だったと思う。少なくとも俺にとって。
変装に頼りすぎ。
かおるの女装はまぁアリにしても、他キャラに「変装の達人」が多すぎる。
一回だけなら「あいつがあのキャラに化けていたのか!」と驚いてもいいが、
何度も使われると萎える。大体そこまで完璧な変装が出来る世界なら、
犯罪だってやり放題になるだろうに。
EDであるキャラの変装が判明した時は正直呆れた。驚く気にもなれなかった。
犯人当てに納得がいかない。
このゲームの肝は謎解きであり、各章の最後の犯人当ては最大の見せ場だ。
シナリオ進行中、新事実が判明する度に少しずつポイントが溜まっていき、
これが80を超えると、犯人の入力が可能になる。
最終的にポイントは100まで増え、その時点で完全なる真相が明らかとなる。
80ポイントの時点で犯人を当てると、シナリオクリア後の評価が上がり、
おまけの獲得に影響する。
きちんとした推理ゲームであれば、面白いシステムだと思う。
でもこの作品は違う。犯人を当てることなどできない。敢えて言ってやる。
ある程度のネタは集まっても、明確にそいつの犯行を立証できる証拠はない。
最後にかおるが語る真相もアリかもしれないが、それ以外の推理が不可能とは思わない。
こんなシステムを導入するなら、極めて論理的に、犯人を特定できなければならないはずだ。
特定出来ずに解答を見てしまった場合に
「あああそうだったのか!言われてみればその通りだ!」
とプレーヤーが歯噛みしなければならないはずだ。
でもそれはない。
そりゃ、犯人候補は多くないから、当てずっぽうでも当たる人は当たる。
最初から最後まで全部当てたプレーヤーも多分いるだろう。
「なら、貴方の推理は、かおるのそれと合致していましたか?」
と問えばどうだろう。多分それはないだろう。
はぁ。
こんな理不尽なシステムなのに、実は最高ランククリアーは極めて簡単だ。
80ポイントの時点でセーブし、先に進め、犯人が判明した時点でロードし、やり直せばいいのだ。
冗談のような手段だが、恐らく大半のプレーヤーがこれをやるだろう。俺もやった。
このことも非常に不満というか、腹が立つ。
誰もが思いつくこんなインチキ技、本来なら不可能にしておくべきだろう。
しようと思えばできるはずだ。なのにやっていない。
これはつまり、製作者もこのインチキを容認しているということだ。
犯人当てシステムに自信があれば、そんな事はしないはず。
要するに、製作者も「犯人を論理的に当てるのはまず無理」と分かっているのだ。
だからこんな穴だらけのシステムになっているのだろう。
はぁ。
犯人当てシステムはEVEの時点で存在した。
あの時も的中させることはほぼ不可能だったが、あれは実質強制的に不正解にさせ、
真相のムービーを見させる為の演出と言えるシステムだった。
だから、普通に考えれば理不尽だが、不満に思うことはなかった。
出鱈目なようで優れたシステムだったなぁ。懐かしい。
未完成品である。
物語は全く完結しておらず、ゲームは4章後「ミステリート2に続く」で終わる。
この作品単品で解決した問題は殆どなく、様々な要素が投げっぱなしで終わる。
いや、終わっていない。この終わり方に納得できたプレーヤーはいるのだろうか。
精力的に続編を作ってるのかと言えば、やってるのは目を覆わんばかりの焼き直し商売だし。
ホント、菅野サン不誠実になったなぁ……。
褒めるとこも。
犯人当て以外に何度かある謎解き、ほぼ暗号解読だが、
これは論理的に解けるし、歯応えもあり、やってて面白かった。
ゲームとしてはここが一番の売りだと思われる。
2章の暗号は割と多くヒントを貰えるが、4章のものは殆ど貰えない。
だが方法論としては2章の発展系なので、自力でも何とか解けた。
資料を踏まえてじっくり考えれば、解けるようになっている。
4章の暗号を解けた時は、久々にゲームで「俺って天才!?」と思えた。
こういう気分になれるのは、謎解きゲームの最も好きな所である。
あーただ、暗号は解けても、その文章を実行するのに少々知識が要る
のはどうかと思った。ネットで検索すればまぁすぐ分かるんだが、
そんな手間までは取らせないでほしかったな。大事なのは暗号解読なんだから。
キャラ絵は良好だと思う。特に女キャラはどの子もレベルが高い。
健康的な色気を楽しむことが出来ると思う。
元が18禁だから、残念ながら合体シーンは削除されてある。
そこは所謂朝チュン方式で誤魔化していたが、ちょっと苦しいなと思った。
べっつにハードなエロでもあるまいに、それくらい描写してもいいと思うんだけどな。
なんでそこまで規制したがるのかねぇ。
一枚絵もそれなりの数が用意されている。質も高い。
探偵紳士DASH!の絵はちょっと癖があると思っていたから、
非常に万人向けになった今回の画風は喜ばしいと思う。
かおるの女装は気持ち悪かったが。
音声は、かおる役の緒方恵美を筆頭に、良好だったと思う。
ただ糞読み込みの鬱陶しさが半端じゃないので、全部聴く気にはとてもなれなかった。
読み込み時間が憎い。それを平然と放置する製作者が気に入らない。
はぁ。
ふぅ。
PSP版の追加要素として、「八十神かおるの挑戦!」というミニシナリオモードがある。
数分で終わるシナリオが計60以上も入っていて、毎回推理クイズが出題される。
PSP版で追加されたオマケなので、ボイスはなく、絵もシルエット。
まぁ仕方ないか。
本編プレーだけで気持ちが途切れてしまったので、このモードはあまりやらなかった。
実在の弁護士等に問題作成を依頼したというのは趣向としては面白いと思った。
他、本編の中にもオマケ謎解きがあったようだが、疲れてしまってやる気になれなかった。
んー、クリアーはしたが、接し方が不誠実だったなぁ。
でも仕方ないわ。好きになれなかった。
駄作ではないんだけど、ね。
菅野作品であり、探偵紳士の続編だから、いつかやろうとは思っていた。
残念ながら質に満足は出来なかったが、プレーできたことは良かったと思う。
いつか続編が発売されたら、購入してやろうかな。
でもすぐにバージョンアップ版が出るだろうから、しばらく様子を見るべきだな。
……そうしているうちに、何時の間にやらプレーせずに時間が過ぎてしまいました。
なんてことにならないといいんだが。ミステリートはまさにそうだったし。
曲芸・鍵商法は諸刃の剣だよ。あんま露骨にやっちゃいかんよ。
どうでもいいか。そもそも俺、このゲーム借りたんであって買ってないやん。
そんな奴に言う資格があるのか! そうですか。そうかもしれませんね。
メーカーも勝手ならユーザーも勝手。
俺も我が道を行くとしよう。
やれやれ。
拍手を送る
これ、個人的に実に久々の、借り物ゲームなのだ。
よって、別に所有者に急かされてたわけではないが、
早くクリアーして返しておきたかったのである。ふぅ。
「ミステリートPORTABLE 八十神かおるの挑戦!」。
比類なき「EVE」「YU-NO」の菅野ひろゆき作品……と呼ぶのももう潮時かな。
俺が敬愛するこのに2作は明らかに過去のものになってしまっている。
ハッキリ言って、「エクソダスギルティー」以降の菅野作品は、大したものだとは思えない。
これはあの2作が偉大すぎるが故の反動もあるのかもしれないが。
しかしそれでも菅野作品、いずれやりたいとは思っていた。
DC版「探偵紳士DASH!」はプレイ済みであり、その続編としてもチェックしていた。
そして今回、思わぬ所からチャンスが到来した。
さて……?
駄作ではないが、非常に不満が多い作品だった。
残念ながら、ますます菅野氏への疑念が膨らんでしまったと言わざるを得ない。
いや、最早確信だな。もうかつての菅野氏はいない。
俺は旧・菅野作品のファンと名乗ろう。誰も聞いてねーよ。
はぁ……。
まずもって、売り方が気に入らない。
最初はDCで、探偵紳士DASH!の後に出すはずだったのに、
そこから延びに延び、結局PC18禁での発売となった。
これだけなら、DCが突如ハード撤退を決めたことや
開発が難航したことを考慮すれば分からないでもない。
でもその後更にPS2版→PSP版と来て、つい先日に「PSP版のPC移植版」が発売された。
曲芸商法ってやつなのか、一体同じゲームを何回出せば気が済むんだ。
一応それぞれに追加要素はあるが、シナリオは何も変わっていない。
この手の商法は大手ゲーム屋でもやってることだから全否定する気はないが、
アーベルのそれはちょっとやり過ぎだと思う。
会社の要である菅野氏がこの売り方を肯定してることは間違いないわけで、
この不誠実さは失望ものである。それでいいんかよ。
蛇足だが、リメイクを熱望されているYU-NOは、ミステリートとは逆にその存在すら
抹消されつつあることを考えると、世の中うまくいかんもんだなぁと思う。
はぁ。
俺がプレーしたのはPSP版。
基本的にPS2版の移植だが、ミニシナリオモードが追加されている。
プレー開始後、すぐに強く不満に思ったのが、読み込みの多さ。
キャラの顔絵と音声が流れるとほぼ例外なく読み込みが入り、非常に鬱陶しい。
多数のキャラが代わる代わる喋るシーンなどは最悪で、プレー意欲が失せることこの上ない。
2008年のこの時期にこれはないだろう。なんともレベルの低いプログラムだと思う。
一応音声をカットすれば問題は解決するが、ボイスも魅力の一つなんだから、
それは本末転倒というものであろう。なんでこんな出来で出すんだよ菅野さん。
ただPSPで出すことが目的だったことが強く伝わってくる。
はぁ。
内容にも不満は多い。
何から書いたらいいかなぁ。まぁテキトーに。
主人公・八十神かおるに好感が持てない。
嫌な奴ではないんだが、あまりにも有能過ぎるのだ。
18歳にして世界トップクラスの探偵・女装姿も超似合う美少年・豊富な知識と経験・
もちろん女にも糞もてる・金持ち・その他。
全てにおいて完璧超人過ぎて、とても凡人が感情移入できるキャラではない。
EVEの小次郎様のように「一見するとヘボ探偵」というわけでもないし、
年齢が低すぎて憧れの目線で見る気にもなれない。
作中ではよく格下の探偵の推理をかおるが論破するシーンがあるが、
そういう場合、俺らプレーヤーは殆どが格下探偵の側に立たされる。
かおるに馬鹿にされているようにすら感じてしまうのだ。はぁ。
おバカコマンド選択時のコメントなどを読むと、間違いなく菅野主人公であることは分かる。
でも歴代主人公と違って全く感情移入できなかった。
単純に、女装も気持ち悪いし。
別路線は結構だが、何でもいいわけじゃない。はぁ。
そもそもの世界設定がしっくり来ない。
国際探偵組織アイドラー? 警察と連携? 報酬はアイドラーを通じて?
ちょっと考えただけで、非常に無理がある設定である。
二次元だからと看過できるレベルではない。
他にも、殺し屋や盗賊が厳然と存在するなど、あまりにもリアリティがない。
「うそっこの世界に受け手を如何に入り込ませるか」は作り手の腕の見せ所であろう。
この部分は0点だったと思う。少なくとも俺にとって。
変装に頼りすぎ。
かおるの女装はまぁアリにしても、他キャラに「変装の達人」が多すぎる。
一回だけなら「あいつがあのキャラに化けていたのか!」と驚いてもいいが、
何度も使われると萎える。大体そこまで完璧な変装が出来る世界なら、
犯罪だってやり放題になるだろうに。
EDであるキャラの変装が判明した時は正直呆れた。驚く気にもなれなかった。
犯人当てに納得がいかない。
このゲームの肝は謎解きであり、各章の最後の犯人当ては最大の見せ場だ。
シナリオ進行中、新事実が判明する度に少しずつポイントが溜まっていき、
これが80を超えると、犯人の入力が可能になる。
最終的にポイントは100まで増え、その時点で完全なる真相が明らかとなる。
80ポイントの時点で犯人を当てると、シナリオクリア後の評価が上がり、
おまけの獲得に影響する。
きちんとした推理ゲームであれば、面白いシステムだと思う。
でもこの作品は違う。犯人を当てることなどできない。敢えて言ってやる。
ある程度のネタは集まっても、明確にそいつの犯行を立証できる証拠はない。
最後にかおるが語る真相もアリかもしれないが、それ以外の推理が不可能とは思わない。
こんなシステムを導入するなら、極めて論理的に、犯人を特定できなければならないはずだ。
特定出来ずに解答を見てしまった場合に
「あああそうだったのか!言われてみればその通りだ!」
とプレーヤーが歯噛みしなければならないはずだ。
でもそれはない。
そりゃ、犯人候補は多くないから、当てずっぽうでも当たる人は当たる。
最初から最後まで全部当てたプレーヤーも多分いるだろう。
「なら、貴方の推理は、かおるのそれと合致していましたか?」
と問えばどうだろう。多分それはないだろう。
はぁ。
こんな理不尽なシステムなのに、実は最高ランククリアーは極めて簡単だ。
80ポイントの時点でセーブし、先に進め、犯人が判明した時点でロードし、やり直せばいいのだ。
冗談のような手段だが、恐らく大半のプレーヤーがこれをやるだろう。俺もやった。
このことも非常に不満というか、腹が立つ。
誰もが思いつくこんなインチキ技、本来なら不可能にしておくべきだろう。
しようと思えばできるはずだ。なのにやっていない。
これはつまり、製作者もこのインチキを容認しているということだ。
犯人当てシステムに自信があれば、そんな事はしないはず。
要するに、製作者も「犯人を論理的に当てるのはまず無理」と分かっているのだ。
だからこんな穴だらけのシステムになっているのだろう。
はぁ。
犯人当てシステムはEVEの時点で存在した。
あの時も的中させることはほぼ不可能だったが、あれは実質強制的に不正解にさせ、
真相のムービーを見させる為の演出と言えるシステムだった。
だから、普通に考えれば理不尽だが、不満に思うことはなかった。
出鱈目なようで優れたシステムだったなぁ。懐かしい。
未完成品である。
物語は全く完結しておらず、ゲームは4章後「ミステリート2に続く」で終わる。
この作品単品で解決した問題は殆どなく、様々な要素が投げっぱなしで終わる。
いや、終わっていない。この終わり方に納得できたプレーヤーはいるのだろうか。
精力的に続編を作ってるのかと言えば、やってるのは目を覆わんばかりの焼き直し商売だし。
ホント、菅野サン不誠実になったなぁ……。
褒めるとこも。
犯人当て以外に何度かある謎解き、ほぼ暗号解読だが、
これは論理的に解けるし、歯応えもあり、やってて面白かった。
ゲームとしてはここが一番の売りだと思われる。
2章の暗号は割と多くヒントを貰えるが、4章のものは殆ど貰えない。
だが方法論としては2章の発展系なので、自力でも何とか解けた。
資料を踏まえてじっくり考えれば、解けるようになっている。
4章の暗号を解けた時は、久々にゲームで「俺って天才!?」と思えた。
こういう気分になれるのは、謎解きゲームの最も好きな所である。
あーただ、暗号は解けても、その文章を実行するのに少々知識が要る
のはどうかと思った。ネットで検索すればまぁすぐ分かるんだが、
そんな手間までは取らせないでほしかったな。大事なのは暗号解読なんだから。
キャラ絵は良好だと思う。特に女キャラはどの子もレベルが高い。
健康的な色気を楽しむことが出来ると思う。
元が18禁だから、残念ながら合体シーンは削除されてある。
そこは所謂朝チュン方式で誤魔化していたが、ちょっと苦しいなと思った。
べっつにハードなエロでもあるまいに、それくらい描写してもいいと思うんだけどな。
なんでそこまで規制したがるのかねぇ。
一枚絵もそれなりの数が用意されている。質も高い。
探偵紳士DASH!の絵はちょっと癖があると思っていたから、
非常に万人向けになった今回の画風は喜ばしいと思う。
かおるの女装は気持ち悪かったが。
音声は、かおる役の緒方恵美を筆頭に、良好だったと思う。
ただ糞読み込みの鬱陶しさが半端じゃないので、全部聴く気にはとてもなれなかった。
読み込み時間が憎い。それを平然と放置する製作者が気に入らない。
はぁ。
ふぅ。
PSP版の追加要素として、「八十神かおるの挑戦!」というミニシナリオモードがある。
数分で終わるシナリオが計60以上も入っていて、毎回推理クイズが出題される。
PSP版で追加されたオマケなので、ボイスはなく、絵もシルエット。
まぁ仕方ないか。
本編プレーだけで気持ちが途切れてしまったので、このモードはあまりやらなかった。
実在の弁護士等に問題作成を依頼したというのは趣向としては面白いと思った。
他、本編の中にもオマケ謎解きがあったようだが、疲れてしまってやる気になれなかった。
んー、クリアーはしたが、接し方が不誠実だったなぁ。
でも仕方ないわ。好きになれなかった。
駄作ではないんだけど、ね。
菅野作品であり、探偵紳士の続編だから、いつかやろうとは思っていた。
残念ながら質に満足は出来なかったが、プレーできたことは良かったと思う。
いつか続編が発売されたら、購入してやろうかな。
でもすぐにバージョンアップ版が出るだろうから、しばらく様子を見るべきだな。
……そうしているうちに、何時の間にやらプレーせずに時間が過ぎてしまいました。
なんてことにならないといいんだが。ミステリートはまさにそうだったし。
曲芸・鍵商法は諸刃の剣だよ。あんま露骨にやっちゃいかんよ。
どうでもいいか。そもそも俺、このゲーム借りたんであって買ってないやん。
そんな奴に言う資格があるのか! そうですか。そうかもしれませんね。
メーカーも勝手ならユーザーも勝手。
俺も我が道を行くとしよう。
やれやれ。
拍手を送る
私は心理学者ですが
あなたがモテないってか女性経験無いのがよくわかる文章ですね。
自分の容姿がわるいことがコンプレックスでそれを補うためにカッコ付けた話し方を演じているのでしょうね
ただ知的に話そうと頑張っているだけで実際はそうでもないことが読んだ人に伝わることは頭にいれましょう。
ブログの人気がない理由わかってますよね
こういう時、
マジレスする→図星突かれて真っ赤な顔で反論必死だなwww
スルーする→図星突かれて言い返せないから逃亡www
ネットでの対話はこれがあるから難しいよなぁ。
まぁこうしてブログを構えている以上、無視はできない、か。
でもマジレスもアレなんで内容については逃亡する。しゃーない。
しかし幾らネット上とは言え、こんな人格攻撃・誹謗中傷をよく初対面の人間にできるなぁ。
俺にはとても無理だ。あまりに常識がない。世の中下には下がいるもんだと思う。
はぁ。