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おっくんの元気の源…四方山Dialy!

京の秋をもとめて…その1

2015-11-17 | ぶらぶら
待ちに待った紅葉の季節 ヽ(^o^)丿
まだちょっと早いかなと思いつつも様子見がてらに出掛けたかったんですが、
ここ数週は天気の神様の意地悪で日曜となると決まって雨が降っています。

15日の日曜日も前日の雨が残ってたんだけど、散々迷った挙句
午後からは回復するという予報を信じて出掛けてきました!!

京都の紅葉スポットはごまんとある中で、今年最初に選んだのは、「 泉涌寺別院 雲龍院 」
そう、あれが見たかったんです (*^▽^*)



京阪電車東福寺駅から坂道を登ること約20分。泉涌寺本坊の南高所にひっそりと佇んでいます。

紅葉シーズンインということで、駅は大混雑 (*o*)
しかし、絶大なる人気を誇る東福寺へ向かう人たちばかりで、反対方向の泉涌寺へ向かう人影は皆無といっていいほどでした。これならゆっくり拝観できそうです。



雑踏をはなれ、この静けさがいいんです。心落ち着くも胸躍る…???



拝観入口で受付を済ませると、いきなり正面に龍の絵が立てられています。

 

受付のお姉さん( 僕より明らかに年上って意味 )が ”見る角度によって表情が変わりますよ。”て…
確かに右から見た方が鼻が長くて優しい表情のような気がします (^▽^;)



「 蓮華の間 」の障子窓 …… これが見たかったものの一つだったんです。
椿・灯篭・楓が絵に描いたように配置されていて、なんか不思議な世界に誘われるようです。



障子を開けると庭園が広がっています。



角度を変えて見ると、椿・灯篭・楓・松と並び、また違った情緒を醸し出します。



しかしまだ時期が早すぎたのか、楓の紅葉は3分から4分位で、青々とした庭園です。



すぐ隣の 「 大輪の間 」からの庭園の風景。



大石内蔵助直筆の額。「 龍淵 」
赤穂を追われ、討ち入りまでの間山科に居を構え、この近辺をたびたび訪れたとのこと。
とても力強い筆跡です! ちょっと感激… ( ^o^)



霊明殿前の中庭に徳川慶喜が寄進した灯篭が立っています。
元は孝明天皇陵に立っていたのだが、幕末の混乱時に薩摩藩が放り投げたものを住職が
こっそり持ち帰り、ここに置いたらしい。 ど…? どういうこと…??



そしてもう一つのお目当てはこの 「 悟りの間 」にありました。



「 悟りの窓 」
四季折々に紅梅・海棠・シャクナゲと順に花を咲かせるそうです。



そのすぐ横にも四角い窓があります。
これもまた景色の中に吸い込まれそうな不思議な感覚になります。

じ~っくりと、いいもの見せてもらいました。



そして外へ出ると雲の切れ間から久しぶりの青空が出始めていました ヽ(´▽`)/



しかしこの周辺が真っ赤に色づくにはしばらくかかりそうです。(泉涌寺北側の今熊野観音寺にて)

さてここからどこへ行こうかと思案しながら駅へ向かう坂道を降りていきました。
当初の予定では同じような雰囲気の窓のある北区の 「 源光庵 」 へ行こうと思ってたんだけど、雲龍院で十二分に堪能させてもらったし、明暗くっきりした室内での撮影に苦労してまともな写真が撮れなかったので多少、いやとってもヘコんでしまい、第2案として考えていた北野天満宮の 「御土居のもみじ苑 」へ行くことにしてJR奈良線に乗りました。        ・・・ということで To be continued.