しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

11th Deutschland Tour #1

2008-08-31 | インポート
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「上:峠を3つこなす厳しいステージを36位でフィニッシュしたフーシンニン」
「下:ゲルデマンが最後は独走状態で頂上ゴールの難ステージを制する」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/30(土)に、「第1ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.deutschland-tour.de/

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月30日、ドイツ・ツアーの第1ステージが頂上ゴールの設定された最難関山岳コースで行なわれ、縮小した集団から最後の上りで飛び出したリーナス・ゲルデマン(ドイツ、チームコロンビア)がステージ優勝。有力選手が続々と遅れる中、ゲルデマンがリーダージャージを獲得した。

第1ステージは中盤から2級山岳と1級山岳を越え、最後は標高1463mの1級山岳ホッホフィーゲンを駆け上がってゴール。正真正銘クイーンステージ(最難関山岳ステージ)であり、レース2日目にして早速ドイツ・ツアーは佳境を迎える。総合狙いの選手によるアタックは必至だ。

レースは序盤からジェレミー・ロワ(フランス、フランセーズデジュー)、キャスパー・クロステルガード(デンマーク、チームCSC・サクソバンク)、ドミニク・ロエルス(ドイツ、チームミルラム)、ダニエル・ムシオル(ドイツ、フォルクスバンク)の4名が飛び出して逃げる展開。この4名は最大8分のリードを得て山岳コースを逃げ続けた。

中盤に設定された2級山岳トルン峠と1級山岳ゲルロス峠はいずれもムシオルが先頭で通過。メイン集団はこれらの上りを進むうちに縮小し、リーダージャージを着るブレット・ランカスター(オーストラリア、チームミルラム)は胃腸のトラブルでリタイア。逃げを吸収すべく、メイン集団はチームコロンビアがコントロールを始めた。

チームコロンビアのスピードアップによって先頭4名のリードは削り取られ、最後の1級山岳ホッホフィーゲンの上りを前に逃げは全て吸収。ここからはステージ優勝と総合優勝をかけたサバイバルレースが展開された。

ホッホフィーゲンの上りが進むにつれて集団は大きく縮小し、3連覇を狙っていたイェンス・フォイクト(ドイツ、チームCSC・サクソバンク)や、ツール・ド・フランス総合3位&山岳王のベルンハート・コール(オーストリア、ゲロルシュタイナー)は脱落。やがて先頭はゲルデマン、トーマス・ロヴクヴィスト(スウェーデン、チームコロンビア)、ピエトロ・カウッキオーリ(イタリア、クレディアグリコル)の3名に。

先頭グループからアタックしたゲルデマンが独走を開始し、後方からヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ)とバウク・モレマ(オランダ、ラボバンク)がロヴクヴィストらに合流。ゲルデマンが独走で1級山岳を駆け上がるその後方では、ブライコヴィッチがアタックし、これにロヴクヴィストが続いた。

ゲルデマンの勢いはゴールまで途絶えなかった。上りでイヤホンのケーブルがチェーンに食い込んで数十秒を失ったが、それでも後続に追いつかれること無くゴール。16秒遅れでチームメイトのロヴクヴィストとブライコヴィッチが入り、チームコロンビアがワンツー勝利を飾った。

2007年のツール・ド・フランスでアルプス山岳ステージを制し、マイヨジョーヌを獲得したゲルデマンは現在25歳。今シーズンはティレーノ~アドリアティコの個人タイムトライアルで落車し、大腿骨を骨折する重傷を負った。回復までに時間を要したが、復帰してからは既にプロレース2勝。自身初の総合優勝に向けて大きな一歩を踏み出した。

ディフェンディングチャンピオンのフォイクトは8分48秒遅れの66位、地元オーストリアのコールは9分18秒遅れの68位でゴール。土井雪広(日本、スキル・シマノ)は8分20秒遅れの65位、別府史之(日本、スキル・シマノ)は9分18秒遅れの69位でレースを終えている。この日はリーダージャージのランカスターに加えて、調子の上がらないデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)が途中でバイクを降りている。

ドイツのミュンヘンをスタートする翌第2ステージはラスト3kmまでひたすら平坦路が続き、最後に3級山岳ヘッセルベルクを駆け上がってゴール。登坂距離の短いこの上りでは、スプリント力のあるオールラウンダーがバトルを繰り広げるだろう。

リーナス・ゲルデマン(ドイツ、チームコロンビア)
(ティレーノ~アドリアティコの)落車の後は、誰もこんな勝利を想像出来なかったと思う。まさに努力の賜物だ。チェーンのトラブルさえ無ければ、1分以上のリードを得ていたと思う。調子は良くて集中していた。でもトラブルのおかげで全力を出し切れなかったんだ。後方にトーマス(ロヴクヴィスト)がいてくれたから、安心して走ることが出来たよ。今はこのリーダージャージを誰にも貸す」ことなく最後まで守り切りたい。

◆第1ステージ「リザルト
「Deutschland Tour - Germany - ProT - Kitzbühel-Hochfügen 178km」
1 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 4.42.54 (37.75 km/h)
2 Thomas Lövkvist (Swe) Team Columbia 0.16
3 Janez Brajkovic (Slo) Astana
4 Pietro Caucchioli (Ita) Crédit Agricole 0.50
5 José Rujano Guillen (Ven) Caisse d'Epargne
6 Bauke Mollema (Ned) Rabobank
7 Eros Capecchi (Ita) Scott - American Beef 1.13
8 Johann Tschopp (Swi) Bouygues Telecom
9 Andrea Noè (Ita) Liquigas
10 Daniel Navarro Garcia (Spa) Astana
36 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 5.21
65 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 8.20
69 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 9.18
78 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 9.46
87 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 12.31
113 Maarten Den Bakker (Ned) Skil-Shimano 14.25
142 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 19.13
146 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 21.48


◆個人総合第1ステージ終了時「リザルト
1 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 4.46.57
2 Thomas Lövkvist (Swe) Team Columbia 0.17
3 Janez Brajkovic (Slo) Astana 0.20
4 Pietro Caucchioli (Ita) Crédit Agricole 0.58
5 Bauke Mollema (Ned) Rabobank 1.01
6 José Rujano Guillen (Ven) Caisse d'Epargne 1.05
7 Daniel Navarro Garcia (Spa) Astana 1.21
8 Eros Capecchi (Ita) Scott - American Beef 1.23
9 Andrea Noè (Ita) Liquigas
10 Johann Tschopp (Swi) Bouygues Telecom 1.27
51 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 5.45
65 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 8.35
70 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 9.28
76 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 9.55
86 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 12.33
118 Maarten Den Bakker (Ned) Skil-Shimano 14.43
140 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 19.22
145 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 22.05



11th Deutschland Tour #P

2008-08-30 | インポート
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「左:アルベルト・ティマーが6秒遅れの19位でチーム最上位のリザルトを残す」
「右:2005年ジロのプロローグ以来となる勝利を挙げたランキャスターの走り」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/29(金)に、「プロロ-グ」が行われました。

◆土井選手のブログレポートはこちら「http://blog.yukihirodoi.jp/blog/
◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.deutschland-tour.de/

8月29日~9月6日の9日間に渡って、
UCI「プロツール」のステージレース、
「Deutschland Tour」が開催されます。

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。

181 Maarten Den Bakker (Ned)
182 Floris Goesinnen (Ned)
183 Robert Wagner (Fra)
184 Fumiyuki Beppu (Jpn)
185 Albert Timmer (Ned)
186 Sebastian Siedler (Ger)
187 Thierry Hupond (Fra)
188 Yukihiro Doi (Jpn)
※参加チーム=20チーム

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「オリンピック後、束の間の休養をとった別府選手が再び欧州に戻り活動を開始」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月29日、ドイツ・ツアーの開幕を告げるプロローグがオーストリアのキッツビュールで行なわれ、3.6kmを最速で駆け抜けたブレット・ランカスター(オーストラリア、チームミルラム)がステージ優勝を飾るとともにリーダージャージを獲得した。別府史之と土井雪広(スキル・シマノ)はそれぞれ74位と120位で初日を終えた。

プロツアー第13戦のドイツ・ツアーはオーストリアのキッツビュールで開幕した。3.6のコースは中盤に若干の起伏が有るものの概ね平坦。直角カーブが多数組み込まれているが、平均スピード54km/hオーバーのハイスピードな闘いが繰り広げられた。

序盤に暫定トップタイムを叩き出したのはマーク・レンショー(オーストラリア、クレディアグリコル)。来シーズンからチームコロンビア入りが決まっているレンショーのタイムは4分04秒。これを同じオーストラリア出身のランカスターが4秒上回る3分59秒85でトップに。

ジロ・デ・イタリアのスプリント要員として活躍したトニ・マルティン(ドイツ、チームコロンビア)は2.4km地点の計測ポイントでトップタイム。しかしコースミスによりタイムを失い、暫定トップから10秒遅れでゴールした。チームメイトのゲラルド・チオレック(ドイツ)も好走したが、ランカスターには2秒及ばず。

ランカスターに肉薄するタイムを叩き出したのが、北京オリンピックの個人タイムトライアルで銀メダルを獲得したグスタフエリック・ラーション(スウェーデン、チームCSC・サクソバンク)だ。しかしラーションもランカスターに0.1秒届かず、2位に甘んじた。

その後も4分を切るタイムを選手は現れず、ランカスターのステージ優勝とリーダージャージ獲得が決まった。3連覇を狙うイェンス・フォイクト(ドイツ、チームCSC・サクソバンク)はトップから12秒遅れの52位、ツール・ド・フランス山岳王のベルンハート・コール(オーストリア、ゲロルシュタイナー)は9秒遅れの34位とまずまずのスタート。

別府史之と土井雪広(いずれもスキル・シマノ)がそれぞれ74位と120位でレースを終える中、急遽出場が決まったデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)はトップから27秒遅れの146位、プロローグハンターと名高いトル・フースホフト(ノルウェー、クレディアグリコル)は33秒遅れの最下位(153位)に沈んだ。

優勝したランカスターはトラック競技追い抜きのスペシャリストで、2004年のアテネオリンピックでは団体追い抜きで金メダルを獲得している。その短距離独走力を活かし、2005年にはジロ・デ・イタリアで1150mの超短距離プロローグを制覇。マリアローザに袖を通した経歴を持つ。チェラミカパナリアからチームミルラムに移籍した2006年以降は、アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)の牽引役として活躍していた。

翌第1ステージはドイツ・ツアーの総合争いを大きく左右するクイーンステージ(最難関山岳ステージ)だ。中盤から2級山岳と1級山岳を越え、最後は標高1463mの1級山岳ホッホフィーゲンを駆け上がってゴール。ここでは早速総合争いが勃発する。ここでついたタイム差が最後まで尾を引くことになるだろう。

ブレット・ランカスター(オーストラリア、チームミルラム)
「今日は完璧なレースだった。北京オリンピックのトラックイベントから駆けつけたから、今日のようなカーブの多い難しいコースの準備はバッチリだった。この勝利はファンタスティックだ。これで僕がリーダージャージを着て山岳ステージに挑むことになる。明日は自分にとって特別なクイーンステージになりそうだよ。山岳は僕の苦手分野だけどね」。

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「クライマーながらそれなりのタイムを出して非凡なところをみせた土井選手」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆プロローグ「リザルト
「Deutschland Tour - Germany - ProT - Kitzbühel 3.6km」
1 Brett Lancaster (Aus) Team Milram 3.59 (54.23 km/h)
2 Gustav Erik Larsson (Swe) Team CSC - Saxo Bank
3 Gerald Ciolek (Ger) Team Columbia 0.02
4 Markus Fothen (Ger) Gerolsteiner 0.03
5 Mark Renshaw (Aus) Crédit Agricole 0.04
6 William Bonnet (Fra) Crédit Agricole
7 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia
8 Björn Schröder (Ger) Team Milram
9 Gregory Rast (Swi) Astana
10 Maxime Monfort (Bel) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.05
19 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 0.06
61 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 0.13
64 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano
74 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 0.14
120 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 0.19
127 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 0.21
132 Maarten Den Bakker (Ned) Skil-Shimano 0.22
148 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.28


◆個人総合プロローグ終了時「リザルト
1 Brett Lancaster (Aus) Team Milram 3.59
2 Gustav Erik Larsson (Swe) Team CSC - Saxo Bank
3 Gerald Ciolek (Ger) Team Columbia 0.02
4 Markus Fothen (Ger) Gerolsteiner 0.03
5 Mark Renshaw (Aus) Crédit Agricole 0.04
6 William Bonnet (Fra) Crédit Agricole
7 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia
8 Björn Schröder (Ger) Team Milram
9 Gregory Rast (Swi) Astana
10 Maxime Monfort (Bel) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.05
19 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 0.06
61 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 0.13
64 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano
74 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 0.14
120 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 0.19
127 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 0.21
132 Maarten Den Bakker (Ned) Skil-Shimano 0.22
148 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.28



4th Eneco Tour #7

2008-08-28 | インポート
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「上:ロイヤカースが区間18位の走りでプロツアー総合トップ10フィニッシュを決める」
「下:ゴール前でサドルがとれるアクシデントに見舞われたグティエレスが連覇を達成」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/27(水)に、「最終第7ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

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「スポンサーのロゴを塗りつぶしたウェアで走るベロフォシクスがステージ優勝」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月27日、エネコ・ツアーを締めくくる18.8kmの個人タイムトライアルが行なわれ、22分02秒のトップタイムを叩き出したライヴィス・ベロフォシクス(ラトビア、スコット・アメリカンビーフ)が優勝。ステージ2位に入ったホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)が逆転で2年連続総合優勝を決めた。

8日間に渡って行なわれたエネコ・ツアーを締めくくるのは、メッヘレンの平坦な18.3kmで行なわれる個人タイムトライアル(以下TT)だ。タイム差1分以内に27名がひしめく混戦であり、特に総合トップ10にはTTを得意とする選手が名を連ねる状態。ステージ優勝の行方と、僅差の総合争いに注目が集まった。

レースは総合下位の選手から1分30秒毎にスタートが切られた。序盤に暫定トップタイムを叩き出したのは、総合74位につけるラトビアのTTチャンピオン・ベロフォシクス。記録された22分02秒のタイムは暫定トップを維持し続け、注目の総合上位陣の走りが始まった。

前日にステージ優勝を飾ったエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)は8.2km地点の中間計測ポイントでベロフォシクスを3秒上回ったが、後半に失速して結局19秒遅れでゴール。ベルギーTTチャンピオンのステイン・デヴォルデル(ベルギー、クイックステップ)は総合9位の好位置に付けていたが、トップタイムには10秒及ばず。

総合優勝のかかった総合5位のマイケル・ロジャース(オーストラリア、チームコロンビア)、総合4位のセバスティアン・ロセレル(ベルギー、クイックステップ)、総合2位のホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)はそれぞれトップタイムから8秒遅れでゴール。3度の世界TTチャンピオン、前年度の最終TT覇者、前年度の総合優勝者の力を持ってしてもベロフォシクスを打ち破ることは出来なかった。

そしてリーダージャージを着るアンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア)が最終走者としてスタート。グライペルは総合2位グティエレスからの遅れを11秒以内に抑えなければリーダージャージを死守出来ない。しかしその目標は達成されず、グティエレスに25秒及ばなかったグライペルは敗退。ベロフォシクスのステージ優勝が決定するとともに、グティエレスの総合優勝が決まった。

グティエレスは2007年大会でも最終個人TTでステージ2位に入り、逆転で総合優勝を決めている。今回も他チームの攻撃を耐え凌ぎ、不要なタイムロスを被ること無く最終個人TTへ。勝ちパターンに持ち込んだグティエレスが見事な連覇を達成した。

ポイント賞はユルゲン・ルーランズ(ベルギー、サイレンス・ロット)、スキル社がスポンサーにつく山岳賞はフローリス・フーシンニン(オランダ、スキル・シマノ)が獲得している。チーム総合成績は終始レースをコントロールしたチームコロンビアがトップ。

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「フーシンニンが個人総合山岳賞を獲得!」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

ステージ優勝を飾ったベロフォシクスは5回ラトビアのTTチャンピオンに輝いているスペシャリストだ。ユニヴァーサル・カフェ時代の2006年にはTOJ(ツアー・オブ・ジャパン)の東京ステージで優勝を飾っている。新スポンサーで生まれ変わったチームに勝利をもたらした。

ホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)
「初日から言っていたように、このレースは最終日の個人TTが全てを決める。本当にその通りになったよ。エネコ・ツアーのような平坦で風の強いレースは、タイムをロスしないために毎日慎重に走らなければならない。それはベルギーのレース全般に言えることで、一昨日はまさにそんな事態(集団分裂)が起こった。集団が分裂したとき、幸い僕は先頭集団にいた。毎日働き続けてくれたチームメイトたちに感謝しているよ。彼らの助け無しにはこの勝利は無かった。プロローグ後は毎日調子が上がっていたけど、ステージ優勝には届かなかった。でも総合優勝はそれ以上に価値のあることだ。とにかく僕はこのレースが好き。短くてハイスピード。僕にぴったりだ」。

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「左から総合2位のロセレル、総合優勝のグティエレス、総合3位のロジャース」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆第7ステージ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Mechelen 18.8km」
1 Raivis Belohvosciks (Lat) Scott - American Beef 22.02 (49,833 km/h)
2 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 0.08
3 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step
4 Michael Rogers (Aus) Team Columbia
5 Stijn Devolder (Bel) Quick Step 0.10
6 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 0.19
7 Servais Knaven (Ned) Team Columbia 0.21
8 Rein Taaramae (Est) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.28
9 André Greipel (Ger) Team Columbia 0.33
10 Rubens Bertogliati (Swi) Scott - American Beef 0.35
18 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.57
40 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 1.22
69 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 1.55
72 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 1.58
93 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 2.19
94 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 2.22
101 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 2.49


◆個人総合時間「リザルト
1 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 26.27.07
2 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.04
3 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.07
4 Stijn Devolder (Bel) Quick Step 0.13
5 André Greipel (Ger) Team Columbia 0.14
6 Joost Posthuma (Ned) Rabobank 0.39
7 Servais Knaven (Ned) Team Columbia 0.48
8 Bram Tankink (Ned) Rabobank 0.51
9 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.54
10 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 1.02
33 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 5.41
36 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 8.34
49 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 16.46
71 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 19.03
73 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 19.21
76 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 24.02


◆個人総合ポイント「リザルト」
1 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 113 pts
2 André Greipel (Ger) Team Columbia 105
3 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 104
4 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 85
5 Borut Bozic (Slo) Cycle Collstrop 58
6 Elia Rigotto (Ita) Team Milram 47

◆個人総合山岳「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 30 pts
2 Lars Ytting Bak (Den) Team CSC - Saxo Bank 15
3 Bram Tankink (Ned) Rabobank 9
4 Leif Hoste (Bel) Silence - Lotto 6
5 Maarten Wynants (Bel) Quick Step 5
6 André Greipel (Ger) Team Columbia 3


4th Eneco Tour #6

2008-08-27 | インポート
01

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「上:フーシンニンを含む逃げグループがブリュッセル郊外の運河沿いを走る」
「下:ノルウェー期待の若手、21歳のボアッソンが第6ステージを制した」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/26(火)に、「第6ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月26日、エネコ・ツアーの第6ステージが首都ブリュッセルまでの186kmで行なわれ、序盤からの逃げをゴール直前で撃ち落としたエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)が優勝。チームメイトのアンドレ・グライペル(ドイツ)はリーダージャージを着て最終日の個人タイムトライアルに挑む。

ベルギーのフランドル地方を駆け抜ける第6ステージは、ロンド・ファン・フラーンデレンの名所ミュール・カペルミュールやボスベルグ、プトベルグを越え、首都ブリュッセルにゴールする。山岳ポイントは3つ設定されているが、いずれもゴールまで距離がある。この日も集団によるスプリント勝負に持ち込まれた。

レースは序盤からアタックの応酬で、総合4位のセバスティアン・ロセレル(ベルギー、クイックステップ)や総合5位マイケル・ロジャース(オーストラリア、チームコロンビア)を含む19名の逃げグループが42km地点で形成。しかし選手を送り損ねたサイレンス・ロットの追撃によりこの逃げは短命に終わった。

続いて飛び出したのは山岳賞トップのフローリス・フーシンニン(オランダ、スキル・シマノ)やレイフ・ホステ(ベルギー、サイレンス・ロット)、ジミー・アングルヴァン(フランス、クレディアグリコル)を含む9名で、メイン集団はようやくこれを容認。タイム差は2分45秒にまで広がった。逃げグループ内のフーシンニンは着実に山岳ポイントを加算し、「チームと同スポンサーがつく山岳賞」の獲得を決定づけた。

レース後半に入るとメイン集団はスプリンターチームを先頭に活気づき、アップダウンコースをこなしながら追撃。しかし先頭9名とのタイム差は思うように縮まらず、ゴールが近づくに連れて先頭9名の逃げ切りが現実味を帯びた。

やがて追い上げるメイン集団が徐々に近づくと、先頭グループからはアングルヴァンがアタックして独走。アングルヴァンは単独で最終ストレートにやってきたが、その後方からは勢いある大集団が迫った。

最後はロングスパートで集団から飛び出したボアッソンが持ち前の独走力でアングルヴァンを捉え、そして抜き去る。ハンドルを叩いて悔しがるアングルヴァンを横目に、ボアッソンが両手を挙げてゴールに飛び込んだ。

タイムトライアルが得意なボアッソンは2日前まで総合2位につけており、総合優勝も夢ではない状態だった。しかし前日の第5ステージで後方集団に取り残されるミスを犯し、15分近く遅れてゴール。悔しい結果をこのステージ優勝で帳消しにした。今シーズンはクリテリウム・アンテルナシオナルの最終個人TTも制しており、今後も注目の21歳だ。リーダージャージはこの日もグライペルが守っている。

エネコ・ツアーは翌第7ステージの個人TTで決着がつけられる。コースはメッヘレンの平坦な18.3km。総合タイム差1分以内に27名がひしめいており、誰が勝ってもおかしくない状態だ。中でも前年度覇者のグティエレスや、前年度最終TT覇者のロセレル、元TT世界チャンピオンのロジャース、ベルギーを代表するオールラウンダーのデヴォルデルらが好位置につけており、その走りに注目が集まる。

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「カーヴァスがカメラマンを逆撮り!」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆第6ステージ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Maldegem-Brussel 186km」
1 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 4.07.20 (44.636 km/h)
2 Jimmy Engoulvent (Fra) Crédit Agricole
3 Sergei Ivanov (Rus) Astana
4 André Greipel (Ger) Team Columbia
5 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
6 Elia Rigotto (Ita) Team Milram
7 Francesco Chicchi (Ita) Liquigas
8 Matthew Goss (Aus) Team CSC - Saxo Bank
9 Roger Hammond (GBr) Team Columbia
10 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
27 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
39 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
59 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
69 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
79 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano
109 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 2.58
DNS Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano


◆個人総合第6ステージ終了時「リザルト
1 André Greipel (Ger) Team Columbia 26.04.46
2 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 0.11
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.12
4 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.15
5 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.18
6 Koen De Kort (Ned) Astana
7 Bram Tankink (Ned) Rabobank 0.19
8 Joost Posthuma (Ned) Rabobank 0.21
9 Stijn Devolder (Bel) Quick Step 0.22
10 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.24
33 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 3.11
35 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 6.34
43 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 15.10
66 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 17.18
68 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 17.24
76 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 22.59


◆個人総合ポイント第6ステージ終了時「リザルト」
1 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 113 pts
2 André Greipel (Ger) Team Columbia 105
3 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 104
4 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 85
5 Borut Bozic (Slo) Cycle Collstrop 58
6 Elia Rigotto (Ita) Team Milram 47

◆個人総合山岳第6ステージ終了時「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 30 pts
2 Lars Ytting Bak (Den) Team CSC - Saxo Bank 15
3 Bram Tankink (Ned) Rabobank 9
4 Leif Hoste (Bel) Silence - Lotto 6
5 Maarten Wynants (Bel) Quick Step 5
6 André Greipel (Ger) Team Columbia 3


4th Eneco Tour #5

2008-08-26 | インポート
01

02

「上:レースリーダーのグライペル(中央)と、この日ステージ10位に入ったワグナー」
「下:22歳の新鋭スプリンターWestphal がビッグレースで驚きのプロ初勝利を挙げる」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/25(月)に、「第5ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

03

「ボーネンが未出走のためポイント総合2位だったヴァンヒュンメルがジャージを着る」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月25日、エネコ・ツアーの第5ステージが行なわれ、ベルギーの強風によって集団は分裂。先頭集団内のスプリントで競り合ったカルロ・ヴェストファール(ドイツ、ゲロルシュタイナー)がプロ初勝利を飾った。リーダージャージはアンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア)が守っている。

第5ステージは内陸部のアルドーから北海沿岸オステンドまでの167kmで行なわれた。山岳ポイントは無いが、海からの強風が選手たちに吹き付ける。この風がレース展開に大きな影響を及ぼすことになった。

この日はトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)やダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)、マーティン・チャリンギ(オランダ、サイレンス・ロット)ら12名がスタートせず。各選手は8月30日に開幕するブエルタ・ア・エスパーニャの準備に取りかかった。

レースは19km地点で早速ラルスイティング・バク(デンマーク、チームCSC・サクソバンク)とマチェイ・ボドナール(ポーランド、リクイガス)の2名が飛び出し、チームコロンビアがコントロールするメイン集団から7分以上のアドバンテージ。中盤から風は強さを増した。

スプリントポイントでは総合2位につけるエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)が2度集団先頭(3番手)通過を果たし、ボーナスタイムでチームメイトのグライペルに並んだ。しかし吹き付ける強風によりラスト57km地点で集団は大きく分裂し、そのボアッソンは後方集団に取り残された。

メイン集団が40名ほどに絞られる中、後方に取り残されたのはボアッソンの他にも山岳賞ジャージを着るフローリス・フーシンニン(オランダ、スキル・シマノ)やポイント賞ジャージを着るケニー・ファンヒュメル(オランダ、スキル・シマノ)ら。クイックステップのコントロールに代わったメイン集団は、逃げていたバクとボドナールを捉え、更に後続集団を引き離した。

やがて後続集団は追撃を諦め、ステージ優勝と総合優勝の行方は先頭の40名に絞られた。逃げ吸収後の安定しない集団からはアタックが繰り返されたが成功せず、40名は集団のままオステンドのゴール地点へ。エーススプリンター不在の手際の悪さを突いて、ラスト200mでヴェストファールがスプリントを開始。これには誰も反応出来ず、ヴェストファールがそのまま先頭でゴールした。

ヴェストファールは1985年11月生まれの22歳で、2005年にスパルカッセでプロデビューした若手スプリンター。ウィーゼンホーフを経て今年ゲロルシュタイナーに合流し、プロツアーレースでプロ初勝利を飾った。まだまだ伸び盛りの新鋭だ。

先頭集団でゴールしたのは40名で、それ以外の選手たちは14分45秒遅れでゴール。ステージ4位に入ったグライペルがリーダージャージを守っている。トップと11秒差の総合2位にはホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)。総合3位のユルゲン・ルーランズ(ベルギー、サイレンス・ロット)はポイント賞トップだ。

翌第6ステージで再び急坂が登場する。第4ステージに続き、今度はロンドの名所ミュール・カペルミュールやボスベルグを越え、首都ブリュッセルにゴールする。いよいよエネコ・ツアーもあと2日だ。

04

「デローが膝の痛みを訴えドクターカーに掴まりながら治療を受ける」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆第5ステージ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Ardooie-Oostende 167km」
1 Carlo Westphal (Ger) Gerolsteiner 3.57.38 (43.337 km/h)
2 Yauheni Hutarovich (Blr) Française des Jeux
3 Borut Bozic (Slo) Cycle Collstrop
4 André Greipel (Ger) Team Columbia
5 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
6 Gert Steegmans (Bel) Quick Step
7 Sébastien Turgot (Fra) Bouygues Telecom
8 Mathew Hayman (Aus) Rabobank
9 Tom Leezer (Ned) Rabobank
10 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano
17 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
22 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
48 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 14.45
49 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano
93 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
102 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
110 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano


◆個人総合第5ステージ終了時「リザルト
1 André Greipel (Ger) Team Columbia 21.57.26
2 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 0.11
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.12
4 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.16
5 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.18
6 Koen De Kort (Ned) Astana
7 Joost Posthuma (Ned) Rabobank 0.21
8 Stijn Devolder (Bel) Quick Step 0.22
9 Bram Tankink (Ned) Rabobank
10 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.24
33 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 3.11
34 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 3.36
43 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 15.10
67 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 17.19
69 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 17.24
76 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 22.59
82 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 25.44


◆個人総合ポイント第5ステージ終了時「リザルト」
1 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 96 pts
2 André Greipel (Ger) Team Columbia 86
3 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 75
4 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 74
5 Borut Bozic (Slo) Cycle Collstrop 58
6 Elia Rigotto (Ita) Team Milram 32

◆個人総合山岳第5ステージ終了時「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 15 pts
2 Lars Ytting Bak (Den) Team CSC - Saxo Bank 15
3 Bram Tankink (Ned) Rabobank 9
4 Maarten Wynants (Bel) Quick Step 5
5 André Greipel (Ger) Team Columbia 3
6 Mirko Selvaggi (Ita) Cycle Collstrop 3


4th Eneco Tour #4

2008-08-25 | インポート
01

02

「上:ここまで、8位、4位、4位、と上位でゴールしてきたヴァンヒュンメルが2位に入る」
「下:ボーネンが地元ベルギーゴールのステージで2勝目を飾り総合3位に上がった」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/24(日)に、「第4ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月24日、エネコ・ツアーの第4ステージが今大会最長のアップダウンコースで行なわれ、トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)がスプリントを制してステージ2勝目。序盤から逃げグループに入り、ボーナスタイムを加算したアンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア)が総合トップに立った。

第4ステージはオランダのテルヌーゼンからベルギーのアルドーまでの213kmで行なわれた。ロンド・ファン・フラーンデレンやヘット・フォルクと同じコースを一部使用するアップダウンコースで、中盤にウォルヘンベルグやオウデ・フラモント、クルイスベルグ、パテルベルグなどの急坂が9つ登場。ゴール前は比較的平坦なため、最後は集団スプリントに持ち込まれた。

平均55km/hの超ハイスピードで幕開けたレースは、58km地点で集団から14名が飛び出し、そこから段階的にグライペル、ワウテル・ウェイラント(ベルギー、クイックステップ)、ラルスイティング・バク(デンマーク、チームCSC・サクソバンク)、マーティン・チャリンギ(オランダ、サイレンス・ロット)が飛び出す展開。これに遅れてフランク・ホイ(ドイツ、コフィディス)とミルコ・セルヴァッジ(イタリア、サイクル・コルストロップ)が合流し、6名の逃げが決まった。

石畳の急坂を含むアップダウンコースでメイン集団が2つに分裂する一方、先頭6名は2~3分のリードを得て逃げ続けた。3つのスプリントポイントでボーナスタイムを稼いだグライペルがヴァーチャル総合トップに。3つの山岳ポイントはいずれもバクが獲得し、山岳賞トップのフローリス・フーシンニン(オランダ、スキル・シマノ)にポイント数で並んだ。

また、レースは後半にかけて落車が多発し、ファビオ・バルダート(イタリア、ランプレ)やユリー・クリフトソフ(ウクライナ、アージェードゥーゼル)、フアンホセ・アエド(アルゼンチン、チームCSC・サクソバンク)が不運にもレースを離脱した。

やがてメイン集団では本格的な追撃が始まり、ゴールまで10kmを残して逃げは吸収。その後は集団が再び不安定になり、ニコラ・ポルタル(フランス、ケスデパーニュ)、ヨアン・オフルド(フランス、フランセーズデジュー)、ダヴィド・デロー(フランス、スキル・シマノ)の3名がアタック。しかし度重なるこれらのアタックはことごとく封じ込められた。

ラスト1kmを切るとセバスティアン・ロセレル(ベルギー、クイックステップ)がロングスパートを仕掛け、これが失敗するとポイント賞ジャージを着るボーネンがスプリント開始。後方からケニー・ファンヒュメル(オランダ、スキル・シマノ)とエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)が迫ったが届かず、ボーネンがそのまま先頭でゴールに飛び込んだ。

ボーネンは第1ステージに続く勝利で今シーズン13勝目。ポイント賞では断トツのトップだが、開催迫るブエルタ・ア・エスパーニャに調整を合わせるために翌第5ステージは出走しない予定だ。このエネコで好調さを確認し、万全の体制でブエルタに挑むことになる。

この日22秒遅れでゴールしたダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)に代わって、スプリントポイントで計9秒のボーナスタイムを加算したグライペルがリーダージャージ獲得。ステージ3位に入ったチームメイトのボアッソンが総合2位に続いている。平坦ステージが続いているため、いまだ総合タイム差1分以内に53名がひしめいている状態だ。

翌第5ステージは北海沿岸のオステンドに向かう平坦な167kmで行なわれる。海からの強風が思わぬ展開をもたらす可能性有りだ。

03

「スキル・シマノのチームキャンピングカー」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆第4ステージ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Terneuzen-Ardooie 213km」
1 Tom Boonen (Bel) Quick Step 5.00.35 (42.337 km/h)
2 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
3 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia
4 Borut Bozic (Slo) Cycle Collstrop
5 Matti Breschel (Den) Team CSC - Saxo Bank
6 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
7 Aurélien Clerc (Swi) Bouygues Telecom
8 Francesco Chicchi (Ita) Liquigas
9 Elia Rigotto (Ita) Team Milram
10 Cyril Lemoine (Fra) Crédit Agricole
32 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
57 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
61 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
97 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.48
98 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano
103 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 1.11
133 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 7.45


◆個人総合第4ステージ終了時「リザルト
1 André Greipel (Ger) Team Columbia 17.59.51
2 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 0.02
3 Tom Boonen (Bel) Quick Step 0.07
4 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 0.09
5 Cyril Lemoine (Fra) Crédit Agricole 0.10
6 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.11
7 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.13
8 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.15
9 Koen De Kort (Ned) Astana
10 Marlon Alirio Perez Arango (Col) Caisse d'Epargne 0.17
14 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.21
16 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 0.22
69 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 2.31
71 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 2.36
79 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 3.08
80 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 3.33
84 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 8.11
91 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 10.56


◆個人総合ポイント第4ステージ終了時「リザルト」
1 Tom Boonen (Bel) Quick Step 102 pts
2 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 75
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 74
4 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 68
5 André Greipel (Ger) Team Columbia 59
6 Daniele Bennati (Ita) Liquigas 55

◆個人総合山岳第4ステージ終了時「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 15 pts
2 Lars Ytting Bak (Den) Team CSC - Saxo Bank 15
3 Bram Tankink (Ned) Rabobank 9
4 Maarten Wynants (Bel) Quick Step 5
5 André Greipel (Ger) Team Columbia 3
6 Mirko Selvaggi (Ita) Cycle Collstrop 3


4th Eneco Tour #3

2008-08-24 | インポート
01

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「上:前日に引き続いてステージ4位に食い込んだヴァンヒュンメル(左)とフィラース」
「下:ベンナーティがボーネンを抑えてステージを制し総合でも首位に躍り出た」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/23(土)に、「第3ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月23日、エネコ・ツアーの第3ステージが行なわれ、集団スプリントでトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)を下したダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)がジロ・デ・イタリア以来の勝利を飾った。ボーナスタイムを獲得したベンナーティは同時にリーダージャージを獲得した。

大会4日目、第3ステージはニューウェヘインからテルヌーゼンまでの185.9kmで行なわれた。前日に引き続き山岳ポイントが設定されない平坦ステージで、大会3度目のスプリントバトル、ならびにボーナスタイムによる総合争いに注目が集まった。

好天に恵まれたこの日、フィリップ・ジルベール(ベルギー、フランセーズデジュー)のみスタートせず。ジルベールは母国を走ること無くレースを去った。レースはアイトール・エルナンデス(スペイン、エウスカルテル)のアタックをきっかけに、序盤から4名の逃げが決まった。

エルナンデスにはラウル・アラルコン(スペイン、スコット・アメリカンビーフ)、ヨアン・ジェーヌ(フランス、ブイグテレコム)、マテウス・プロンク(オランダ、サイクル・コルストロップ)が合流し、50km走ってメイン集団から7分のアドバンテージ。しかしメイン集団では早々にスピードアップが始まり、50km後にはタイム差が3分を切った。

先頭4名に迫ったメイン集団からはマーティン・チャリンギ(オランダ、サイレンス・ロット)とローラン・マンジェル(フランス、アージェードゥーゼル)がカウンターアタックを仕掛け、ほどなく先頭グループに合流した。横風区間に差し掛かったメイン集団では、ポイント賞ジャージを着るトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)自らが先導してスピードアップ。これによって集団は2つに分裂した。

クイックステップがコントロールするメイン集団は50名程を置き去りにし、そして逃げていた6名を吸収。その後のスプリントポイントでは総合2位のエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)がボーナスタイム3秒を稼ぎ出し、ホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)に代わってバーチャルのリーダーに。

スプリンターチームがコントロールするメイン集団は不必要なアタックを許さず、ハイスピードでゴールへ。リクイガスとクイックステップが先頭で平坦路を突き進み、教科書通りこの日もステフェン・デヨンフ(オランダ、クイックステップ)がボーネンを発射。しかしボーネンのスプリントは伸びず、加速力で勝ったベンナーティがボーネンをパス。ベンナーティがそのまま先頭でゴールした。

ベンナーティはジロ・デ・イタリアでのステージ優勝以来、久々のレース勝利となった。ステージ優勝によるボーナスタイム10秒を獲得したベンナーティは、総合9位から一気に総合トップにジャンプアップ。中間スプリントポイントでリーダージャージ奪回を狙ったボアッソンが惜しくも1秒遅れで総合2位に。

この日もベルギーチャンピオンのユルゲン・ルーランズ(ベルギー、サイレンス・ロット)やケニー・ファンヒュメル(オランダ、スキル・シマノ)は優勝にあと一歩届かなかった。ポイント賞ジャージはボーネンが守っている。

翌第4ステージはオランダからベルギーに突入。今大会最長で、春のクラシックレースさながらのアップダウンコースだ。ロンド・ファン・フラーンデレンやヘット・フォルクと同じコースを一部使用し、ウォルヘンベルグに始まり、オウデ・フラモントやクルイスベルグ、パテルベルグなど、自転車ファンにお馴染みの急坂が9つも登場する。総合争いにおいても注目の一戦だ。

ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)
「ボーネンを打ち負かすのは初めて。誇りに思うよ。ゴール前のチームの働きはインプレッシブだった。この勝利はブエルタに向けて大きな自信に繋がる。ブエルタでもボーネンとクイックステップに対峙することになるから」。

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「SHIMANOヨーロッパのオフィシャルサービスクルー」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆第3ステージ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Nieuwegein-Terneuzen 185.9km」
1 Daniele Bennati (Ita) Liquigas 4.46.08 (39.694km/h)
2 Tom Boonen (Bel) Quick Step
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
4 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
5 Borut Bozic (Slo) Cycle Collstrop
6 Tom Leezer (Ned) Rabobank
7 Alberto Curtolo (Ita) Liquigas
8 David Kopp (Ger) Cycle Collstrop
9 Robert Förster (Ger) Gerolsteiner
10 Roger Hammond (GBr) Team Columbia
14 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano
27 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
28 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
70 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
76 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.29
79 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 0.58
96 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 2.28


◆個人総合第3ステージ終了時「リザルト
1 Daniele Bennati (Ita) Liquigas 12.59.21
2 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 0.01
3 André Greipel (Ger) Team Columbia 0.04
4 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne
5 Cyril Lemoine (Fra) Crédit Agricole 0.05
6 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.06
7 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.08
8 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.10
9 Koen De Kort (Ned) Astana
10 Marlon Alirio Perez Arango (Col) Caisse d'Epargne 0.12
16 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.16
20 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 0.21
24 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 0.23
73 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 1.38
77 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 2.17
80 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 2.31
91 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 3.03
97 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 10.03



4th Eneco Tour #2

2008-08-23 | インポート
01

02

「上:53km地点から5名で飛び出したデローだったが残り10kmで集団に吸収される」
「下:横一線のゴールスプリントを制したのはグライペル、ヴァンヒュンメルは4位」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/22(金)に、「第2ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月22日、エネコ・ツアーの第2ステージが行なわれ、シーズン序盤のツアー・ダウンアンダーを制したアンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア)が雨の集団スプリントを制して優勝。ホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)は辛うじてリーダージャージを守った。

第2ステージはオランダ国内を北上。ルールモントからニューウェヘインまでの173.2kmで行なわれた。途中に大きな上りも無く、ひたすら平坦基調のコースがオランダの平野部を突き抜ける。この日は序盤から雨が降り続いた。

ハイスピードなスタートから1時間後、53km地点でようやく逃げが決まった。飛び出したのはダヴィド・デロー(フランス、スキル・シマノ)、アルトゥール・ガーイェック(ドイツ、チームミルラム)、エルマーノ・カペッリ(イタリア、スコット・アメリカンビーフ)、ハビエル・アラメンディア(スペイン、エウスカルテル)、マテウス・プロンク(オランダ、サイクル・コルストロップ)の5名。しかし総合上位の選手が含まれたため、メイン集団は4分以上のタイム差を先頭5名に与えなかった。

やがてレース後半に入るとこの日もスプリンターチームによる逃げ追撃スタート。サイレンス・ロットを筆頭に、クイックステップやチームコロンビアが集団のスピードを上げ、ゴールまで10kmを残して遂に逃げをキャッチ。諦めずに逃げ続けたガーイェックも飲み込まれ、集団は降りしきる雨の中をゴールに向かって突き進んだ。

リクイガスとの主導権争いを制したチームコロンビアが先頭で最終ストレートへ。総合3位につけるエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー)が他チームの追随を許さぬ牽引でグライペルを発射。トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)がポジション取りに手こずる中、フアンホセ・アエド(アルゼンチン、チームCSC・サクソバンク)とロベルト・フェルスター(ドイツ、ゲロルシュタイナー)を僅差で抑え込んだグライペルが勝利をものにした。

グライペルと言えば1月のツアー・ダウンアンダーで怒濤のステージ4勝を飾り、総合優勝に輝いた26歳の大柄なジャーマンスプリンターだ。ジロ・デ・イタリアではカヴェンディッシュ(イギリス)を強力にサポートし、自身もステージ初優勝を飾った。これが今シーズン10勝目だ。

チームコロンビアの活躍はステージ優勝だけに留まらず、ボアッソンがトップのグティエレスと僅か0.16秒差の総合2位にジャンプアップ。コロンビアは総合4位にグライペル、総合6位にロジャース(オーストラリア)がつけており、総合成績も視野に入れた順調なレース運びだ。ジロやツールに続き、エネコでもコロンビアのチーム力が目立っている。

翌第3ステージはニューウェヘインからテルヌーゼンまでの185.9kmの平坦コースで行なわれる。再びのスプリントバトルに注目したい。

◆第2ステージ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Roermond-Nieuwegein 173.2km」
1 André Greipel (Ger) Team Columbia 3.51.31 (45,353 km/h)
2 Juan José Haedo (Arg) Team CSC - Saxo Bank
3 Robert Förster (Ger) Gerolsteiner
4 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
5 Tom Boonen (Bel) Quick Step
6 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia
7 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
8 Francesco Chicchi (Ita) Liquigas
9 David Kopp (Ger) Cycle Collstrop
10 Elia Rigotto (Ita) Team Milram
24 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
34 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
47 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
67 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano
131 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.13
135 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 1.00
144 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 2.00


◆個人総合第2ステージ終了時「リザルト
1 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 8.13.17
2 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia
3 Cycril Lemoine (Fra) Crédit Agricole 0.01
4 André Greipel (Ger) Team Columbia 0.02
5 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.05
6 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.06
7 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
8 Koen De Kort (Ned) Astana
9 Daniele Bennati (Ita) Liquigas
10 Jimmy Engoulvent (Fra) Crédit Agricole 0.07
17 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.12
24 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 0.17
28 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 0.19
59 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 0.31
130 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 1.05
136 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 2.13
140 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 2.27
145 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 9.01


◆個人総合山岳第2ステージ終了時「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 15 pts
2 Bram Tankink (Ned) Rabobank 9
3 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 3


4th Eneco Tour #1

2008-08-22 | インポート
01

02

「上:タンキンクと共に飛び出したフーシンニンが長距離逃げで勝利を狙う」
「下:ラスト10kmで逃げは吸収されて最後はボーネンが集団スプリント制した」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/21(木)に、「第1ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月21日、エネコ・ツアーの第1ステージがオランダ国内で行なわれ、フローリス・フーシンニン(オランダ、スキル・シマノ)らの逃げ吸収後の集団スプリントをトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)が制して優勝。総合リーダージャージはホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)が守った。

第1ステージはオランダのベークからルールモントまでの173.8kmで行なわれた。アムステル・ゴールドレースでお馴染みのカウベルグなどの急坂を前半にクリアするが、後半にかけてはフラットコース。今大会最初のスプリントバトルに注目が集まった。

レースは序盤からフローリス・フーシンニン(オランダ、スキル・シマノ)が単独で飛び出し、遅れてブラム・タンキンク(オランダ、ラボバンク)がこれに合流。この地元オランダの2名はゴールまで100kmを残して9分のリードを得た。

この日設定された3つの山岳ポイントは全てフーシンニンが先頭で通過。ここはチームメイトのダヴィド・デロー(フランス)がしっかりと集団先頭で通過し、スキル・シマノはスキル社がスポンサーにつく山岳賞の獲得に積極性を見せた。

また、3つのスプリントポイントは全てタンキンクが先頭で通過。リーダージャージを着るグティエレスが2つのスプリントポイントで3番手通過し、貴重なボーナスタイムを計2秒得ている。

やがて集団ではリーダージャージ擁するケスデパーニュに代わってスプリンターチームが本格的な追撃を開始し、タイム差はラスト40kmで2分に。クイックステップやリクイガス、チームコロンビアの追い上げに先頭2名は太刀打ち出来ず、ラスト10kmで逃げ吸収。ライヴィス・ベロフォシクス(ラトビア、スコット・アメリカンビーフ)の単独アタックも封じ込められ、集団は主導権争いを繰り広げながらハイスピードでゴールに向かった。

チームコロンビアやサイレンス・ロットを抑え込み、主導権を得たのはクイックステップ。鉄壁の平坦アシスト陣を擁するクイックステップは集団先頭を牽き続け、最終ストレートでステフェン・デヨンフ(オランダ)がボーネンを発射。ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、リクイガス)がこれに対抗したが届かず、ボーネンがフィニッシュライン上で両手を突き上げた。

コカイン騒動によりツール・ド・フランスを欠場したボーネンは、7月に早速レースに復帰。そして久々のビッグレースとなるこのエネコでシーズン12勝目を飾った。開催近づくブエルタ・ア・エスパーニャや世界選手権に向け、心機一転シーズン後半をいい形でスタートさせた。

ボーネンは同時にポイント賞でもトップ。山岳賞は逃げたフーシンニンの手に渡った。総合成績に大きな変動は無く、グティエレスが2秒のリードでホワイトジャージをキープしている。

翌第2ステージはオランダのルールモントからニューウェヘインまでの173.2kmで行なわれる。山岳ポイントは一つも設定されず、2日連続で集団スプリントに持ち込まれる可能性が高い。

トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
「昨日のプロローグでいい走りをしようと思っていたのに、雨の影響で台無しになった。今日はチームが絶妙の働きをしてくれたよ。デヨンフが完璧な形でスプリントに持ち込んでくれた。とても嬉しい。この勝利によって9月のブエルタや世界選手権に向けて大きな自信を得たよ」。

◆第1ステージ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Beek -Roermond 173.8km」
1 Tom Boonen (Bel) Quick Step 4.16.17 (41,11km/h)
2 Daniele Bennati (Ita) Liquigas
3 Fabio Sabatini (Ita) Team Milram
4 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
5 Heinrich Haussler (Ger) Gerolsteiner
6 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia
7 Angelo Furlan (Ita) Crédit Agricole
8 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
9 Elia Rigotto (Ita) Team Milram
10 Aurélien Clerc (Swi) Bouygues Telecom
17 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
45 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
63 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
65 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
145 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.28
147 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 1.38
148 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 7.22


◆個人総合第1ステージ終了時「リザルト
1 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 4.21.46
2 Cycril Lemoine (Fra) Crédit Agricole 0.02
3 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 0.03
4 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.05
5 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.06
6 Koen De Kort (Ned) Astana
7 Daniele Bennati (Ita) Liquigas
8 Jurgen Van Goolen (Bel) Team CSC - Saxo Bank 0.07
9 Jimmy Engoulvent (Fra) Crédit Agricole
10 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.08
21 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.12
35 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 0.17
42 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
83 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 0.27
92 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 0.31
143 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.52
147 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 2.13
148 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 8.01


◆個人総合山岳第1ステージ終了時「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 15 pts
2 Bram Tankink (Ned) Rabobank 9
3 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 3


4th Eneco Tour #P

2008-08-21 | インポート
01

02

「上:スキル・シマノ勢の中でトップタイムをマークしたロイヤカースは20位」
「下:ディフェンディングチャンピオンのグティエレスがプロローグを制する」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/20(水)に、「プロロ-グ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.enecotour.com/

8月20日~27日の8日間に渡って、
UCI「プロツール」のステージレース、
「Eneco Tour」が開催されます。

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。

61 Sebastian Siedler (Ger)
62 Roy Curvers (Ned)
63 David Deroo (Fra)
64 Floris Goesinnen (Ned)
65 Piet Rooijakkers (Ned)
66 Kenny Robert Van Hummel (Ned)
67 Tom Veelers (Ned)
68 Robert Wagner (Ger)
※参加チーム=20チーム

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年8月20日、エネコ・ツアーの開幕を告げる4.4kmのプロローグが行なわれ、前年度総合優勝者のホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)がトップタイムをマークして優勝。連覇に向けて好スタートを切った。僅か0.08秒遅れでシリル・ルモワンヌ(フランス、クレディアグリコル)が続く。

8日間の闘いはシッタート・ヘレーンで行なわれる4.4kmの個人タイムトライアル、つまりプロローグだ。街中を駆け抜けるコースは90度カーブの連続。レースは中盤に降った雨がタイムに大きく影響した。

クリテリウム・アンテルナシオナルの個人TTを制したエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)が序盤に5分32秒のトップタイムを記録するも、シリル・ルモワンヌ(フランス、クレディアグリコル)がこれを0.25秒上回って更新。徐々に降り始めた雨により中盤の選手のタイムは伸びず、有力選手も軒並み下位に沈んだ。

不安定な天候はやがて回復。終盤に入ると雨は上がり、路面もドライに。最終走者のグティエレスには運が味方し、幾分好条件の中を走ってトップタイム。ルモワンヌが保持していた記録を0.08秒更新し、前年度からリーダージャージを引き続き守った。

これまでスペインTTチャンピオンに4度輝いているグティエレスはバレンシア一周開幕ステージに続く今シーズン2勝目。ツール・ド・フランスでは第14ステージで果敢に逃げ、敢闘賞を獲得している。大会連覇に向けて好スタートを切った。

総合争いに加わると目される選手としてはマイケル・ロジャース(オーストラリア、チームコロンビア)が3秒遅れ、ステイン・デヴォルデル(ベルギー、クイックステップ)が8秒遅れ、レイフ・ホステ(ベルギー、サイレンス・ロット)が12秒遅れ。いずれもタイムロスを最小限に抑えた。一方でフィリップ・ジルベール(ベルギー、フランセーズデジュー)は46秒遅れと大きく出遅れている。

翌第1ステージはベークからルールモントまでの173.8kmで行なわれる。アムステル・ゴールドレースで有名なカウベルグを含め、3つの急坂が登場。コース後半はフラットなため、集団スプリントに持ち込まれる可能性は高い。

ホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)
「本当に僅差での勝利だったけど、重要なことは総合トップに立っているということ。プロローグではいい走りをしたいと思っていたんだ。エネコ・ツアーは好きなレースで、去年の総合優勝を再現したい。でも逃げが決まりやすいステージが多いから、毎日危険と隣り合わせ。僕にとって重要なことは、最終日の個人TTまでに大きなタイムロスをしないこと。TTでは僕に分があるからね」。チームウェブサイトより。

◆プロローグ「リザルト
「Eneco Tour - Netherlands-Belgium - ProT - Sittard-Geleen (NL) 4.4km」
1 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 5.31.90 (47.86 km/h)
2 Cyril Lemoine (Fra) Crédit Agricole 0.00.08
3 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 0.00.33
4 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.02.80
5 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.03.33
6 Koen De Kort (Ned) Astana 0.03.86
7 Jurgen Van Goolen (Bel) Team CSC - Saxo Bank 0.04.46
8 Jimmy Engoulvent (Fra) Crédit Agricole 0.04.77
9 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.05.55
10 Marlon Alirio Perez Arango (Col) Caisse d'Epargne 0.05.69
20 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.09.72
34 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 0.14.30
41 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 0.16.66
84 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 0.24.51
94 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 0.27.85
96 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 0.28.46
111 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 0.32.86
122 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 0.37.07


◆個人総合プロローグ終了時「リザルト
1 José Iván Gutierrez Palacios (Spa) Caisse d'Epargne 5.31
2 Cyril Lemoine (Fra) Crédit Agricole
3 Edvald Boasson Hagen (Nor) Team Columbia 0.01
4 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.03
5 Michael Rogers (Aus) Team Columbia 0.04
6 Koen De Kort (Ned) Astana
7 Jurgen Van Goolen (Bel) Team CSC - Saxo Bank 0.05
8 Jimmy Engoulvent (Fra) Crédit Agricole
9 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.06
10 Marlon Alirio Perez Arango (Col) Caisse d'Epargne
20 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.10
34 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 0.15
41 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 0.17
84 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
94 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano
96 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 0.25
111 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano 0.33
122 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 0.37



73nd GP Stad Zottegem

2008-08-20 | インポート
Podium_2008

「今シーズン初勝利を挙げたサイレンスロットのロイ・センチェンス」
photo(c):GP Stad Zottegem/http://www.gpzottegem.be/

8/19(火)に、UCIカテゴリー1.1の「GP Stad Zottegem」が開催されました。

◆土井選手のブログレポートはこちら「http://blog.yukihirodoi.jp/blog/
◆大会公式WEBサイトはこちら「http://gpzottegem.be/

このレースに、スキル・シマノから以下の7名がエントリー。
(スタジエの選手を含む)

Thierry Hupond (Fra)
Robin Chaigneau (Ned)
Yukihiro Doi (Jpn)
Bert De Backer (Bel)
Maarten Den Bakker (Ned)
Albert Timmer (Ned)
Yusuke Hatanaka (Jpn)
※参加チーム=21チーム

◆以下、土井選手のレポートです。
今日はベルギーの西フランドル州の
ゾッテヘムという町を拠点にするレースに参加してきました。

距離は195キロ。
天候は曇り時々雨。気温15度。風も強かった。

レースに来ているメンバーは、そんなに強豪ぞろいでもなく、
レースは序盤のアタック合戦が1時間続いた後、スローペースで進みました。

周回に入ってから、何度もアタックがあり、
集団はバラバラになりますが、決定的なアタックには決まりません。

その後、スキル・シマノは先頭集団に2人を送り込んたので、
安心してファイナルに備えることができました。

そして、ラスト2周でトップグループが吸収されてから
再び集団内では激しい動きがあり、僕自身も何度も逃げに反応した。
しかし、僕が行くアタックが決まることはなかったです。残念。

ここから違うタイミングで抜け出した3人に、
スキル・シマノは誰も反応することができず、集団の先頭に立って追うことに。

しかし、最後の坂を目の前に、追いつくことができず、
ラスト3キロのその坂で、チェリーがアタックしてそのまま1秒差で逃げ切り、4位。

集団はチェリーを追う形でそのままゴールスプリントに持ち込まれ、
僕はスプリントできる位置ではなかったので、そのまま流れてゴールしました。

体調は完璧ではないけど、
このクラスのレースを仕事をして危なげなく集団前方で完走できたことは、
次のジャーマンーツアーに向けていい収穫でした。

◆「リザルト
「GP Stad Zottegem - Belgium - 1.1 - 194 km」
1 Roy Sentjes (Bel) Silence - Lotto 4.34.00 (42.48km/h)
2 Preben Van Hecke (Bel) Topsport Vlaanderen 0.03
3 Fabio Polazzio (Ita) Bodysol - Euro Millions - Pôle Continental Wallon 0.04
4 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 0.16
5 Igor Abakoumov (Bel) Mitsubishi-Jartazi 0.17
6 Jacob Moe Rasmussen (Den) Team GLS - Pakke Shop
7 Greg Van Avermaet (Bel) Silence - Lotto
8 Marvin Van Der Pluijm (Ned) P3Transfer - Batavus
9 Jérémy Burton (Bel) Bodysol - Euro Millions - Pôle Continental Wallon
10 Romain Fondard (Fra) Groupe Gobert.com
23 Robin Chaigneau (Ned) Skil-Shimano
38 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano
61 Bert De Backer (Bel) Skil-Shimano
70 Maarten Den Bakker (Ned) Skil-Shimano
115 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano
118 Yusuke Hatanaka (Jpn) Skil-Shimano



20th Tour de l'Ain #4

2008-08-14 | インポート
202_1

「昨年の総合優勝者ジョンガドレが最終ステージを制して面目を保つ」
photo(c):Tour de l'Ain/www.tourdelain.com

8/13(水)に、「最終第4ステージ」が行われました。

◆土井選手のブログレポートはこちら「http://blog.yukihirodoi.jp/blog/
◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.tourdelain.com/

ツール・ド・ランの最終第4ステージは、
前日までとは打って変わって快晴の中スタートを切りました。

レースが始まるとすぐにアタックがかかりますが、
集団も反応してなかなか逃げは決まりません。

そして、約30km過ぎに5名の選手がエスケープを決めます。

Sébastien JOLY (FDJ)
Thierry HUPOND (SKS)
Bigen FERNANDEZ (COF)
Benoit POILVET (BAL)
Maxim GUROV (AST)

スキル・シマノのウポンを含む5人は最大で約2分の差をメイン集団につけますが、
チームコロンビアとサイレンスロットがコントロールするグループもスピードを上げて、
ゴール周回2周目にはその差が1分25秒へと縮まります。

ここで、巡航速度で走るメインプロトンから3名の追撃がでます。

Maxime BOUET (AGR)
Anthony CHARTEAU (GCE)
Christophe KERN (C.A)

3人は前に合流して先頭は8名となりますが、
残り10kmを過ぎて、チームコロンビア、サイレンスロットに加えて、
コフィディスも追走に加わったメイン集団は先頭集団に襲い掛かり、
前を捕らえるととも、総合2位のモンクティエのアタックで、
21名の先頭集団が形成されました。

そして、勝負はこの小集団での登りスプリント争いとなり、
昨年の総合優勝者ジョンガドレが、
ヴェッカネンを抑えて見事に最終ステージを制しました。

また、日本の土井選手はサバイバルな展開の中で第2集団に残り、
25秒差の27位でゴールしています。

総合ではゲルデマンがリーダージャージを守り抜き、
待望の個人総合優勝を獲得しました。

スキル・シマノ勢では、ローテレリが個人総合11位、
フーシンニンが個人総合山岳賞を獲得しています。

◆第4ステージ「リザルト
「Tour de l'Ain - France - 2.1 - Culoz-Belley 135.80km」
1 John Gadret (Fra) AG2R La Mondiale 3.25.34 (39.637 km/h)
2 Jussi Veikkanen (Fin) Française des Jeux
3 Greg Van Avermaet (Bel) Silence - Lotto
4 Hubert Dupont (Fra) AG2R La Mondiale
5 Luis Pasamontes Rodriguez (Spa) Caisse d'Epargne
6 Arnold Jeannesson (Fra) Auber 93
7 Laurent Lefèvre (Fra) Bouygues Telecom
8 Oliver Zaugg (Swi) Gerolsteiner
9 Stéphane Goubert (Fra) AG2R La Mondiale
10 Nicolas Vogondy (Fra) Agritubel
12 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano
27 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 0.25
38 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano
83 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 7.58
88 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
89 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano


◆個人総合時間「リザルト
1 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 14.14.03
2 David Moncoutié (Fra) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.12
3 Stéphane Goubert (Fra) AG2R La Mondiale 0.36
4 Jussi Veikkanen (Fin) Française des Jeux 0.41
5 Luis Pasamontes Rodriguez (Spa) Caisse d'Epargne 0.56
6 Jérôme Coppel (Fra) Française des Jeux
7 Laurent Lefèvre (Fra) Bouygues Telecom 0.57
8 Janez Brajkovic (Slo) Astana 1.02
9 Mathias Frank (Swi) Gerolsteiner 1.04
10 Alberto Losada Alguacil (Spa) Caisse d'Epargne 1.08
11 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano 1.15
38 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 9.15
42 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 12.12
66 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 26.10
75 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 30.50
85 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 43.14


◆個人総合ポイント「リザルト」
1 Greg Van Avermaet (Bel) Silence - Lotto 57 pts
2 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 37
3 Jussi Veikkanen (Fin) Française des Jeux 37
4 Frantisek Rabon (Cze) Team Columbia 34
5 David Moncoutié (Fra) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 30
6 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 26

◆個人総合山岳「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 44 pts
2 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano 33

3 Stéphane Goubert (Fra) AG2R La Mondiale 26
4 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 24
5 Paul Moucheraud (Fra) Roubaix Lille Metropole 23
6 Benoît Poilvet (Fra) Bretagne - Armor Lux 20

◆新人賞「リザルト」
1 Jérôme Coppel (Fra) Française des Jeux 14.14.59
2 Mathias Frank (Swi) Gerolsteiner 0.08
3 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano 0.19
4 Arnold Jeannesson (Fra) Auber 93 0.37
5 Michael Schär (Swi) Astana 3.24
6 Bastien Delrot (Fra) Roubaix Lille Metropole 4.11


Olympic Games ind. TT

2008-08-13 | インポート
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「カンチェラーラがラストの下りセクションで一気にスパートして金メダルを獲得!」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

8/13(水)に、「北京五輪男子個人タイムトライアル」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.joc.or.jp/beijing/

このレースに、スキル・シマノ所属の別府史之選手が日本代表として出場しました。

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
8月13日、ロード競技の最終種目となる個人タイムトライアルが行われた。金メダルに輝いたのは2007世界選手権覇者のファビアン・カンチェラーラ(スイス)。銀メダルはグスタフエリック・ラーション(スウェーデン)、銅メダルはリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ)の手に。別府史之(日本)はトップから8分53秒遅れの39位で最下位の結果だった。

午後1時30分にスタートした個人タイムトライアル男子。参加選手は39人。コースはロードレースでも使用された万里の長城・八達嶺で折り返す距離23.5Kmの周回コースを2周する47.3km。1ヒート13人づつの3ヒートに分けられ、日本の別府は2番スタート。昨年の世界選手権覇者カンチェラーラが最終走者だった。ロードレースのコースとしても使われたこの周回コース。厳しい上りが長く、下りも長く続くという個人タイムトライアルとしてはやや特殊なコースと言えた。

上り始めの序盤10.8kmの中間チェックポイントではアルベルト・コンタドール(スペイン)が唯一人の18分以下のタイムを出すが、下り区間に入ってからはタイムが伸びなかった。

ラーション、ライプハイマー、コンタドール、そして最終走者、スイスのカンチェラーラが中間計測地点の上位タイムを争った。

最終チェックポイントではラーションがトップだったが、最終ラップでペースを上げ、うまくまとめたカンチェラーラが逆転。タイムは1時間2分11秒43。平均時速は45.633Km/hだった。優勝候補のひとり、ツール・ド・フランス2008の2つの個人タイムトライアルを制したステファン・シューマッハー(ドイツ)はふるわず13位に終わった。

普段の所属チームで言えばカンチェラーラとラーションはチームCSCサクソバンクに属しており、同チームでのワン・ツー。またライプハイマーとコンタドールはアスタナに属しており、スリー・フォーとなった。

カンチェッラーラは7月のツール・ド・フランス2008ではチームリーダーのカルロス・サストレのためのアシスト仕事に徹して2つの個人タイムトライアルで勝利を飾れなかった。今回はその無念を晴らす勝利。純粋なタイムトライアルならやはり最強であることを証明して見せた。

金メダルのファビアン・カンチェラーラ(スイス)のコメント

「今日はパーフェクトな一日だった。犠牲を払って準備に多くを費やしてきた。今日はそれを披露する一日だった。僕は優勝候補だったが、そのときに勝つことは難しいことだ。2つのメダルと一緒に家に帰れることを誇りに思っている。バイクに乗るのは僕一人だが、そのために多くの人が手助けしてくれている。それらなくして勝つことなどできない。それがカルロス(サストレ)がツールに勝った理由でもある。チームがそれを可能にしてくれた。それはここでも同じだった。僕は全力を尽くした。今日負けたくはなかったんだ。」

銀メダルのグスタフエリック・ラーション(スウェーデン)のコメント

「僕にとって今までの人生においてもっとも美しいレースだった。僕はこのコースが自分向きであることを知っていた。だから1年中準備をしていたんだ」。」

銅メダルのリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ)のコメント

「序盤はいいと思ったが、ラスト周回に入る時点でコンタドールに数秒遅れていることを知っていた。金、銀、銅どれだって素晴らしいさ。ファンタスティックだね。」

4位のアルベルト・コンタドール(スペイン)のコメント

「とてもハードに攻めたけど、下りで思った以上に難しいことが分かった。このコースは体重のある、重いギアを踏める選手向きだった。」

◆「リザルト
「29th Olympic Games - Beijing China - JO - Men's Individual Time Trial 47km」
1 Fabian Cancellara (Switzerland) 1.02.11.43 (45.350 km/h)
2 Gustav Erik Larsson (Sweden) 0.33.36
3 Levi Leipheimer (United States) 1.09.68
4 Alberto Contador (Spain) 1.18.08
5 Cadel Evans (Australia) 1.23.54
6 Samuel Sánchez (Spain) 2.25.81
7 Svein Tuft (Canada) 2.28.01
8 Michael Rogers (Australia) 2.35.42
9 Stef Clement (Netherlands) 2.47.99
10 Robert Gesink (Netherlands) 2.51.45
11 Stephen Cummings (Great Britain) 2.56.48
12 David Zabriskie (United States) 3.06.39
13 Stefan Schumacher (Germany) 3.13.95
14 Bert Grabsch (Germany) 3.14.77
15 Vincenzo Nibali (Italy) 3.24.58
16 Ryder Hesjedal (Canada) 3.30.90
17 Rein Taaramae (Estonia) 3.35.90
18 Vladimir Karpets (Russia) 3.40.95
19 Chris Anker Sørensen (Denmark) 3.43.99
20 Denis Menchov (Russia) 3.59.11
39 Fumiyuki Beppu (Japan) 8.53.71


20th Tour de l'Ain #3b

2008-08-13 | インポート
8/12(火)午後に、「第3bステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.tourdelain.com/

午後の第3bステージは、
ほぼフラットなコースで行われる個人タイムトライアルです。

この短いスピードコースを最速で駆け抜けたのは、
今年のドイツTT選手権で3位に入った若いマルティンでした。

これでチームコロンビアは、
重要な3日目の午前&午後ステージを連勝したことになります。

リーダージャージを着るゲルデマンもステージ2位に食い込み、
総合2位のモンクティエとのタイム差を12秒へと広げました。

スキル・シマノ勢では、スピードのあるロイヤカースがステージ7位に入り、
総合ではローテレリが順位1つを上げて12位につけています。

◆第3bステージ「リザルト
「Tour de l'Ain - France - 2.1 - Saint Genis Pouilly (ITT) 7.30km」
1 Tony Martin (Ger) Team Columbia 10.17.4 (42.57km/h)
2 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 0.09.9
3 David Moncoutié (Fra) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.18.1
4 Andreas Klöden (Ger) Astana 0.25.2
5 Michael Schär (Swi) Astana 0.30.5
6 Frantisek Rabon (Cze) Team Columbia 0.31.5
7 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0.31.6
8 Jussi Veikkanen (Fin) Française des Jeux 0.31.9
9 Nick Nuyens (Bel) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.34.9
10 Tony Gallopin (Fra) Auber 93
28 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 0.49.2
35 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano 0.59.8
43 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 1.05.2
81 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 1.38.2
83 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 1.40.4


◆個人総合第3bステージ終了時「リザルト
1 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 10.48.29
2 David Moncoutié (Fra) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.12
3 Stéphane Goubert (Fra) AG2R La Mondiale 0.36
4 Jussi Veikkanen (Fin) Française des Jeux 0.47
5 Luis Pasamontes Rodriguez (Spa) Caisse d'Epargne 0.56
6 Jérôme Coppel (Fra) Française des Jeux
7 Laurent Lefèvre (Fra) Bouygues Telecom 0.57
8 Janez Brajkovic (Slo) Astana 1.02
9 Mathias Frank (Swi) Gerolsteiner 1.04
10 Noan Lelarge (Fra) Bretagne - Armor Lux
12 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano 1.15
25 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano
46 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 8.50
60 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 18.12
86 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 30.25
89 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 35.16


◆個人総合ポイント第3bステージ終了時「リザルト」
1 Greg Van Avermaet (Bel) Silence - Lotto 41 pts
2 Frantisek Rabon (Cze) Team Columbia 29
3 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 26
4 José Joaquin Rojas Gil (Spa) Caisse d'Epargne 26
5 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 25
6 Paul Moucheraud (Fra) Roubaix Lille Metropole 25

◆個人総合山岳第3bステージ終了時「リザルト」
1 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 44 pts
2 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano 26

3 Stéphane Goubert (Fra) AG2R La Mondiale 24
4 Paul Moucheraud (Fra) Roubaix Lille Metropole 23
5 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 21
6 David Moncoutié (Fra) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 14


20th Tour de l'Ain #3a

2008-08-13 | インポート
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「ゲルデマンが昨年のツール第7ステージ以来となる勝利を挙げる」
photo(c):Tour de l'Ain/www.tourdelain.com

8/12(火)午前に、「第3aステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.tourdelain.com/

大会3日目は朝から雨が降る肌寒い天気、
そんな中、午前と午後(個人TT)の2ステージが行われました。

午前のロードレースは約105kmと距離は短いものの、
3つの山岳ポイントをこなして(最大標高差600m)最後は登りゴールとなる、
総合を狙う選手にとっては重要なステージです。

スタートしてすぐにいくつかのアタックがかかり、
結果的に2名の選手が飛び出しを決めます。

Sébastien JOLY (FDJ)
Clément LHOTELLERIE (SKS)

スキル・シマノのローテレリを含む二人のフランス人は、
快調にアップダウンの続くコースを飛ばしていきますが、
この日最も標高差のあるcol de Menthières で後続に捕まります。

厳しい登りで先頭集団の数も16名に絞られて、
この中から今度は3名の有力選手がアタックを決めました。

Stéphane GOUBERT (ALM)
David MONCOUTIE (COF)
Linus GERDEMANN (THR)

3人はローテレリを含む13名のセカンドグループに
20秒ほどの差をつけてゴールに向かい、
結局、そのまま逃げ切って、最後のスプリントでゲルデマンが
モンクティエを下してステージ優勝を挙げました!

この結果、ゲルデマンが総合でも首位に立っています。

また、初日から山岳ジャージを守っているフーシンニンは、
この日も10Pを加算して合計44Pとして、
赤に白い水玉(ツールとは逆)の山岳ジャージ獲得をほぼ確実にしています。

◆第3aステージ「リザルト
「Tour de l'Ain - France - 2.1 - Lélex-Lélex 104.90km」
1 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 2.47.27 (37.587 km/h)
2 David Moncoutié (Fra) Cofidis - Le Crédit par Téléphone
3 Stéphane Goubert (Fra) AG2R La Mondiale
4 Jussi Veikkanen (Fin) Française des Jeux 0.15
5 Arnold Jeannesson (Fra) Auber 93
6 Luis Pasamontes Rodriguez (Spa) Caisse d'Epargne
7 Jérôme Coppel (Fra) Française des Jeux
8 Guillaume Levarlet (Fra) Française des Jeux
9 Oliver Zaugg (Swi) Gerolsteiner
10 Mathias Frank (Swi) Gerolsteiner
14 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano
24 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 3.25
51 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 7.26
57 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano
58 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 10.55
89 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 13.25


◆個人総合第3aステージ終了時「リザルト
1 Linus Gerdemann (Ger) Team Columbia 10.38.02
2 David Moncoutié (Fra) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.04
3 Stéphane Goubert (Fra) AG2R La Mondiale 0.06
4 Jussi Veikkanen (Fin) Française des Jeux 0.25
5 Oliver Zaugg (Swi) Gerolsteiner
6 Laurent Lefèvre (Fra) Bouygues Telecom
7 Guillaume Levarlet (Fra) Française des Jeux
8 Luis Pasamontes Rodriguez (Spa) Caisse d'Epargne
9 Janez Brajkovic (Slo) Astana
10 Jérôme Coppel (Fra) Française des Jeux
13 Clément Lhotellerie (Fra) Skil-Shimano
24 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 3.35
43 Floris Goesinnen (Ned) Skil-Shimano 7.22
62 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 17.17
88 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano 28.55
92 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 34.54