しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

眠らない街 青海鮫

2014-08-31 | インポート
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本日は 『ヴエルタ・ア・エスパーニャ 第8ステージ』 終了後に、『そうだったのか!我らワールドのサイクルロードレース観戦塾』 の収録を行いました。

スポーツ専門チャンネル 『J SPORTS』 がある青海フロンティアビルは深夜になっても眠りません…

むしろ夜の方が元気な感じすらします。

J SPORTS で働くスタッフの皆さん本当にお疲れ様です。

ちなみに今年のツールを制したニバリのニックネームは“シャーク”。

青海とニバリで“眠らない街 青海鮫”といったところでしょうか?

お後がよろしいようで


体重その後

2014-08-29 | インポート
最近、駅のホームや電車の中吊り広告などでインパクトのある広告を目にします。

わずか数ヶ月で、体重が落ちるだけではなくて文字通り別人の様なカラダに変貌するという、スポーツジムの広告です。

そういえば、私がふと思い立ってはじめたダイエットもこの9月で丸一年となります。

開始時(2013年9月)は、171cm 64kg(←ハッキリ言ってこれが普通) ほどでしたが、今年の1月には最終目標の56kg台(現役時代の最低体重)に到達し、4月には54kg台にまで突入してしまいました。

さすがにやり過ぎた感があり、多くの方から様々な反応をいただきましたが、現在は 56~57kg あたりの体重を維持しております。

食べる量はむしろ他の人よりも多いくらいですが、カラダがバランスを取ってくれている感じで、体重が一時的に増えても数日で元に戻ってしまいます。

体調についても体重が軽くなってからの方が確実に良いです。

ダイエットについてはなんとなく落ち着いてしまっているので次なる目標を探したいと思います。


OITAサイクルフェス!!!2014

2014-08-27 | インポート
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『OITAサイクルフェス!!!2014』 の第2回実行委員会に参加するためにこの2日間大分市に滞在しておりました。

宇都宮ブリッツェンが首位を守っている国内シリーズ戦の 『Jプロツアー』 最終戦の地に決まった同イベントですが、第1回大会開催に向けて様々な準備が進められています。

特に最終戦のクリテリウム会場となる大分駅すぐ横の再開発地区のロケーションは素晴らしく、実行委員会では万単位の集客を予想しているとのことです。

今期のJプロツアー開幕戦となった 『宇都宮クリテリウム』 は主催者発表で7,100名の観客が集まりましたが、恐らくそれを超えるJプロツアーとしては歴代最高の来場者数となることでしょう。

まず11月2日(日)に、サッカーJ2大分トリニータのホームスタジアムである 『大銀ドーム』 でJプロツアー第20戦の 『JBCFおおいたロードレース(4kmx25周=100km)』 が開催され、翌11月3日(月/祝)には、大分駅すぐ横の最高の場所で 『JBCFおおいたいこいの道クリテリウム(予選決勝方式/決勝1.1kmx30周=33km)』 が開催される予定となっています。

そして、ここで2014年のJプロツアー年間王者が決まることになります。

隔離された場所で開催されることの多い国内ロードレース界に於いて、この様な場所でレースを開催していただけるということは非常に素晴らしいことであります。

どんなレースにも言えることですが、ここまでたどり着くには主催者の皆さんのまさに血の滲むような努力が根底にあります。

レース以外にも様々なイベントが企画されており、大分をタップリと満喫できる3日間となることでしょう。


La Vuelta 2014

2014-08-25 | インポート
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これより、スポーツ専門チャンネル 『J SPORTS』 にて放映される 『ヴエルタ・ア・エスパーニャ 2014』 の中継に挑みます。

ぶっちゃけ、

ここだけの話し、

正直なところ、

2014年のグランツールで一番面白うそうなレースというのが巷での評判です

フルームとコンタドールのリマッチ。

キンタナとウランのある意味でのリマッチ。

ホアキンとバルベルデのそういう意味でのリマッチ。

久々のダブルサンチェス etc。。。

本当に etc だらけでみどころ満載となっております。

このあと23時から 『J SPORTS 3』 にて第2ステージの模様をお伝えします。

横風分断作戦来るか!



京都イヤー

2014-08-23 | インポート
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本日はT.O.J.関連の仕事で日帰り京都出張でした。

今年はこれまでの人生のなかで間違いなく“最も多く京都を訪れる年”となりそうです。

30歳を超えたあたりから何故か 『京都・奈良、古都の旅』 に行きたい願望が強まっているのですが、残念ながら仕事なのでその願望を叶える状況にはまったくなっておりません…

京都は日本でもトップクラスの“優れた観光資源を持つ地域”です。

しかし、自転車レースが持つ特性との融合を考えた場合、単純に“観光資源がある=即メリットが生まれる”という図式には繋がりません。

ロードレースという商品をいかにして魅力ある商品へと育てていき、商品棚の上で他の商品(スポーツ)よりも安くて高品質で魅力ある“買いたい商品”に仕上げていくかがこれからのミッションとなります。

それぞれの地域ごとにカスタマイズされた“商品展開力”を少しでも早く身につけなくてはいけません。

残された時間は多くないのです。


地底人

2014-08-21 | インポート
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先日行った宇都宮ロケの際、 『大谷資料館』 に行ってきました。

大谷石の採掘跡に広がった巨大な地下空間はなんともいえない雰囲気を漂わせています。

前回この地下空間に入ったのは私が22歳の時だったので、実に20年ぶりの“地下探険”となりました。

当時所属していた 『大塚製薬・ノックス』 というチームの合宿が大谷であり、練習後に監督に連れられて入った思い出の場所でもあります。

もちろんこの時には、自分が後に発足される 『宇都宮ブリッツェン』 というチームの監督になるとは夢にも思っていませんでした。

ちなみに20年前、この巨大地下空間に入った際、私は“地底人”らしき人影を見たのですが、残念ながらその話を信じてくれる人は今のところ一人もいません…

いったいアレはなんだったのでしょうか???



ウィーラースクールシンポジウム

2014-08-19 | インポート
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これから南青山にある 『OVE』 に於いて、『ウィーラースクール シンポジウム in TOKYO』 が行われます。

サブタイトルは、『なぜ子どもたちに自転車教育が必要なのか ~ヨーロッパから来た子ども向け自転車教育に学ぶこと~』 となっており、これまでボランティアベースで拡大してきたウィーラースクールを通して、子どもたちへの自転車教育がもたらす未来の社会像を改めて考える会となっております。

まだまだニッチな世界である自転車界にとって、この様なイベントを開催することは非常に価値あることだと感じます。


J SPORTSサイクル部 宇都宮編

2014-08-17 | インポート
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サイクルロードレースが開催される街を紹介する旅番組 『J SPORTSサイクル部』 のロケを、10月にジャパンカップサイクルロードレースを開催する我らが宇都宮で行いました。

前回は 『全日本選手権ロードレース』 が開催された八幡平を紹介しましたが、今回は地元となる宇都宮をフィーチャーするということもあって、どんな番組内容になるのか今から楽しみであります。

しかし改めて宇都宮という街を旅番組でまわってみると新たな発見がたくさんありました!

『ジャパンカップ』 というアジア最高峰のワンデーレースがあり、国内最大の地域密着型ロードレースチーム 『宇都宮ブリッツェン』 がある街、宇都宮。

今回も団長安田さんと共に色々な場所を走りまわってみました。



若さ

2014-08-15 | インポート
42歳にもなると 『若くみえる』 というキーワードに敏感になってきます。

私は元々、実年齢よりかは若くみられることが多かったですが、最近は歳相応にみられることが多くなってきました…

そもそも、実際の年齢よりも若くみられることって良いことなのでしょうか?

かつて、初山翔という選手が宇都宮ブリッツェンに在籍していましたが、彼はブリッツェン在籍時(23歳~24歳)には中学生みたいと言われ、ブリヂストンに移籍してから(25際~26歳)は高校生に間違えられるようです。

たしかに、中学生⇒高校生と着実に成長はしているようですが、本人としては全然嬉しくないとのこと。

結局のところ、本人の価値観次第ということなのでしょう。

アンチエイジング?

アンチ学生ルック?

人間は矛盾に満ちています。。。




夏休み自転車科学教室

2014-08-13 | インポート
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目黒の自転車総合ビル1階にある 『自転車文化センター』 に於いて、小学生から参加可能な 『自転車科学教室』 及び 『パンク修理教室』 が開催されました。

そういえば、昔は近所にパンク修理を得意としているオジサンが一人はいましたが、最近は自分でパンク修理を行う方というのは減ってきている気がします。

『元自転車選手』 だった私は自転車関連の修理であれば大抵のことはできてしまう便利なオジサンなのですが、現在ご近所からの需要は殆どありません…

ちなみに私が17歳の時にフランスへ行った際、自転車のメンテナンスを自分でやっていると周りのフランス人から 『おお!』 と驚かれたのを今でもよく覚えています。

選手が修理全般や組付けを行うことは本場フランスでは珍しかったようです。

日本ではメカ好きの選手も少なくなかったので皆ある程度自分でイジれましたが、スポーツとしての文化が確立している本場では、『選手』 と 『メカニック』 が明確に区別されていました。

今でもトップチームのメカニックの中には選手自身が自転車をイジるのを嫌う方は少なくありません。

この辺りは文化の違いといったところなのでしょうか…?


原宿トークイベント

2014-08-11 | インポート
8月24日(日)の夕方に 『原宿』 にてトークイベントが開催されます。

以下、イベント告知ページの内容となります。


----- 「自転車をもっと楽しもう!」 栗村修トークイベント -----

『栗村修の気楽に始めるスポーツバイクライフ』や『栗村修の100倍楽しむ!サイクルロードレース観戦術』(ともに洋泉社)の著者・栗村修さんのトークイベントです。

本場欧州でも活躍した元プロロードレーサーで、現在はサイクルロードレースの人気解説者である栗村さんにスポーツバイクの魅力や、サイクルロードレース観戦の楽しみ方を語って頂きます。

スポーツバイクやロードバイクの人気が高まり、サイクルロードレースへの注目も集まっているいま、「もっと自転車について知りたい!」という方も多いはず。

そこで、栗村さんに「スポーツバイクの選び方」「ロードバイクで旅に出るには」「サイクルロードレース観戦のポイント」などについて解説して頂きます。

スポーツバイクやサイクルロードレースについて知識がない方でも楽しめる内容です。

自転車の魅力満載の90分、この機会にぜひ!

<イベント詳細>
http://www.descente.jp/shoptokyo/event26/

<日時>
2014年8月24日(日)16:30~18:00(16時開場)

<出演>
栗村修

プロフィール
1971年神奈川県生まれ。17歳で高校を中退し、本場フランスへロードレース留学。その後、ヨーロッパのプロチームと契約するなど、29歳で現役を引退するまで国内外で活躍した。引退後は実業団チームの監督等を務める一方で、TV解説者としても精力的に活動。現在は、一般財団法人日本自転車普及協会 主幹調査役、ツアー・オブ・ジャパン大会副ディレクター、スポーツ専門TV局 J SPORTS サイクルロードレース解説者、宇都宮ブリッツェン テクニカルアドバイザーなどを務める。

<入場料>
1,000円(前売券)
1,200円(当日券)

<会場>
DESCENTE SHOP TOKYO BOOKS


レース報告会

2014-08-09 | インポート
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恒例となっている 『宇都宮ブリッツェンレース報告会』 を、宇都宮競輪場のシアターホールにて開催いたしました。

ホームアンドアウェー形式のスタジアムスポーツなどとは違い、レースを観戦するハードルが高い現状の国内ロードレースの模様を支援者の皆さんへなるべくわかりやすくお伝えするためにチーム発足2年目にはじめたイベントです。

チームのメンバーやレース環境などもこの6年で大きく変わり、2014年前半戦のレースの模様を皆さんにお伝えしながらも、なんとなくこれまでのメンバーやその時々の苦労などが脳裏に蘇ってきました。

宇都宮ブリッツェンというチーム、そして私自身も、チームがはじまった当初には考えられなかった様な環境下に現在は身を置いています。

広がったからこそ、進んだからこその悩みや苦しみもそれなりに増えてきました。

しかし、この道はまだはじまったばかりです。

これまで歩んできた道を無駄にしないためにも、引き続き一歩ずつ前に進んでいかなければなりません。



オープン?クローズ?

2014-08-07 | インポート
通勤の満員電車の中で『日本人全員が英語ペラペラだったら日本はどうなる?』なんてことを考えてみました。

まず身近なところでは、英会話系のビジネスと英語の翻訳の仕事は当然ゼロになりますね。

これって結構な経済的損失を生みそうです…

一方、日本人のグローバル化が一気に進み、日本人が外国企業に数多く採用され、また日本企業も外国人を多く雇うようになるのでしょう。

こうなると日本人特有の価値観や習慣がどんどん薄れていき、良く言えば世界基準の日本人が増えていくことになります。

しかし、同時にマイナス面も小さくない気がします。

日本人のメンタリティは世界から特殊なものとみられていますが、一方で最近はこの独特なメンタリティの一部が評価されていたりもします。

日本に生まれてずっと日本で暮らしていると当たり前なことが、世界の価値観からみると尊敬されてしまう様なことが少なくありません…

もちろんその反対にバカにされることも多々ありますが…

ただ、資源が殆どないにも関わらずいまだにGDP第3位の経済規模を誇っていて、更にここまで治安が良いというのはある意味でもの凄いことだと思います。

もし、日本人全員が英語を普通に話せるようになり、色々な意味でグローバル化が進んだ場合、果たして日本という国はどちらの方向へ向かっていくのでしょうか?

『日本の英語教育ってなぜこんなにダメダメなの?』とすっと思ってきましたが、もしかしてわざとそうしてるの?なんてことを一瞬考えてしまいました…

まあ、日本語も英語もフランス語も全部不自由な自分のメンタリティというのは、日本のGDPには殆ど貢献できていないのは間違いありませんが、、、(*_*)


マネージメント

2014-08-05 | インポート
先週末に参加した 『大三島合宿』 の座学・講義の最中に、参加者の方から 『マネージメント』 についての質問をいただきました。

『どうすれば部下のモチベーションを上げることができるでしょうか?』

その方は私と同世代で、会社では管理職を務めているとのこと。

私がチームのマネージメントの話をしたことを受けての質問でした。

正直、私はすぐに答え見つけることができませんでした…

よく考えてみると、自分が監督を務めていた時にチームに加入していた選手たちというのは、基本的に “自分の意思でチームで走りたい=仕事がしたい” と考えている者ばかりでした。

選手なので当たり前といえば当たり前なのですが、一般社会全体の常識と照らしあわせて、あそこまで高いモチベーションを持ったグループというのはそうそうないと感じました。

『結果を残さなければ金にならない』、『めちゃくちゃキツイ』、『命がけ』、etc

こんな条件を求人誌に掲載しても通常は応募ゼロでしょう…

そんな選手たちのマネージメントというのは、ある意味で簡単だったのかもしれません(実際は全然簡単ではありませんが…)。

監督と選手たちというのは時に利害が相反することもありますが、監督が愛情を持っている限りは根底の方向性は一致するはずです。

しかし、一般社会のグループでは下手をすると根底の利害そのものから相反してしまう気がします…

その様な環境下でグループ全体のモチベーションを生み出しているグループのマネージャーの方々を尊敬します。

人が動くには動機が必要です。

それらを効率的にたくさん提供できる人こそ優秀なマネージャーなのでしょう。


サマーキャンプ

2014-08-03 | インポート
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今週末は愛媛県今治市にある 『大三島』 で開催された、『ボンシャンスサマーキャンプ大三島』 に参加してきました。

私が担当したのは1泊2日の社会人コース。

生憎の雨となりましたが、参加者の皆さんと楽しい時間を共有させていただきました。

大三島は 『しまなみ海道』 が通る島の中では最も大きな島で、2017年に開催される愛媛国体のロードコースになることも既に決まっています。

1周約40kmの外周コースは変化に富んだ素晴らしいルートで、1周まわっても信号機が2箇所しかないという東京のサイクリストにはとっては夢の様な環境なのです。

今回の宿舎となった 『しまなみふれあい交流館』 は、廃校になった小学校を改築して運営されている“夏合宿”にはうってつけのロケーションでした。

また、プロを夢みる若い選手たちとたくさん話しができたのも良い刺激となりました。

今後、『ツアー・オブ・ジャパン』 が開催されている各地域でも同様のイベントを企画できないか検討していきたいと思います。