しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

高所恐怖症

2012-06-29 | インポート
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本日、六本木ヒルズ森タワー52F展望台特設ステージに於いて、『ツール・ド・フランス2012 トークイベント』が開催されました!

MCは白戸太朗さんで、特別ゲストはなんとアルゴス・シマノの土井雪広選手!

土井選手の本場ヨーロッパでの貴重体験談などをたっぷりと聞くことができました。

それにしても…

あんな高いところに展望台を作るなんて信じられません。

トークイベント中に変な冷や汗が出ていたのはあの尋常じゃない高さが影響していたのは間違いないでしょう…

あの高さから落ちたら痛いじゃすまないですよホントに。

ということで、土井選手が発するオーラと、地上250mが繰り出す恐怖とが融合して、妙なテンションのなまま無事に?トークイベントを終えることができました。

明日は『JBCF西日本ロードクラシック』に出場するために4時起きで陸路広島(920km)に向かいます。

5月中旬から連戦となっている選手たちは若干疲れをみせはじめていますが、なんとか夏前のこの時期を乗り越えてシーズン後半戦に繋げていきたいと思います。



新城選手が3度目のツール出場へ

2012-06-27 | インポート



チームユーロップカー(フランス/プロコンチネンタル)に所属する新城幸也選手(27)が世界最大の自転車レース『ツール・ド・フランス』の出場メンバーに見事選出されました!

フランストップクラスのプロチームであるチームユーロップカーのメンバーは総勢26名でそのうち20名が地元フランス人選手。

プロコンチネンタルチームのユーロップカーが出場できるグランツールはこの『ツール・ド・フランス』だけであり、出場メンバー9名に選ばれるためのチーム内争いは相当熾烈だったと想像できます。

そんな状況下でも外国人選手としてきっちりと選ばれた新城選手の実力と信頼度というのは、まさに“本物である”ということが証明されたのです!

今年もスポーツ専門チャンネル『J SPORTS』に於いて全21ステージを生中継!

寝不足必至の“暑くて熱い夏”をがっつり堪能しましよう!



生粋のアシストの勝利

2012-06-25 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS



昨日、群馬サイクルスポーツセンターにて開催されたJPT第8戦の『第46回JBCF東日本ロードクラシック』に於いて、宇都宮ブリッツェンの発起人であり、チームキャプテンを務める廣瀬佳正選手が、20年の競技人生に於いて初となるメジャーロードレースでの優勝を飾りました。

廣瀬選手は若い頃からその高い身体能力を評価される一方で、彼を形容する言葉というのは、『優れたアシスト選手』、『エースが欲しがる脚質』など、エース格の選手を支える“縁の下の力持ち”的な表現ばかりでした。

更に、廣瀬選手は自らが仕えるエース選手たちの勝利を心から喜ぶことのできる生粋のアシスト気質の選手です。

2008年の全日本選手権ロードで野寺選手が優勝した際も、レース中盤の追走で力を使い果たしてリタイアした廣瀬選手は、ゴール地点で野寺選手のフィニッシュを待ち、そしてまるで自分のことのように野寺選手の勝利を喜んだのです。

今回、初優勝を飾り、事務所に戻って少し落ち着いてから廣瀬選手が口にした言葉がとても印象的でした。

『自分が優勝するとどうしていいかわからない…』

『正直、長沼や、辻、中村、そして増田などが優勝した時の方が嬉しかった…』

廣瀬選手にもっとエゴがあれば、もっと早くに、そしてよりたくさんの勝利を手にしていたかもしれません。しかし同時に、宇都宮ブリッツェンというチームが生まれることもなかったかもしれません。

本場欧州でも、アシスト一筋だった選手が勝利を手にしたレースというのは、美談として長く語り継がれることがあります。

生粋のアシストの勝利。

勝利はいつでも特別ですが、昨日の勝利は宇都宮という街にとって特別な一歩となることは間違いないと思います。

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[2008年の全日本で集団を引く廣瀬選手。左から土井選手、鈴木真理選手、廣瀬選手、別府選手]
photo(c):Kurimura

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[2008年の石川ロードでは狩野選手と二人で飛び出し最後は心からエースの勝利を喜ぶ廣瀬選手]
photo(c):Kurimura



セ、セミナー

2012-06-23 | インポート



昨日は、日本自転車普及協会さん主催の『平成24年度 第1回自転車セミナー』に参加してきました。

参加と言っても講師側でしたから、終始緊張しっぱなしの、冷や汗かきっぱなしの1時間30分だったわけです

セミナーなどをヘビーに開催している方々を改めて尊敬いたします。

明日はJプロツアー第8戦の『JBCF東日本クラシック』に出場します。

このレースは今年で開催46回目を迎える歴史ある大会。

現在、日本レース界に関わっている多くの関係者が過去に一度は走った事があるであろう伝統のレースです。

自分が生まれる前から続いているレースがあるという事実は、日本のロードレース界にも立派な歴史が存在していることを意味しています。

新たな可能性を模索する一方で、伝統を大切にすることも生きていく上で大切な要素なのでしょう。

引き続き一歩ずつ進んでいきます。



ツール開幕まであと9日

2012-06-21 | インポート
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ツール・ド・フランス開幕まであと9日(6月30日開幕)となりました。

今年のコースはタイムトライアルに強い選手が有利と言われています。

優勝候補最右翼は、ステージレースで勝利を量産し続けている ブラッドリー・ウィギンス(Team SKY)と、ディフェンディングチャンピオンの カデル・エヴァンス(BMC Racing)の二人。
※注:私の予想ではなくて一般な見解

個人的に注目しているのは、既にヴエルタとジロを制した経験を持つ デニス・メ◯ショフ(Katusha Team)。

最近パッとしていないだけになんとなく気になりますね。

そして、5年ぶりに弟なしでのツール出場となった フランク・シュレク(RadioShack Nissan)の奮起にも期待したいところです。

ツール・ド・フランス中継はスタジオでの顔出しがあるので、昨日、宇都宮ブリッツェンのヘアメイクサプライヤー 『QUALITA』 さんにて散髪を行なってきました。

さあ、いよいよ熱い夏がやってまいります!



ロードレース症候群

2012-06-19 | インポート
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現在、『湘南新宿ライン』という名のエスケープグループに乗り、台風4号という名の『大集団』から逃げ続けております。

駅で扉が開くたびに後頭部に振りかかる雨の量が多くなってきたので、大集団とのタイム差は徐々に縮まりはじめているようです

先ほど前を走る列車(集団)が倒れてきた柵に激突したとやらでかなりの時間足止めを食らいました…

ゴール地点となる宇都宮では『台風の到来にテンションを上げている人』が若干一名いるようですが、必死に逃げているこちらはテンションが上がりません…

果たして監督は逃げ切ることができるのか?

『ロードレース症候群』

電車がんばれ



チャレンジャーから王者の入り口へ

2012-06-17 | インポート
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[最後は手を挙げる余裕がないほど消耗した増田選手が森本選手との激闘を気力で制する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS



本日、激坂で有名な『ふじあざみライン』にて開催されたJPT第7戦の『JBCF富士山ヒルクライム』に於いて、シリーズリーダージャージを着る増田選手が、一昨年の同レースチャンピオンである森本選手(イナーメアイランド信濃山形)を激戦の末僅差で破り、ヒルムクライムレース2連勝を達成しました。

4月下旬に開催された『全日本選手権ロード』から好調を維持してきた増田選手ですが、コンディションが上向いてから既に約2ヶ月が経とうとしており、一般的に『調子のピークが続くのは長くて1ヶ月ほど』と言われているなかで、若干コンディションを落としながらもしっかりと連勝を果たしたあたりに増田選手の成長を感じずにはいられません。

昨シーズンは『チャレンジャー』としての立ち位置だった増田選手ですが、今シーズンは完全に『王者』への入り口を視野に入れはじめており、苦しい時でも勝ちきれる心の強さを身につけつつあります。

もちろん、本当の意味での『王者』という称号を得るためには、個人としてもチームとしても年間タイトルを手中に収めなくてはいけないわけですが、それでも今の宇都宮ブリッツェンの選手たちからは、明確な目的を持った強い意志を感じ取ることができます。

来週からは、伝統の東西各クラシックが続いてきます。

レースレイティングも『AA』となり獲得ポイントがより大きくなります。

今年は、『東=群馬CSC』、『西=広島中央森林公園』での戦いとなるので、今度はスピードとパワーを持った強者たちとのレースを勝ち切っていかなくてはなりません。

シリーズ戦を戦う選手たちにとって、新たに現れる強敵というのは大きな障害であるわけですが、しかし、本日の森本選手がそうであったように、自分たちをより高めてくれる好敵手だったりもします。

高いレベルのレースを走れること、そして常に高いモチベーションを維持できることに感謝し、シーズン中盤戦も気を引き締めてしっかりと戦っていきたいと思います。



いろいろ

2012-06-15 | インポート

J SPORTS 自転車のススメ #1 パーツ篇(1)



本日、スポーツ専門チャンネル『J SPORTS』さんにて、『朝日新聞』6月30日朝刊に掲載されるツール・ド・フランス特集の対談を行いました。

お相手は元TBSアナウンサーの小島慶子さん。

旦那さんが自転車にハマってらっしゃるとのことで、小島さんご自身も毎晩『J SPORTS』のロードレース中継を視聴されてるそうです。

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photo(c):J SPORTS
小島さんは気さくで優しい方ですね

そしてもうひとつ、、、

宇都宮ブリッツェンと同じく、『地域貢献』を掲げて『長野県山形村』をベースに活動する自転車チーム『Legarsi Igname』主催のクリテリウムレースのお知らせです。

今年の夏は、7月後半~8月前半にかけて公式レースが開催されないため、宇都宮ブリッツェンはどこかで合宿を行おうと考えていました。

そんな折、8/4(土)に開催される『第1回木曽町開田高原クリテリウムレース』への参加のお誘いをいただき、また、翌週にも長野でロードレースが開催されるとの噂を聞いたので、今年の夏は自然豊かで涼しい信州でのレースを走ってから、秋の公式戦に向かうことになりそうです。

ちなみに、8/4(土)のレース後にはウェルカムパーティーが、そして翌8/5(日)には木曽根周辺でのサイクリング(合同トレーニング)も併催するとのこと。

興味のある方は是非上記リンクで詳細を確認してみてください。



セ、セミナー

2012-06-13 | インポート
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6月22日(金) 18:00~19:30 の時間帯に、赤坂にある『日本自転車会館 3号館 11階 会議室』に於いて、自転車普及協会さん主催の『自転車セミナー』が開催されます。

講師は栗村修氏(宇都宮ブリッツェン監督)。

テーマは『地域密着型チームの誕生とその歩み』となっております。



たまに、喋る仕事をしてはいますが、ぶっちゃけちゃんと喋るのは苦手なんです…

特にセミナーって響きに怖気づきますよね。

でもいいんです、全力でがんばります

ということで、興味のある方は是非冷やかしに来てください



風格

2012-06-11 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS



本日、長野県栂池高原で開催された『JBCF栂池高原ヒルクライム』に於いて、昨年のこの大会でメジャーレース初優勝を飾った増田選手が、再び最速で頂上へと駆け上がり、見事2年連続での優勝を果たしました。

この結果、昨年のJプロツアー最終戦での悪夢の大クラッシュにより失ったルビーレッドジャージを、増田選手が約8ヶ月ぶりに取り戻すことに成功しています。

阪本カメマラマンが撮影した今日のゴールシーンを見て思ったこと…

『丁度1年前の優勝時とはまるで別人の様な“風格”を醸しだしているな』

昨年のこのレースで優勝してルビーレッドジャージを着用してから、増田選手は“ジャージを守る”という彼自身が初めて経験するプレッシャーと戦ってきました。

そして、最終戦で彼を待ち受けていた現実というのが、全身5箇所を骨折する大クラッシュ…

再び奇跡的な復活を果たし、4月の全日本選手権、そして5月のUCIレースでも本物の強さをみせはじめた増田選手は、たった1年で“別人の様な風格”を身につけてしまったのです。

彼を大きく成長させた要因というのはいくつもあるでしょう。

ただ一つだけ強調したいのは、増田選手は決して自分のためだけに戦っているのではないという事実です。

『選手が成長するチーム、人が育つチーム』

宇都宮ブリッツェンというチームが置かれた環境が、何かを生み出すきっかけになっているのは間違いないでしょう。



栂池高原ヒルクライム

2012-06-09 | インポート
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5月のUCIステージレース連戦が終わり、チームは再び『Jプロツアー』の戦いに戻ります。

現状では国内での活動がメインとなっている宇都宮ブリッツェン勢が、『ツアー・オブ・ジャパン』や『ツール・ド・熊野』といった国際レースである程度の結果を残せたことは、イコール、国内レースのレベルが決して低くないということを証明したことにも繋がっています。

近い将来、宇都宮ブリッツェンが海外レースへの参戦を開始する時が来たとしても、国内レースのレベルを引き上げる作業は継続していかなくてはならないわけで、引き続き、“思いつき”ではないポリシーを持った活動を続けていきたいと思います。

ということで、明日開催される『JBCF栂池高原ヒルクライム』には、開幕戦で両腕を骨折して長期離脱していたルーキーの堀選手が出場します。

“どや顔王子”として鮮烈にデビューした堀選手ですが、今季はいきなりJPTの手荒い洗礼を受けています。

昨年、トントン拍子にカテゴリーアップを続けていった堀選手は、この栂池高原ヒルクライムのE2クラスタでも優勝を飾り、宇都宮ブリッツェン昇格への道を順調に歩んでいました。

しかし、誰の人生にも多くの障害物が待ち受けています。

障害物を、『この世の終わり』と感じる人もいるでしょう。

一方で、障害物があったことにすら気付かない人もいるでしょう。

電気がこうこうとついてパソコンのキーボードを叩く音が鳴り響くオヤジ部屋(栗村&廣瀬&堀)にいようとも、すやすやと眠る『どや顔王子』は前者ではないような気がいたします…

もう少し時間はかかると思いますが、努力を続ける者には必ず良い時間が訪れるはずです。



AKB総選挙

2012-06-07 | インポート



昨夜は『AKB48』の総選挙なるものが開催されていたんですよね?

『金環日食』がいつあったかもよくわかってなかった私は、またしても『AKB総選挙』という国民的関心事を見事に見逃してしまったのですが、一方で秋元氏の手腕には大いなる関心を持ってしまいます。

今でこそ世界最大規模の生粋のアスリートの競技会として認識されている『ツール・ド・フランス』ですが、元々は新聞屋さんの販促活動として開催された立派な“興行”だったりします。

既にスポーツイベントとして完全に確立された“競技”の世界にいるチーム関係者や選手たちというのは、下手をするとスポーツの側面でしか自分たちがいる場所を見れなくなることがあります。

そして、一見して自分たちとは対照的な存在とも言える『AKB総選挙』などのイベントを、別世界の出来事として認識したりもするでしょう。

しかし、大きな視点で見た時に『AKB総選挙』も『ツール・ド・フランス』も、構造的にはむしろ同カテゴリーに位置している非常に近い存在だということに気付かされます。

基本的に、観る人がいなければプロのスポーツイベントは成り立ちません。

同様に、メディアが絡まなければプロという名のついた選手が生まれることも不可能です。

正常な観点を持つスポンサーさんというのは、まず上記の2点について大きな関心を持ちます。

選手たちについても、注目されないスポーツには優れた人材が集まりませんし、また、自己満足のためだけに苦しい練習を長期間続けることは一般的に困難だといえます。

『AKB総選挙』を観なかった私というのは、ロードレースマイナー国のチーム監督としてはある意味で失格かもしれません。

そろそろ目を覚まさなければ先はないでしょう。



自転車のススメ

2012-06-05 | インポート
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スポーツ専門チャンネル『J SPORTS』さんに於いて、自転車に乗る人のための新番組『自転車のススメ』が、全8回(6~9月)で放映開始さています。

ロードバイクのパーツ・ウェア紹介やメンテナンス方法、また実際にサイクリングに行く際の準備からルール&マナーまで、サイクリスト必見の内容となっております。

詳しい放送予定はこちら

ちなみに上記画像は、『ツール・ド・熊野』直前に地元ラジオ局『CRT』さんのレギュラー番組に出演させていただいた時のものです

宇都宮ブリッツェンは、レース以外にも様々な活動に力を入れています



熊野での進化

2012-06-04 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS



和歌山県及び三重県で4日間に渡って開催されたUCIアジアツアーステージレース『ツール・ド・熊野』が終了しました。

個人総合時間では増田選手が総合4位(アジア人トップ/UCIポイント12P獲得)、初山選手が総合10位。

団体総合時間では日本人主体のチームとしてはトップとなる総合3位に食い込みました。

宇都宮ブリッツェンは、チーム発足初年度からこのレースに出場していますが、チームの総合力をみる上で一つのバロメーターとなる団体総合時間の順位は以下のように推移しています。

2009年 7位
2010年 6位
2011年 4位
2012年 3位

今年初めて団体総合時間での表彰台に上がった宇都宮ブリッツェンですが、毎年少しずつながら着実に実力が上がっていることを上記のデータが示しています。

また、現状ではチームの活動方針として正式には謳っていないUCIポイントの獲得についても、今季初となるポイント獲得となったことは大きな成果といえます。

ちなみに、例年ですと増田選手と飯野選手が上位に食い込んだ全日本選手権ロードにもUCIポイントが付与されるので、既に宇都宮ブリッツェンはアジアツアーランキングでも順位を上げているはずでしたが、今年は全日本選手権ロードの開催時期が早まった影響でUCIポイントが付与されなかったため、今回の『ツール・ド・熊野』でのポイント獲得が今季初となりました。

来週からは再び『Jプロツアー』がはじまります。

まずは、『JBCF栂池H.C』.⇒『JBCF富士山H.C.』と、ヒルクライム2連戦となるので、気を引き締めてレースに挑みたいと思います。



苦労人へのご褒美

2012-06-01 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS



和歌山県と三重県で開催されている『ツール・ド・熊野』の第1ステージに於いて、宇都宮ブリッツェン所属のアタッカー、中村誠選手がこれまで同様にアーリーアタックに乗り、見事山岳ジャージを獲得しました。

『Jプロツアー群馬ロード』、『全日本選手権ロード』、『ツアー・オブ・ジャパン』、そして今回の『ツール・ド・熊野』と、中村選手が逃げた距離の合計は既に450kmを超えています。

しかし、その殆どが“結果に残らない”影の努力であり、基本的にはチームのエースのために尽くすアシストとしての動きとなります。

それでも彼はすすんでレース序盤の仕事を担当してくれます。

そんな中村選手が、今日はポディウムに上がり特別ジャージを身につけました。

明日はまたいつもの彼の仕事に戻るので、恐らく1日でこのジャージを手放すことになるかもしれません…

このスポーツの美しさを多くの人に知って欲しい…

そのためにも1レース1レース全力で戦いたいと思います。