しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

気楽にはじめる…

2012-03-31 | インポート
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4月4日(水)に、な、なんと!『栗村修 著書』の初心者向け自転車本が出版されることになりました。

当初は、『これまでにない視点での初心者向け自転車本』の監修を務める予定でしたが、『どうせなら!』と担当者の方に背中を押されて著書ということになった次第です

このお話をいただく直前に、ちょうど“ハーフマラソン挑戦”のためランニング本を買いに本屋に行ってみたのですが、どうも“専門的”過ぎたり、逆に“基本的”過ぎたりと、『かゆいところに手が届く本って意外とないんだな~』と感じてたりしたところでした…

今回出版される本が、痒いところに手が届いているかは私にはわかりませんが、少なくともこれからスポーツバイクに取り組む方に対しては、若干なりとも近道のお手伝いができるのではないかと考えています。

恐らく、既にバリバリ乗られている方には物足りない内容だとは思いますが、そんな方でも知り合いを自転車の世界に誘いたい場合などには使える本かもしれません。

本の題名は、『栗村修の気楽にはじめるスポーツバイクライフ 』となっています。

題名同様に、とりあえず気軽に立ち読みしてみてください



正常な退化

2012-03-29 | インポート
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昨日と本日、仕事で『日本CSC5kmサーキット』と『ヤビツ峠』を走ってきました。

どちらも現役時代に何度となく走った思い出のコースです。

本日走った『ヤビツ峠』では、アジアチャンプ2回、全日本チャンプ1回、Jプロツアーチャンプ3回の実績を誇る鈴木真理選手に偶然会うことができました

(真)「なにやってんすか~?」

(栗)「あっ、ちょっとDVDの撮影で…」

(真)「これから登るんすか?そしたら33分くらいで登ってください!」

(栗)「…

鈴木真理選手は爽やかにそう言い切り、「あと2~3時間走ってきま~す」と残してさっそうと走り去っていきました

幾度とのなく走ったヤビツ峠でのベストタイムは30分30秒(国道246~頂上)。

最近は、皆さんコンビニからタイムを計測しているとのことで、国道246~コンビニまで4~5分はかかることを考えると当時のベストタイムは25~26分だったということになります。

その当時は、江ノ島をまわって約70kmほど自走していき、激重練習用ホイールを装着していた自転車の重量は9kg台後半。

本日は、クルマでヤビツまで移動し、自転車はコスミックを履いたKUOTA号で重量は7kg台

ツール・ド・台湾で総合3位に入った年(12年前)に残したベストタイムから、果たしてどの程度『正常な退化』を果たしているのかいざチャレンジしてみました

結果は…

33分45秒(コンビニ~頂上)。

12年の歳月が育んだ『正常な退化』は約8~9分という実験結果がでました…

自転車の性能は相当進化していることを考えると更に…

それにしても、『33分台』と何気なく発言していた鈴木真理選手の『選球眼』ならぬ『先輪眼』はさすがです。

私の丸みを帯びたカラダを見て、すぐに推定タイムを頭の中で弾きだしたのでしょう。

『天才』と呼ばれているだけのことはありますね

そして、いつも自分が自転車に乗って実感すること…

やっぱり選手って大変だし、ほんとに凄いんです

あれだけの練習量をこなしながらも、更にパフォーマンスを向上させるって普通できないですよね。

毎度のことですが、現役復帰の欲望(妄想)がメラメラと沸いてきます



正常な進化

2012-03-27 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS



宇都宮ブリッツェン2年目となる初山選手が新たな可能性を見せはじめています。

“おりこうさん”が多い若手選手のなかにあってしっかりと自己主張ができる貴重な存在なのですが、それでいてレース中のチームオーダーなどは着実に実行する職人肌の一面も持っています。

まだ、23歳と若い選手ですが、初山選手からは25歳過ぎの選手が発する危機感を感じ取ることができます。

「ぼくはここで終わるつもりはない」

彼はもう一度世界へ挑戦するつもりでいます。

宇都宮という地で正常な進化を遂げ、一度は閉じかけた道を自らの手でこじ開けようとしています。

このチームは、各選手たちの様々な想いや夢が融合し、力強く前に進み続けているのです。



ウィークリーキャンプ終了

2012-03-25 | インポート
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本日、第4次キャンプが終了しました。

これでプレシーズンに於ける宇都宮周辺でのウィークリーキャンプをすべて終えたことになります。

12月から順調に距離を重ねてきた普久原選手や中村選手は厳しい寒さのなかで4ヶ月で12,000km(日本縦断x6回分)以上の距離を走ったことになります。

骨折の影響でスタートが遅れていた増田選手や初山選手もしっかりとコンディションを上げてきました。

廣瀬キャプテンもチーム運営の仕事をしっかりこなしながら厳しいトレーニングを消化し、チーム発足後最も良い状態を維持しています。

一方で、若い選手たちが逆境のなかでモガいています。

ルーキーの飯野選手は厳しいトレーニングをほぼ消化してきたものの、ここへきて首の痛みを訴えてキャンプ最終日は別メニュー。

最年少の堀選手は開幕戦で前腕3箇所を骨折する怪我を負って未だ入院中。

3年目の若杉選手は今年も膝の故障で第4次キャンプはほぼキャンセルとなっています。

飯野選手に関しては首の痛みを除けば高い可能性を示しているので問題はありませんが、若杉&堀選手は精神的にも肉体的にも今大きな試練の中にいます。

しかし、この向かい風に負けなければ必ず素晴らしい時間が訪れるはずです。

人は逆境に置かれると色々なことを考え、これまでの自分を振り返り、そして闇から抜け出すための方法を模索し続けます。

『人生はプラマイゼロ』

悪いことのあとには必ず良いことがある。

良いことがあってもそこでアグラをかかずに更なる努力(苦しみを乗り越えれば)を続ければ更に新しい自分と出会うことができる。

逆境に喘ぐ若い選手たちにとっての春は少し遅れてやってくるのでしょう。



NEWドエムマシン

2012-03-23 | インポート
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本日、事務所に『NEWドエムマシン』が届きました。

知る人ぞ知る、選手を限界まで追い込む新型『パワーマックス』です。

これまでは、柿沼コーチが高校時代から使ってきた20年モノの『パワーマックス』を使用してきましたが、柿沼コーチの引退と同時に寿命を迎えたので新型をチームで購入しました。

40万円以上もする高価なモノですが、20年使えることを考えると決して高くない買い物だと思います。

これまで使用してしてきた『パワーマックス』のカバーには、歴代の選手たちのあらゆる“汁”が沁み込んでいます…

現在、チームメカニックの針谷氏が、新型の『パワーマックス』へ170mmクランクを装着中です。

これから、この『ドエムマシン』を使ってたくさんの選手たちが力を付けていくことでしょう。

次の買い替え時には柿沼コーチの年齢は60歳。

柿沼コーチの定年退職と共に買い替えになるであろう20年後の『パワーマックス』には、空を飛べる機能がプラスされているかもしれません



2012シーズン第4次キャンプ

2012-03-21 | インポート
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昨日より2012シーズンの第4次キャンプがはじまっています。

今年の宇都宮ブリッツェンの特徴の一つに『強き者に合わせる』という要素があります。

脱落しそうな選手に手を差し伸べながら皆で上がっていくのではなく、力ある者が基準となって高みを目指していく。

この方法はケアを怠るとチーム全体が疲弊してバラバラになっていくリスクがあります。

しかし、4年目を迎えた宇都宮ブリッツェンはこれまで以上に進化する必要があり、多少のリスクがあろうともより厳しい状態で努力を継続しなくてはいけません。

キャンプ2日目もトレーニング終盤に生き残った選手の数は4名。

こちらとしては若干心配になるくらいに皆ヘロヘロになっています。

そんな厳しいトレーニングをこなしながらも、本日はチームサプライヤーであります『WAKO'S』さんの製品テストも同時に行いました。

様々な仕事をしっかりとこなす選手たちを見ていると、何かとても頼もしく思えてきます。

努力は嘘をつかない。

このチームは必ず結果を残すでしょう。



進化の過程

2012-03-19 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS



昨日、広島中央森林公園にて『西日本チャレンジロード』が開催されました。

優勝は、先週の『JBCFしもふさクリテリウム』に続いてシマノレーシングの鈴木譲選手。

現状では一歩抜きでたコンディションを保っているようです。

『しもふさクリテリウム』ではうまく結果に結び付けられなかった宇都宮ブリッツェン勢でしたが、今回のレースではトップ10に5名が食い込み、チーム全体が進化していることを改めて示してくれました。

選手自身が、感じ、考え、修正とアップデートを繰り返す。

これこそが、進化の過程に於いて最も大切な要素であることは間違いありません。



小湊鉄道

2012-03-17 | インポート
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『袖ヶ浦フォレストレースウェイ』で開催されたエンデューロイベントに参加するために昨日から千葉入りしておりました。

本日はあいにくの天候となりましたが、参加者の皆さんは寒さに負けず元気いっぱい5時間エンデューロを走りきっていました!

皆さんさすがです

これから『上総牛久駅』より羽田空港へ移動し、広島空港へ向かいます

サイクルトレインでお馴染みの小湊鉄道は雰囲気があっていいですね

明日は宇都宮ブリッツェン初参戦となる『西日本チャレンジロード』に出場します。

年間ランキングには反映されないレースですので、思い切った走りで今後のレースに繋げられればと思います。



マグロ定食&サザエの壺焼き

2012-03-15 | インポート
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本日、某仕事で横須賀から鎌倉までの約60kmをKUOTA号で走り抜けました。

お昼は上記写真の「マグロ定食&サザエの壺焼き」をいただきました。

食べ物の写真を載せると何故かブログのアクセス数が増えます

そういえば昨日の朝起きてからまだ寝てないことに気づきました…

まあサザエ食べたから大丈夫でしょう



琵琶湖なう

2012-03-13 | インポート
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昨日、砂川社長、柿沼コーチ、廣瀬キャプテンと私の4人で、朝から大阪へ出張に行ってきました。

大阪滞在時間はわずか2時間ほどでしたが、朝6時に宇都宮を出発して、宇都宮に戻ったのは深夜1時過ぎ…

皆で運転を交互に代わりながら、車内にAC電源が標準装備してある『エスティマハイブリット』の機能を生かして、さながら“動く事務所”状態で各自ある程度の作業をこなしながら移動しました。

帰りに立ち寄った『大津S.A.』から琵琶湖を眺めていたら、なんとなくこれまでのチームメイトたちのことを想い出しました。

シーズンがはじまるとひたすら移動を繰り返す生活となるわけですが、所属しているチームやその時々の仲間によって、同じ景色でも微妙に印象が変わってくるものです。

現在一緒に仕事をしているブリッツェンのメンバーというのは、自分の人生のなかで間違いなく大きな存在となるでしょう。

人というのは、“今現在”の価値に気づくことが苦手な生きものだと思います。

一般的に、過去の思い出ほど、美化されていく気がします。

でも、今の価値に気づくことができれば、人生が間違いなく3割は楽しくなるはずです。

過去と現在が交差する“琵琶湖”の景色を見ながら、そんなことを考えてしまいました。

今を大切にし、今に感謝し、今を愛する。

出会ってくれてありがとう。



屈辱というチケット

2012-03-11 | インポート



今季の開幕戦となる、Jプロツアー第1戦の『JBCFしもふさクリテリウム』が千葉県成田市のフレンドリーパーク下総で開催され、宇都宮ブリッツェン勢は終始攻めつづけるも、最後までレースをブレイクすることができずに廣瀬選手の7位が最高位という悔しい結果で今シーズンをスタートすることになりました。

今年もまたこのネガティブな感情と折り合いをつけながら進み続ける日々がはじまりました。

若返ったチームは新たな可能性を示してくれた一方で、ルーキーの堀選手がいきなり腕を骨折する大怪我を負い、また、順位的にもチーム発足後最悪の開幕戦リザルトとなりました。

レース後は、良かった点、自分たちにツキがなかった点などを模索し、自らの“正当性”を無理に探している自分たちがいました。

しかし、負けは負けです。

この悔しさは、理屈では処理することができません。

昨年の開幕戦に比べれば“屈辱感”は小さいかもしれませんが、一通り今回のレース展開を話しあってから入った牛丼屋のなかで、選手たちは皆一点を見つめる表情となっていました。

“注目されるチーム”、“今回のレース中も恐らく最もファンの方々が多かったチーム”、これらの基本的に感謝しなければならない環境は、負けたときに“惨めな気持ち”となって選手たちに襲いかかります。

そして何より、応援して下さる皆さんをも惨めな想いにさせてしまったことで、自分たちを更に追い込んでいきます。

しかし、いつも書くことですが、こういった感情が選手たち(自分も)を成長させていきます。

“屈辱”や“痛み”というのは、いわば成長のためのチケットみたいなものなのでしょうか。

ただし、そのチケットを使うには更なる“痛み”が発生します。

チケットを得たら捨てたりせず、それをきっちりと使いきって次に進んでいく。

1年を通してこれをひたすら繰り返していくしかありません。

全てはこのチームを支えてくださる皆さんのために、そして、自分たちの理想を実現するために。

今年もそんな成長サイクルの日々がはじまりました。



Jプロツアー開幕

2012-03-09 | インポート



2012年シーズンがいよいよ開幕します。

今季の開幕戦に選ばれたコースは、JPT初開催となる『フレンドリーパーク下総(千葉県)』。

1周の距離が1.5kmと短いのでクリテリウム形式のレースとしてカテゴライズされていますが、若干ながら上り区間も含まれており、サーキットコースの要素も少なからず持っています。

宇都宮ブリッツェンは、辻選手の移籍によりスペシャリスト不在のなかでの戦いになりますが、チーム全体のパフォーマンスは向上しているので、攻撃的な走りでチャンスを掴みにいきたいと思います。

ちなみに、その辻選手が移籍した新生チームである『Team UKYO』は、既に現地入りしているというウワサ。

更に、同じく今季からJPT登録を果たした鈴木真理選手がエースの『cannondale spacezeropoint』もある意味で地元レースとなるので気合が入っていることでしょう。

その他、王者シマノレーシングも開幕戦から参戦。

今季は本気度の高いチームが数多く登録していることで、白熱したレースになるとともに、レース自体のレベルもこれまでより厳しいものになっていくはずです。

昨年は、開幕直前に東日本大震災が発生し、開催が予定されていた多くのレースが軒並みキャンセルとなりました。

そして、今季の開幕戦は2012年3月11日、奇しくも大震災からちょうど1年後に設定されました。

長くて厳しいシーズンがはじまります。



自転車大国ベルギー

2012-03-07 | インポート



本日開催された『パリ~ニース』の第4ステージに於いて、ベルギーの中堅選手ジャンニ・メールスマン(ロット・ベリソル)が約60名ほどに絞られた上り基調のスプリントを制して大金星を飾りました。

これでベルギー勢は第2ステージのトム・ボーネンに続いてステージ2勝目。

ベルギーという国は自転車競技がナンバー1スポーツとして認識されている数少ない国なのですが、その人気の高さに比例するようにこれまでも数多くの有力選手を輩出してきました。

ちなみに今年のシクロクロス世界選手権では、ベルギー勢が1~7位を独占。

更に昨年開催された伝統あるクラシックレースでは、ベルギー勢が実に8勝を挙げています。

ミラノ~サンレモ マシュー・ゴス(オーストラリア)
ヘント~ウェヴェルヘム トム・ボーネン(ベルギー)
ロンド・ファン・フラーンデレン ニック・ニュイエンス(ベルギー)
パリ~ルーベ ヨハン・ファンスュメレン(ベルギー)
アムステルゴールドレース フィリップ・ジルベール(ベルギー)
フレッシュ・ワロンヌ フィリップ・ジルベール(ベルギー)
リエージュ~バストーニュ~リエージュ フィリップ・ジルベール(ベルギー)

ヴァッテンフォール・サイクラシックス エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン(ノルウェー)
クラシカ・サンセバスティアン フィリップ・ジルベール(ベルギー)
パリ~ツール フレフ・ファン・アヴェルマート(ベルギー)

ジロ・ディ・ロンバルディア オリヴァー・ツァウグ(スイス)

ベルギーは、人口約1,100万人(日本の約12分の1)、総面積は約3万km(四国の約1.5倍)の小さな国で、年間降水日が300日あり、道路の舗装状態も決してキレイとは言えず、ロードバイクで走っていてお世辞にも“快適”とは表現できない国なのです。

それなのに、自転車競技の人気が異常に高く、また、選手のレベルも長期間に渡ってハイレベルを保っています。

ベルギーの自転車ファンというのは、完全に“オタク気質”であり、ポストカードなどの収集癖には目を見張るものがあります。

僕自身、彼らには親近感というか、完全に同じ匂いを感じてしまうわけですが、きっと、ベルギー勢の強さというのは、そんな熱狂的なファンの存在に支えられている部分も多分にあるのだと思います。

近年、本場ヨーロッパ以外の国の選手達も猛烈に力を伸ばしており、自転車競技のグローバル化がどんどん進んでいるわけですが、そんななかで本場欧州勢がしっかりと威厳を保てているのはベルギー勢の活躍あってこそなはず。

今シーズンも、そんなベルギー勢の活躍から目が離せません。



「太陽に向かうレース」開幕

2012-03-05 | インポート



3月4日に『太陽へのレース』と呼ばれている『パリ~ニース』が開幕しました。

パリからニースまでの1,150km の道のりを8ステージかけて南下するワールドツアー第2戦であり、また、「ミニ ツール・ド・フランス」とも呼ばれている伝統的なレースでもあります。

夏のフランスとは違い、春先特有の少しもやがかっている日差しがなんとも言えない雰囲気を醸し出し、特に南フランスに近づいてくると春を感じさせる暖かい色の光に変化していくのが特徴的だったりもします。

2010年に他界したローラン・フィニョン氏が、一時期レースオーガナイザーとしてこのレースを運営していたこともありました。

元選手がレースオーガナイザーに転身するという例は意外と少なく、選手あがりだと通常はチーム関係者などの現場スタッフになることが殆どです。

当時のプロ選手としては珍しいバカロレア(フランスの大学入学資格)を持っていたインテリ派レーサーのローラン・フィニョン氏でしたが、レース運営というのはやはり大変だったようで、その後、運営に行き詰まり、現在のオーガナイザーである『ASO』に権利を譲渡することになりました。

また、今年のレースには、フランスのプロチーム『ユーロップカー』に所属している新城幸也選手が出場しています。

昨シーズン、ツール出場を逃して悔しい思いをした新城選手ですから、今季は春先のレースから自らをアピールする走りに徹するはずです。

有力勢としては、ディフェンディングチャンピオンのトニー・マルティン、悲願のツール制覇を目指して成熟しつつあるブラドレー・ウィギンズ、その他、バルベルデ、バッソ、フランク・シュレクなど、多くの一流選手が出場しています。

いよいよ欧州でのプロレースが本格化する季節、日本はまだ寒いですがテンションは徐々に上がりはじめています



必勝祈願

2012-03-03 | インポート
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昨日、『多気山不動尊』にて毎年恒例の2012シーズン必勝祈願を執り行いました。

今シーズンの開幕まであと8日となりましたが、先日降った雪が残る多気山での必勝祈願を終えると頭の中のモードが切り替わる感覚を覚えました。

「もうすぐ長くて過酷なシーズンがはじまるんだな」という実感が湧くとともに、「今年も精一杯がんばらなくては」という責任感が芽生えてきます。

それにしても、伝統と様々な文化を持つこの街は、バランスがとれていて本当に素晴らしいなと改めて感じました。