しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

早速「チャプリ村」と呼ばれてます…

2010-08-30 | インポート
本日、テレビ東京で放送されました「情熱の系譜」がYouTubeでも観れます。

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少しでも何かの追い風になれば良いなあなんて思ってましたが、
「別人のようだ」、
「チャプリ村さん」、
「オッサンになったね」、
「何カッコつけてんだ」など、
どちらかというとイチャモンに近いリアクションを早速いただいております

皆さまありがとうございます


大人の男には解らない魅力

2010-08-28 | インポート
国内最大級のロードレースイベント「シマノ鈴鹿ロード」にやってきました。

本日は激しい渋滞に遭い、宇都宮組は朝6時過ぎに出発したにも関わらず、鈴鹿サーキットに到着したのが夕方の4時。

実に10時間の長旅となってしまいました。

さて、そんな長時間の移動の疲れも癒えぬまま、選手たちとライトくんはすぐにウィーラースクール(子供向け自転車教室)に参加。

ここでもデビューしたばかりのライトくん人気が炸裂しました!

特に子供たちと女性にはモテモテな感じです…

Light

ライトくんを見ていてたしかに「かわいいな」とは思いますが、残念ながら40前のオッサンの五感に響く何かは生まれませんでした…

明日は、男性向き?の「ブリッツェンフェアリー」が鈴鹿ロードに初登場!

14時からは、メインイベントとなる「国際ロード」に宇都宮ブリッツェンが出場します。


「情熱の系譜」に、、、出ていいの?

2010-08-26 | インポート
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8月30日(月)22時54分~(約5分間)テレビ東京で放送されます『情熱の系譜』に出演させていただくことになりました。

出演といっても、宇都宮でのロケは既に終わっており、どんな内容になっているかはまだ知りません

ちなみに、番組概要には「各界の著名な人物の裏にある、過去の偉人たちとの共通した想いにスポットを当てていくミニ番組」とあります…

偉大な先輩監督さんなどに譲るべきだった?なんてちょっと腰が引けてたりもしましたが、チームのプロモーション的にも、折角いただいたオファーを受けないわけにはいきません

丁度、同時刻(30日23時~26時/J SPORTS PLUS)に「J SPORTS」さんで『ヴエルタ・ア・エスパーニャ 3ステージ』も放送されていますので、是非両方観てください

それにしても、これまでの出演者の方々の豪華なこと…

「誰?この人?」ってなことになりそうなので先に謝っておきます

ぼくですみません


会長が…

2010-08-24 | インポート
Logo


柿沼コーチ」と「廣瀬キャプテン」のブログにもありますように、あの人が宇都宮にやってきます

かっ、会長が「JAPAN CUP」にやってくるのです…

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www.katushateam.com


どうしよう

土曜日には「ヘッドパンチ」が観れるのかな…

日曜日には「友の会を仕切る」勇姿が観れるのかな…

ゴール後には「ボトルを奪い取る子供にキレる」姿が観れるのかな…

ど、どうしよう…


宇都宮な週末…

2010-08-22 | インポート
---週末の宇都宮を iPhone で撮影してみました---


Densya
最終のJR宇都宮線で宇都宮へ移動、貸切状態です…


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宇都宮市内にはこんな石畳の道があります…


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小さな滝”を発見!


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宇都宮ブリッツェン行きつけの美容室(QUALITA)の店長さんは“小滝”さん


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カット待ち中です…


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事務所で作業する柿沼コーチ


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廣瀬キャプテンと藤本IT部長は隣同士


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宇都宮市内を走っているとブリッツェンの巨大な看板に遭遇します!


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宇都宮競輪場のシアターホールを使った第2回活動報告会に支援者の方々が徐々に来場されます


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報告会を前に控え室で出番を待つ選手たち


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報告会が終了して来場者の方々をお見送りします


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song by i-nos / open the life (宇都宮ブリッツェンの公式応援ソングは以下のYouTubeです


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song by i-nos / world goes round / 宇都宮ブリッツェン公式応援ソング
photo(c):Tatsuya.SAKAMOTO/STUDIO NOUTIS
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp


“輪島塗”iPhoneカバー

2010-08-20 | インポート
Ip

自転車ヘルメットや自転車フレームなどを“輪島塗”で仕上げる“加波次吉漆器店”の四代目加波次吉こと加波基樹さんから素敵なiPhoneカバーをいただきました。

“輪島塗ヘルメット”はシマノレーシングの野寺監督が現役時代に着用していた事でお馴染みだと思います。

しかし、このギアをイメージしたiPhoneカバー、美しすぎてiPhoneに装着するのをためらいます…

このカバーの上から更にシリコンカバーでも付けないと、もったいなくて使えませんね

それにしても、この様な地域性のある伝統工芸品と自転車とのコラボは面白い発想だと思います

栃木だと、益子焼など60品目80件の伝統工芸品があるようなので、何か自転車とコラボできそうなものがないか探してみます


中途半端なオチとは?

2010-08-18 | インポート
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[エンデューロのスタートラインに並ぶブリッツェンの選手(一人だけ美白ですが…)と、片山右京さん]
photo(c):UTSUNOMIYA BLITZEN

圧倒的に「白い脚」、迫力ある「お腹まわり」、そして「伸びないスピード」…

しかし、この日私が採用した「オチ」とは……

今中大介氏を超える為に挑んだ「フレンドシップサイクルフェスティバル」の個人タイムトライアル。
コースは、富士スピードウェイを1周する4.563km(勾配:最大下り10.05%、最大上り8.88%)です。

4月以降運動というものから遠ざかっていたタルんだ肉体を目覚めさせる為に、1週間血の滲むようなトレーニングを積んで富士スピードウェイに乗り込みました

決戦の個人TT、私は1番走者に指名されます。

「1番走者が1番時計を叩き出したら大会的に盛上がりませんよ

そんなカヴェンディッシュばりの「生意気」なコメントをトークショーで発し、ゲストライダーの3名(今中大介氏、片山右京氏、白戸太郎氏)を挑発します

実際は、自分でもビックリするほど緊張しながらスタート時間を待っていたのですが、続々集まってくる一般参加者の方々の自転車やウェアを見て更にビビリました

TTバイクに、エアロスーツ、そしてエアロヘルメットまで

一方の私は、コンパクトドライブのノーマルロードに、ノーマルウェア…
「ヒルクライムレースにでも出るんですか?」と突っ込まれてしまいます

しかし、戦いの前にひるんでいる姿をみせれば負けなので「そんなモノ僕には必要ありません」と、ここでもあえてカヴ発言を繰り返します

そしていよいよスタート

「ロケットスタートを決める」という、いきなり「やってはいけない」典型的な初心者状態に陥ります

更に午前中に数周走ったエンデューロが脚に効いているようです
現役時代だったらむしろ良いウォーミングアップになっていたのに…

カクカク、ヨレヨレ、ヘコヘコ、、、

そんな言葉がピッタリくる走りだったと思われます

それでも全力を出し切ってゴール

プルプルする脚をダウンで沈めながら結果を待ちます

しかし、待てど暮らせど電光掲示板に自分の名前とタイムが出ません

あ~~~~~~~~

計測チップを付けるの忘れてました
ということで公式結果としては「記録なし」というオチとなってしまいました

ちなみにゲストライダーのタイムは、

白戸太郎さん=同じくチップ付け忘れ(手動計測で7分ちょっと)
片山右京さん=7分7秒(11位)→ロードレースとエンデューロを走り終えてからの記録
今中大介さん=7分14秒(14位)

そして手動計測をされていた方に聞いた私のタイムは7分23秒(アベレージ=37km/h)…
36人中18位というまさに平凡(中間)な記録…
オチ担当としては非常に中途半端な出来となってしまいました
す、すみません…

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photo(c):ENJOY!SPORT

そして、今中大介さん、参りましたm(__)m

来年は、6分台を目指して、偉大なお三方をごぼう抜きにしたいと思います

でも、とっても楽しかったです

やっぱり自転車イベントは最高ぉ


ロードレースの機材

2010-08-14 | インポート
明日は富士スピードウェイで開催される「フレンドシップサイクルフェスティバル」に参加します。

先日のブログでもお伝えしたように1周4.6kmを走る「個人タイムトライアル」に出場予定でして、今中大先生に宣戦布告をしていたわけですが…

結局、ヤミ練(裏で練習すること)を開始したのがつい1週間ほど前からで、この「ふくよか」&「白い」脚で、いったいどれ程のタイム(平均速度)を叩き出すのか今から自分でも楽しみです

「タイムトライアル機材」を使おうかな?と一時考えていましたが、体との調和を考えて?コンパクトドライブのノーマルロードで走る事にしました

よく考えてみれば、4.6kmの全力走って、一番苦しいというかごまかしが効かない種目ですよね

「意外とやるじゃん」という結果になるか?、「やっぱり栗村だった…」というオチになるか?

緊張してきました…

さて、機材の話がでたので、ちょっとした話題を一つ。

先日、「自転車って、トッププロと同じ機材を使えるスポーツですよね。お金はかかるけどそこが魅力です。」というお話しを聞く機会がありました。

たしかにそうですね、ツールを走っているトッププロとほぼ同様の機材を買って揃える事は可能です。

モータースポーツなどではそんなこと不可能でしょう。

そこで、「ちなみに欧州のトップアマチュアたちは、中級グレードのフレームに中級コンポとかでハイレベルなレースをガンガン走っていますよ。なかには初級コンポの選手もいます。」なんて話をしたところ、その方はかなり驚いていました。

自分も20年前にフランスに渡ってアマチュアレースに参加したとき、「デュラエースを使ってる選手が一人もいない」ことに驚きました。

最高で「600」、大半は「105」とかでした。

日本のレースでは、草レースでも強い選手達は大半が「デュラエース」や「シュパーブプロ」だったので、一種のカルチャーショックを覚えたのです。

そして、ヨーロッパでプロになった時のコンポは「アルテグラ(中級コンポ)」でした。

当時は中級グレードのコンポを使っているプロチームは結構ありましたね。

現在、宇都宮ブリッツェンの機材は、長沼選手(KUOTA KOM)以外の選手のフレームが「KUOTA KEBEL」で、コンポーネントは「Campagnolo CHORUS」と、「Campagnolo ATHENA」です。

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[KUOTA KEBEL]※写真のパーツ構成は宇都宮ブリッツェンが使用しているバイクとは異なります

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[Campagnolo CHORUS & Campagnolo ATHENA]

「KUOTA KEBEL」は、性能的にはかなりの高性能ですが、販売価格でみると中級グレードになります。

また、「Campagnolo ATHENA」は、初級グレードとみている方もいるコンポで、シマノに置き換えると「105」になるのでしょうか?

ちなみに、柿沼選手は上記の「KUOTA KEBEL & Campagnolo ATHENA」の組み合わせで、国内のトップレベルのレースをガンガン走っています。

辻選手と中村選手は、「KUOTA KEBEL & Campagnolo CHORUS」で重要なレースで勝利を飾りました。

海外のレースを経験するうちに、「中級&初級グレードで速いのがカッコイイ」なんていう価値観が生まれた時期もありましたね。

あんまり、中級グレードを勧めるような文章を書くと怒られてしまいそうですが、何を言いたいかというと、「自転車にスポーツとして取り組みたいけどお金がかかってしまって…」という方に対しては、「なにも最高級グレードじゃなくても十分な性能を備えてるんですよ」ということを伝えたいのです。

最高級グレードの機材には相応の価値がありますが、例えば同じ値段で中級&初級グレードの機材を2台用意するとか、または中級&初級グレードの自転車だったら毎シーズンごとに新車を買う事もできます。

モノに対する考え方というのは千差万別ですが、一つの価値観として覚えていても損はないでしょう


あられもない格好!?

2010-08-12 | インポート
暑い日が続きますね

最近、電車での移動がとても多いのですが、そこで気になるのが「若い女子の露出度」です

暑いから仕方ないのかもしれませんが、私が若かった頃に比べるとなんとまあ「目のやり場に困る」ことの多いことか…

モモ、腕、肩は当たり前

胸元チラリの方も結構お見受けします

アラフォ~男としては、「そんなあられもない格好で地下鉄に…」と思いながら、ニヤけないように気をつけている今日この頃なのです

先日、打合せで比較的露出度の高いOLさんとお話しすることがあったのですが、「自転車ってあのコンビニとかに“あられもない格好”で入ってくる人たちですか~?」と先制攻撃を受けてしまいました

えっ?あられもないのはむしろコチラ?

たしかに、ノーパンだし、ピタピタ度はMAXだし、脚の毛ないし…

考えてみればかなりハレンチな格好かもしれません

そういえば、現役時代に“レーパン”でコンビニに入ると、アルバイトの女子の目が泳いでいたことが結構あった気がします

あの“まりもっこり”は、胸元チラリよりも破壊力があったのかもしれません


競輪の魅力

2010-08-11 | インポート
昨日、仕事先での打合せ中に競輪の話がでました。

実は、私はこれまで本物の競輪競争を見た経験は一度しかありません。

その時はそれ程大きなレースではなく、お客さんもあまり入っていない感じでした。

かつて、競輪が全盛期だった頃、大きなレースの時などは、競輪場に入場するために長蛇の列を作らないといけない状況だったようです。

その頃から、長年競輪を見てきた方の話を聞いていて感じたことがあったのですが、競輪の本当の魅力というのは、「ギャンブルという娯楽」だけでなく、単純に「自転車のトラックレース」という側面だけでもなく、本質は「命を懸けて戦う男たちの人間ドラマ」なんだということでした。

かつて、大きな競輪競争の決勝の際などは、会場全体が説明のしようのない熱気に包まれ、ジャンの鐘の音とともにそのボルテージは最高潮に達し、バンクがとてつもない一体感になったといいます。

近年、競輪は大衆化を進め、重苦しいギャンブルのイメージを改善する努力を行ってきたと思いますし、若い人たちや女性なども気軽に楽しめる環境づくりに取り組んできたのだと理解しています。

それは、とても大切なことであり、その為のご苦労も相当なものだったであろうと感じます。

ただ、実際に戦う選手たちの素顔や魅力、そしてこのスポーツの奥の深さなどを知れば、一つのスポーツイベントとしてもっともっと楽しめる気がしてなりません。

まずは「知る事」からはじめないとですね。

丁度、「宇都宮競輪場」が改修してキレイになったことですし、近々観戦に行ってみたいと思います!


ぞくぞくデビュー!

2010-08-08 | インポート
ようやく少しレースの空く8月に入りました

とは言っても、選手達はこの時期の過ごし方次第で秋の成績が左右するので、引き続き努力は続けています。

シマノは北海道で合宿中、NIPPOはスペインのステージレースを走っていたりもします。

結局、我々もレースがないだけで、苦しさと戦うことには変わりありません。

さて、今週、宇都宮ブリッツェン待望のキャラクターがデビューしました

Miyamatsuri
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

宇都宮ブリッツェンの公式マスコットキャラクター『ライトくん』の着ぐるみ本人が来日です

『ライトくん』はブログもはじめるということなので、早速、『ライトくん専用ブログ』を設置してあげました

そして、ブリッツェンフェアリーの妹分『キッズフェアリー』もデビュー

今週末は宇都宮最大のお祭り『宮まつり』が開催されており、そこで『ライトくん』と『キッズフェアリー』も大活躍&大人気

地元宇都宮にたくさんの『元気』と『笑顔』を振りまいています

エンデュランス系スポーツチームの先駆者として、新たな扉を開けまくっている宇都宮ブリッツェンという地域密着型チームに、大きな可能性を感じる今日この頃です

練習してレースに出場しているのがある意味で一番『安全』なのですが、一歩引いて自転車界全体の発展を願うこのチームの情熱は素晴らしいなぁと想う夏の夜でした…




松川ロードレースムービー(ダイジェスト版)

2010-08-06 | インポート
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[Jサイクルツアー第12戦松川ロードレースムービー(ダイジェスト版)]
(c):www.cyclestage.com

今期から「NTTラーニングシステムズ株式会社」さんが、Jサイクルツアーの動画を撮影してWEB上での公開をはじめました。

J tour TV http://www.cyclestage.com/

上記は、先日中村選手が優勝した松川ロードのもので、レース後2~3日でダイジェスト版が公開され、更に数日後にはナレーション付の完全版がアップされます。

以前にも、共同テレビさんにご協力いただいた経緯がありましたが、皆様のお陰で少しずつ国内レースを取り巻く環境が改善してきています。

先日ある選手が、「ムービーのカメラなどが入るようになって明らかに選手たちの積極度が上がった」と話していました。

日本のロード界には、未だに「エンターテインメントは選手強化のアシを引っ張る」的な意見が一部にこびりついていたりもしますが…

松川ロードの完全版が楽しみだな~


中村選手の勝利

2010-08-04 | インポート
Jサイクルツアー12戦目にして、中村選手が宇都宮ブリッツェンに勝利をもたらしました。

5月の「ツール・ド・熊野=UCI2.2」で挙げた辻選手のステージ優勝に続いて、今シーズンメジャーレース2勝目となります。

これで、今期の「宇都宮ブリッツェン3本柱(中村・辻・長沼選手)」が、本当の意味での3本柱として完成した感があります。

今だから言えることですが、中村選手と辻選手の今シーズンに向けた冬の期間の練習量というのは、恐らく他の国内トップ選手たちの半分から3分の1程度だったと思われます。

それは何度かお話しているように、彼らは過去に一度選手を辞める決断をしており、この冬に再起に向けて環境を整える作業を行っていたらです。

それでも私は、シーズン初めからJサイクルツアーの年間チャンピオンを本気で考えていましたし、うまくことが運べば可能性はあると信じていました。

しかし、現実は甘くはありませんでした。

監督としても、チームとしても、環境を言い訳にしたくはありません。

優れた環境を持ったチームは、そこにチームの価値があるわけですから、我々がそこに近づかなくてはいけないのです。

シマノにあれだけの独走を許してしまったことは、Jサイクルツアーの年間チャンピオンを目標に掲げるチームとして、申し訳なかったと感じています。

極端な言い方をすれば、チームを応援していただいているファンや支援者の方々に対してもよりも、シマノに対して申し訳なく感じていました。

シーズンというのは、フタを開けて(はじまって)みないと分からない部分が多々あります。

今シーズン、フタを開けてみてたしかにいくつかのネガティブな要素に直面しましたが、想定以上の結果もでており、トータルで見れば(チームの現状を冷静に見れば)、それほど悲観的になることもないのかもしれません。

ですから、現状チームが置かれた環境のなかで皆が最善を尽くしてきたという観点では、ファンの方々に対しては十分に胸を張れるとも感じています。

シーズン初めに私がやってしまった様に、必要以上に謝罪することは、選手たちの努力を否定することにも繋がってしまいます。

しかし、シマノを「強すぎる」存在にしてしまったのは、例え自分たちのチームが成長していようとも、相対的な事実として責任を感じてしまうのです。

今回、中村選手が松川ロードで勝利を挙げたことで、シマノに、国内にもまだ戦うべき相手がいることを示しました。

現状、恐らく最強であろうNIPPO、国内レースでは苦戦が続いているものの底力ではNIPPOに匹敵するアイサン、実績のある選手を多く揃えているブリヂストン、アジアで活躍するGEUMSAN、そしてJサイクルツアーで独走を続けるシマノ。

宇都宮ブリッツェンの真のチーム力は、まだこれらのチームには届いていません。

ただし、中村選手の勝利は、宇都宮にまた一つ新たな可能性をもたらしました。

いつもこのフレーズばかりになってしまいますが、ぼくたちの前には、雲の上までずっと続く長い階段が立ちはだかっています。

できれば、一段飛ばし(安易な方法)などせずに、一歩一歩着実に登っていきたいものです。


努力が報われる瞬間

2010-08-02 | インポート
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誰もいない深夜の事務所で柿沼コーチと二人で酔っ払いながら作業しています

苦しいけどとても幸せです…

一寸先は闇だけどとても幸せです…

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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

中村が勝ちました。

ボトルを渡す瞬間がレース中に選手と繋がる唯一の時間です。

皆さんありがとう。