しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

前厄?

2010-12-30 | インポート
つい先ほど39歳になりました

早速、メールをくださった方サンキュー(39)でございます

栃木で厄除けといえば「佐野厄除け大師」が有名ですが、HPをチラッと覗いてみるとなんと「昭和46年生まれ」が前厄と書いてあるじゃないですか~

ん?でも平成23年の誕生日を迎えてから「前厄」に突入するならばまだ1年近く先ということか?

それとも、誕生日を迎える年の1月1日~12月31日が「前厄」対象期間ということか?

まあ、この先3~4年は慎重に過ごした方が良いということですね

って、3~4年も慎重に生きてたら人生あっという間に終わっちゃうよ~


右京さんビンソンマシフ登頂成功

2010-12-27 | インポート
12月11日に日本を出発して、南極大陸最高峰の「ビンソンマシフ(4892m)」登頂にチャレンジしていた片山右京さんが、日本時間12月27日午前2時頃に無事登頂を果たしたとのことです

おめでとうございます!

凄い!

尊敬します!

どんな言葉を口にしても、この凄さを表現するには物足りないです。

色々な方の想い、そして逆境…

人が生きるということの意味を教えられた気がします。


師走ラストスパート

2010-12-26 | インポート
年末が近づくと何故か焦ります…

とくに今年の焦りはいつになく大きいような

目の前に立ちはだかる「課題」と「仕事」の山

師匠は走っているのか?

そういえば自分には師匠っていたっけ?

こんな時こそ、穏やかに人生を楽しんで、半笑いで街を歩ける余裕を持ちたいものです

このブログ、最近かなりアッサリしていますね

何人かの方にご指摘をいただきました

時間がないのもありますが、意図的なものです

ブログのアクセス数は正直なもので、内容が薄くなるとガクンと数が減りますね

しばらくはこんな感じのブログになるかと思います。ご了承下さい。


実業団連盟新体制発表

2010-12-22 | インポート
明日、全日本自転車競技連盟の次年度新体制発表会が赤坂の自転車会館で開催されます。

一般社団法人として新たにスタートする同連盟に対しての期待度はそれなりに高いと理解しています。

地道に前へ進み続ける覚悟が必要になるでしょう。


新加入選手

2010-12-20 | インポート
2011年1月1日より、増田成幸選手(Team NIPPO)と、初山翔選手(s.c cene vallesseliana)が、宇都宮ブリッツェンに加入することになりました。

より一層上を目指してがんばっていこうと思います。

宜しくお願いします。


契約日

2010-12-18 | インポート
2010年の選手契約がほぼ完了しました。

自らが走りながら契約書の作成なども行う柿沼選手を改めて尊敬します。

来季もチームが活動できることは、ファンの皆様、スポンサー様、支援者の方々、チームスタッフ、そして経営陣の努力があってこそだと改めて感じます。

選手共々全力でがんばります。


宇都宮でキャンプ中

2010-12-16 | インポート
今週は新メンバーの顔合わせも兼ねて宇都宮で“2011年の1次キャンプ”を行っています。

今年の正月は味気なかったなあ…

そうなんです、自転車選手は12月1日に既に新年を迎えてしまいました

それにしても、今年の冬は例年にも増してバタバタしております

新しいことがはじまる一方で、逆に過ぎ去っていくことがあったりと…

でも人生は前に進み続けているので、自分もノラリクラリと前に進み続けます

あっ、年賀状の準備全然できていない

正月迎えたって言ったのに…


レース報告会

2010-12-14 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

昨日、今シーズン3回目となる「宇都宮ブリッツェンレース報告会」を宇都宮競輪場のシアターホールで行いました。

ロードレースはスタジアムスポーツではないので、地元で応援してくださるファンの方々にレースをお見せできる機会は決して多くありません。

現状ではTV中継なども行われておらず、また、レースレポートだけでは複雑なロードレースの本質をお伝えすることもできません。

ですので、この様な報告会はとても重要になります。


びわこなう。

2010-12-12 | インポート
Manma

琵琶湖で行われたサイクルイベント「宇都宮ブリッツェンとびわこなう。」に参加してきました。
土曜日は競輪場を利用した「実走イベント」で、約40名の参加者の皆さんは初体験のバンクをめいいっぱい楽しんでいました!
バンクイベントの高い可能性を感じます
Team Manma」の皆さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました


Cross

そして日曜日は同じく琵琶湖で開催された「全日本シクロクロス選手権」の観戦へ
宇都宮ブリッツェンから出場していた小坂選手の走りに感動しました
実は全日本シクロクロスを観るのは今回が初めてでしたが、とてもよくオーガナイズドされていてこの種目のポテンシャルの高さを実感

今後、余裕が生まれてきたら挑戦してみたいと無謀にも思ってしまいました

まあ、その前にトライアスロンがありますけど…


ありがとう、たかちゃん、しょうた

2010-12-10 | インポート
今シーズン限りで2名の選手が宇都宮ブリッツェンを離れます。

ヒルクライマーとしてこの2シーズン宇都宮ブリッツェンを牽引してきた長沼隆行選手。

今シーズン後半に素晴らしい成長をみせてくれた斉藤祥太選手。

二人とも既に移籍先チームは決まっており、新しい環境に向けてモチベーションは上がっていることでしょう。

勝つために戦う我々の様なチームにとって、選手の移籍によるメンバー変更は避けては通れない道です。

しかし、共に戦ってきた仲間との別れは、どんな時でも割り切れない感情に襲われるのもまた事実。

今回の移籍についても、選手と現場スタッフ、現場スタッフと運営会社との間で、様々な意見交換が行われました。

私が一つ言えることは、長沼選手も斉藤選手も、宇都宮ブリッツェンというチームに深い愛情を持ち、今回の移籍はかなり悩み抜いた上での決断だったということです。

選手は自分自身を守り、現場スタッフは選手とチームを守り、運営会社はチームと会社を守ります。

このことは、多少の違いはあれど、どのチームでも共通した認識となっているでしょう。

私はいま“監督”という現場の立場にいますから、選手の意見を極力聞き入れ、それを運営会社に提案するのが仕事です。

私が運営会社寄りになりすぎると、選手の信頼を失い、チームは簡単にバラバラとなってしまいます。

逆に、私が選手寄りになり過ぎても、選手と運営会社との亀裂を生み、結果的にチームのパフォーマンスは低下します。

分かりやすく言えば、優れた潤滑油になることが、いまの私の最大の仕事でもあります。

そして、運営会社が選手に譲歩し過ぎた場合、恐らく運営会社の経営状態は悪化するでしょう。

どちらが良い悪いの問題ではなく、選手と運営会社の利害が反するのはもはや宿命であり、これを理解した上で各担当者が行動しないといけません。

ですから、私も“監督”ではなくて、運営会社の社長になるならば、今とは違ったスタンスで選手たちと接します。

選手が移籍すること、そこには様々な理由が存在しますが、非常にシンプルな解釈をするならば、選手・現場スタッフ・運営会社のどこかに、異なる想いが存在した結果と言えます。

平和的な移籍なのか?、もしくはバイオレンスな移籍なのか?は、ただ単に移籍時の当事者たちの精神状態を表しているに過ぎず、どちらであっても異なる想いが存在したことには変わりありません。

長くなりましたが、移籍のないスポーツチームなど存在しません。

監督という立場で選手と接することは、幸せなことでもあり、そして非常に辛いことでもあります。

“幸せ”である理由は、監督は選手を愛し、選手を守れる立場にいれるからです。

長沼選手、斉藤選手とも、レースへの長い移動中などに色々な話をしました。

時には朝まで飲み明かしたこともあります。

レース現場では、時に彼らとぶつかり、お互いの苦悩を理解し合い、少しづつ信頼関係を築きました。

しかし、そのことが、移籍という現実に直面したときに、“辛さ”に変わってしまうのです。

これまで、チームスタッフを約10年間務めてきましたが、移籍による別れを嫌というほど経験してきました。

別れが辛いからと言って、選手を愛せなくなれば、監督失格となるでしょう。

選手という非常に繊細な芸術品と接する現場スタッフの仕事というのは、決して簡単な役割ではありません。

それでも続けたい思えるのは、別れの辛さを上回る感動を、選手たちが与えてくれるからなのだと思います。


10年前の写真

2010-12-08 | インポート
2001年の写真を発掘しました。

春先に単身ベルギーへ渡ってレース活動を行った時の写真です。

私は2001年の秋(29歳)に選手を引退したのでこれがヨーロッパでの最後のレース活動となりました。

この時は国内チームに所属していたのでベルギーではアマチュアとしてレースに参加。

2ヶ月ほどの滞在だったので当然クルマは買わずレース会場まではもっぱら自走で移動してました。

住まいは三船選手に紹介してもらったコルトレイク駅前の安ホテルでした。

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[食料は徒歩10分のスーパーで買い溜めしてストック。外気温が5度ほどなので冷蔵庫は必要なし。]

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[当初は自転車を部屋に持ち込んで洗車していましたが途中から部屋への持ち込みを禁じられる。]

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[部屋に備え付けのポットが約10分ほどでパスタを茹であげてくれた。]

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[ベルギーのレースは当日エントリーなので新聞で情報を仕入れて地図で場所を確認し会場まで自走。]

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[春先のベルギーは気温5度前後で殆ど雨…遠いときは片道40kmを自走しレース会場まで行っていた。]

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[もちろんパンク修理も自分で行う。スタート前にパンクして慌ててチューブを交換中。ポルシェは知人の…]

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[この年で引退することは自分のなかで決めていたのでどこか寂しさを感じながらのレース活動だった。]


次の10年

2010-12-06 | インポート
昨日のイベントで、リクイガスの中野マッサーと話す機会がありました。

そこで、「次の10年」というキーワードを中野さんが口にしました。

中野さんとは十代からの付き合いで、かつては同じチームでレースを走っていたこともあります。

20代の僕たちは手探りで夢を追い、私はプロ選手として欧州に挑み、中野さんはマッサーとしてイタリアのプロチームの門を叩きました。

30代になり、私は選手を引退してチームの監督となり、中野さんは様々な苦難を乗り越えながら本場で一流マッサーとしての地位を築いていったのです。

そして、間もなく40代がはじまります。

きっと、50代になっても60代になってもできることはたくさんあると思いますし、逆に50&60代にしかできないこともいっぱいあるのだと思います。

しかし、命を削るような仕事に取り組めるのは、恐らくこの10年が最後になる気がします。

私は、未だに自分自身に対しては、まともな将来設計を描いたことがありません。

夢はあっても、自分を守るための行動には縁遠い人生でした。

前に進むためのパワーが消え去った時、周りには何も残っていないんではないか?という恐怖感に襲われる時もありますが、それが男の生き方だと未だに信じています。

しかし、老いにはいつか必ず屈っするでしょう。

その時に自分の人生を悔やむかもしれませんが、歴史的にみて、男の人生などそんなもんなんだろうと思っています。

この先の10年…

この国は、いま安定的な雇用に対する需要が相当に高まっていますが、自分たちで雇用を生み出し、世界と戦おうとする若者の数がかなり少なくなっています。

先日、ある方に、「守られている、もしくは守りに入った産業は必ず衰退していく」というお話を聞ききました。

本当の意味で豊かな将来を望むなら、戦えるときに戦わないと未来の灯は消えていきます。

いまこの国にある豊かさは、かつて命を削って戦った時代に築いた「貯金」がもたらしているものです。

残念ながら「貯金」はいつか必ずなくなります。

自分にとっての次の10年、それは未来に繋がる光を灯す戦いになるのでしょうか?


超豪華メンバー

2010-12-05 | インポート
Tour

改めて超豪華なメンバーでした

左から、新城選手、宮澤選手、土井選手、プリュドム氏、砂田カメラマン、中野マッサー、今中社長、浅田監督…

思わずMC業を放棄して、舞台上で撮影しちゃいました

更に別府選手がフランスから国際生電話で参加してくれたりと、完全に満腹状態の3時間だったのです。

J SPORTSさん、毎年素晴らしいイベントをありがとうございます


ツールスペシャルトーク in TOKYO

2010-12-02 | インポート
今度の日曜日(12月5日15:00~18:00)に豊洲にある「ユナイテッドシネマ豊洲」に於いて、
J SPORTS Cycle*2010 ツール・ド・フランス スペシャルトーク in TOKYO」が開催されます。

私はMCを担当いたしますが、ゲストがかなり豪華です

【MC】
永田実(元局アナ)
栗村修(宇都宮)

【ゲスト】
クリスチャン・プリュドム(ツール・ド・フランス総合ディレクター)
新城幸也(Bboxブイグテレコム)
宮澤崇史(チームNIPPO)
砂田弓弦(巨匠カメラマン)
中野喜文(アスタナマッサー)
今中大介(インターマックス社長)
浅田顕(エキップアサダGM)

この豪華メンバーでのトークを3時間に凝縮するということで、奥さんかなり濃厚な日曜日の午後となりそうですよ

まだチケットが若干残っているということですので、気になる方は「こちら」をチェックしてみてください

廣瀬佳正プロデュースの「ツール・ド・フランストークバトル in 宇都宮」もかなりギリギリな感じで楽しかったのですが、こちらは本家トークショーということで台本もシッカリしています

いやあ、楽しみ、楽しみ