しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

懇親会

2013-11-29 | インポート
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本日は、『QUALITA』 で若返り?カットした後、宇都宮ブリッツェン2013年メンバー、スタッフ、支援者の皆さんとの懇親会に出席しました。

そこでの第一声は 『痩せたね~、大丈夫?』 という最近定番となりつつある皆さんからのリアクション。

食べる量は戻しつつあるのですが、脳からのシグナルが変わってしまったのか、何故か期待?していたリバウンドがやってこないのです…

体調はいいし体が軽くて良い感じなのですが、どうも周りの評判が芳しくありません

折角、腹筋が割れてきたのに腹出して歩くわけにもいかず、とりあえず筋トレ直後のパンプアップした体を鏡で見てニヤつくしか楽しみがない状況となっております。

一先ず、皆さんに見慣れてもらうしかないですね。



東武宇都宮

2013-11-27 | インポート
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現在、『新幹線を使わない記録』 更新中であり、その期間もかれこれ丸4年となります。

更に最近ではJR線から東武線へのシフトが進んでおり、移動時間はより長くなっております…

『Time is Money』 という言葉がありますが、“電車の中でゆっくりと座って仕事ができる”という点では、例え移動時間が長くなっても東武線での移動はある意味で 『時は金なり』 状態を作り出しています。

宇都宮の夜もだいぶ寒くなってきました



京都

2013-11-25 | インポート
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本日は仕事で京都に来ています。

これまでの自分の人生のなかで京都出身の方と接する機会が多かったのでなんとなく親近感が湧きますね。

今回はゆっくり観光をする時間はありませんが、いつかゆとりができたら寺院巡りでもしてみたいものです…

そういえば、今まで旅行って何回したのだろう?

たぶん片手で数えられる程度ですね…

旅行もしたいけど、一箇所に落ち着いた気もする。

人間は無いものねだり。




完敗…

2013-11-23 | インポート
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本日、2002年FIFAワールドカップの舞台となった 『エコパスタジアム(静岡県袋井市/掛川市)』 に於いて、『天下分け目の東西対抗エンデューロ in ECOPA』 が開催されました。

基本的には通常のエンデューロレースであるものの、大会名からもわかる通り、参加者が任意で“東軍”と“西軍”に分かれ、最終的な結果(各クラスの平均ラップ数)で東西の勝負を決めるという新しいコンセプトの大会。

西軍の総大将は“闘将”安原監督。

そして東軍の総大将はなんと栗村が務めることになりました!

大会前からビデオメッセージで舌戦を繰り広げるなど、弥が上にもボルテージは上がっていたのですが、安原監督がまさかの急用で不参加…

急遽、一番弟子の向川選手が西軍の総大将となって、戦いの火蓋が切って落とされました。

午前中に修了した3時間エンデューロは西軍がまず1勝。

そして午後に行われた2時間エンデューロは東軍が途中までリードを奪います!

しかし、表彰式で発表された最終結果は…

2時間エンデューロ、5時間エンデューロともに、西軍が勝利。。。

結果、0勝3敗で東軍の完敗となってしまいました。

いざ負けるとかなりの悔しさが込み上げてきます

来年はなんとしてもリベンジしたいと思います。



時の流れ

2013-11-21 | インポート
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私が宇都宮ブリッツェンの監督に就任したのが2010年1月1日、宇都宮ブリッツェン2年目のシーズンでした。

あれから4年の歳月が経とうとしています。

写真は2010年2月のキャンプ時のものですがかなり昔に感じてしまいます。

このチームの活動がいかに“濃厚”であったかを物語っています。

ちなみに写真に写っているメンバーは、もう誰一人選手としてチームには残っていません。

今この瞬間から4年後の自分の年齢は45歳。

あるサイトで 『幸福度が最も低いのは45歳』 という記事をみました。

もちろん個人差はあるでしょうが、統計でみると 『45歳まで幸福度は下がり続け、そしてその後はまた上昇する。幸福度と年齢の相関関係をグラフにすると45歳を底としたU字カーブになる。』 のだそうです。

たしかに楽しいと感じることは年々減り続けている気がします。

『このまま下がっていくとちょっとまずいな』 とも感じていましたが、45歳が底ならば逆にそこまで突っ走るのみ!かもしれません。

4年後に今年の写真を見てどう感じるのか?

とにかく1日1日を楽しみながら突っ走っていかないとですね。


パンドラの箱

2013-11-19 | インポート
ランス・アームストロングが英デイリーメール紙のインタビューに於いて、アームストロングが初優勝した1999年のツール・ド・フランスのドーピング検査の際、本来は陽性反応がでていた検査結果を当時のUCI(国際自転車競技連合)が隠蔽していたと語ったようです。

当時のUCI会長は、ハイン・フェルブルッゲン(オランダ)。

フェルブルッゲンは1996年~2006年まで国際オリンピック(IOC)委員を務めていたので、アームストロングの話が事実ならば、IOC委員自らがドーピングの隠蔽に関わっていたことになります。

ちなみにフェルブルッゲンは現在もIOC名誉委員に名を連ねています。

選手⇒監督⇒チームぐるみ⇒競技連盟が隠蔽…

こうやって見てみると本当にクソみたいなスポーツです。

ロードレース界はいったいこの先どこへ向かっていくのでしょうか?

本気で浄化を考えなければ未来の灯は確実に消えていくでしょう。

現在、本場のプロチームの中には戦々恐々としている連中がそれなりにいると思います。

一方で、澄ました顔でスター選手を演じている“大物”も少なくないでしょう。

ドーピングが発覚し、ペナルティを受け、精神的に追い込まれて引退していった選手がいます。

もしかすると彼れらはある意味で少数な“まとも”な人間だったのかもしれません。

時代が変わり、現在はクリーンな世代になったと言われていますが、それでもチーム関係者の多くは暗黒の時代を経験しているはずです。

パンドラの箱は既に開かれたのでしょうか?


栗村修杯

2013-11-17 | インポート
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昨日&本日の2日間に渡り、福島県松川町に於いて 『ツール・ド・Mtささもり』 の最終戦が開催されました。

このシリーズ戦は基本的にワンデーレースで構成されていますが、ユニークなのが年間のリーダージャージを各レースで得られるポイントの合計で決めるのではなく、通常のステージレース同様に合計タイムで競うという点です。

また、“個人総合時間賞=イエロージャージ”のほかに、”ポイント賞=グリーンジャージ”、“山岳賞=水玉ジャージ”なども設定されています。

最終戦のスタート前の段階で、総合首位の高橋選手と総合2位の選手とのタイム差は14秒しかなく、また、ポイント賞や山岳賞も接戦状態で、最後までどうなるかわからない中でレースはスタートしていきました。

そして!今回の最終戦ですが、なんと大会名の前に 『栗村修杯』 という冠が付いてしまいました

冠が付いた以上は自分なりの新しい試みを取り入れる必要があるわけですが、今回はレース前日の土曜日午後に各種講習を行うことになりました。

室内講習では敢えて“スポーツバイクのリスク”について語り、その後の実技講習では“基本編”と“応用編”に分けてバイクコントロールテクニックや実戦テクニックなどを学んでいただきました。

現在、全国各地でスポーツバイクの各種イベントが数多く開催されいますが、参加するための講習義務やライセンス制(安全面強化の観点から主催者&参加者に対してライセンス取得を義務化する)などは一向に整備されていません。

レース中の事故をゼロにするということは現実的に難しいでしょうが、“リスクを知る”、“リスクに備える”、“リスクを減らす”という取り組みはいくらでもできます。

また、テクニック面に於いても、今回ゲストライダーとして招待された選手から 『なるほど、そうなんですね!知りませんでした…』 という意外なコメントが聞こえてきました。

改めて、スポーツサイクルというジャンルがソフト面で大きく後手にまわってしまっていることを実感した次第です。

今回のイベントに参加し、自分自身も色々なことを学ばせていただきました。

その中で印象的だったのが、地元の方々の心のなかに“復興”という言葉がまだ少なからず残っているということです。

屋外型のイベントを開催し、多くの人たちが集まってたくさんの笑顔に包まれる。

そんなある意味で普通の風景を皆さんは求めているのだと。

そういった意味では、このイベントの“地域密着度”は半端なく高いものがありました。

地域が自転車レースを必要としている。

そのことがひしひしを伝わってくるイベントでした。

『ツアー・オブ・ジャパン』 とは対局にあるレースですが、今後巨大なピラミッドを創っていく上で絶対に外すことのできない“ピラミッドの底辺を支える”レースなのだと感じました。

学ぶこと、取り組まなくてはいけないことが山のようにありますが、これからも一歩ずつ、一つずつ進んでいきたいと思います。



たしかに寒い気がする

2013-11-15 | インポート
体脂肪率が10%前後に低下してから迎えるはじめての冬。

もちろん現役時代にも同様の体脂肪率で冬は越しましたが、あの頃は今とは比べものにならないほどの筋肉量があり、体が発する熱もかなり高かったはずです。

しかし今はだいぶ寒い気がします…

最近、鏡や写真で自分の姿を見ると 『ちょっとやり過ぎたかな?』 と自問自答するようになってきました…

やはりリバウンドしか選択肢はないのでしょうか?

いや、マッチョへの道がまだ残されています!

しかしマッチョになるには相応のトレーニングを行わなくてはいけません。

運営会社の砂川社長に 『栗村はなにを目指してるんだい?』 と栃木特有の柔らかいイントネーションで諭されましたが、正直その答えは僕にもわかりません。

日頃からこのブログなどにも 『目的の下に手段が来なくてはならない!』 と偉そうに語っているにかかわらず、完全に手段先行のオ◯ニーダイエットになってしまっていることに気付いた今日この頃であります。


夢を実現した青年

2013-11-13 | インポート
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先日、偶然にも仕事先で新城選手に会いました。

プロロードレーサーとして成功し、

ツール・ド・フランスのスター選手の一人となり、

ロードレースの本場フランスで日常生活を送っている彼の姿をみると、

まさに10代の頃の私が憧れていた“夢”を全て手にしているのだと実感します。

私がフランスのナントへ渡ったのは今から24年前の1989年。

ツール・ド・フランスに遥か及ばないところで挫折した私と違い、

新城選手は同じナントに住み、とてつもなく高い夢を実現しながら今もなお進み続けています。

もはや嫉妬心すら生まれないほどに彼は遠くて偉大な存在となりました。

私が抱いていた夢を実現した青年。

何度会っても緊張してしまいます。


終わりは始まり

2013-11-11 | インポート
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photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

シーズン最終レースにして1年で最も厳しいレースと言っても過言ではない 『ツール・ド・おきなわ』 が終了しました。

優勝はチームブリヂストンアンカーの初山選手。

地元沖縄出身の普久原選手は6位でした。

1位 初山翔 (チームブリヂストンアンカー) 5h22m46s 39.0km/h
2位 Jose Vicente TRIBIO (チーム右京) +0s
3位 King Wai CHEUNG (チームホンコンチャイナ) +0s
4位 William WALKER (ドラパックサイクリング) +0s
5位 Koos JEROEN KERS (オランダ選抜チーム) +0s
6位 普久原奨 (宇都宮ブリッツェン) +0s
7位 高岡亮寛 (イナーメ信濃山形) +0s
8位 Lars VAN DE VALL (オランダ選抜チーム) +4s
9位 Sea Keong LOH (OCBCシンガポール) +7s
10位 Vicente GARCIA (マトリックスパワータグ) +0s(降格)

今年は例年とは違うレース展開となり、敢えてアーリーアタックを選択した普久原選手は結果的に有利な状況でレース終盤を迎える形となりました。

もちろん序盤から動き続けることは非常に厳しいチャレンジとなりますが、耐久力を武器とする普久原選手の勝ちパターンはサバイバルな展開に持ち込むことであり、彼が熱望する地元での勝利への糸口が多少なりとも見えたレースだったと感じています。

これで宇都宮ブリッツェンの2013年シーズンが終了しました。

チームにとって5年目のシーズンは、色々な意味で学びの年だったと感じています。

今シーズンは大きな変化ではじまり、そして来季に向けても再び大きな変化を迎える事になります。

このチームを支えてくださっている多くの支援者の方々には日頃から大きな感謝の気持ちを感じております。

改めまして心からありがとうございます。

我々の様な独立型チームというのは歩みを止めることがある意味許されていません。

今後も、しっかりとした理念を持ち、新しい世界を創造し、社会へ貢献しながら、実力的にも強いチームを目指して日々精進して参ります。

今年一年間本当にありがとうございました。

今後も変わらぬご支援ご声援のほど宜しくお願いいたします。


今季最終戦

2013-11-09 | インポート
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明日、今シーズン公式戦最終レースとなる 『ツール・ド・おきなわ』 に出場します。

毎年このレースがシーズン最終戦となることから、沖縄の海を見るとなんとなくセンチメンタルな気分になります。

当ブログにもその都度感傷的な文字を打ち込んできたなあ~という記憶が蘇ってきます。

そして、今年のレースはシーズン最終戦であるとともに監督としても最後のレース…

今後、もし監督という仕事に就くことがなければ、人生最終レースということになります。

なのに、これまでで最も寂しさを感じていないのはなぜでしょうか?

自分に対してある種の“意外感”がありますが、いつも同様に全力で選手たちをサポートしてより良い結果を求めてがんばりたいと思います。


脳内物質

2013-11-07 | インポート
昔から 『練習中(低強度の有酸素運動)って頭が冴えるな~』 とよく感じていました。

これは気のせいではなくて、近年科学的根拠付きでそのメカニズムが色々な媒体で解説されていますね。

適度な運動により脳内に分泌されるという、BDNF、エンドルフィン、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、などの脳内物質、、、

見方によっては、モルヒネやヘロイン、ニコチンといった常習性のある物質とも類似していますが、これらとは異なり、人体に良いものである点が大きな違いです。

ウォーキングやランニング、サイクリングがクセになってしまった人というのは、少なからずこれらのポジティブな脳内物質が快感物質となって、運動の継続を後押ししているのだと思います。

人が楽しい、気持ちいい、と感じる手段は世の中にたくさん溢れていますが、残念ながらその多くがネガティブな副産物とのトレードオフの関係にあります…

タバコを吸うとその瞬間は落ち着くけど…

お酒を飲み過ぎれば…

美味しい料理を食べ過ぎれば…

スイーツを食べ過ぎれば…

もちろん、運動もやり過ぎれば健康を害してしまいますが…

人生とは、何を手にしたか?何を成し遂げたか?何を持っているか?だけでは残念ながら幸福度を語ることができません。

しかし、正常な方法で脳内を常に幸福な状態に保てる人がいるならば、その人の環境がどうであろうとある意味で勝ち組なのだと思います。

適度な運動といのは、ネガティブな副産物の少ないナチュラルドラッグともいえます。

あ~自転車乗りたいなあ~


ラストラン

2013-11-05 | インポート
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本日まで幕張メッセで開催されていた 『CYCLEMODE international 2013』 が無事終了しました。

今シーズン限りで引退する中村キャプテンの最終レースは彼の地元で開催される 『JBCF輪島ロードレース』 の予定でしたが、台風の影響でレースが中止となってしまい、輪島の前週に開催された雨の 『ジャパンカップ』 が公式戦ラストレースとなってしまいました…

しかし、毎年サイクルモード最終日のラストに行われる 『タイムトライアル選手権(エキジビションレース)』 に中村選手も出走することになり、もう一度 『ミスターストイック』 と呼ばれた彼の魂の走りをみることができたのです。

エキジビションとはいえ、多くのギャラリーの前を全力で走り抜けた中村選手は大歓声のなか2番時計を叩き出しました。

中村選手と出会ったのは、2006年、彼が23歳の時。

当時、私が監督を務めていたチームで2年間共に戦い、2010年からお互い宇都宮ブリッツェンに移籍して、4シーズンに渡りこの新しいチームのために仕事をしてきました。

来季からは再び別々の道へと進むことになります。

しかし、あまり寂しさは感じていません。

それは、『いずれまた一緒に仕事をするだろう』 という思いがどこかにあるからだと思います。

人生は終わりのない旅、ということで、何故かこの時期になると 『終わりなき旅』 というワードが頭のなかをループします。

進み続ければ、いずれまた再会する日が来るはずです。


サイクルモード

2013-11-03 | インポート
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今週末は 『幕張メッセ』 で開催されている 『CYCLE MODE international 2013』 に参加しています。

今年は外資系のバイクメーカーを中心に出展社数は減っているようですが、この2日間の来場者数は逆に昨年を上回っているとのことです。

潜在的なスポーツバイク人口の厚さを感じます。

サイクルモードの主催は 『サイクルモード実行委員会』 となっていますが、実際は テレビ東京/テレビ大阪/テレビ大阪エクスプロ のメディア系3社が中心となって運営しています。

『スポーツバイクの魅力を一般の方々に広め、各種マナーなどの啓蒙活動にも取り組んでいく』 というコンセプトを持つのであれば、本来は自転車業界全体や各メーカーさんなどが主体となってこういったイベントを開催していても不思議ではないのですが、現状ではまだ“当事者意識”という部分でかなり温度差があるようです。

『横の繋がり』 や 『パイの拡大を目指す』 といった部分を不得意としている、レース界を含めた自転車業界全体が持つ弱点の一部を垣間見た気がします。

“チーバくん”も 『自転車って凄いな』 って喜んでいました!


スポーツマンとオタク

2013-11-01 | インポート
私はかつて5流のプロスポーツ選手でした。

一方で自分のなかにオタクの要素があると感じたこともあります。

ちなみに社会人としての常識ベレルは10段階中下から2くらいでしょうか?

2007年の 『ツール・ド・フランス』 第16ステージでマイヨ・ジョーヌを着てステージ優勝を飾るも、その日の夜にチームをクビ(所在地報告義務違反)になって地獄へ落ちた ミカエル・ラスムッセン が暴露本を出版した模様です。

その本の中で取り上げられた2012年の 『ジロ・デ・イタリア』 王者 ライダー・ヘシェダル が、マウンテンバイククロスカントリーのプロ選手だった2003年にEPOを使用していたとの事実を認めました。

ヘシェダル は現在プロチームの中でも積極的なアンチドーピングポリシーを謳っている ガーミン・シャープ に所属しており、既にこのことは USADA などに対して証言済みで、今後もこの事実から目を背けることなくクリーンなレース界の構築に尽力していくという趣旨のコメントを残しているようです。

フロイド・ランディス、タイラー・ハミルトン、ランス・アームストロング、ミカエル・ラスムッセン、etc、、、

ドーピングが発覚して地獄に落ち、その後ある種の復習心をモチベーションに変えたゾンビたちが続々と蘇ってきます。

ハミルトン や ヤクシェ などの証言で過去にチームマネジャーとしてドーピングに関与したことが疑われている リースGM についても、今回 ラスムッセン から同様の証言があったようです。

デンマークのアンチドーピング機関は、引き継ぎ リースGM の関与を調査中とのことですが、リースGM は ヘシェダル とは対照的にこの件について沈黙を貫いています。

10人のバリバリスポーツマン(体育会系)集団の中に一人のオタクが迷いこんでしまい、そのオタクが 『筋肉と根性だけでは今の世の中は生き抜けない』 と言い放ったならちょっと怖い状況に陥るでしょう…

逆に、 10人のオタク集団の中に一人の超体育会系人間が迷い込んでしまい、『明日から腕立て腹筋1000回と日焼けが義務』 と強要したならば、恐らく 『面倒くさいのが来たな…』 と煙たがられるに違いありません…

ランディス、ハミルトン、アームストロング、ラスムッセンなどは、一般的(外向き)にはプロのプロトンの中で変人として扱われています。

もし、リースGM が噂されているような過去を持ち、それらを包み隠さず個人名と共に全て暴露したならば、選手たちから絶大な信頼を得ていると言われている彼の評価はガラッと変わってしまうのかもしれません。

人の評価というのは、その大半が 『自分にとって心地よい(メリットがある)かどうか?』 が基準となって決められます。

自分自身が超体育会系であっても、逆に超級のオタクであっても、 両者の価値観を理解し、更に一般社会の常識レベルというアンテナを張らなければ、潜在的なリスク(カルト化)はどんどん増していってしまいます。

偏り過ぎないように気をつけないといけませんね。