しゅ~くり~む ら

Osamu KURIMURA Official Blog

17th Japan Cup

2008-10-27 | インポート
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[上:終盤の攻防でトッププロと肩を並べた土井選手はアジア最高位の9位でゴール]
photo(c):skil-shimano
[下:ロンバルディアを制したクネゴが優勝、バッソも3位でゴールし復活をアピール]
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com

10/26(日)に、UCIカテゴリー1.HCの[Japan Cup]が開催されました。

◆Liveレポートはこちら[http://blog.liveshimano.jp/]
◆ジャパンカップのレース画像はこちら[http://photofriend.jp/]
◆大会公式WEBサイトはこちら[http://www.japancup.gr.jp/]

このレースに、スキル・シマノから以下の5名がエントリー。

野寺・阿部・狩野・鈴木・土井
※参加チーム=13チーム

◆以下、[CYCLINGTIME.com]のレポートです。
2008年10月26日、宇都宮市森林公園に於いて第17回ジャパンカップが行なわれ、強豪ひしめく少人数グループでのスプリントを制したダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ)が2005年に続く優勝。ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、クイックステップ)が2位、イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)が3位に。

日本のロードレースの最高峰ジャパンカップ。今年で開催17回目を迎えるこの晩秋の自転車の祭典は、UCI(国際自転車競技連盟)カテゴリーが「1」から「オークラス(超級)」に昇格。出場選手の豪華さも増し、正真正銘アジア最大のワンデーレースとして注目が集まった。

世界各地から集結した選手たちを迎えたのは生憎の曇り空。早朝は小雨がパラつき、スタートした時点で路面はまだウェットな状態だった。例年を上回る65000もの観客が詰めかけた会場を、13チーム・64名の選手たちが号砲とともに駆け出した。

14.1kmの周回コースの中で、スタート直後に始まる古賀志林道の上りが最大の勝負どころ。レースはこの周回コースを11周、最終周回のみ10.1kmのショートコースが使用され、コース全長は151.3kmだ。

1周目の古賀志林道からレースは動いた。路上ペイントに彩られ、観客が詰めかけた上りで真っ先に福島晋一(日本、梅丹本舗・GDR)と柿沼章(日本、チームブリヂストン・アンカー)がアタック。頂上を先頭で通過したこの2名には遅れて野寺秀徳(日本、スキル・シマノ)が追いつき、早くも3名の逃げが始まった。

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[1周目から逃げ続けた野寺キャプテンが6万人の大観客を沸かす]
photo(c):skil-shimano

協力して逃げる3名は徐々にリードを広げ、タイム差は3周目で最大3分40秒をマーク。しかしランプレ、リクイガス、クイックステップ、ブイグテレコムのプロツアー4チームがコントロールするメイン集団は、逃げる3名のリードを射程圏内に抑えた。

タイム差2~3分を推移する膠着(こうちゃく)状態が長く継続。3周回毎の古賀志林道頂上に設定された山岳賞は、逃げた柿沼、野寺、福島の3名が分け合った。そしてレースはラスト3周で大きな進展を見せることになる。

メイン集団はリクイガスとランプレを中心にペースが上がり、逃げ続けていた柿沼をまず吸収。古賀志林道の上りをハイスピードで駆け上がったメイン集団は一気に30名ほどに縮小し、諦めずに逃げ続けた野寺と福島の2名もゴールまで2周半を残して吸収された。

山本雅道(日本、チームブリヂストン・アンカー)のカウンターアタックも短命で、山本を飲み込んだ集団はリクイガスが急激にペースを上げる形でラスト2周。そして続く古賀志林道でリクイガスが攻撃に出た。

先ずバッソとチームメイトのヴァレリオ・アニョリ(イタリア、リクイガス)が上りで飛び出すと、クネゴのみがこれに合流。古賀志林道で先頭はバッソ、アニョリ、クネゴの3名に絞られ、後方からはヴィスコンティやフランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、ランプレ)、土井雪広(日本、スキル・シマノ)を含む追走グループが追い上げた。

クイックステップとランプレが牽く追走グループは、ラスト1周半の時点で先頭3名とのタイム差を7秒まで詰めた。そこで追走グループから飛び出したのはヴィスコンティと土井の2名。そのうちヴィスコンティのみが先頭グループに合流した。

鳴り響く鐘の音を先頭グループで聞いたのはバッソ、アニョリ、クネゴ、ヴィスコンティの4名。これを40秒遅れで追うのは、トマ・ヴォクレール(フランス、ブイグテレコム)やガヴァッツィ、そして土井や新城、西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム)を含む追走グループ。

そして最後の古賀志林道。押し寄せる観客をかき分け、先頭グループからバッソとクネゴが飛び出した。このイタリアンスター2名はヴィスコンティを10秒引き離して頂上を通過。クネゴとバッソの一騎打ちのままラスト3km。これに何とかヴィスコンティが独力で追いついた。この時点で新城らを含む追走グループは1分30秒遅れ。

古賀志林道で千切れていたアニョリも何とかラスト1kmで先頭グループに追いつき、バッソのために前を牽いてラスト500m。そしてバッソ、クネゴ、ヴィスコンティによるスプリント勝負に持ち込まれた。

最終コーナーを抜け、先頭はバッソ。しかしクネゴとヴィスコンティがスプリントで前に出た。最後はヴィスコンティを力でねじ伏せたクネゴが勝利。高らかに両手を挙げ、観客が詰めかけたゴールに飛び込んだ。

後続グループは1分23秒遅れでゴール。ガヴァッツィが2年連続で後続のスプリント勝負に加わり、ヴォクレールを破って5位を勝ち取った。

クネゴは2005年に続く大会2勝目。アムステル・ゴールドレース優勝、ロード世界選手権銀メダル、ジロ・ディ・ロンバルディア優勝、そしてジャパンカップ優勝。2004年ジロ・デ・イタリアを制したピッコロプリンチペが、ワンデーレースでの実力を一気に開花させるシーズンとなった。

復帰戦のバッソはスプリントに敗れて3位。しかしその表情に曇りは無く、久々の実戦で好調の選手たちと台頭に渡り合えたことに満足した様子だった。バッソ復活。必然的に来シーズンの活躍に期待が集まる。

日本勢は土井が9位に。土井は第一戦に加わる走りを見せ、観客を大きく涌かせた。西谷も10位。両者は2年連続でトップ10入りを果たした。国内ラストレースの三船雅彦(日本、マトリックス・パワータグ)は50位で完走している。

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[上:野寺選手が2回目の山岳賞を獲得して表彰台に上がる]
photo(c):skil-shimano
[下:欧州そして国内でも活躍を続けた土井選手がアジア最優秀選手に輝く]
photo(c):Makoto.AYANO/www.cyclingtime.com

◆[リザルト]
[Japan Cup - Japan Utsunomiya - 1.HC - 151.3km]
1 Damiano Cunego (Ita) Lampre 4.04.57 (37.1 km/h)
2 Giovanni Visconti (Ita) Quick Step
3 Ivan Basso (Ita) Liquigas
4 Valerio Agnoli (Ita) Liquigas 0.12
5 Francesco Gavazzi (Ita) Lampre 1.23
6 Thomas Voeckler (Fra) Bouygues Telecom
7 Kjell Carlström (Fin) Liquigas
8 Alessandro Proni (Ita) Quick Step
9 Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano
10 Taiji Nishitani (Jpn) Aisan Racing Team
15 Shinri Suzuki (Jpn) Skil-Shimano 3.33
25 Hidenori Nodera (Jpn) Skil-Shimano 4.44
35 Tomoya Kano (Jpn) Skil-Shimano



J-Tour #12 実業団輪島ロード

2008-10-19 | インポート
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「左:野寺&狩野選手に守られた土井選手がラスト周回で飛び出し勝負を決める!」
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com
「右:2008Jツアーで終始安定した走りを見せた狩野選手が年間チャンピオンを獲得」
photo(c):skil-shimano

10/19(日)に、J-Tour最終第12戦の「実業団輪島ロード」が開催されました。

◆Liveレポートはこちら「http://blog.liveshimano.jp/
◆J-Tour 第12戦のレース画像はこちら「http://photofriend.jp/
◆J-Tour ファンサイトはこちら「http://www.loveroadrace.jp/

Jツアー最終第12戦となる、
「全日本実業団輪島ロード」が、
石川県の「輪島市」で開催されました。

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。
阿部・狩野・鈴木・野寺・廣瀬・飯野・土井・村上

いよいよ長かったJツアーも最終戦を迎えました。
今年は初開催となる「輪島ロード」がその舞台となります。

「災害復興記念大会」という文字が大会パンフレットに入っているように、
昨年の3月に起きた能登半島震災から町が復興したという記念大会でもあり、
漆塗りの美しい町並みがお馴染みの輪島の町を周るロードコースは、
厳しい登りと美しいロケーションを併せ持つ国内有数の山岳コースとなっています。

1周12.6kmのコースは、
まず平均8%(最大14%くらい?)の約3kmの登りからはじまり、
テクニカルな下りを終えるとすぐにまた約2kmほどの登りに入るのが特徴です。

このレースで勝つことの出来る選手は、
間違いなく山岳を得意としているタイプの選手になるでしょう。

スキル・シマノはスタート時点で狩野選手の年間チャンピオンがほぼ決まっており、
チームオーダーを決めずに、
「王者としての走り」で上位独占を目指してレースに挑みました。

レースがスタートすると、集団はスローな展開で登りをこなしていきます。
下りがテクニカルで危険な為、安全の為に選手間で話し合われた走りだったようです。

そして2周目に入ると展開は一変し、アタック合戦がはじまりました。

登りでニッポの井上選手がペースを上げるとすぐに集団はバラバラになります。

その後も、アンカーの中村選手、DOKYUの阿部選手、
スキル・シマノの土井選手やアンカーの長沼選手などがペースを上げて、
3周目に入った段階で先頭集団の数は早くも15名ほどに絞られてきました。

そして4回目の登りに入ると先頭は以下の13名となります。

狩野・土井・野寺(スキル・シマノ)
柿沼・中村・長沼・伊丹(アンカー)
佐野・山下(ニッポ)
綾部(アイサン)
西谷(オーベスト)
阿部(ドウキュウ)
鎌田(ラバネロ)

人数的には、スキル・シマノとアンカーが有利で、
この2チームが主導権を握ってレースが進んでいきます。

先頭集団のメンバーがほぼ確定したこともあり、
野寺キャプテンがライバルに脚を使わせるべくアタックを開始。

集団後方から勢いをつけて何度も飛び出します。

これにアンカーの選手が対応しますが、
徐々に消耗した選手が遅れはじめました。

そして5周目に入ると、山下・綾部・柿沼が遅れて先頭は10名となります。

野寺選手の容赦ないアタックはなおも続き、
6周目には先頭人数は6名まで絞られました。

狩野・野寺・土井(スキル・シマノ)
中村・伊丹(アンカー)
佐野(ニッポ)

ここでも野寺選手の攻撃は繰り返されて、
中村選手がカウンターで飛び出すシーンもありましたが、
スキル・シマノ勢が完全にレースの主導権を握っていきます。

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「何度も何度も仕掛けてライバル達を消耗させていった野寺キャプテンの走り」
photo(c):skil-shimano

野寺選手が10数秒のリードを保ちながらレースは最終周回に突入し、
いよいよレースはクライマックスを迎えました。

最後の登りに入ると献身的な動きを見せてきた野寺選手が先頭から下がります。

ここで満を持して土井選手がカウンターアタックを開始、
一気に他のメンバーを引き離していきます。
そして、ラストの登りを以下の順で登っていきます。

土井→20秒→伊丹・狩野・中村→15秒→佐野

若いアンカーの2名はなんとか土井選手に追いつくために協力しますが、
狩野選手がキッチリと抑えてその差は縮まってきません。

結局、終始余裕を持って走った土井選手が見事逃げ切り、
今期Jツアー2勝を挙げて最終戦を締めくくりました。

2位争いはスプリント勝負になり、
地元石川の中村選手が狩野選手を抑えてゴール。
狩野選手は3位でのゴールとなりましたが、
年間を通して安定した走りを見せて見事3代目Jツアー王者に輝きました!

これでスキル・シマノは2008Jツアー全12戦中(1戦中止)6勝を挙げたことになります。
実業団のチーム年間ランキングもトップを獲得しました。

国内チームとしては、
アジアツアーのレースに最多出場した厳しいスケジュールの中で、
これだけの結果を残したことは素晴らしいことだと思います。

もちろんチームとしてやり残したことはたくさんありますが、
Jツアーのタイトルを獲得出来たことはチーム一同誇りに感じています。

応援して頂いたファンの方々には心から感謝するとともに、
今シーズン残り2レースも最後まで手を抜かずに戦っていきたいと思います。

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「アジアツアーを戦いながらもJツアーで年間3勝を挙げた狩野選手が頂点に立つ」
photo(c):skil-shimano

◆「リザルト
「全日本実業団輪島ロード - 石川県輪島町 - J-Tour #12 - 88.6km」
1 土井 雪広 スキルシマノ/シマノレーシング 2:36:43 33.91km/h
2 中村 誠 チームブリヂストン・アンカー +00:16
3 狩野 智也 スキルシマノ/シマノレーシング +00:16
4 伊丹 健治 ブリヂストン・エスポワール +00:16
5 佐野 淳哉 Team NIPPO +00:55
6 野寺 秀徳 スキルシマノ/シマノレーシング +02:39
7 鈴木 真理 スキルシマノ/シマノレーシング +02:50

8 真鍋 和幸 Team NIPPO +02:52
9 五十嵐 丈士 ダイハツ・ボンシャンス飯田 +2:56
10 鎌田 圭介 パールイズミ・スミタ・ラバネロ +03:25

◆2008Jツアー年間ランキング「リザルト」
1 狩野 智也 スキルシマノ/シマノレーシング
2 野寺 秀徳 スキルシマノ/シマノレーシング

3 佐野 淳哉 Team NIPPO
4 鈴木 真理 スキルシマノ/シマノレーシング
5 山本 雅道 チームブリヂストン・アンカー
6 柿沼 章 チームブリヂストン・アンカー


75th Nationale Sluitingprijs

2008-10-15 | インポート
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「上:ゴッタルドに進路妨害されたボーネンは2位、フィラースが3位に食い込む」
「下:今シーズン不調だったデッカーが最終レースで嬉しい今期初勝利を挙げた」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

10/14(火)に、UCIカテゴリー1.1の「Nationale Sluitingprijs」が開催されました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.sluitingsprijs.be/

スキル・シマノから以下の8名がエントリー。
このレースでスキル・シマノの2008年ヨーロッパスケジュールが終了となります。

1 Goesinnen, Floris (NED)
2 Curvers, Roy (NED)
3 De Backer, Bert (BEL)
4 Deroo, David (FRA)
5 Houanard, Steve (FRA)
6 Timmer, Albert (NED)
7 Van Hummel, Kenny (NED)
8 Veelers, Tom (NED)
R Rooijakkers, Piet (NED)
※参加チーム=15チーム

◆「リザルト
「Nationale Sluitingprijs - Belgium - 1.1 - 177.2km」
1 Hans Dekkers (Ned) Mitsubishi-Jartazi 3.38.11 (48.740 km/h)
2 Tom Boonen (Bel) Quick Step
3 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
4 Kristof Goddaert (Bel) Topsport Vlaanderen
5 Piet Rooijakkers (Ned) Skil- Shimano
6 Ward Bogaert (Bel) Profel
7 Troels Ronning Vinther (Den) Cycle Collstrop
8 Wouter Mol (Ned) P3Transfer - Batavus
9 Jef Peeters (Bel) Profel Prorace
10 Sven Renders (Bel) Topsport Vlaanderen
14 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano
42 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 4.49
55 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano



102nd Paris-Tours

2008-10-13 | インポート
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「上:序盤から逃げ続けたフィラースが5名の先頭集団をリードする」
「下:ドゥラージュの献身的なアシストを受けたジルベールが歓喜のゴールを決めた」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

10/12(日)に、UCIカテゴリー1.HCの「Paris-Tours」が開催されました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.letour.fr/2008/PAT/

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。

Fumiyuki Beppu (Jpn)
Roy Curvers (Ned)
David Deroo (Fra)
Piet Rooijakkers (Ned)
Sebastian Siedler (Ger)
Albert Timmer (Ned)
Kenny Van Hummel (Ned)
Tom Veelers (Ned)
※参加チーム=22チーム

◆以下、「CYCLINGTIME.com」のレポートです。
2008年10月12日、第102回パリ~トゥールが行なわれ、終盤に形成された5名の先頭グループが大集団の猛追を振り切って逃げ切り。最後はフィリップ・ジルベール(ベルギー、フランセーズデジュー)が落ち着いた走りで勝利をものにした。別府史之(スキル・シマノ)は64位で完走している。

秋の風物詩、パリ~トゥールは今年も秋色に染まるロワール渓谷で行なわれた。開催102回目を迎える大会の舞台は252kmのフラットなコース。終盤にかけて細かいアップダウンと曲がりくねった細いコースが登場するため、毎年逃げとスプリントの接戦が繰り広げられる名物レースだ。

エリック・ツァベル(ドイツ、チームミルラム)の引退レースとして何かと話題を集める第102回大会は、暖かな太陽光線降り注ぐサンアルノー・アン・イヴリンヌをスタート。7km地点でルーカス・ユーザー(アメリカ、チームガーミン・チポレ)、セバスティアン・デルフォス(ベルギー、ランドバウクレジット)、シリル・ルモワンヌ(フランス、クレディアグリコル)、トム・フィーラース(オランダ、スキル・シマノ)のアタックが成功し、スピードを弱めるメイン集団をよそに、4名がタイム差をグングン広げた。

静観するメイン集団からは35km地点でデーヴィット・ザブリスキー(アメリカ、チームガーミン・チポレ)がカウンターアタックを仕掛け、単独で先頭グループに合流。“ポケット無しの”タイムトライアル用エアロスーツを着るザブリスキーが先頭グループに加わったことで、先頭グループは更にスピードが上がり、67km地点で最大タイム差11分15秒をマークした。

しかしこれまで何度も逃げ切りが決まっているコースだけに、クイックステップ、ラボバンク、サイレンス・ロット、リクイガスと言ったスプリンターチームは周到に集団コントロールを開始。ラスト100kmで5分を切ったタイム差は右肩下がりで、ザブリスキーらの懸命の逃げも吸収の運命を迎えることに。

ラスト28km地点の「クロシュ」の上りでレースは動いた。来年スキル・シマノに移籍するルモワンヌが先頭グループから飛び出し、1分後方まで迫っていたメイン集団からはセルファイス・クナーフェン(オランダ、チームコロンビア)やウィリアム・ボネ(フランス、クレディアグリコル)がカウンターアタック。

200km以上を逃げていた選手たちがルモワンヌを含めて全員吸収されると、集団からアタックが続発した。トマ・ヴォクレール(フランス、ブイグテレコム)やマーティン・チャリンギ(オランダ、サイレンス・ロット)のアタックに、トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)が加わる光景も見られたが、ラスト16kmで集団は一つに。

街中を駆け抜ける路地はカーブの連続だ。メイン集団からセバスティアン・テュルゴー(フランス、ブイグテレコム)、ニコラ・ヴォゴンディ(フランス、アグリチュベル)、ミカエル・ドラージュ(フランス、フランセーズデジュー)、ヤン・クイクス(ベルギー、ランドバウクレジット)の4名のアタックが決まり、ラスト10kmでクイックステップがコントロールするメイン集団から25秒のアドバンテージ。

ラスト6kmの「ポン・ヴォラン」の上りでメイン集団からフィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)がカウンターアタックを仕掛け、これにフィリップ・ジルベール(ベルギー、フランセーズデジュー)とオスカル・フレイレ(スペイン、ラボバンク)が合流したが決定力不足。続く「ティ・パ・ド・ラーヌ」の上りで単独アタックを決めたジルベールのみ先頭グループに合流した。

フランセーズデジューが牽く5名の先頭グループと、スプリンターチームが牽くメイン集団。先頭グループはドラージュが捨て身の牽きを見せ、メイン集団を10秒ほど引き離したまま2600m直線フラットのグラモン大通りにやってきた。

後方からスプリンターたちが牽制しながら勝機を伺う中、先頭5名はラスト300mでヴォゴンディがスプリントを開始。これにジルベールがスプリントで応戦すると、力の差は明らかだった。力を尽くしたチームメイトのドラージュが大集団に飲み込まれるその前で、ジルベールが両手を突き上げてゴール。街路樹の木漏れ日が、ジルベールの笑顔を照らし出した。

4秒届かなかったメイン集団は、強豪を押さえたタイラー・ファラー(アメリカ、チームガーミン・チポレ)が先頭でゴール。ツァベルは集団3番手、7位でゴールした。エースのアシストに尽力した別府史之(スキル・シマノ)は1分43秒遅れの64位でゴールしている。

2004年のエリック・デッケル(オランダ)、2006年のフレデリック・ゲドン(フランス)に続く逃げ切り勝利。フランセーズデジューとしては2年ぶりの逃げ切り勝利だ。チャレンジ・マヨルカ総合優勝で今シーズンをスタートさせたジルベールは、クラシック初戦のオンループ・ヘットフォルクで大会2勝目。ミラノ~サンレモで3位。グランツールではツール・ド・フランス第1ステージとブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージで2位。来シーズンはサイレンス・ロットに移籍が決まっており、長年在籍したフランセーズデジューへのいい置き土産となった。

フィリップ・ジルベール(ベルギー、フランセーズデジュー)
幼少期からパリ~トゥールは魅力的なレースの一つだった。今となってはミラノ~サンレモとこのレースが僕向きのレースだと分かる。その僕向きレースで3位と1位。ロードレース界に少しは名を残せたと思う。ワンデークラシックでは、集団で如何にエネルギーロスを少なく走るかが重要。

終盤のドラージュの働きは素晴らしかったよ。彼が先頭グループに入ったとき、僕は集団3番手あたりで抑えに回ったんだ。タイム差が25秒に広がったとき、ドラージュが優勝すると思った。ポッツァートのアタックに反応した時、(優勝経験者の)ゲドンは無線でGOサインをくれた。だから最後の上りでアタックして先頭に合流。そこからトラック競技が得意のドラージュにTTをしてもらった。

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「ありがとうエリックツァベル、偉大なチャンピオンが惜しまれながら引退する」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆「リザルト
「Paris-Tours - France - 1.HC - 252km」
1 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux 5.47.43
2 Jan Kuyckx (Bel) Landbouwkrediet - Tönissteiner
3 Sébastien Turgot (Fra) Bouygues Telecom
4 Nicolas Vogondy (Fra) Agritubel
5 Tyler Farrar (USA) Team Garmin-Chipotle p/b H30 0.04
6 Robbie McEwen (Aus) Silence - Lotto
7 Erik Zabel (Ger) Team Milram
8 Daniele Bennati (Ita) Liquigas
9 Kristof Goddaert (Bel) Topsport Vlaanderen
10 Tom Boonen (Bel) Quick Step
12 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
45 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 1.13
61 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 1.43
64 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano
74 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
82 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
156 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 4.52
167 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 7.52



J-Tour #11 実業団加東ロード

2008-10-12 | インポート
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「上:序盤から4名で飛び出し終始積極的な走りを見せた鈴木選手」
「下:全日本実業団対抗ロードに続いて山本選手が今期Jツアー2勝目を挙げる」
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com

10/12(日)に、J-Tour第11戦の「実業団加東ロード」が開催されました。

◆今西コーチのLiveレポートはこちら「http://blog.liveshimano.jp/
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Jツアー第11戦となる、
「全日本実業団加東ロード」が、
兵庫県の「滝野町」で開催されました。

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。
阿部・狩野・鈴木・野寺・廣瀬・飯野・土井・村上

細かいアップダウンとコーナーが連続する
テクニカルなコースが特徴の加東ロードですが、
どちらかというとスプリンター向きのレースと言えます。

スキル・シマノとしては、
特にエースは決めずにある程度フリーで動く作戦でレースに挑みました。

レースがスタートすると、すぐに集団の中ほどで落車が発生。
この影響で集団は分裂し、スキル・シマノ勢では、
阿部選手と野寺選手が後方に取り残されます。

そんな中、3周目に4名の選手がアタックを決めました。

鈴木(スキル・シマノ)
飯島・伊丹(アンカー)
松村(マトリックス)

先頭の4名はすぐにメイン集団との差を30秒としますが、
アイサン勢を中心に後続もペースを上げて、
しばらくは一定の差をキープしたままレースは距離を重ねていきます。

終盤に入り、先頭4名とメインとの差は1分まで開き、
このまま逃げ切るか?と思われましたが、
先頭集団に2名を送り込んでいるアンカー勢が、
最後の勝負を意識してか飯島選手を温存。

3名でのローテーションとなった先頭グループはペースを落とし、
逆にメイン集団の動きは活発となってその差はみるみる縮まってきます。

そして、残り2周で逃げは吸収されてレースは振り出しに戻りました。
この時点で集団の数は約50名ほど。

再び小集団を形成したい選手を中心にアタックが繰り返されますが、
決定的な動きには繋がらずにラスト周回へ突入します。

ここで、土井選手が強烈なスピードで集団から抜け出し、
これにアンカーの長沼選手と普久原選手が反応して先頭は3名となります。

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「アンカー勢と共に飛び出した土井選手だが残り数キロで捕まる」
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com

しかし、この逃げもうまく決まらずに、
勝負はゴールスプリントに持ち込まれました。

そして、横一線の激しいスプリントを制したのは、
アンカーの山本雅道選手でした!

2位に鈴木選手、3位三船選手と続き、
先週のいわきクリテリウムと同じメンバーがトップ3を占めています。

鈴木選手は、序盤から長時間逃げ続けたにも関わらず、
最後のスプリントでもう一歩で勝利というところまで粘ったのはさすがです。

Jツアーリーダー争いは狩野選手がトップを守り、
本日の結果を受けて、逆転可能選手はアンカーの山本選手のみとなりました。

山本選手が最終戦の輪島で逆転総合優勝するためには、
まず、山本選手が輪島ロードで優勝し、狩野選手が5位以下となる必要があります。

今年も最終戦まで持ち込まれた総合優勝争い。
来週の輪島ロードで全てが決まります。

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「狩野選手がリーダージャージを守り、最終戦の輪島ロードに全てを懸ける」
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com

◆「リザルト
「全日本実業団加東ロード - 兵庫県滝野町 - J-Tour #11 - 93.6km」
1 山本 雅道 チームブリヂストン・アンカー 2:13:46
2 鈴木 真理 スキルシマノ/シマノレーシング 00:00
3 三船 雅彦 マトリックスパワータグ・コラテック 00:00
4 廣瀬 敏 愛三工業レーシングチーム 00:00
5 野寺 秀徳 スキルシマノ/シマノレーシング 00:00
6 大塚 潤 CLUB viento 00:00
7 斉藤 祥太 Team Comrade 00:00
8 阿部 良之 スキルシマノ/シマノレーシング 00:00
9 永良 大誠 グランデパール播磨 00:00
10 廣瀬 佳正 スキルシマノ/シマノレーシング 00:01
Jツアーリーダー 狩野 智也 スキルシマノ/シマノレーシング 400P


J-Tour #10 実業団いわきクリテ

2008-10-06 | インポート
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「上:先頭グループ内で揺さぶりを仕掛けて鈴木選手を助けた土井選手」
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com
「下:最後は非常に長い距離を先行した鈴木選手が大会2連覇を飾る!」
photo(c):skil-shimano

10/4(土)~5(日)に、J-Tour第10戦の「実業団いわきクリテリウム」が開催されました。

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Jツアー第10戦となる、
「全日本実業団いわきクリテリウム」が、
福島県の「いわき市」で開催されました。

このレースに、スキル・シマノから以下の7名がエントリー。
阿部・狩野・鈴木・廣瀬・飯野・土井・村上

このレースは、土曜日に予選2組を行い、
各組上位15名が日曜日の決勝に進むユニークなレース形態のクリテリウム。

また、予選敗退者は、
日曜日早朝の「おはようクリテ」と呼ばれる敗者復活戦を勝ち上がれば、
決勝に進むことが出来るので最大で3レースを走ることができます。

クリテリウムのコースは1周約1.4kmほどで、
2分に1回選手が戻ってくるので観戦型レースとしては最適。
ただし走る方にとっては、コーナーが多くインタバールがかかるので、
実力がないと置いていかれてしまう厳しいコースでもあります。

スキル・シマノのメンバーは、
当然ではありますが土曜日の予選を1発でクリアー。
日曜日午後の決勝に備えます。

ちなみに決勝に向けたチームの作戦は、
特にオーダーを決めずに、
皆がチャンスを持って勝ちにいくという形になりました。

そしていよいよ日曜日の決勝本番。
秋晴れの中レースが始まると、
各チームが積極的にペースアップを図り、
かなり速いラップタイムで脱落者が出始めます。

45名でスタートした決勝でしたが、
すぐに30名ほどに絞られてしまいます。

その後も、ペースはあまり落ちずにアタックが続き、
スキル・シマノも若い飯野選手や村上選手などが
積極的に逃げに乗ってチャンスを伺います。

そして20周過ぎ(全35周)に10名の選手がアタックを決めました。

真理・土井(スキルシマノ)
品川・秋山(アイサン)
山本・普久原(アンカー)
三船・涌本(マトリックス)
小室(コムレイド)
平塚(ラバネロ)

有力チームが殆ど入ったのでタイム差は一気に40秒へと開き、
メイングループはアイサン勢が一定ペースで引き始めます。

スキル・シマノとしては、
先頭集団のメンバーは申し分なくこのまま勝負にいきます。

しかしその後、先頭集団内で落車が発生、
土井選手を含む4名が遅れてしまい、
そのうち2名が猶予周回ルールを使ってレースに復帰しました。

これで先頭は8名となります。

真理・土井(スキルシマノ)
山本・普久原(アンカー)
品川(アイサン)
三船(マトリックス)
小室(コムレイド)
平塚(ラバネロ)

マトリックスとアイサンが選手を1人づつ失った形になり、
スキル・シマノとアンカーが複数を残しています。

ただ、先頭集団内には良いスプリンターが多く含まれているので、
スキル・シマノとしてもまったく油断はできません。

レースも終盤を迎えて、8名の先頭とメインとの差が1分以上となり、
メインがラップアウトされる可能性が浮上し始めた為に、
スキル・シマノ勢もローテーションに参加してメインのスピードを上げます。

それでも残り5周となったところでタイム差は45秒ほどあり、
先頭8名の逃げ切りはほぼ確定で、ここで土井選手がアタックを開始します。

この動きに対してチームメイトのいない三船選手などが直接反応、
揺さぶりを仕掛ける土井選手の走りに各選手とも徐々に消耗し始めました。

最終回に入り、コムレイドの小室選手が単独で数秒リードしますが、
土井選手がすぐに反応して逃げる小室選手を吸収します。

後ろでは、鈴木選手・三船選手・山本選手・品川選手の
各スプリンター達がお互いを意識して牽制を開始。

土井選手は、きっちりと役割を果たして、
あとは鈴木選手のスプリントに懸けます。

最後の直線に入ったところで鈴木選手が先頭に立ち、
その後ろに三船選手、山本選手と続き最終のスプリントへ。

ゴールまで距離を残して前に出てしまった鈴木選手が若干不利かと思われましたが、
53x11Tのトップギヤに入れた鈴木選手がゴールに向けて徐々に加速していきます。

そして、計算通りの「流し先行」でライバルを抑えた鈴木選手が、
昨年に続いて今大会2連覇を達成!

2位は三船選手、3位山本選手と最終コーナーをまわった順のままゴールしました。

Jツアーリーダーは、400pを持つ狩野選手ががっちりとキープしています。

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「狩野選手がJツアーリーダージャージを守る、残すは加東と輪島の2戦のみ」
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclingtime.com

◆「リザルト
「実業団いわきクリテリウム - いわき市 - J-Tour #10 - 予選21km 決勝50km」
1 鈴木 真理 スキルシマノ/シマノレーシング 1:14:45
2 三船 雅彦 マトリックスパワータグ・コラテック +00:00
3 山本 雅道 チームブリヂストン・アンカー +00:00
4 品川 真寛 愛三工業レーシングチーム +00:00
5 平塚 吉光 パールイズミ・スミタ・ラバネロ +00:01
6 普久原 奨 チームブリヂストン・アンカー +00:01
7 小室 雅成 Team Comrade Giant +00:04
8 土井 雪広 スキルシマノ/シマノレーシング +00:18
9 福田 真平 チームブリヂストン・アンカー +00:35
10 廣瀬 敏 愛三工業レーシングチーム +00:35
Jツアーリーダー 狩野 智也 スキルシマノ/シマノレーシング 400p


68th Circuit Franco-Belge #4

2008-10-06 | インポート
10/5(日)に、「最終第4ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://circuitfrancobelge.lunarpark.be/

◆第4ステージ「リザルト
「Circuit Franco-Belge - Belgium - 2.1 - Château d'Havré-Tournai 133 km」
1 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 3.06.12 (42.824 km/h)
2 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank 0.01
3 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step 0.31
4 Jonas Vangenechten (Bel) Groupe Gobert.com
5 Alexandre Usov (Blr) AG2R La Mondiale
6 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano
7 Pedro Horrillo Munoz (Spa) Rabobank
8 Sébastien Hinault (Fra) Crédit Agricole
9 Matthew Goss (Aus) Team CSC - Saxo Bank
10 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux
28 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 1.14
49 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano 7.29


◆個人総合時間「リザルト
1 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank 16.50.49
2 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.12
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.18
4 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux 0.22
5 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step 0.32
6 Gabriel Rasch (Nor) Crédit Agricole 0.43
7 Stijn Devolder (Bel) Quick Step
8 Jan Bakelants (Bel) Topsport Vlaanderen
9 Lars Ytting Bak (Den) Team CSC - Saxo Bank 0.54
10 Maxime Monfort (Bel) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 0.57
12 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano
34 David Deroo (Fra) Skil-Shimano 4.15
36 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano 7.41


◆個人総合ポイント「リザルト」
1 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 61 pts
2 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank 53
3 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux 53
4 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step 52
5 Tyler Farrar (USA) Team Garmin-Chipotle p/b H30 45
6 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 38

◆個人総合スプリント「リザルト」
1 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux 19 pts
2 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 13
3 Mickael Delage (Fra) Française des Jeux 13
4 Lars Ytting Bak (Den) Team CSC - Saxo Bank 11
5 Maxime Monfort (Bel) Cofidis - Le Crédit par Téléphone 6
6 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank 5

◆個人総合山岳「リザルト」
1 Sven Nevens (Bel) Mitsubishi-Jartazi 59 pts
2 Paul Sneeboer (Ned) Netherlands National Team 38
3 Lars Ytting Bak (Den) Team CSC - Saxo Bank 28
4 Mickael Delage (Fra) Française des Jeux 22
5 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 18
6 Dieter Capelle (Bel) Topsport Vlaanderen 7


68th Circuit Franco-Belge #3

2008-10-05 | インポート
10/4(土)に、「第3ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://circuitfrancobelge.lunarpark.be/

◆第3ステージ「リザルト
「Circuit Franco-Belge - Belgium - 2.1 - Mouscron-Mouscron 202.6 km」
1 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 5.04.13 (39.958km/h)
2 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step
3 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux
4 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano
5 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank
6 Bram Tankink (Ned) Rabobank
7 Gabriel Rasch (Nor) Crédit Agricole
8 Stijn Devolder (Bel) Quick Step
9 Jan Bakelants (Bel) Topsport Vlaanderen
10 Nick Nuyens (Bel) Cofidis - Le Crédit par Téléphone
13 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 0.18
15 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
35 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
89 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 2.19
92 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 5.45
93 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano


◆個人総合第3ステージ終了時「リザルト
1 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 13.44.27
2 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux 0.07
3 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step 0.15
4 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank 0.18
5 Bram Tankink (Ned) Rabobank 0.22
6 Nick Nuyens (Bel) Cofidis - Le Crédit par Téléphone
7 Gabriel Rasch (Nor) Crédit Agricole
8 Stijn Devolder (Bel) Quick Step
9 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano
10 Jan Bakelants (Bel) Topsport Vlaanderen
20 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano 0.38
57 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 3.11
70 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
82 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 6.07
86 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 8.38
92 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 10.57



68th Circuit Franco-Belge #2

2008-10-04 | インポート
10/3(金)に、「第2ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://circuitfrancobelge.lunarpark.be/

◆第2ステージ「リザルト
「Circuit Franco-Belge - Belgium - 2.1 - Bray Dunes-Poperinge 184.3 km」
1 Mark Renshaw (Aus) Crédit Agricole 4.35.47 (42.918 km/h)
2 Tyler Farrar (USA) Team Garmin-Chipotle p/b H30
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
4 Jonas Vangenechten (Bel) Groupe Gobert.com
5 Yauheni Hutarovich (Blr) Française des Jeux
6 Alexandre Usov (Blr) AG2R La Mondiale
7 Aaron Kemps (Aus) Astana
8 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step
9 Stefan Van Dijk (Ned) Mitsubishi-Jartazi
10 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank
11 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano
28 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
44 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano
75 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 2.31
86 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
92 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano
134 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 8.16


◆個人総合第2ステージ終了時「リザルト
1 Tyler Farrar (USA) Team Garmin-Chipotle p/b H30 8.40.20
2 Tom Boonen (Bel) Quick Step 0.02
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.04
4 Mark Renshaw (Aus) Crédit Agricole 0.06
5 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux 0.07
6 Niko Eeckhout (Bel) Topsport Vlaanderen
7 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.10
8 Stefan Van Dijk (Ned) Mitsubishi-Jartazi 0.12
9 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank
10 Gerben Löwik (Ned) Rabobank 0.14
12 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano
25 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 0.16
61 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano
70 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 2.47
92 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano
93 David Deroo (Fra) Skil-Shimano
121 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano 8.32



Sparkassen Münsterland Giro

2008-10-04 | インポート
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「絶好調のグライペルがツァベルを抑えて今期14勝目を挙げる」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

10/3(金)に、UCIカテゴリー1.1の「Münsterland Giro」が開催されました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.sparkassen-muensterland-giro.de/

このレースに、スキル・シマノから以下の6名がエントリー。

71 BACQUET, Fabien FRA
72 CHAIGNEAU, Robin NED
74 HUPOND, Thierry FRA
75 ROOIJAKKERS, Piet NED
76 TIMMER, Albert NED
77 WAGNER, Robert GER
※スタジエの選手を含む
※参加チーム=24チーム

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「秋のドイツを走るアルベルトティマー」
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆「リザルト
「Sparkassen Münsterland Giro - Germany - 1.1 - 209.22km」
1 André Greipel (Ger) Team Columbia 4.55.40 (41.4 km/h)
2 Erik Zabel (Ger) Team Milram
3 Robert Förster (Ger) Gerolsteiner
4 Eric Baumann (Ger) Team Sparkasse
5 Michael Van Staeyen (Bel) Rabobank Continental
6 Juan José Haedo (Arg) Team CSC - Saxo Bank
7 Daniel Musiol (Ger) Team Volksbank
8 Jonas Aaen Jørgensen (Den) Team GLS - Pakke Shop
9 Matej Stare (Slo) Perutnina Ptuj
10 Christian Poos (Lux) Differdange - Apiflo Vacances
16 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano
48 Robin Chaigneau (Ned) Skil-Shimano
51 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
96 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 0.34
DNF Fabien Bacquet (Fra) Skil-Shimano
DNF Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano



68th Circuit Franco-Belge #1

2008-10-03 | インポート
10/2(木)に、「第1ステージ」が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://circuitfrancobelge.lunarpark.be/

10月2日~10月5日の4日間に渡って、
UCI「2-1」のステージレース、
「Circuit Franco-Belge」が開催されます。

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。

101 David Deroo (Fra)
102 Bert De Backer (Bel)
103 Kenny Robert Van Hummel (Ned)
104 Fumiyuki Beppu (Jpn)
105 Roy Curvers (Ned)
106 Sebastian Siedler (Ger)
107 Tom Veelers (Ned)
108 Steve Houanard (Fra)
※スタジエの選手も含む
※参加チーム=22チーム

◆第1ステージ「リザルト
「Circuit Franco-Belge - Belgium - 2.1 - Maubeuge- Mons en Pévèle 187.9 km」
1 Tom Boonen (Bel) Quick Step 4.04.45 (46.06 km/h)
2 Tyler Farrar (USA) Team Garmin-Chipotle p/b H30
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
4 Stefan Van Dijk (Ned) Mitsubishi-Jartazi
5 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux
6 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank
7 Alexandre Usov (Blr) AG2R La Mondiale 0.04
8 Sébastien Hinault (Fra) Crédit Agricole
9 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step
10 Yoann Offredo (Fra) Française des Jeux
14 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
31 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
71 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
72 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano
96 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano
105 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano
109 David Deroo (Fra) Skil-Shimano


◆個人総合第1ステージ終了時「リザルト
1 Tom Boonen (Bel) Quick Step 4.04.35
2 Tyler Farrar (USA) Team Garmin-Chipotle p/b H30 0.04
3 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto 0.06
4 Philippe Gilbert (Bel) Française des Jeux 0.07
5 Sébastien Rosseler (Bel) Quick Step 0.08
6 Stefan Van Dijk (Ned) Mitsubishi-Jartazi 0.10
7 Juan Antonio Flecha Giannoni (Spa) Rabobank
8 Gerben Löwik (Ned) Rabobank 0.12
9 Stuart O'Grady (Aus) Team CSC - Saxo Bank
10 Sebastian Siedler (Ger) Skil-Shimano
19 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 0.14
34 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
73 Kenny Robert Van Hummel (Ned) Skil-Shimano
96 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano
105 Steve Houanard (Fra) Skil-Shimano
109 David Deroo (Fra) Skil-Shimano



Omloop van de Vlaamse Scheldeboorden

2008-10-01 | インポート
9/30(火)に、「Omloop van de Vlaamse Scheldeboorden」が開催されました。

◆大会公式WEBサイトはこちら「http://www.vlaamsescheldeboorden.be/

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。

Fabien Bacquet
Floris Goesinnen
Clément Lhotellerie
Roy Curvers
Robert Wagner
Piet Rooijakkers
Albert Timmer
Robin Chaigneau
※スタジエの選手を含む
※参加チーム=20チーム

◆「リザルト
「Omloop van de Vlaamse Scheldeboorden - Belgium - 1.1 - 197km」
1 Wouter Weylandt (Bel) Quick Step 4.05.00 (48.00 km/h)
2 Hans Dekkers (Ned) Mitsubishi-Jartazi
3 Wouter Van Mechelen (Bel) Landbouwkrediet - Tönissteiner
4 Kristof Goddaert (Bel) Topsport Vlaanderen
5 Niko Eeckhout (Bel) Topsport Vlaanderen
6 Vytautas Kaupas (Ltu) Mitsubishi-Jartazi
7 Alexandre Usov (Blr) AG2R La Mondiale
8 Jürgen Roelandts (Bel) Silence - Lotto
9 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano
10 Kasper Jebjerg (Den) Team Designa Køkken
40 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano
54 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano 1.30