上諏訪駅西口。ベンチから振り向けば東口のデパートが見える。
私は地ビールに舌鼓を打ちながら旅愁に身を任せていた。
目の前の駐車場に猫が！
今回の旅で出会った唯一の猫である。
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以下、画像掲示板に投稿した際の記述と |
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私がこの日そこへ行くと、まず、 |
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一番の年寄りと一番の子供が |
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さて、その後聞いたところでは、 |
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かなりの高齢ため、 |
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シロが死んだと聞いて、私は最後の写真を探した。 |
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この日に撮ったこれらの写真が |
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そして、 |
おーい、早く来いよ。
もうそんな時間か。
みんなとっくに集まってるよ。
さあ、階段で怪談だ！
じゃ俺からね。実は昨日、のっぺらぼうに会っちゃってさ。
こんな顔かぁ～い？
ビクッ！ ガクガクブルブル
あたしなんか、首なし死体を見ちゃったのよー。
こんな体かぁ～い？
ひゃー！ ガクガクブルブル
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猫が二匹。 |
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寄り添うでもなく、離れるでもなく。 じっと静かに。 |
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白猫は、苦しそうに、うずくまっている。 |
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体調がすぐれないように見受けられる。 |
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実際、外傷もあるようだ。 |
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それを見守っている縞の猫は、 まるで、すべてを理解しているかのようだ。 |
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白猫が傷つき病んでいる、ということも、 |
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自分にできることは何もない、ということも。 |
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これらの写真を投稿したら、 「せつない」と言ってくれた人がいた。 そうだね。せつない。 |
よかった、久しぶりに会えた
しかも、いつもと違う所で
まぶたと耳を怪我したね
でも、相変わらずだ
傷は痛まないかい
牙が片方ないのでは？ というお尋ねを頂いた
今度、よく調べてみなくては
記憶も記録も定かでないのだが 同じこの場所で
２年ほど前 まだ幼かったコイツに 何度か会ったと思う
弱々しい仔猫だったが 同一猫だとすれば 立派に育ったものだ
