光彩の彼岸 2009年07月08日 18時32分00秒 | B地点 おむ 霧のような雨になった 僕は、橋の下へと急いだ ふう、やれやれ ……幼い頃から、時々考えることがある それは、天気の「境目」だ 例えば ―― 東京が晴れで大阪が雨なら、中間のどこかに「境目」がある筈だ その境目にいたら、どうだろう? ちょうどその境目に立ったら、どうだろう? 右半身は雨でずぶぬれ、左半身はお日様ポカポカ? ―― そんなことを、よく考えた ひとしきり降った後、雨は上がった 空が明るくなってきた そして ―― 「向こう岸だけ晴れ」になった 「境目」だったのか、それとも、高貴な世界への扉でも開いたのか…… すぐに日が暮れて、光は闇と溶け合ってしまった « 光 | トップ | 音のない交響曲 »
1 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (との) 2009-09-02 05:51:47 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する