打掛

2008年12月18日 17時38分00秒 | B地点 おむ

 

おむさんは、日中は実におとなしいが、深夜から早朝にかけて、落ち着きがなくなり、「アオーン、アオーン」と鳴き続け、障子を開けようとする。

外に出たがっているというよりも、何かもっと「根源的・本能的なものに衝き動かされている」ように私には見える。
仮に私一人で住んでいるのなら、拙宅の管理も或る意味で簡単であろう。が、家族がいる以上、私の目の届かない所で戸や窓が開けられる可能性がある。そのような時間帯には、おむさんを私の部屋に閉じ込めておくほうがよい。

アオリ止では不完全だと判明したので、今度は「打掛」を用意した。

(これが「掛金」だと私は思っていたのだが、「掛金」は「打掛」とはまた別のものらしい。)
右利きの者にとっては、A の向きに取り付けたほうが、ネジの開閉が楽であろう。
障子の端を固定するために、さっそく取り付けてみる。

こちら側は、奥(画面で言えば右側)に障子紙があるので、あえてこの向きに付ける。

作業中、おむさんは不機嫌な顔でこちらを見る。何が行われているのか、恐らく理解しているのだろう。
障子の中央部。これは室内側の写真だが、室外側にも同様に付けて、私の外出時にも外から部屋を閉められるようにしておく。

幸いなことに拙宅の障子は、腰の部分がガラス張りなので、これでとりあえず OK だと思うのだが、既に書いた通り、おむさんがもし、障子紙を破ることを覚えてしまったら、話は全く別になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。