「おえっ、おええ~~~っ!」 |
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おかか先生は今日も、吐いてしまったのだった……。 (※実話。参照、「三日連続」) |
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「やれやれ。参ったなあ」 ぽりぽり |
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「大丈夫ですか、先生……」 | |
「だ、大丈夫だよ。単なる夏バテさ」 | |
「でも、苦しそうで。見ていられません」 | |
「僕が代ってあげられたらいいのに……」 | |
「ありがとう。その気持だけで充分だよ」 | |
「こればっかりは、私の代わりに吐いてもらうって訳にはいかないからなぁ」 | |
「そうですね。でも、先生のために、何かしてあげたい……」 | |
「そうだ! 今日は僕が、先生の代わりにアクビをしてあげますよ!」 | |
「あ? 何だと? 私の代わりにアクビするってか?」 | |
「ほあ~」 | |
「じゃあ僕も!」 | |
「ほあ~」 | |
「私の十八番を奪うな~っ!」 |