土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

野中兼山の再来 橋詰毅(つよし) 高知県全体を繁栄させる男

2013-07-19 21:55:26 | 天才橋詰つよしの挑戦

土佐のくじらです。

私が高知選挙区出馬の橋詰毅(つよし)氏からお聞きした地方政策を、最近の拙ブログでは書き続けております。
書き続けられるのは、何回も申しますが、書く内容があるからです。

橋詰氏の友人である私が思うに、この人の地方政策には大きな特徴があって、
どれも一地方にとっては規模が大きく、そして長年使うことを前提に考えられていること、
多機能でお買い得なこと、そして次の手立てが決まっていることです。

橋詰氏の地方政策の名は、「高知100年繁栄の計」ですが、橋詰氏によると、これにも意味があって、

船以外の、海上大量輸送技術が開発され、文明として定着するまで。
陸路の移動手段が、自動車や鉄道などで行う以外の文明ができるまで。
そして、原子力発電以上の、大規模エネルギー創造が、文明として定着するまで。

が、大体100年くらいだろう・・


ということらしいのです。

これらによって現代文明は、人・モノの移動が行われていますが、現代の方法を越える文明技術ができるまでは、
高知100年の計を施した高知は、他の地域に負けないだけの優位を長く保てる・・・という橋詰氏の試算があるのですね。

ということは、人類の文明の技術革新がなければ、それだけ高知の繁栄は続く・・・という橋詰氏の読みもあるわけです。

土佐湾の入り口は広いです。
外洋港という発想ならば、いくらでも大規模な港を造れます。
海流は年中一定ですし、海上の風が強いので霧は出ません。

瀬戸内は狭く、海流も複雑です。霧も出ます。
高知の港を利用した方が、大きな輸送が頻繁に行えるのですね。
当然その方が、コストも安くなります。

これは、地域的、地理的優位です。
ですからこの、高知県が持つ地域的・地理的優位な条件というのは、未来永劫変わりません。

しかしそのためには、陸路を大改革しなければなりません。
具体的には、四国山脈を克服すると同時に、県内アクセスを良くしなければならないのです。

また、黒潮に大量のウランがあるが、コストの問題で産業化できないならば、
最も近いところで産業化するのが、コスト的に絶対に有利です。
もし他の地域がこのビジネスに参入してきても、地域的優位さというのは絶対に変わりませから、これまた原子力発電の優位が続くまで、高知の優位なわけです。

橋詰氏はよく「四国中にリニアモーターカー網を造りたい。」と言っています。
「新幹線もなく、JRもディーゼル単線で高架にもなっていないのに、リニアなんて現実的でない。」とおっしゃる方も多いようです。(笑)

しかしリニアモーターカーの方が、新幹線より運用コストは低いのですね。
高速で車輪を回す新幹線は、線路や車体のメンテナンスコストが、ものすごく高いのです。
これは、新幹線が抱える宿命と言えます。

一方、リニアモーターカーは、浮いて進みますから、線路や車体のメンテナンスは新幹線ほどシビアではありません。
しかし、電気をべらぼうに消費いたします。

東京-大阪間をリニアモーターカーを建設すれば、その区間に、リニア専用原発施設を造る必要があるらしいです。
リニアモーターカーは、それくらい電気を消費いたします。

高知の山々に、小型原発を大量に造って、電気代を限りなく安くする構想を橋詰氏は語っていましたが、
その安い電気料金ならば、リニアも格段に安く利用できるという構想なのかも知れません。
それならば、新幹線よりお得です。

また高知は雨が多く、水がどの地域よりも豊富です。
水が豊富で、地震による津波災害の恐怖なく、流通に優れ、エネルギーが潤沢にあるならば、高知の産業化は容易ですよね。

産業化に最も適した環境を、これからの高知に創り出すのが、橋詰流高知興国論なのです。

全ては、流れやすい方に流れて行きます。
水も風も電気も、そして、人の心も。(笑)

であるならば、繁栄しやすい環境を創り出すのが、最も繁栄に近い道のりのはずです。
それこそが、政治の仕事なのではないでしょうか?
いや、これは政治の力なくしては、絶対に出来ないのではないでしょうか?

日本は、大人の国です。
もうそろそろ日本国民は、本物を見る眼を持たなければならないと思います。

イメージやビジュアルだけの政治家選びの時代は、自由と革命の国高知から終わりにしましょう。

それはいつやるのですか?
今でしょう!  (笑)

                                             (続く)





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