土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

野中兼山の再来 橋詰毅(つよし) エネルギー大国高知が目指すもの

2013-07-18 08:57:32 | 天才橋詰つよしの挑戦

土佐のくじらです。

私は彼の友人として、そして高知県民として、今回の参議院選挙公認候補の橋詰毅(つよし)を応援しております。
橋詰氏が、かつての土佐の天才政治家、野中兼山を彷彿とさせる政治的創造性と、構想力を秘めた人物であるからです。

高知県西部・東部に、黒潮ウラン産業化研究施設を造る構想は、この地域の飛躍的な重要性の向上をもたらすだけではないと思います。
それに伴う、小型原子炉開発や、それが可能にする、完全密閉空間(地下や山中)での発電が可能だからです。

私は医療者のはしくれですが、病院のレントゲン室を見れば、それがよくわかります。

レントゲン撮影で使うX線は放射線です。
放射線、つまり放射能は、波長の短い光です。
放射能を、何かの汚染物質のように思う方もいらっしゃるかも知れませんが、放射能は紫外線より波長の短い光なのです。

放射能は光ですから、密度の濃いものや分厚いものは通過できないのですね。
ですから病院のレントゲン室は、鉛入りの分厚いコンクリートの壁で、部屋ごと防御している仕組みになっています。
橋詰氏の言うように、分厚い土で原発自身を覆えば、放射能漏れは絶対に有り得ません。

今日本の原発施設は、万一の事故の時の冷却を考えて海沿いに造られています。
しかしこのような方式は、世界では日本くらいです。
海際わだと、テロ対策がやりにくいからです。
ですから海外の原発施設は、主に川の水を冷却機能とした、内陸型の原発施設が主流です。

地下や山中ですと、入り口が制限されるので、テロ対策も万全です。
地下水で冷却できるくらいの小型汎用原子炉ならば、今現実に世界では原子力船などはいくらでも走っていますから、完全な実用技術です。

これを黒潮ウランで作った、安全な燃料で稼働する原子炉を作り普及すれば、燃料を握ることで工業製品である原子炉市場も握れるわけですね。
ビデオテープのVHSとベータマックスの戦い、DVDとブルーウェイの戦い、フロッピーとUSBの戦い・・・等々ございますが、
その関連材料を握れば、商品全体の主導権を握ることにもなります。

黒潮ウランと小型原子炉が全国に、そして親日国に輸出すれば、さすれば高知は・・・。
ぼろ儲け地方自治体も夢ではありません。(笑)

まぁそれは、私の妄想ですけれども(笑)、原発の怖いところは、事実上放射能だけです。
原子力自体は、暴走すれば人類の手に負えないところはあるかも知れませんが、怖い放射能は、現代の技術で完全に防ぐことができるのです。

小型原子炉による、地下・山中発電ならば、何もしなくても分厚い土が、勝手に防いでくれます。
水素爆発したって、山を突き崩せるほどの力はありません。

そこで橋詰氏曰く。
「小型原子炉ならば、地下に造っても良いけれど、高知ならばトンネルを掘って山の中に造るべきだ。」
「トンネルならば、事故で封鎖しない限り一般道としても使えるから、その方が便利性が良い。」
「まぁ、事故が起きても、施設だけ封鎖するだけで済むだろうから、トンネルを封鎖することはないだろうけどね。」


おぉぉぉぉぉぉぉ、またしても、軍用の堀を農業用水路として日常的に使い、軍用の大規模外洋港を、日常では漁港として使うことで、土佐藩の富を蓄積した、かつての野中兼山を思わせる橋詰氏の発言を聞いてしまいました。(笑)

続けて橋詰氏曰く。
「ところでくじらさん。海が怖くなくなって(浮上式防波堤)、流通が良くて(四国山脈貫通トンネル)、電気エネルギーがとにかく安い地域だったら、くじらさんが事業家なら、そんなところで事業したくないかい?」

私はハッとしました。

橋詰氏は、高知県をこよなく愛する男です。
橋詰つよしは、高知を永続的に産業が起こりやすい地域へと変貌させるために、「高知100年繁栄の計」を構想したのだと、私はその氏の発言を聞いて確信しました。

橋詰氏曰く。
高知には産業が足りない。とにかく仕事がないんだ。」
「若者は高校を卒業したら、他県へ出て行き、その大部分はもう帰ってこない。」
「私は高知県を、どうかここで事業をさせてください・・・と、多くの方々に思わせる地域にしたいと願っている。」


高知県が、日本で最ももの作りがしやすく、日本で最も物の出し入れがしやすい地域にしたいと願い、それを実現するだけの具体的な構想を持っている、稀有なる人物が橋詰毅(つよし)氏なのです。

高知県民が困っていることは、日々の仕事がないことです。
それがこの地域を長年苦しめ、人口減が止まらない要因です。

これは昔で言えば、不作続きで食うことができず、田畑を捨てて他の地域へ逃げていく領民のごとく、高知県民は他県へ毎年毎年流出して行きます。

橋詰毅(つよし)氏は、この高知県が抱える構造的な問題を、根底から覆すビジョンを持ち、それをマスコミリリースしています。

荒地に苗を植えても、大量のコメは収穫出来ません。
必要な基盤インフラ無しで、いくら産業を誘致したって続かないのです。
そういう事例を、高知県民である私は、嫌というほど見続けて参りました。

かつてこのような、高知の構造的問題を克服できたのは、土佐の歴史上人物では、野中兼山だけです。
他の方は克服どころか、ビジョンすら提示できておりません。

橋詰毅(つよし)氏は、野中兼山の再来なのです。
高知県民ならば、応援しなければ損・・・な人物なのです。

                                             (続く)
                






最新の画像もっと見る

コメントを投稿