土佐のくじらです。
昨年夏の安倍談話発表以降、どうも自民党安倍政権の、外交や国防面での対峙に???を抱いております。
もともとこの御仁は、経済においては???なところがありました。
アベノミクスはよろしいとしても、それを無力化するがごとき、その後の増税ラッシュは、アベノミクスの本質を、この御仁が理解できていなかったとしか思えないです。
アベノミクスと名前は付いていますが、それは名前だけであって、発案者はどこかの賢い方なのでございましょう。
さて、昨年末の電撃的な日韓合意、そして驚愕の沖縄との和解、そしてつい最近では、「憲法9条改正は時期尚早」という国会発言など、「もう安倍さんに任せておけない。」という思いが、私に「土佐のくじら国防論」の更新を決意させました。
このとおりやっていただければ、日本を永遠に平和的に護ることができます。
さて、経済的側面から見た、仮想敵国であるはずの中国は、あと10年持てば良い方だと私は考えております。
このままですと、中華人民共和国は分裂します。
中国共産党が支配する形での中国、今の中華人民共和国が存続・・・存続といっても十数年でしょうが・・・存続できるとするならば、日本を勢力下に飲み込む以外の方法論がありません。
「そうはさせるか!」です。日本には無限の方法論があるからです。宰相がご存知かどうかは存じませぬが。
ですから、「どう分裂させるか」が、東アジアの平和に重要かと考えます。
東アジア全体が平和地帯でない限り、日本が平和であるというのは夢幻ですから、日本の平和のために、中国を平和裏に、そして将来に対し、この地域の国々が自立し発展繁栄できて、日本と共存できるよう、今の内から日本はイニシアチブを取っていくべきなんです。
中国は人口が10億人以上もいるわけですから、それなりに大変だろうとは思います。
しかし視点を変えれば、巨大消費地として、これほど付加価値や潜在能力の高い市場はないわけです。
ですから彼らがその世界のニーズを汲み取って、それなりに法律を整備し、国際的商法に則って、信頼ある国家を目指せば、さらなる投資や市場の整備が進むのですね。
さすれば国民も豊かになって、世界一の大国も夢ではないでしょうに、中華思想とやらが邪魔をして、どうやらその先が見えないようです。
ともあれ日本は、今後しばらくの間、このジャイアン国家と対峙しなければなりません。
これは今現在のところ、逃れられません。
こちらがその気でなくとも、相手や時代がそうさせます。
それは、次の世界の盟主を決めなければならないからです。
少なくとも、アジアの盟主は誰なのかを決めない限りは、アジアは次の時代には進めません。
今を生きる日本人には、それなりの覚悟が必要です。
さて国防の基本は何かと申しますと、敵国から見た場合、侵略リスクが高くて手が出せなくすることです。
これは軍事行動というよりは、セキュリティーの問題です。
日本経済は世界の中では抜群の信頼性を持っているのですが、このセキュリティー面が弱くて、突出できないでいます。
集団的自衛権発動+日本国憲法9条改正で、日本の平均株価は、20000円を下ることはなくなるはずです。
さて皆様、泥棒から自宅を守るためのセキュリティーを向上させようとした場合、どのような手を打ちますでしょうか?
泥棒や強盗が、入りやすく、仕事がしやすいような工夫をなさいますか? (笑)
そうですよね。
泥棒や強盗が、自宅に入りにくくする工夫をしますよね。
そうですから、これが国防の基本なのです。
では仮想敵と見受けられる、中華人民共和国政府が嫌がることとはなんでしょうか?
それは、分裂することだと私は思います。
中国の歴史は、統一と分裂を繰り返した歴史です。
中国の支配者にとっての分裂は、面子を失うことでもあります。
中国支配者にとって面子を失うということは、これは日本と常識が違っていて、「袋叩きに会う」ということです。これは韓国・朝鮮でも同じ文化があります。
要するに、支配者の面子を失うこととなる、国家の分裂を防ぐためだけに、周辺諸国に対して高圧的で非人道的な行動をしたり、嘘をついてまでも、悪い国家(日本)があると宣伝しているのですね。
それこそが、いやそれだけが、中国の歴史なのです。
現中国にとっての愛国は、=反日ですが、中国が本当の意味で反日かどうかは、この分裂の恐怖にかき消されて、当事者である中国国民にもわかりにくくなっているように思います。
ただ一般的な中国国民も、現政府に100%の信頼感は持っているはずもないのですが、分裂による国力の低下は嫌なようです。
民主主義や人権思想を歴史上持たぬ国家としては、まぁ致し方ないやも知れません。
前回記事より話が進んでおりませんが(笑)、日本とすればこの分裂間近、バブル経済崩壊間近の虚像の大国から、最大で10年凌げれば勝利します。
ただそれだけ、相手は必死でもありますから、不動心で臨まなければなりません。
ですからくれぐれも、泥棒や強盗を喜ばすような、愚かな選択はしてはなりません。
ですから日本の宰相たるもの、あまり中国や韓国・北朝鮮、そして彼らに親和性を持つ人々を喜ばせるようなことはしない方が良いと考えます。
それでは彼らが一時的であっても浮かれてしまって、未来への正しい判断ができないようにするだけで、かえって罪を犯させることになるからです。それでは、あまりにも可愛そうです。
むしろ相手側から見て、「こういうのが続くと、とても割りに合わなくて嫌だな。」「日本をせしめようなどという、フトドキなことは、もう諦めようかな。」と思わせるようにしないといけません。
日本には、それができるのです。