土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

特定秘密保護法案は、スパイ防止法である。

2013-11-09 10:08:14 | 土佐のくじら国防論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。
今期国会では、特定秘密保護法案が審議されております。

この特定秘密保護法案を、土佐のくじら国防論に当てはめるとどうなるでしょうか。

土佐のくじら国防論とは、戦略的国防論であり、
そのためには、日本に侵略の意図のある勢力の嫌がることをすることであり、
それをするには、「自分億には自分で守る」という、日本国民の意思が必須です。

とかく左翼的思想に基づく、政治的発言をする方々は、この特定秘密保護法案を、
国民の自由、知る権利を束縛するとか、為政者に都合の悪いことを隠蔽したり、それを追及しようとすることを妨げる。
また、

特定秘密の定義があいまいとか、処罰対象があいまいで、拡大解釈がどこまでもできる・・・
などという論調で、かなり強い口調で反対しているようです。

現在においても、公務員には守秘義務規定があり、また国防に関する秘密漏洩には、罰則規定もあります。

ということは、この特定秘密保護法案が対象としているのは、
そういった、主に国内における秘密保護の、上の段階の話であるということですね。

つまり、この法案が対象としているのは、国家機密そのもの・・・であるわけです。
ですから、機密の内容があいまいなわけですね。

「これが秘密です。」と定義してしまえば、もうそれは既に、秘密でも何でもないからです。(笑)

そして、公務員の守秘義務規定などは、機密漏洩をした公務員が処罰対象ですが、
対象が国家機密漏洩であれば、それを聞きだした相手こそが問題であるわけです。

その相手は、日本に侵略の意図があるということですからね。
ですから、聞きだしたり聞き出そうと画策した相手こそを、処罰できる体制にしておかないと、むしろ意味がありませんね。

知る権利が云々・・・とおっしゃいますけど、知らない方が安全なことも多いのです。
たとえば、

侵略の意図を持つ者の兵器を、無力化する装置の理論・・・などがあるとしたならば、
それは侵略の意図を持つ者であれば、何としても知りたいでしょうね。

しかしそれを、もしも多くの日本人が知るならば、必ずそれは、侵略の意図を持つ者も知るわけです。
であるならば、国家機密とし、機密漏洩者のみならず、それを知ろうとした者、
つまり侵略の意図を持つ者や、その手先になっている者を、処罰することこそが常套なのです。

まとめると、
特定秘密保護法案は、日本に侵略の意図のある勢力にとっては、とても嫌な法律であるということです。
それがひいいては、戦略的国防の一助になるはずです。

スパイ天国と言われた日本が、すこしだけ大人の階段を上るでしょう。

はりていに申さば、現在、特定秘密保護法案に反対している方々やマスメディアは、
日本に侵略の意図を持つ政治勢力の、片棒を担がされていると私は考えております。