土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

国防プロジェクト マトリョーシカ 2 (中国の背後にある弓・キルギス共和国)

2013-11-26 07:00:00 | 土佐のくじら国防論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。

前回記事、千島・樺太購入だけでは、さすがに日本の核疑惑を演出するには物足りませんね。(笑)
http://blog.goo.ne.jp/orbakuchan/e/5e95be59143bfa00289daf0bb67d5344
地勢的に、ロシアの秘密核施設があってもおかしくはない・・・というレベルだからです。

しかし、マトリョーシカは、多重構造の人形の名前ですが、その名の通り、この秘密プロジェクトは、
外からはすんなりとは見えない、多重の仕掛けを満載できるのです。

なぜなら、これまで日本とロシアは、特別な国家間でのプロジェクトそのものを、余りやって来なかったからです。
ですから、裏を返せば、日露両国は、やろうと思えばやれることがたくさんあるということです。

ではたとえば、千島・樺太購入に加え、具体的な何かの条件が加わればどうでしょうか?

たとえば・・・、

樺太に、大規模石油・天然ガスプラントを、日露共同で造るとすれば、その資材の運搬が、当然必要となりますね。

パイプや建築資材を、ロシアのシベリア鉄道を使って運搬する際に、
ロシア軍や、自衛隊などの警備をつけた車両が混ざっていたら・・・?

石油や天然ガス用のパイプと称して、
核ミサイルの材料や、核弾頭そのものを、さも運搬しているように見せれば・・・?

一気に緊張が高まりますね。(笑)
どこが高まるかと言えば、当然、中国・北朝鮮です。(爆笑)

なぜなら、中国と北朝鮮は、地続きでロシアと国境を接しているからです。

日本とは海を隔てているので、ミサイル攻撃那などの、上からの攻撃、そして海からの攻撃だけを見ていれば良かったのです。

これらはたとえば、彼らの視点で言えば、日本に制海権さえ取られなければ、
日本から大量の軍人を国土に入れることはできませんから、攻撃される事はあっても、支配される事は難しかったのです。

しかし、国境を接するロシアから、もし軍事侵攻をされる事があれば・・・?

ロシアと中国は陸続きですから、どこまでも軍人を投入する事ができます。
中国・北朝鮮から見れば、ロシアこそ最も警戒するべき国家なのですね。

日本とロシアが、よりによって、核兵器疑惑つながりで接近される事というのは、
中朝にとって、これほどの警戒項目はないのです。

現実的に軍事的なつながりはなくとも、あるように見せかけるだけで脅威なのです。
脅威があれば、戦争をビジネス的に捕らえる輩は、もう手出しはできません。

日本は現在、アメリカと軍事同盟を結んでいますが、ロシアとの協調は、更なる軍事的意味合いを持ちます。

中国の西、キルギス共和国に実は、米露両国の軍事基地があるのですね。

もしも、日本がアメリカのみならず、ロシアとも協調路線を敷くことがあれば、
何かの折に、米露2大軍事大国が、キルギス共和国から中国に攻撃してくる可能性が出てくるわけです。

キルギスからですと、ゴビ砂漠にあると言われている、
中国の秘密各軍事施設に対して、直接爆撃機で攻撃できる位置です。
http://www.ncm-center.co.jp/tizu/kirugisu.htm

日本はそういった演出を、国家ぐるみでやらなければいけません。

モンゴルからだともっと近いので、この際モンゴルとも、もっと親密な国家間の交流を演出するべきですね。(笑)

何はともあれ、アメリカのみならずロシアとも、軍事的な協調路線を演出することは、
日本の国防にとって、多大なメリットをもたらすのです。

プロジェクト マトリョーシカは、それがたとえフェイク(囮)であったとしても、
つまり、本当に核兵器の運搬やレンタル契約などがなくても、日本は絶対にやるべきなのです。

 「困ったら、キルギス使えよ。」