大好き森の人

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アブラヤシの花!!

2013-08-26 22:43:05 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 セピロックのロッジに着いてから

友達が、アブラヤシの実をもっと良く見たかったと言いました。

アブラヤシのプランテーションが増えることで

熱帯雨林が減っていく現実を目の当たりにして

さらに詳しく知りたいと考えたようです。

ロッジの庭に、アブラヤシの木があるのを見つけました。

木は、とても見やすい高さで

実もしっかり付いていました。

このオレンジ色のもの一つ一つが実だと話しました。

実の他に、付いているものがあります。

実でも葉でもないので、花かと思いました。

今まで、果房や実は話題になってきたけれど

花のことはほとんど聞いてこなかったと思いました。

調べてみたら

アブラヤシには、雄花と雌花があって

一つの株の中で、雄花と雌花が同時に咲くことはないのだそうです。

なので、受粉には

風や虫に、一つの株から別の株に花粉を運んでもらう必要があります。

そこで、アブラヤシのプランテーションにはもう一つ問題があるのでした。

それは、この受粉に必要な虫のことです。

昆虫のゾウムシの一種、ゾウの鼻のような口を持つので、この名前が付いたそうですが・・・。

ゾウムシがアブラヤシの雄しべの花粉を食べに来ると体に花粉がつき

その花粉が雌しべにつくことで受粉が行われます。

で、このゾウムシですが、アブラヤシと同時にアフリカから一緒に持ち込まれたというのです。

ハブ退治に持ち込まれたマングース・・・。

ウシガエルのエサとして持ち込まれたアメリカザリガニ・・・。

日本の生態系を狂わす原因と似たような関係がここでも起こってくることが理解できると思います。

人間の身勝手な考えで、生態系を変えると絶対無理がきて

取り返しがつかなくなることをみんなと考えたいと思いました。


ハナドリ♪

2013-08-26 00:33:52 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 シャワー室は、いただけなかった「セピロック フォレスト エッジ リゾート」ですが

お庭で、珍しい植物やたくさんの鳥や虫に出会えたので

その点は満足しています。

ツバキの花の仲間やバナナ、パパイヤなど・・・。

一眼レフの望遠カメラを重くても持って行って良かったと思いました。

花に蜜を吸いに来る「ハナドリ」にも出会えました。

「オレンジハナドリ」だと思います。

トンボもよく見ましたが、

望遠で撮ろうとすると、トンボが細いので

他の物に焦点が当たってしまい、トンボが消えてしまって困りました。

カメラが頭が良すぎるのもよし悪しです。。。

珍しい植物や動物がいると、すぐガイドのジェイソンさんが声をかけてくれました。

ジェイソンさんが、「ブラシの木」と呼んでいた木にも

ハナドリが来ていました。

「ギバラタイヨウチョウ」かなぁ?

撮った時には気付かなかったのですが

羽ばたいているところが撮れていました。

嬉しいです。

ブラシの木、キンポウジュという名前らしいのですが

本当に、コップを洗うブラシみたいです。