大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

市川市動植物園

2008-11-27 17:54:16 | 市川市動植物園



『市川市動植物園』に行ってきました。



『動植物園』には、
「市川大野」駅からコミュニティバスを使うと便利です。
運賃は、150円。



『動植物園』は、自然がいっぱいの中にあります。
自然がいっぱいの「多摩動物公園」は、ハイキングのようですが
ここは、散歩という言葉が合いそうです。



今、紅葉が真っ盛りのようです。
でも、ここのところの雨で
散っちゃうかなぁ~。 





それで、何しに行ったかって、
そりゃあ、「オランウータン」に会いにですよ。

ここにいるのは、
『豊橋動植物園』と同じスマトラオランウータンです。



「ウータン」5歳、男の子です。



ママの「スーミー」と楽しく暮らしています。



5歳なのに、甘えん坊ですねぇ♪



『旭山動物園』の「モモ」ちゃんは、2003年3月24日生まれ。
「ウータン」は、2003年9月4日生まれ。
ほぼ半年違いです。



「モモ」ちゃんも、ママに甘えたいよね。 

親離れがゆっくりの「オランウータン」です。
ボルネオでもスマトラでも、
みなしご「オランウータン」をこれ以上増やしてはいけないのです。 





SAGA11 その3

2008-11-21 20:42:39 | 講演会・報告会



『SAGA11』次の講演は、
「ボルネオ保全トラスト」の坪内先生です。
題は、「動物園に期待するオランウータン」の保全活動です。



ボルネオの森は、
伐採が進む前は、35億人分の酸素と木材を地球に供給してきました。
それが、今は、22億人分の酸素にまで減っています。
木材は、密輸が絶えません。

その木材も、直接日本に入ってきた時ならまだしも・・・。
今は、中国経由なので実際のところよくわからなくなっています。

「この多摩動物公園の建物も・・・」と坪内先生は言いました。

倹約も手伝って、どうしても私達は安い物から安い物を追いかけますからねぇ~。
むずかしいです。



リハビリセンターで、出会った子たちだそうです。
あぁ~、かわいそうだよぅ~。

あのぅ~、よくわからないのだけど、
里親制度とかだめなのかなぁ~・・・。
お金が膨大にかかるのかなぁぁぁ~。



アブラシプランテーションの中にも、オランウータンの寝床があります。
こんなに、ボロボロになってしまった場所でも、
必死でオランウータンたちは、生きています。
だから、緑の回廊をつくって、
オランウータンが自由に行き来できるようにする必要があるのです。



これらのお菓子に、パーム油が使われています。
どうして日本の製品の写真がないのかなと思ったら、
載せるといろいろ支障がでるからなんですね。

コンビニに行って、パーム油使用って書いてあるのは
まだわかるのですが・・・。

植物油って書いてあるのは、ほとんどパーム油だそうです。

某高級アイスには、使ってないのかなぁっていう話も
前の講演会の時に出たのだけど、本当かな?
アイスを買うのが5回が4回になってもなんて冗談言ってたけど、
私、10回が1回になっても使ってないんだったら
高級アイスにするつもりなんだぁ~。

あと、高級チョコレートにも入ってないのかなぁ~。
でも、あれだけ高くて、使ってたら怒るよね。



これからの動物園の役割は、重要で
たくさんのことができそう、やってもらいたいという話がまとめだったと思います。

日本人が一人1年間に消費するパーム油は、37ℓです。
それは、10㎡から取れる量です。
今、10㎡の土地は、1200円です。

それに、緑の回廊づくりに必要な土地は、2億㎡。
土地1㎡が120円なので、
必要なお金は、240億円。
2000万人の人が協力してくれれば、一人1200円。。。
1億人だったら、一人240円。。。

それで、約8000万人の動物園来場者に協力してもらえれば・・・。
完全な緑の回廊づくりも夢ではないという話です。



二つの講演を終えて、
山極先生のお話がありました。

ゴリラの研究をしている人だぁ~、この前テレビに出てたぁ~と
ミーハー気分出しまくって見ていました。



群れに片手を失った娘がいるそうで、
その子を守りながら群れが移動していく様子をビデオで見せてくれました。
シルバーバックって、やっぱかっこいいよねぇ~。





SAGA11 その2

2008-11-19 18:23:10 | 講演会・報告会



 「SAGA11」は、多摩動物公園の黒鳥さんの講演からでした。
『動物園が取り組むオランウータンの域内保全』です。



これまで、生息内での研究を動物園で生かしてきましたが、
今後、動物園で培ってきたことを
現地の保全に生かしてく試みが始まったという話です。



私には、難しいことはわかりませんけど
オランウータンを愛する一人として、
何かが伝えられるといいなぁ~と思って
いつも、ブログを書いています。

でも私は、ただのミーハーなおばちゃんですから
ジプシーさん、モリーさん達のことが知りたい知りたい・・・
オランウータン情報だけで、ごきげん気分で会場に座っているわけです。 



この三人、誰かわかりますか?

右から、モリーさん、ジプシーさん、キューさん・・・
だそうです。 





ジプシーさんもモリーさんも、野生生まれですから
本当の誕生日は、わかりません。
それで、新年を迎えると一つ年を取ります。

二人の人生は、日本のオランウータンの歴史そのものです。
オランウータンの保全活動にも、生かされているに違いありません。 



ボルネオ、キバタンガン川支流で、孤立したオランウータンを救うために
消防ホースを使った橋がかけられました。
でも、まだオランウータンは渡っていないそうです。

多摩動物公園のオランウータン第一放飼場にも、
同じ形のつり橋がかけられました。
最近、チャッピー、ポピー、ミンピーの親子が
恐る恐る渡り始めたそうです。

現地のオランウータンも、いつか渡ってくれると
いいなぁ~と思っています。





SAGA11 その1

2008-11-15 20:31:43 | 講演会・報告会



いよいよ始まりました、
『SAGA11(アジア・アフリカ大型類人猿を支援する集い)』です。
1日目は、「多摩動物公園」ウォッチングセンターで行われました。

 

会場に入ると、多摩の「チンパンジー」歴代全員の写真が・・・。
もうそれだけで、感動です。 



赤ちゃんの頃すぐ『円山動物園』に行き、
今は、ボスになっているトニーの写真もありますよ。



こちらは、「オランウータン」のパネル、歴代の飼育員さん達です。



ジプシーさんとドン・ホセさんから始まった、
多摩の「オランウータン」の系図です。



ちゃんと『旭山動物園』のモモちゃん、モリトくん・・・。
『円山動物園』の弟路郎くんの名前もありますよ。

ジプシーさんの長女のジュリーさん、一人しか子ども生んでないけど(ジャック)、
モモちゃん、モリトくんで四代目なんだよねぇ~。

講演で、大型類人猿は繁殖が難しいって言ってたけど、
すごいことだよ♪

モモちゃんがママになるだろう10年後まで、
ジプシーさんには、生きていてほしい~。 

  

 “多摩動物公園のオランウータン50年のあゆみ”です。
写真は、ボケているけど
私には、よだれものの内容です。


 『SAGA11』の報告、まだまだ続くよ~。





ボルネオ保全講演会

2008-11-14 22:49:23 | BCTJ



 東農大学園祭パネル展で
午後1時から、講演会がありました。

 第一部は、
『国内動物園の飼育下オランウータンの現状と保全における動物園の役割』
と題して、市川動植物園の水品飼育員さんのお話でした。

市川動植物園には、スマトラオランウータンの
「イーバン」オス20歳、「スーミー」メス20歳と
その子「ウータン」オス5歳の三人がいます。

私は、豊橋総合動植物園のスマトラオランウータンの「ウラン」ちゃん3歳の相手は、
絶対「ウータン」だと勝手に思っているのですが・・・。



水品さんのお話は、私が今まで聞いたいろいろな話と
視点が違って、とってもおもしろかったです。

野生のスマトラオランウータンは、寿命が少なく見積もってもオスで58歳以上
メスで53歳以上と言われているそうですが、
動物園では、多摩ZOOの「モリー」さん56歳、「ジプシー」さん53歳がいるにしても、
(二人とも、ボルネオオランウータン)
寿命年齢まで生きられない子が多いという話です。

25歳までに、半数が亡くなり・・・、
40歳までに、一気に数は10%以下になってしまう・・・。

それは、どうしてなのかということなのです。
今まで、「モリー」さんや「ジプシー」さんが特別長生きなのだということばかりに
目を向けてきましたが、
それは、オランウータンが順調に過ごせていれば当たり前のことで、
みんなが、そうならないのは何故なのかなんて思ってもみませんでした。

水品さんの見解として、
保全と直結した未来の動物園像とは・・・
飼育数が0二つ増やせるといいということでした。



 第二部は、ボルネオ保全トラストの 坪内さんの
『かわいそうだけでは、生態保全はできない』でした。

坪内さんの話を聞くのは、
4回目になります。



「ボルネオ保全トラスト」では、緑の回廊をつくろうとしています。
自国でない場所で、活動を続けるのは大変なことです。

坪内さんは、どうしてそれができるのか・・・。
アフリカ、アジア、南米、オーストラリアで活動してきたのだそうです。
だからできるんだぁ~と納得しました。

日本では、スーパーやコンビニなどで安い製品が氾濫しています。
その裏にはカラクリがあって、
現在、歴史上もっとも多くの奴隷が働いているということです。

安く大量に供給されるものが原因で、熱帯雨林が減少しています。
私たちは、命を食べていることを自覚しながら、
生活しなければいけないと思いました。

 第三部は、参加者も交えたパネルディスカッションでした。

今回も、充実した講演会でした。
たくさんの話の中から、私が新しく知った話や考えたことを
中心に書きました。



農工大学園祭

2008-11-10 20:28:57 | BCTJ



 赤ちゃんの大学訪問・・・。
今回は、『東京農工大学』です。



「農工大学園祭」パネル展、
『アフターハロウィン ウータンとチョコのちょっとニガイ関係』に行ってきました。

ボルネオの現状のパネル展です。

市川動植物園、オランウータン飼育担当の水品繁和さんと
ボルネオ保全トラストの坪内俊憲さんの講演会もありました。



「多摩動物公園」のオランウータン、
ミンピーちゃんの紹介パネルもありましたよ。



募金して、オリジナル缶バッチをもらいました。



塵も積もれば山となる・・・、
緑の回廊をつくるための募金をどこかで見かけたら、よろしくお願いします。 





風が強く吹いている

2008-11-07 21:09:06 | 



『風が強く吹いている』新潮社「三浦しをん著」。 

超感動しました。
ものすごくおもしろかったです。

無名の大学陸上部しかも
寄せ集めというか「竹青荘」という安アパートに集まった10人で
箱根駅伝を目指す物語です。

 私自身は、運動音痴なので
スポーツの持つ駆け引き云々や
身体を動かすおもしろさは、よくわからないのですが…。

陸上競技、特に『走』の競技は、 
スタートしてゴールするというわかりやすさ(中身を考えたら複雑だと思う…)
もあって、好きです。
駅伝は、個人種目であって団体競技でもあるおもしろさも重なり
特に好きです。

箱根駅伝は、関東の大学しか出られません。
だから、一地方の競技会でしかないと評価されることに対して批判される方もいます。
ですが、私にとっては
お正月という独特の雰囲気や地元の大学の活躍という興奮も手伝って、
一年で一番楽しみにしているスポーツです。

その箱根駅伝の話なので、
おもしろかったのかもしれません。
でも、寛政大学竹青荘のメンバーのどちらと言えば不器用なメンバーが
「予選会」を突破し、
本番の『箱根駅伝』で、シード権を獲得するまでのやりとりは
わくわくしました。

現実は、頑張っても頑張っても
「予選会」さえ通らない学校が多いわけで、
1年間で、シード権を獲得してしまう話はありえないのかもしれません。
でも、主人公たちが、
箱根を目指して取り組む姿は、
実際にいる人たちだと錯覚するくらいドキドキしました。
物語の終わりが近づいた時、
この人たちとお別れるのが惜しく感じられ
読み終えるのがもったいないと思いました。

本当にお勧めします。 

 今年の箱根駅伝は、
創部5年目で出場を果たす「上武大学」の活躍が楽しみです。
あと、ケニアからの留学生に頼っていると言われても
やっぱり故郷山梨の「山梨学院」は、気になります。
モグス君が4年生で、その後はどうするんだろうと思っていましたが、
期待通り?出てきましたねぇ~♪
1年生の新星コスマス君・・・。

お正月まで、あと2ヶ月弱…。
選手たちには、故障しないように上手に調整してほしいと思っています。 





フォレストセミナー

2008-11-06 17:35:15 | 講演会・報告会



『オランウータンと熱帯雨林の会』の定例会に
行ってきました。
毎月1日に行うことになったそうです。

2回目で、建築家・淵辺懿さんのお話でした。



淵辺懿さんは、「多摩動物公園」で
ジプシーさんとその家族をスケッチしてきました。



 ジプシーさんは、淵辺さんの気持ちがわかるかのように
じっとスケッチのモデルになってくれたそうです。

ジプシーさんのブッタのような表情は、
様々な苦労の末に悟りを開いたせいではないのか・・・
と、思ったそうです。
娘のジュリーの他を避けるような行動にも
訳があるのではないか・・・
と、感じたそうです。

 動物園での飼育も手探り状態だっただろう50年前・・・。
可愛がられていたと考えられるジプシーさんも、
ジプシーさん本来の思いとは違ったものだったかもしれない・・・。

もしかしたら、人よりも賢いと思われるジプシーさん。。。
突然、動物園という狭い場所に閉じ込められたその時の気持ち。
野生では、まだ成熟に至らない年齢での出産。

ジュリーさんにしても、まだ甘えたい時期に
妹の誕生…。

淵辺さんは、
「オランウータン友の会」での鈴木先生のお話
(野生のオランウータンの生態など…)から
動物園の子たちのことが理解できるようになったと
おっしゃってました。

私も、『わんぱくっ子とおかあさん』の本で
若い頃のジプシーさんを知っていましたし
たくさんの方たちの話を聞いてきましたから、
淵辺さんのおっしゃることは、十分納得でした。 

私も、ただかわいぃ~♪だけでなく
いろんなことが感じられるようになりたいと思いました。



いじわるジュリーさんは、
性格の悪いおばさんではなく、
赤ちゃんの頃のトラウマを引きずった人付き合いの下手な
不器用なおばちゃんだったのです。

理解できてなくて、ごめんねぇ~!! 

でも、最近そのジュリーさんも明るくなってきています。
私は、天真爛漫なキキちゃんの影響が大だと思っているのですが・・・。



例会参加者の中に、
↓の子たちの持ち主がいらして、ぬいぐるみの話でも盛り上がってしまいました。

この子たちは、「オランウータン友の会」のイベントで
子ども達の相手をしているそうです。 



家に、10人いるそうです。
れいなちゃんずの仲間は、一人連れて帰ったら、
どんどん増えちゃうんだよね♪





彫刻の森クラブ Ⅱ

2008-11-03 12:16:53 | 箱根


「彫刻の森クラブ」お食事編です。



食事は、食堂でいただきます。



これ、1000円でいただけるんですよ。
さすが、保養施設ですよねぇ~♪







お魚中心のお料理ですが、お肉もしっかり出ます。
お肉は、やっぱりおいしいです。



デザートは、抹茶のアイスにクレープ、
そして、果物です。






こちらは、朝食メニューです。



私以外のお客さん、全員が頼んでいた和朝食。
私たちも含めて、5組の客でしたが
みごとにみんなが、和食でした。



写真のために、私が選んだ洋朝食です。
コーヒー、ジュースは、おかわり自由です。