大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

最後にもう一度♪

2014-08-31 08:20:56 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 

  夕方クルーズは、5時半を過ぎ・・・

終わりの時間が近づいていました。

涼しくなったので

ほらっ♪

テングザルが、鈴なりです。(笑)

テングザルは、雄1頭を中心とした群れで暮らしています。

ジャンプをして水に飛び込むし

泳ぎも得意です。

無事、テングザルの写真も撮れて

リバークルーズの目的はすべて達成することができました。

それでも、

「最後にもう一度、オランウータンに会いたいなあ~♪」

「会えると思う?」

「会えるわけないよなぁ~♪」

と、私はJasson-sanに独り言のようにつぶやきました。

夕方のキナバタンガン川は、

まるでクルーズ銀座のようにたくさんの舟が行き交っています。

帰り道、一本の木のそばにたくさんの舟が停まっているのが見えました。

オランウータンです。

オランウータンが、イチジクの実を食べていたのでした。

私達の舟が近づいた時は

人間の多さにびっくりしたのか

食事をやめたのか

オランウータンは、木から下りたところでした。

オスのオランウータンでした。

彼は、食事を終わりにし

ネスト(寝床)を作るために川岸のより数本奥の木に移動しました。

↑は、Jasson-sanが、頑張って撮ってくれた写真です。

オランウータンは、ネストを作り終え

完全に見えなくなりました。

最後にまたまたオランウータンに会えた幸運を

かみしめました。

こちら側の岸は、プランテーションが広がっています。

彼が、命をつないでいけることを祈りたいと思いました。

午後6時は、とっくに過ぎて・・・

空には月が出ていました。


水が汚れている!!

2014-08-30 11:51:46 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 今年は、2年~10年に一度起こるという『一斉開花』の年のようで

森には、たくさんの木の実が生り

多くの動物達に会うことができました。

私は、想像もしていなかったほどの幸運に

一生分の運を使ったような気さえしました。

 そんな幸せな気持ちの中で、

気になることがありました。

時々、川が臭ったのです。

サバ州を流れるキナバタンガン川は、

マレーシアで2番目に長い川です。

本流であるキナバタンガン川も支流も

日本の川と違い岩や小石がなく、川底は泥なので

川の色は茶色です。

動物を探すのを少し中断して

川に注目してみると・・・

臭うところは、緑色に変色し藻が浮いていました。

なぜ川が濁ってしまったのか

考えました。

私は、時々井の頭池に行きます。

昔(江戸時代)の井の頭池と今の井の頭池の違いを学ぶ機会もあります。

そして、川や池が汚れてしまう理由を少しずつ理解できるようになりました。

(井の頭池に関わっている人達は、かいぼりを繰り返し、きれいだった頃の井の頭池にもどそうとしています)

キナバタンガン川の汚れは、

アブラヤシのプランテーションから流れ出した油のせいのようです。

 カニクイザルやミズオオトカゲ、マングローブヘビに出会える

マングローブの林に囲まれたキナバタンガン川支流のテナガン川を進むと・・・

やはりここでも、アブラヤシのプランテーションが見えてくるのでした。

そして、そこで新たに見たものは

黄色の柱の人工物です。

これは、パーム油を運び出すパイプだと

Jasson-sanに聞きました。

昔は、舟でパーム油を運んでいたからです。

 今は、トラックで陸路を通ってパーム油は運ばれます。

だから、この人工物は不要になりました。

テングザルの子どもと目が合いました。

ボルネオ島は、野生生物の宝庫です。

せめて今生きている動物達が暮らしていける森を

減らしたくない・・・

減らしてはいけない・・・

と思いました。

野生動物にただただ会いたい・・・

熱帯雨林の大自然を感じたい・・・

と、何回もリバークルーズを組んだ今回の旅でした。

本流のキナバンダン川、

支流のテナガン川、マナングル川を何度も行き来することで

感じられた様々なことがありました。

  私は、無力で何をすればいいのか・・・

何からすればいいのか・・・

何ができるのか・・・

日々考えているだけの毎日です。

それでも、ボルネオへの旅で自分が感じたことは伝えたいと思い

ブログを書き続けています。


夕方クルーズ♪

2014-08-30 09:18:33 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 8月1日、「ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014」5日目・・・。

この旅最後のクルーズに出かけます。

明日は、もうキナバタンガン川とさよならでした。

午後3時過ぎ・・・。

まだまだ暑さは残ります。

でも、動物たちが見られない所は

ボートはフルスピードで進むので、風はつめたく寒いくらいでした。

Jasson-sanと「あとはテングザルだけだね」と

たくさんの動物に会えた幸運に浸っていました。

テングザルは、群れで暮らしているし

オランウータンと違って水にも飛び込めるので

川岸で会いやすいのですが

活動するのは夜明け直後2時間と日が暮れる前の2時間が多いそうで

この時間には川岸よりも奥の方で静かにしていました。

タカです。

本には、つがいで止まっていることが多いと書いてありました。

今年は、一斉開花の年。。。

木の実がたくさん生っています。

ゾウが通った場所でしょう。

草が食べられ踏まれたようで

平らになっていました。

再度、支流テナガン川に入ります。

テナガン川には、

カニクイザルの群れです。

カニクイザルの赤ちゃんです。

赤ちゃんは、どんな動物でもかわいいです。

 


KJCの庭♪

2014-08-29 07:22:41 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 ここは、キナバタンガン川流域にある「KJC(キナバタンガン・ジャングル・キャンプ)」です。

とても居心地がいい施設です。

施設のサービスは、オーナーさんの考え方次第です。

食堂は、いつでもコーヒー、紅茶、ミロなどが飲めるようになっていて

きれいな水も用意されていました。

そして、食堂から庭が見えます。

庭と言っても

「KJC」そのものが森の中にあるので

そのまま森に囲まれていますと言った方がいいかもしれません。

この森には、オランウータンが4人棲んでいるそうです。

去年、私はそのオランウータンがやってくるのを期待して

食事が終わっても、一人で食堂に座っていました。

(れいなちゃん赤ちゃんと一緒ですが・・・)

今年は、「Myne Resort」の森で、

期待以上の経験をしてしまったので

あえてオランウータンを待つことはしませんでしたが

食堂にいるだけで、たくさんの動物たちに会うことができました。

ミケリスです。

2匹いました。

去年、大きさにびっくりしたミズオオトカゲです。

日本のトカゲは、

小さくて、チョロチョロしていて、あっという間にいなくなるので

そのイメージでいるとその存在感に、本当にびっくりします。

ヒゲイノシシです。

図鑑に、雄は1頭で、雌は子連れで5~6頭で行動すると書いてあったので

ここにいる子達は、母親とその子ども達ということになると思いました。

ヒゲイノシシは、ここで餌をもらっています。

時々、ミズオオトカゲも、イノシシに遠慮しながら同じ餌を食べていました。

去年は、いなかったコブハシコウです。

コウノトリの仲間です。

本には、良い状態の林が保たれている川沿いに生息していると書いてありました。

リバークルーズで、何回も会いましたけど・・・

カニクイザルを「KJC」の庭でも見ることができました。

そして、そして・・・、

一番嬉しかったのは、テナガザルにも会えたことです。

「BCTJ」の例会で、理事長にこの話をしましたら

「この森に棲んでいる女の子で、相手がいなくて困っているんだ~」と言っていました。

そうかぁ~。

1人なんだあ・・・。

お相手が見つかるといいなあ。。。

幸せになって欲しいなあ・・・と願わずにはいられません。

それで、最後

夕食後に現れたジャコウネコです。

暗闇の中だったので

こんなぼけた写真しかありません。

私は、またまた現れた動物に興奮しましたが

Jasson-sanは、「これは普通にいるよ」って感じなのでした。


スカウ村♪

2014-08-28 19:28:21 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  ここは、スカウ村への入り口です。

クルーズの途中で

寄りました。

お菓子や飲み物、お土産などが置いてある売店があるからです。

私が宿泊した「KJC」は、ビリッ村にあります。

スカウ村は、とても広い村のにようで

道路にも大きな看板がありましたし

私が、KKで買った地図にも載っています。

オランウータンの吊り橋(1号橋)が架かっているマナングル川は

スカウ村にあります。

スカウ村は、BCTJの活動地でもあるので

昨年のツアーで、スカウ村に宿泊するのかな?

宿泊したいな!!と思っていました。

でも、宿泊したのはビリッ村の「KJC」でした。

なぜそうだったのか聞いてみたところ

スカウ村には、大勢で宿泊できるロッジがなく

ホームステイが中心で、

みんなバラバラの宿泊になってしまうのだそうです。

「KJC」は、とても良い宿泊施設なので

私は、とても気に入っています。

スカウ村の中をいつか歩いてみたいなと思っています。


ヘビウ♪

2014-08-27 06:41:17 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 ここは、キナバタンガン川支流・・・

オランウータンの吊り橋1号橋が架けられたマナングル川。。。

木の上にいるのは、ヘビウです。

去年は、気付きませんでした。

くちばしは、真っ直ぐ

首は長細く・・・

へびのようだから、ヘビウなのかな~って思いました。

本には、水面に首だけ出して泳ぐ様子がへびのようだと書いてありました。

特徴的なので

二回目からはすぐ気付くことができました。


オランウータンのための吊り橋

2014-08-26 07:05:39 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  「ボルネオ・いのちをつなぐ旅」5日目です。

モーニングクルーズとオランウータン吊り橋1号見学クルーズを合体させて

7:00から3時間のリバークルーズを行いました。

私が会員になっているBCTJ(ボルネオ保全トラストジャパン)は、BCT(ボルネオ保全トラスト)などマレーシアの人々と

協力して、ボルネオの生物多様性保全を目指しています。

その一つがオランウータンのための吊り橋です。

BCTJは、日本の動物園と協力して2008年からオランウータンの吊り橋を架けています。

森林が、アブラヤシのプランテーションに変えられて

保護区の中でも森が狭くなっています。

さらに、森と森が分断されて

水が苦手で川を渡れないオランウータンは、狭い森の中に取り残されてしまっています。

川岸に吊り橋を架けて、オランウータンに渡ってもらおうというのです。

2008年4月に最初の橋が

ここマナングル川に架けられました。

2010年6月には、1号橋を渡るオランウータンの撮影に成功したそうです。

今、6号橋まで架かっています。

ここをさらに進むと2号橋があります。

しかし、水位が低く舟が進めなくなるということで、引き返すことにしました。

昨年も同じ理由で、2号橋まで行くことができませんでした。

架けに行ったのだから見に行ける時期があるはずです。

いつなら行けるのか聞きましたら、「雨季の時期、2月かなあ」だそうです。

2号橋を架けた時も雨季で、

雨の中での大変な作業だったそうです。

「1号橋以外のものが見るとしたら…」と言いましたら、

「5号橋と6号橋だな」と教えてもらいました。


Night of the fourth day♪

2014-08-25 19:08:06 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 「KJC」のディナーです。

ここのお料理も野菜を使ったものが多いので

嬉しかったです。

 基本おかわりはしないので

絶対普段より食べていないと思います。

間食もしないし・・・。

日本にいてもこのくらいの量ですませられればいいのだと思います。

食事のあとは、ナイトクルーズでした。

カワセミやフクロウを見ることができました。

 


テナガン川♪

2014-08-25 06:47:02 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 ボルネオゾウとお別れして

再びキナバタンガン川支流テナガン川です。

夕方、涼しくなってくると

動物達も活動を始めます。

さらに、川のそばでたくさんの動物達が見られるようになりました。

まず、サイチョウ

カササギサイチョウを見ることができました。

ヘビウです。

木の上でのんびりしているのは、

カニクイザルです。

ここテナガン川では

カニクイザルの大きな群れを見ることができました。

マングローブヘビだそうです。

毒を持っています。

またまた、カササギササイチョウがいまして・・・

こんなに大きく写真に撮ることができました。

三羽もいました。

うっうれしい・・・。

なんと!!

シルバーリーフモンキーもいたのですよ。

髪型がベッカム選手に似ていることから

「ベッカムザル」とも言われています。

たくさんの動物に会うことができる熱帯雨林に

見えてくるアブラヤシのプランテーションです。

現地NGOは、森を守るために

踏み込んではいけないところに看板をかけています。

 これで、四日目の夕方リバークルーズは終了です。

ボルネオゾウ・・・

しかも親子のゾウに会えた幸せをかみしめていました。


ボルネオゾウです♪

2014-08-24 15:40:22 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 キナバタンガン川です。

ボルネオゾウがいます。

すれ違った舟のおじさんからの情報は、

ボルネオゾウのことでした。

 今年の旅でもボルネオゾウに会えて

とても運がいいと思いました。

それも、八頭もいます。

ゾウの群れです。

ゾウに会えるのは、とても嬉しいことですが

それだけ森が減っている証拠です。

単純に喜んでいてはいけないと思いました。

大きなゾウのそばに小さなゾウがいて

親子のゾウだと思いました。

ボルネオゾウも絶滅の危機に瀕しています。

子どものゾウに会えたこと・・・

しかもそれぞれが母親と一緒にいることに

安心した気持ちでした。

アブラヤシのプランテーションがゾウの移動する道に迫り

プランテーションの中に入り込んでしまいます。

すると、ゾウは殺されてしまうになる・・・。

母親も目の前で殺されて

心に傷を負った子どものゾウがKKのロッカウィ・ワイルド・パークにもいます。

他の動物もそうですが

母親なしには、子どもは順調に成長できません。

この小さなゾウの群れがいつまでも

安定して生活できることを願いたいと思いました。

 


リバークルーズ パート2♪

2014-08-24 08:03:39 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  7月31日午後、2回めのリバークルーズです。

「Myne Resort」から「KJC」までの移動もりっぱなリバークルーズと言えますけどね。

さらに「KJC」から、キナバタンガン川を下ります。

キナバタンガン川支流のテナガン川です。

吊り橋のようなものが見えますが

これは、私達BCTJの架けている橋とは違います。

昨年は、それを知らなくて川の上に架かっているものを見ると友達と大騒ぎしました。

考えてみれば、BCTJの架けているのは消防ホースの吊り橋でした。

マングローブの林が続きます。

動物達も昼間は暑いので

ほとんど活動していません。

ミズオオトカゲの子どもが木の上で休んでいました。

テングザルです。

サイチョウです。

きれいな緑色の鳥です。

そして、今回一番お目にかかったカニクイザルです。

カニクイザルは、川べりまで下りてくるというのと

30前後の群れで暮らしているというので、とても見つけやすいと思います。

テナガン川をクルーズしていましたが

すれ違った舟のおじさんから朗報が入りキナバタンガン川に引き返すことにしました。

 


KJCへ♪

2014-08-23 18:02:59 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 「Myne Resort」でのプログラムが終了しました。

Richard-san、Samuel-san、ビールをごちそうしてくれた「Myne Resortで2番目にえらい人」・・・

お世話になった人達にお別れして

「Terima Kasih」!!

4日目の宿、「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」に向かいました。

「Myne Resort」も「KJC」も

キナバタンガン川に面しています。

「KJC」は、オーナーさんの配慮が行き届いているので

昨年のツアーで、友達の感想はとてもいいものでした。

去年一緒に行ったメンバーのためにも、

「KJC」の写真をいくつか載せちゃいます。

ここが、みんなで利用した三人用のロッジです。

そして、ここが今年の部屋です。


メルバウツリー!!

2014-08-23 09:24:02 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 「Myne Resort」の森で

ジャングル・トレッキングをしています。

残り時間が少なくなったので、

タワーを下りました。

ルートは、昨年と同じですから

目に覚えがあります。

私達が歩いているのは、最短ルートです。だぶん・・・。

メルバウツリーへの看板が見えました。

 「メルバウ」は、マメ科の広葉樹です。

太平洋鉄木とも呼ばれ、

耐久性・保存性・シロアリに強いということで

建材としてとても人気があります。

日本にも、たくさん輸入されてきたのだろうなあ。

なぜこの木だけ特別に、

 「To Merbau Tree」と書かれているのでしょう。

この木には悲しい歴史がありました。

第二次世界大戦時、この地でも戦いがありました。

この「Merbau」の木には、穴があいており、

日本軍に襲われた村の娘たちがこの木の中に逃げ隠れたと聞きました。

さて、木の中ですが・・・

Jasson-sanが入って写真に撮ってくれました。

空が見えますね。

コウモリがたくさんいたと言っていました。

私は何をしていたと言えば・・・

のん気にれいなちゃん赤ちゃんの写真を撮っていました。

「どうもすみません・・・」

ほぼ1時間のジャングル・トレッキングです。

 無理なくスタート地点にもどって来たのでした。。。


オランウータン ジャランジャラン♪

2014-08-22 20:24:29 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

 早朝リバークルーズが終わって、

次のプログラムは、ジャングル・トレッキングです。

予定では、1時間のオランウータン・トラッキングだったのですが

前日、オランウータンを追っかけたので

プログラムが入れ替えになりました。

 

 「Myne Resort」の森に入ります。

↑の写真は、マンゴーの木です。

たわわに実っているのがわかりますか?

昨日のオランウータンは、まだ森の入り口にいるとのことでした。

これだけ、食べ物があるんだから

この辺りの果物全部食べつくすまでここにいればいいのにと思いました。

Samuel-sanは、オランウータンが寝床から出る頃にはオランウータンのネストの場所に着いていて

観察を始めていました。

 

ジャングル・トレッキングは、2時間かけて熱帯雨林を歩くはずでした。

でも、4日目、オランウータン・トラッキングに設定された時間は

1時間でした。

なので、1時間のジャングル・トレッキングとなりました。

森をちゃちゃっと回ることになりました。

それは、前日私が、オランウータンのところにずっといることを選んだのですから

仕方がありません。

Richard-sanは、Samuel-sanと常に

オランウータンは、今何をしているのか連絡をとっていました。

「Myne Resort」のタワーです。

キナバタンガン川からは、このように見えます。

タワーからキナバタンガン川を眺めたのが

この景色です。

これが、キナバタンガン川流域の熱帯雨林です。

でも、でも、

熱帯雨林の木が倒されて

畑にされてしまう土地が山の方に見えました。

もう、もう、十分だよ~。

これ以上のプランテーションはいらないと思いました。

すぐ下に見える景色は、

「Myne Resort」の敷地です。

前日に、私達がオランウータンを眺めたのはこのそばです。

そして、一本の白く見える木にまだオランウータンはいるのでした。

トレッキング用の道を1時間でざざっと歩き

下に見えた場所に降りました。

Samuel-sanは、朝からこの場所でオランウータンを見てたのです。

私達も合流し、時間が許す限り見守りました。

オランウータンがこの場所から移動したら、Samuel-sanの仕事も終わりです。

その後は、彼の仕事のパートナーが追いかけるのです。

その時まで、私も一緒にいたかったのですが

足のかゆみがまだ治まらず・・・

もどることにしました。

午後1時近く、私達がランチを終える頃

「オランウータン、ジャラン・ジャラン」と言ってSamuel-sanが帰ってきました。

オランウータンは、食べきれないくらいの果物があるにも関わらず・・・

新しい場所に旅立って行ったのでした。

Samuel-sanの話では、私達の前にいたオランウータンはおじいちゃんだということでした。

BCTJの例会で、「おじいちゃんのオランウータンだったよ」と報告しました。

「おじいちゃんでも、人間の前でこれだけど~んと構えていられるのだから

森の主であると言えるよ」と理事長は、分析してくれました。

 


リバークルーズ パート1♪

2014-08-21 22:01:37 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014

  「ボルネオ・いのちをつなぐ旅2014」4日目は

キナバタンガン川、早朝クルーズからスタートです。

早朝ってね、何時ごろかっていうと

6時30分なんだよ。

早起きするのは大変なんだけど、

日本とマレーシアは時差1時間だから

7時30分だと思うとそんなに大変でもないよね。

クルーズをしていると、ロッジにもどるのは8時30分になっちゃうから

出発前に軽くトーストくらいは食べられるようになっていました。

ここ「Myne Resort」も、もう一つの「KJC」も

キナバタンガン川のロッジは、とてもサービスいいです。

Jasson-sanによると、施設のサービスはオーナーさんの考え次第だそうです。

朝のキナバタンガン川は、空気も風もとても気持ちがいい。。。

出発してすぐに、動物達に出会うことができました。

サギは、いつでも水辺に立っているから

見つけても、誰も騒いだりしないんだけど

飛ぶ姿を見ると嬉しくなります。

ワニです。

キナバタンガン川には、ワニがいるので

落ちたら大変だと去年言われたけど見ることはできませんでした。

だから、いるって信じられませんでした。

本当にいましたね。(笑)

落ちたら大変、大変・・・。

ミズオオトカゲです。

KJCの庭にもいるから、ペットのような感じがするけど

大自然の中で見るとやっぱり迫力があります。

サイチョウ、クロサイチョウだと思います。

高い木の上には、シロハラウミワシがいました。

テングザルは、見ることができましたが

朝は、川岸よりちょっと奥にいましたね。

そして、今年初めて見ることができたコブハシコウです。

この鳥も、KJCの庭にいました。

でも、なぜ去年は見なかったのだろう・・・。

これは、オオミツバチの巣です。

一斉開花が近づくと巣の数が増えると

写真家の横塚眞己人さんの本に書いてありました。

オオミツバチは、一斉開花をいち早く察知して

花が咲き始める前からどんどん森に集まってくるそうです。

すばらしい熱帯雨林の中で・・・

やはり見つけてがっかりするアブラヤシのプランテーションです。

これ以上、動物達の棲みかを壊さないで欲しいと願わずにはいられません。

これが、「Myne Resort」の川側の入り口です。

約2時間の早朝クルーズが終わりました。