釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

国民を害する国費乱用

2022-12-20 19:10:59 | 社会
日中、雪がわずかに舞うが、積もることはない。しかし、内陸から来た車が落とす汚れた雪は溶けずに残っている。最高気温は4度で風があり寒い。最低気温は−2度。朝、庭の水槽は凍っていた。寒さで体温が下がれば、免疫は低下する。冬場の紫外線量の減少もビタミンDの減少を通じて、やはり免疫を低下させる。冬に風邪やインフルエンザが流行するのもそのためだ。しかし、新型コロナウイルス感染では、夏の暑い時期にも感染拡大した。ウイルスの感染力の増加もあるが、やはりワクチン接種者が増え、ワクチン接種による免疫低下が大きく寄与しているのだろう。ウイルスに感染するとS抗体とN抗体が出来るが、ワクチン接種ではS抗体のみで、N抗体は出来ない。16日のアゴラで、名古屋大学小島勢二名誉教授が「追加接種率世界トップの日本が、なぜコロナ感染者数が最多なのか?」を書いている。「人口10万人あたりのコロナの既感染者数と抗N抗体の保有率との間には正の相関が見られた」とあり、相関係数は0.82となっている。図を見ると、沖縄はN抗体保有率が最高で47%ほどになっている。岩手は17%ほどでしかない。小島名誉教授は以前、超過死亡とワクチン接種との相関関係にも触れていた。ワクチン推進研究者は、超過死亡とワクチン接種の相関関係を認めようとしない。分科会でいつもデータ偽装をおこなっている国立感染症研究所の鈴木基感染症疫学センター長は、「(21年春~初夏の)第4波の超過死亡は、ワクチン接種数の増加よりも先に発生し、そしてピークを迎えた」と11月12日の日刊ゲンダイで主張している。ワクチン接種が一層重ねられた、昨年夏以後には触れていない。他にも超過死亡は隠れたコロナ感染によると主張する研究者もいる。しかし、これは国民の8割が2回接種していることを考えれば、ワクチンが重症化も防いでいないと言っているようなものだろう。昨年8月12日、カナダのCabal Timesが「Full Transcript of Dr. Dan Stock’s address to the Mt. Vernon School Board(マウント・バーノン教育委員会でのダン・ストック博士の演説の全記録)」を載せた。2021年8月6日に米国の教育委員会で米国の免疫学と炎症学の専門家であるダン・ストックDan Stock博士がプレゼンテーションを行ったものだ。「天然痘には動物の感染源はありませんでした。感染することを学んだのは人間だけだったのです。だから、私たちはそのウイルスを消滅させることができたのです。インフルエンザ、風邪、呼吸器合胞体ウイルス、アデノウイルス性呼吸器症候群、その他、動物に感染するものはすべてそうであるように、この病気もそうではありません。」、「同じように、ワクチン接種では特に何も変わらないということです。CDCやNIH、州衛生局のアドバイスを受ける前に、この委員会が自問自答することを望みます。なぜ、風邪やインフルエンザ、呼吸同期ウイルスにはしなかったことを、これについてはするのか? そして、呼吸器系のウイルス性症候群にはない、効果的とされるワクチンがなぜ真夏に大流行するのか、自問自答してみてください。」、「マサチューセッツ州バーンスタブルで発生したコビッド19陽性例の75%がワクチン接種を受けていたことを示す6つの追加研究(inaudible)」がある。「ワクチンで感染を防げるわけではありません。感染すれば病原体を排出する。特にウイルス性の呼吸器系病原体ではそうです。ただ、感染しても症状が出ないだけです。 ですから、蔓延を止めることはできません。ウイルス性呼吸器病原体の性質上、どのようなことをしても、計画したこの数字を良くすることはできません。 」と述べている。動物でも感染するウイルスでは、ワクチンによる感染制圧は出来ない。天然痘は動物の感染源がないからワクチンで制圧出来た。史上初めての遺伝子ワクチンを異常に短期間で治験し、即座に承認したワクチンをひたすら推進するのは、全て政治や大学へ製薬企業の資金が提供されているためだ。2020年8月5日の東洋経済ONLINEは、「製薬71社が大学に年200億円も寄付金払う事情」を載せている。「国内製薬会社の元幹部はいう。「ライバル社ではなく、自社の薬を使ってもらうため奨学寄付金を入れていた。『処方を変える』のではなく、『処方を買っていた』んです」」。TVで解説するワクチン推進の大学教授たちは、ほとんどワクチン企業から資金提供を受けている。生物研究者の早稲田大学池田清彦名誉教授は、昨日のツィートで、「ワクチンは去年の初夏に2度打ってその後打ってませんが、最近の情報を私なりに解釈する限り、あくまで私見ですがワクチン打たない方がいいと思います。こういうことを書くと、科学者ならエビデンスを出せ、と血相を変えて怒る人がいますが、そういう人は国に正確なデータを出すように文句を言ってね。」と書き込んでいる。国のデータは偽装や隠蔽が多く、分科会の専門家も同様だ。ワクチンが本当に有効ならば偽装や隠蔽は不要だろう。広島大学法医学の長尾正祟教授は、ワクチン接種後に死亡した4人の遺伝子を調べた結果、免疫系統の異常を見出し、「免疫反応に関係する遺伝子が非常に高進していた」。死後の体温は通常20度台であるが、4人は30度台になっていた。生前に40度以上の体温であったと推測された。皮膚科の高知大学佐野栄紀特任教授はワクチン接種後に帯状疱疹になった患者の皮疹部からスパイク蛋白質を検出した。ワクチンの副作用にスパイク蛋白質が関与している可能性を示唆する画期的な発見であるが学会では相手にされない。いずれも「報道のチカラ」で報じられている。2022年11月11日学術誌THE LANCET Microbe Volume 3, ISSUE 12, e944-e955に掲載のカタールの論文、「Protection from previous natural infection compared with mRNA vaccination against SARS-CoV-2 infection and severe COVID-19 in Qatar: a retrospective cohort study(カタールにおけるSARS-CoV-2感染および重症COVID-19に対するmRNAワクチン接種と比較した過去の自然感染からの保護:レトロスペクティブ・コホート研究)」は、自然感染した群よりも、mRNAワクチンを接種した群の方がはるかに感染しやすく、自然感染者よりもワクチン接種者の方が4倍重症化しやすいことを明らかにしている。要するにワクチン接種より本来の免疫の方が優れていた。研究が否定するワクチンを金や出世のために推進する。そのために多くの死者と生涯にわたる後遺症者を生み出している。明らかな犯罪であり、推進者は断罪されるべきだろう。今日のFNNプライムオンラインは、「2023年度予算案114兆円規模へ 過去最大 防衛費が大幅増額」を報じている。政府は毎年無闇に予算を増やし続けている。世界最大の借金政府がだ。昨日の時事通信は「トマホーク配備2113億円 「反撃能力」に活用―23年度防衛予算案」を報じた。しかし、同じ日、JBpressは、「40年前開発のトマホークでは日本は守れない、これだけの理由」を載せている。開発の古いトマホークは巡航速度が時速880Kmであり、中国、ロシア、北朝鮮のミサイルはこの3〜5倍の速度だ。発射が探知されれば、容易に迎撃されてしまう。記事にも書かれているが、米国産の武器は国内での整備が簡単ではない。ウクライナがそれを証明している。ウクライナは整備を国内では出来ず、ポーランドなどで行っており、効率が落ちる。結局、政府は勇ましく「敵基地攻撃能力」などと言っているが、「敵」より劣った武器で、「敵基地」など攻撃出来るわけがない。結局は有害で無効なワクチンと同じくひたすら国費の無駄遣いを行なっているだけだ。コロナ対策費は東日本大地震復興費の2倍の77兆円、旧式武器購入の軍事費43兆円。
ホオジロガモ

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