釜石の日々

信号無視

今日の釜石の気温は午前9時に最高気温11度となり、以後は気温が下がる異例の気温の動きになった。今晩0時に-1度の最低気温予想となっている。米国北東部では、昨日、猛烈な寒波に見舞われ、ニューヨーク州やニュージャージー州では非常事態宣言が発令されている。ニューヨーク州のクオモ知事は「生命を脅かす危険な状況にある」と述べている。ニューヨークでは積雪が60cmになっている。2016年の70cmの記録がある。この寒波で米国では新型コロナウイルスワクチンの接種に遅れが生じる可能性が出て来たようだが、それでも米国はすでに感染者数の累計を上回るワクチン接種者数となっている。世界では、イスラエル、アラブ首長国連邦、英国に次いで米国が感染者数を上回るワクチン接種者数となった。スペインの地方紙El Periodico紙は先月31日、「Al menos siete fallecidos en una residencia de Toledo en la que todos los residentes han dado positivo(すべての入居者が陽性判定となったトレドの老人ホームで、少なくとも7人が死亡)」と題する記事で、1月13日にファイザー社のワクチンの第1回の接種を受けたスペインのトレド県ラガルテラ市にある老人ホームの78人全員が、6日後に新型コロナウイルスに感染した初期症状が現れ、7人が死亡し、4人が入院したことを伝えた。PCR検査で全員が陽性であった。日本でも早ければ今月からワクチン接種が一部で始まるが、この新型コロナウイルスワクチン接種は、人類の歴史始まって以来の、壮大な人体実験である。大阪大免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之教授は、有効なワクチンの開発には2年はかかると以前述べていた。通常の不活化ワクチンでさえ5〜10年の歳月をかけて開発されて来た。2003年のSARSウイルスに対するワクチンさえ、未だに副反応や有害事象のために開発出来ないでいる。それをわずか半年余りで開発している。しかも、その多くが遺伝子操作によるワクチンである。以前も書いた米国ハーバード大学とMITの共同研究による「SARS-CoV-2 RNA reverse-transcribed and integrated into the human genome」なる論文にあるように、新型コロナウイルスのRNAが人の染色体の遺伝子群にDNAとして組み込まれる可能性がある。HIVウイルスではすでにそれが起きている。日本で接種予定のファイザーやモデルナなどのワクチンはmRNAを人の細胞内へ導入するものである。細胞内で実際に人の遺伝子群にDNAとして組み込まれるかどうかは長期間の観察を要する。同じコロナウイルスであるSARSウイルスでは失敗しているワクチンが、何故、この新型コロナウイルスワクチンでは極めて短期間に開発出来たのか。健康への影響を慎重に見極める長期の観察を無視、省略したからである。一度人の細胞内に入れば、もはや取り出すことは出来ない。昨年来のこの新型コロナウイルス感染は、人類史上初めての遺伝子操作ワクチンを、本来ならばより慎重になるべき承認を、むしろ、緊急の名で、異常なまでの短期間で承認させ、また、感染対策費の名で、前代未聞の大量通貨印刷を許している。異例のワクチン短期承認も異例の通貨印刷ももはや狂気とさえ言える域に達している。世界中が手を繋いで赤信号を渡っている。いくら手を繋ごうと、赤信号は赤信号である。赤信号を無視した結果を免れることは出来ない。いずれ遠からずその報いは巡って来る。
オオバン(左)とスズガモ雌(右)
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