こころのたね

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デスノート完結編

2006-11-05 20:14:19 | 映画・テレビ番組
おとといの感謝の集いが終った後、彩加ちゃんとそのまま映画を観に行きました。
公開初日のデスノート完結編です
二人とも原作のマンガは読んでいたのですが、マンガと映画は結末が違うということで、ドキドキしながら観ました
テレビ放送された前編を観たばかりで、その勢いにのって映画館に乗り込んでしまいました



あらすじを書いてみます
そこに名前を刻まれた者は必ず死ぬという、死神のデスノート。
これを偶然拾った夜神 月(ヤガミ ライト)は天才的な頭脳を持った、非の打ち所のない少年。
これで月は、相手の本名と顔が分かれば殺せる能力を手に入れてしまったのです。
月はデスノートに世の中の凶悪犯罪者たちの名を次々と刻んでいきます。
「誰かが犯罪者たちを抹殺している」世間はそれに気付き、その「誰か」のことを“キラ”と呼び始めました。
キラの脅威で、世界中の犯罪が激減。
月は犯罪の起きない新世界を創り、自分がその新世界の神になるためにデスノートを使っているのです。
「不完全な法律では裁けない悪人を僕が裁く。これが僕の正義だ」

しかし、殺されているのがどんな悪人であろうと殺人は殺人。
警察はキラを逮捕しようと捜査をしますが、なすすべがありません。
そこで警察が協力を要請したのが、数々の難事件を解決してきた謎の探偵L。
Lは的確な推理と並外れた洞察力でキラに挑みます。
「キラはただの殺人者。必ず捕えて裁きを受けさせます。私の正義のために」

その後に月がL率いる“キラ対策捜査本部”のメンバーになり、互いに騙し合いや駆け引きで、緊迫した勝負が繰り広げられます。
二人の頭脳は互角で、一つ間違えた方が確実に負けるような状況。
キラである月は、自分の邪魔になるLの本名を知り殺そうとする。
Lは月がキラではないかと疑い、正体を暴いて捕まえようとする。
月はLに正体を暴かれることなく、Lを殺すことができるのか。
Lは月の正体を暴き、月を捕まえることができるのか。
そんな二人の、命をかけた戦いの物語です



映画でも原作と同じように、二人の戦いが見事でした
Lはかなりクセのある役どころなのですが、松山ケンイチさん演じるLは本当にLそのもので・・・
緊張感ある展開の中で、時折クスリと笑わせてくれるような場面もありました
映画化され、原作からカットされたり変更されているシーンが沢山あります。

1つだけ意見させてもらうなら、夜神月という少年がキラへと壊れていく場面を、もう少し丁寧に表現してほしかったです
映画の月は、最初から簡単に人を殺して普通にキラになってしまった感じだったので
原作の本当の月は、最初にデスノートに人の名前を書いた後、罪悪感や恐怖を感じて苦悩したんです。
「それでも世の中のため誰かがやらなくてはいけない、僕にしかできない」という、彼にとっての正義のためデスノートを使い続けました。
その正義が次第に歪んでいき、彼自身が壊れてついにキラになってしまう、その描写がもっと必要だった気がします
でもそれ以外では、本当に映画は映画で素晴らしいという感想です

原作を読んでいる方でも知らない方でも、それぞれに楽しめる映画だと思います
本当の正義とは何か。彼らが命をかけて守ろうとした先にはどんな世界があるのか。
興味がある方は、ぜひご自分の目でその結末を見届けてくださいね