こころのたね

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『ホイッスル!』

2006-11-28 18:57:08 | 
今日は、樋口大輔さんの『ホイッスル!』のご紹介です
週刊少年ジャンプで連載されていたサッカー漫画で、全24巻


あらすじですが、主人公は中学2年生の風祭将。
頑張って勉強して、サッカーの名門校である武蔵野森中に入学します。
しかし、背が低いというだけで、チャンスすら与えてもらえない状況でした。
サッカーをしたい将が下した決断は、区立の桜上水中への転校。

「ようやくサッカーが楽しめる」と思った将ですが・・・桜上水中のサッカー部は、やる気のない3年生がダラダラと威張っているような所だったのです。
そんな桜上水サッカー部2年生の水野竜也は、才能あるサッカープレーヤー。
誰よりもサッカーが下手な転入生の将が、バカにされても笑われても、誰よりも一生懸命に練習している姿を見守る竜也。
竜也は、将の姿に心を動かされます。
「3年生VS1・2年生で試合をして、負けたほうが部を出て行く」という約束をとりつけて、試合をします。
勝ったのは、誰もが負けると思っていた1・2年生チーム。
そして竜也が新しい部長になり、将と共にサッカー部を引っ張って行きます。

これまでずっと地区予選止まりだった桜上水サッカー部。
しかし新チームには、「下手だけど、サッカーが好き」「もっとうまくなりたい」と思っている“サッカー馬鹿”が集まりました。
ずば抜けたサッカーセンスがあるわけではない、運動神経が良いわけでもない、フィジカル面が弱い、でも誰よりも努力家な将。
サッカーの英才教育を受けていて、才能があり、サッカーセンスがあり、でもメンタル面に危うさのある竜也。
正反対な二人ですが、お互いに刺激を受けていきます。
将や竜也、他の部員たち、他校のサッカー部の友人たち、関わりあう周囲の人たち、みんなの成長していく姿がまぶしいお話です


私にとっては、先日このブログに書いたように、高校時代の思い出のマンガでございます
彩加ちゃんと私は、それぞれに一週遅れで少年ジャンプを読んでいて、よく『ホイッスル!』の話をしていました
「水野くんはちょっと打ちのめされすぎちゃね・・・」
「こないだのシゲちゃん男前やった~」
「結婚するなら、断然私は渋沢先輩がいいと思う!」
「翼がお隣さんやったらさ~、」
「ロン毛ナイーブの本名が分かったばい!」
「鳴海の髪の毛を切ってしまいたい・・・!!」
などなど、知らない人が聞いたら、実在するクラスメイトの話をしていると勘違いされるような話っぷりで(笑)
仲の良い他の友達は、ホイッスルの話が始まったら「まただよ~」という感じで、遠巻きに見ていたなぁ・・・

連載が始まったのが中3の頃で、ずっと将たちと一緒に成長してきた感覚でいました
どの主人公にも思い入れがあって、本当に友達みたいでした
連載が終わった時は、寂しかったなぁ・・・
この間読み返してみたのですが、とにかく懐かしすぎて、爆笑しながら読みました
あの時の私は、かなり怪しい人だったと思います
今でも私にとって『ホイッスル!』は、色あせない大切な思い出の一部分です