甲子園

今の時期は、全国高校野球・甲子園が熱いですよね
仕事をしているとなかなか見られる時間は少ないのですが、たまに観ては胸が熱くなります。
昔は勝ったチームを見て「よかったねー！！」と一緒に喜んでいたのですが、この頃は負けたチームのほうに目が行って、「悔しいねぇ・・・」と一緒に悲しくなるのです
会ったこともない全然知らない人たちのことで、どうしてこんなに涙が出るのか（笑）
甲子園は、野球少年たちの憧れの晴れ舞台
けれどその土を踏めるのは、ほんの一握りの人たちだけ。
グラウンドに立つ輝く高校球児たちの陰には、彼ら自身の毎日の努力、彼らに敗れたチームたちの汗と涙があるのだと思います。
自分たちの夢と、敗れたチームの思いを背負い、「負けたら終わり」で戦う彼ら
負けた時点でこのチームは解散になるし、これで野球を辞める人もいるんだろうと思うと、「どっちも勝たせてあげたい！！」と矛盾した不可能なことを願わずにはいられません
どうか彼らがみんな少しでも長く、少しでも悔いのないよう、目一杯野球ができますように
そして、灼熱の太陽の下で仲間たちと泥だらけになって白球を追いかけた暑く熱い日々が、いつか彼らを苦しめる辛い記憶にではなく、どうかキラキラした幸せな思い出へと姿を変えていきますように・・・
おせっかい人間は、勝手にそんなことを祈りながら応援しています