3月の釣果から、まやもや2ヶ月半が過ぎました。
最初のうちは「オレにとっては答えは判り切ってるんだから、いまさら記述しようという気にならねーなー」と先延ばしにしていたのですが、だらだらしてるうちに尖閣諸島問題なんてのが出てきてしまいました。
いくらか慌てつつ南沙諸島問題を調べ直していたら、今度は『ビデオが流出』するという事態となり、しょうじきなところ「付き合いきれねーや」というのが感想だったりします。
最初は加計呂麻の伐採問題だったのにねぇ。
「根っこはどこだ?」と掘り下げはじめたのが運の尽きですか。
さて、しつこいようですがもう一度、おさらいしましょう。
よくある間違い『このペーパーレス時代に紙の原料なんて』
正しい見方『あらゆる”資源”が、富を生み出し、富を運ぶ』
オジサン(サイズ的にはオコサンなので釈放) 4月11日午後0時25分 奄美市住用にて。
まずは加計呂麻伐採問題から片付けましょうね。
この問題には2つの側面があって、ひとつは土建屋中心行政の行き詰まりと長引く不況によって山林所有者の家計が悪化してること。
もうひとつは中国の輸出問題です。
家計のことはまたあらためて記しましょう。
クロハギ(ちょいと小さいが鍋に投入) 4月11日午前10時45分 奄美市住用にて。
かなり近い将来、中国は日本を抜いてGDPが世界第2位になると言われてます。
とはいえその国家経済は極端に輸出に偏ったもので、なおかつ通貨バスケット方式という市場原理とは無関係な為替レートに支えられたものです。
ていうことまでは説明してますよね。
ここであらためて指摘しておきたいのは、中国の輸出品目の大半が所謂《軽工業製品》である、ということです。
ムナテンベラ(釈放) 4月11日午後3時10分 奄美市住用にて。
《軽工業製品》というのは、思い切り簡単に表現すると『自動2輪車未満の工業製品』ということになります。
大きくても自転車まで。
ついでにいうと《精密工業品》は含まれませんから、要するに単価が安くて大量に流通する工業製品のことです。
では、『軽工業製品を安く大量に流通する』ために必要なモノはなにか、というのが加計呂麻伐採問題を解く鍵です。
ニジエビス(釈放) 4月11日午後5時00分 奄美市住用にて。
もう解った人の方が多いかな、読んでいればの話ですが。
要するに中国は段ボールを作りたいのですよ。
中国で作った段ボール箱に中国で作った軽工業製品を納めて、外貨をドルを稼ぎたいんです。余った分は日本に輸出して。
でも中国の国内には紙(段ボールは、製紙業界では《板紙》と呼ばれます)を作る原料である木材チップになる木材がない。
輸入するにも遠距離輸送はコスト的に見合わない(南米からかなり買っていると思われますが、減らしたいのは見え見え)、近場のベトナム、カンボア、ボルネオからはこれ以上買い付け量を増やせない(もちろん仲が悪いからって話をするとまた長くなるんで辞めますが、'70年代に日本商社が無茶な伐採買い付けをしたので、法規制が厳しくなったのもあるだろうな)。
とにかく、詰めて売る商品が『安い単価で数を売る』軽工業製品ですから、段ボールだって安いに越したことないんです。
『輸送コスト』っていうと、すぐ燃料代とか人件費が思い浮かぶんですが、輸送のためのパッケージだって立派な輸送コストだし、安くて軽くて小さい物を運ぶ際は、むしろパッケージがもっとも大きな輸送コストになる場合もあるんですね。
それで、「意外と林野行政が破綻してる日本なら木材を安く仕入れられるんじゃない?」と思ったか、出入りの海運業者に「行きがけの駄賃に安く運んでよ」と声を掛けたか業者が持ち掛けたか。
アイスズメダイ?(釈放) 4月17日午前10時35分 大和村津名久にて。
この『声を掛けたか持ち掛けたか』は、次々回か次々々回のテーマになります。
もういいや。どうせ誰も読まないんだ。
尖閣諸島まで含めてとことんまで掘り下げてやる。
アカヒメジ(鍋に投入) 4月17日午後0時35分 大和村津名久にて。
ちうことで、加計呂麻伐採問題からはじまった話は尖閣諸島へ進みます。
同じ南西諸島の一角なんだから。
ただ、オレとしては、最近《青山繁晴》という人をヨイショするものが多すぎるのが気に掛かる。
Wikipediaの記述を見る限り、彼の主張の一部(ちゅうか半分近く)には共感を覚えるのだけれど、それでもここははっきりと表明しておくべきだろう。
元アマチュア舞台演出家としては、「あれはクサ過ぎる」。
あの形で放送するTV局の無能ぶりを問題にすべきかもしれないのだけど。
あれでいーんだったらさー、今からでもカムバックしよーかなーって思っちゃうじゃないかぁ。
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最初のうちは「オレにとっては答えは判り切ってるんだから、いまさら記述しようという気にならねーなー」と先延ばしにしていたのですが、だらだらしてるうちに尖閣諸島問題なんてのが出てきてしまいました。
いくらか慌てつつ南沙諸島問題を調べ直していたら、今度は『ビデオが流出』するという事態となり、しょうじきなところ「付き合いきれねーや」というのが感想だったりします。
最初は加計呂麻の伐採問題だったのにねぇ。
「根っこはどこだ?」と掘り下げはじめたのが運の尽きですか。
さて、しつこいようですがもう一度、おさらいしましょう。
よくある間違い『このペーパーレス時代に紙の原料なんて』
正しい見方『あらゆる”資源”が、富を生み出し、富を運ぶ』
オジサン(サイズ的にはオコサンなので釈放) 4月11日午後0時25分 奄美市住用にて。
まずは加計呂麻伐採問題から片付けましょうね。
この問題には2つの側面があって、ひとつは土建屋中心行政の行き詰まりと長引く不況によって山林所有者の家計が悪化してること。
もうひとつは中国の輸出問題です。
家計のことはまたあらためて記しましょう。
クロハギ(ちょいと小さいが鍋に投入) 4月11日午前10時45分 奄美市住用にて。
かなり近い将来、中国は日本を抜いてGDPが世界第2位になると言われてます。
とはいえその国家経済は極端に輸出に偏ったもので、なおかつ通貨バスケット方式という市場原理とは無関係な為替レートに支えられたものです。
ていうことまでは説明してますよね。
ここであらためて指摘しておきたいのは、中国の輸出品目の大半が所謂《軽工業製品》である、ということです。
ムナテンベラ(釈放) 4月11日午後3時10分 奄美市住用にて。
《軽工業製品》というのは、思い切り簡単に表現すると『自動2輪車未満の工業製品』ということになります。
大きくても自転車まで。
ついでにいうと《精密工業品》は含まれませんから、要するに単価が安くて大量に流通する工業製品のことです。
では、『軽工業製品を安く大量に流通する』ために必要なモノはなにか、というのが加計呂麻伐採問題を解く鍵です。
ニジエビス(釈放) 4月11日午後5時00分 奄美市住用にて。
もう解った人の方が多いかな、読んでいればの話ですが。
要するに中国は段ボールを作りたいのですよ。
中国で作った段ボール箱に中国で作った軽工業製品を納めて、外貨をドルを稼ぎたいんです。余った分は日本に輸出して。
でも中国の国内には紙(段ボールは、製紙業界では《板紙》と呼ばれます)を作る原料である木材チップになる木材がない。
輸入するにも遠距離輸送はコスト的に見合わない(南米からかなり買っていると思われますが、減らしたいのは見え見え)、近場のベトナム、カンボア、ボルネオからはこれ以上買い付け量を増やせない(もちろん仲が悪いからって話をするとまた長くなるんで辞めますが、'70年代に日本商社が無茶な伐採買い付けをしたので、法規制が厳しくなったのもあるだろうな)。
とにかく、詰めて売る商品が『安い単価で数を売る』軽工業製品ですから、段ボールだって安いに越したことないんです。
『輸送コスト』っていうと、すぐ燃料代とか人件費が思い浮かぶんですが、輸送のためのパッケージだって立派な輸送コストだし、安くて軽くて小さい物を運ぶ際は、むしろパッケージがもっとも大きな輸送コストになる場合もあるんですね。
それで、「意外と林野行政が破綻してる日本なら木材を安く仕入れられるんじゃない?」と思ったか、出入りの海運業者に「行きがけの駄賃に安く運んでよ」と声を掛けたか業者が持ち掛けたか。
アイスズメダイ?(釈放) 4月17日午前10時35分 大和村津名久にて。
この『声を掛けたか持ち掛けたか』は、次々回か次々々回のテーマになります。
もういいや。どうせ誰も読まないんだ。
尖閣諸島まで含めてとことんまで掘り下げてやる。
アカヒメジ(鍋に投入) 4月17日午後0時35分 大和村津名久にて。
ちうことで、加計呂麻伐採問題からはじまった話は尖閣諸島へ進みます。
同じ南西諸島の一角なんだから。
ただ、オレとしては、最近《青山繁晴》という人をヨイショするものが多すぎるのが気に掛かる。
Wikipediaの記述を見る限り、彼の主張の一部(ちゅうか半分近く)には共感を覚えるのだけれど、それでもここははっきりと表明しておくべきだろう。
元アマチュア舞台演出家としては、「あれはクサ過ぎる」。
あの形で放送するTV局の無能ぶりを問題にすべきかもしれないのだけど。
あれでいーんだったらさー、今からでもカムバックしよーかなーって思っちゃうじゃないかぁ。
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